花と音楽のある暮らし

花と音楽のある暮らし

2009年12月27日日曜日

09.12.27 走り納め Chita 100km Ride

09.12.27走り納めChita 100km Ride

いつの間にか年の瀬も押し詰まって、今年の最後を飾るACAのイベントは知多半島ぐるっと100kmだ。
健康の森に20名が集まった。
快晴。予想された風もほとんどなく、絶好のサイクリング日和。
幹事さんの先導で、一列になって東海警察東の交差点まで来た。
ここからは思い思いに自分の走れるスピードで行けということなので、じゃあなるべく付いていけそうな人を探そうと思っているうちに、一番手の人はあっという間に先へ行ってしまう。
後続も狩猟犬のように追いかける。
走りやすい直線道路なので、私も出来るだけ離されまいとペダルを回すのだが、どんどん離されてしまう。
ミシガンさんが追い抜きざまに「このスピードで100kmはもたないね」と言ってったが、私は1kmしかもちません。
他にも抜かれながらも、何とかちぎられない位置で新舞子マリンパークまで来た。
先頭が止まってくれてやれやれだ。



先頭集団は行ってしまった。後続はまだ来ない。
じゃあこのメンバーでぼちぼち行きましょうか。
タンドーさん率いる8名で出発。
やや追い風の30km/h巡行。いい感じだ。
コンビニで小休止。しばらくすると後続と合流。



後続組が休憩しているうちに我々は先へ進む。
下りに入ったところでミシガンさんが先頭を引く。スルスル~と行ってしまうので、離されないように後を追う。
平地で32~33km維持している。安定した走りだ。
師崎まであとどのくらいあるのだろう。片道50kmとすると、残り5km程か?そのくらいの距離なら何とかこのペースで付いていけるかなと考えていると、「師崎12km」の標識。ふぅ~。この辺で一度フェードアウトしようか。
いやいや、引いてもらって弱音を吐いていてはいけない。
トレインを引き続けるのはもっと苦しい筈。
本来なら、私にもう少し脚力があれば、交替してあげるのがマナーと言うものだが、今はそんな力はない。
ただ列を乱さぬよう前についていくだけだ。

結局30kmの道程をミシガンさんはひとりで引いてくれた。
体力、気力共に充実していますね。

一馬屋は今日も満席。席を見渡すとNPO北條さんや「けいたろうとうさん」がちょうど食べ終わったところのようだ。



随分差をつけられたようでもあるが、負け惜しみじゃないけど、私たちは探訪あいちの趣旨に沿って、知多半島を隈なく回るために羽豆岬へ行って、写真を撮ったり遊んでいましたから。
その分ちょっと遅れたかな。(負け惜しみ)



12月6日に来た時は「男の漁師丼」を注文したので、今日は「穴子天丼」
これは「穴子天丼定食」2,300円を、単品にして、1,890円にしてもらったものだ。
これでも出てきたのは重箱から穴子がはみ出して、見るからにボリュームたっぷりだ。



花サンショを少々振りかけて食べてみると確かにうまい。
だが食べすぎだ。胃が重い。

外へ出てからもみんなぐずぐずして、なかなか出発しようとしない。
いつまでもこうしている訳にもいかないので、タンドーさんが引いて、大砲巻まで行く。



椅子席に座り込んで試食させてもらうと、窓から入る日差しが暖かく、眠気を誘う。
往路だけで気力を使い果たしてしまったようだ。

河和、半田と市街地はどこも渋滞して、バイクでもなかなか隙間をすり抜けることが出来ない。
往路の快適さに比べると復路はいらいらがつのる。
直接自走で帰る人もあり、6人でゴール。15時21分。103km。



トレイン組んだ時に分かったんだけど、みんな前の人と同じペースで車輪1個分位で付いていくのに、私はスタートで離された分、強く漕いでくっつきすぎたり、間隔が0~3mと不安定なのだ。
両手離しも危なっかしくてできないし、もう少しサドルにきちんと乗って安定した走りをしなければいけませんね。
練習、練習。

2009年12月23日水曜日

09.12.23 イタリアンチーズ グルメツアー

09.12.23イタリアンンチーズ


おなじみの碧南臨海公園に集合。


矢作川と矢作古川との分岐点まで行こうと、堤防の下の公園の道を走っていたところ、突然フェンスにぶち当たり、通行止め。堤防の補強工事で、ダンプが何台も集まっていた。

川砂が積んであって、運び出しているのか集積しているのか分からないが、とにかく緑地公園も道路もここで閉鎖されている。堤防の急斜面を登っていくしかない。

もう少し先へ行くと今度は堤防道路そのものが塞がれていて、右折せざるをえない。

道に迷っているうちに茶畑へ入ってきた。

西尾は抹茶生産量日本一と聞いていたが、こんなに茶畑が広がっているとは知らなかった。

茶畑の上部には寒冷紗(カンレイシャ)を覆いかぶせるようになっている。
霜除けと日光量の調整をして抹茶に適した環境を作り出しているのだろう。


稲荷山茶園公園というところへ出た。展望スポットになっていて、一面の茶畑が見渡せる。

桜の時期には野点でもしてくれそうな雰囲気だ。

通行止めでうろうろした分、なかなかの探訪となった。



八ツ面山は以前、夏に来た時は、ここまで汗びっしょりだったのが、展望台で涼風が吹いていて、心身ともに爽やかになったものだが、今日は12月も後半だというのに展望台は無風でポカポカ暖かい。

その分空気がよどんでいるのか景色は霞んでいる。


矢作川の堤防道路は一部ダートになっていて、瓦の粉砕したのがばらまいてあって、へたをするとパンクしそうなのでバイクを押して200m走った。


次は本日のお楽しみ、ブラジル系イタリア人手作りチーズの「サントルチオ」。

狭い売り場の正面にガラス扉の冷蔵庫が据えられて、いろんな形をしたチーズが並んでいる。上段はここの手作り、下段はイタリア産の直輸入らしい。

「パルミジャーノ・レッジャーノ」と呼ばれるイタリア産のチーズを手に入れようと思う。

スパゲッティに振り掛ける「パルメザンチーズ」が似た名前だと思っていたら、やはり、「パルミジャーノ・レッジャーノ風のチーズ」としてアメリカで粉チーズにしたものがパルメザンなのだそうだ。


ユーミンさんがイタリア人の店長とイタリア語で会話している。
そのうち店長がaQsimさんにいたずらをしてからかい始めた。
いわく、「イタリア人はいたずらが大好き。いたずらしなけりゃイタリア人ではない」と。
こうして友達の友達とコミュニケーションして、友達を増やしていくんだと。


K原さんが交渉して、モッツァレラチーズを試食させてもらった。
弾力があっておいしい。

ただし、購入したのはセミハードタイプばかり3種。


「赤ワインに合うもの」と言った時に店長が勧めてくれた、
『タレッジオ』
オレンジ色の外皮と四角い形が特徴の、イタリアを代表するウォッシュチーズだそうです。

『ペコリーノ ロマーノ』
帰りがけに赤ワインを手に入れて、夕食時にサイコロ状にカットして食べてみた。チーズの匂いが濃密で、安い赤ワインでもバッチリ。調べてみたら、イタリア最古の羊乳で作るチーズで、紀元前のローマ帝国の時代から作られていると書いてあった。

『モンテ ヴェロネーゼ』
DOP(保護指定原産地呼称)のチーズ。分かりやすく言うと、「この地方で作ったもの以外はこの名前を使っちゃダメ」ということだな。ミルクと牧草がほんのり香るチーズとなっている。


ふだんスーパーで買うのよりちょっと高いけど、年末年始用ということで、ちょっと贅沢な気分も許されることにしよう。



50kmのゆったりサイクリング。

帰ってからの食卓に赤ワインとチーズ(味見程度にほんの少々)がのっただけで優雅な気分に浸りました。

2009年12月20日日曜日

09.12.20 ACA打上げパーティー

09.12.20ACA打上げパーティ

今年は「探訪あいち」にたくさん参加してきたので、大分大勢の人の顔が判るようになってきた。

と思っていたが「探訪あいち」でお会いする人たちは分かっても、主に「ツール・ド・あいち」で活躍されている方たちのことは余り知らなかったようです。


早めに家を出て、アサヒスーパードライ名古屋に向かう。
名古屋駅から屋外に出ると青空が広がっていて眩しい。
さすがに駅前とあって人通りも賑やかだ。

さて、時間はまだ少し早いし、どうしたものかと辺りを見回すと、自転車なしのまじめ少年さんと出会った。
話をしながらブラブラと会場へ向かう。

会場内は料理テーブルの準備中だったが、気の早い人やスタッフの方々が集まってきていて、まもなく受付も始まった。

そんな中、スーツ姿で会場のあちこちをチェックしているのは、アサヒのマネージャーさんかと思ったら、なんとNPO北條さんでした。
表彰を受ける晴れの舞台の正装だそうです。準備怠りなしですね。



今年は表彰式は別室で行われました。70数名でぎっしりです。

昨年は各カテゴリーの優勝~10位くらいまで表彰を受けたので、料理にありつくまで延々「お預け」状態だったのが、今年は優勝者だけが「授与」。

2位以下は名前の読み上げのみとなったので円滑に運んだのは良いのだけど、私としてはせっかく「新人の部/第2位」になったのに、賞状がもらえず残念。

2010年度はいくら頑張っても「新人賞」の見込みはゼロだからなあ。
スポーツの厳しさ。「勝者」は優勝者一人。それ以下は「敗者」だな。



ひげおやじさんから特別賞として、どの大会にもスタッフとしてご尽力のT田さんに、月の土地がプレゼントされた。夢のある贈り物だなあ。



パーティー会場に移りビールが注がれると、Komiさんの音頭で打上げパーティーが始まった。

スーパードライのジョッキ生飲み放題!料理は食べ放題というわけにはいかないが、スパイスが効いていて美味。ビールがすすむ。




同じテーブルにOhbaya4さん、豊明のオカポンさん、NPO北條さん、ミシガンさん、Fさん、先日探訪あいちでお世話になったM下さん、そのとき風邪でキャンセルになったユーミンさん、S田さんと、ほとんど名前と顔が一致する中で、よくご一緒してるので知っているとばかり思っていたのに名前の分からない人がいた。

今更本人に「あんた誰?」とも聞きにくいしなあ。



奥のテーブルでは「ツール・ド・あいち」準優勝のO原さんが副賞のウィンドブレーカーを試着していた。

電ちゃんが挨拶ですごくいい事を言っていたが、飲んでるうちに忘れてしまった。




薩摩義士で何度もお世話になったT川さんは、来年鹿児島に戻ったら
「愛知県サイクリング協会鹿児島支部」を創立すると挨拶されたが、
冗談ばかりとも思えない。きっと交流は続いていくのだろう。

来年の最優秀賞は名古屋→鹿児島10日間ロングライドフリーパス券(なんのこっちゃ)などと、電ちゃんあたりが言い出すかもしれないし。



けいたろうとうさんは入会して一緒に走る喜びを全身で表したし、
9noQさん、Ohbaya4さん、追込職人さんもマイクを握った。
ガッキーさんはどさくさにまぎれて美人MCの手を握って喜んでいた。
Miya〇さんは一宮競輪場で金メダルをとった話、探訪あいちを引っ張ったaQsimさんが続く。
私がちょうどトイレに立ったときにNPO北條さんも賞金王として、優勝の弁を述べたらしい。
ふだん人前にたつことのない私も、怪我を克服して帰ってきて、皆さんと一緒にたくさん走りたいという気持ちを託して一言話した。
酔っ払ってたせいかな?


楽しい時間をすごして外へ出ると、小牧市民さんが颯爽とバイクで消えていった。
この人は地球を何周するつもりだろう。



電車に乗る前にフラッとデパートに寄って紀伊国屋書店を通ったら「自転車ぎこぎこ」という新刊が目に飛び込んできた。
これは私が自転車、しかもロードバイクに乗ろうと思うきっかけを作ってくれた伊藤礼さんの、久しぶりの自転車本じゃないですか。まだ読めないけど、とりあえず買っておこう。



しかし今日は暑かったですね。上天気のサイクリング日和に、地下に潜ってビールを浴びていたんだ。

ビールを飲むのに寒くちゃいけないと思い、下着はユニクロのヒートテック。
ダンガリーシャツ、セーター、外歩き用にこれまたユニクロのダウンジャケット。
これだけ着込んでいたんだが、実験の結果、ヒートテック下着はサイクリングに向いていない。

なぜならば、体が冷えているときにはヒートテックで温まるわけじゃなく、寒いまま。
飲んで騒いで発汗すると汗に反応してすごく熱くなるのだ。

ということはサイクリングでこれを着ると、早朝の走り出しは寒いままで、坂道にかかってハアハア言うようになると体温もどこまでも上がっていってしまうに違いない。

早朝、体が冷え切っているときに温めてくれて、汗をかくようになったら冷ましてくれるようなのないかな。
パールイズミかAssosに期待するしかないか。
高かったら買わないけど。

2009年12月18日金曜日

09.12.18 ブログ5000アクセス









探訪あいちで皆さんに連れられて走った記録として、デジカメに収めた写真を、せっかくだから一緒に走った皆さんにも見てもらいたいと思い、ブログを始めました。

今年の1月23日のことです。


ちょうどその頃、MSNが25GBのファイルをオンライン保存してくれるSkyDriveを知ったので、ブログ作成に挑戦してみました。

それ以来サイクリングに出かけるたびにデジカメを携えて、写真を公開してきました。


私のブログを見てくれるのは基本的に「探訪あいち」を一緒に走った方や、
ACAの掲示板を見たついでに寄り道をしてくれる方たちだと思います。

それが積み重なって、1年足らずで5000アクセスを記録しました。



もっとも、アクセス数が多ければいいと言うわけではありません。
最初にブログをどこで始めようかと、Yahoo!で試した時には1日で100件以上のアクセスがあり、どんなキーワードで繋がったのか分からぬまま「つながり」に「アバター」や「アイコン」がぞろ~と付いて、恐れをなして、すぐに閉鎖してしまいました。

自分自身の走行記録を残しながら、
「写真いただきました」とか、
「ブログ見ました。先週も走ってたんですね」とか
声をかけていただくことが励みになって、何とか続いています。


このアクセス情報も、サイコンと同じような
自己満足の効果がありますね。

2009年12月12日土曜日

09.12.12 東海道スタンプラリー

09.12.12 東海道スタンプラリー

東海道の風情ある町並みや松並木を通って江戸方面に向かう、要所要所でスタンプを押しながらの探訪サイクリングだ。

今回は街道に詳しいM下さんが幹事となって引率してくれる。
ただし、時間的な制約もあり、また街道を歩く人たちにとっては当たり前の、「ワンウェイ」。
・・本日の目的地に到着したら、電車で自宅に戻る・・
つまり、「輪行」が条件なのだ。

輪行は慣れた人にとっては「魔法のジュータン」であり「どこでもドア」のように便利なものだが、そうでないサイクリスト、ローディーさんにとっては「煩わしさ」が先にたって、電車に乗っているくらいなら近場を走っていたほうが良いらしく、その辺が難しいところだ。



という訳で、今日はM下さんと豊明のオカポンさんと私の3人で笠寺を出発。

鳴海宿→池鯉鮒宿→岡崎宿→藤川宿→赤坂宿→御油宿→吉田宿(豊橋)まで行く予定だ。


名古屋の南区からなので、鳴海までは思ったより近い。

タイムスリップしたように、古く趣きのある町並みや有松絞りの看板が現れる。

路面がアスファルトでなく土や砂利ならば、映画の中に入り込んでしまったかと錯覚しそうだ。



名鉄有松駅は近代的できれいな駅になり、隣接するイオンと一体化することにより、一大交流拠点の様相を見せている。


しかし残念なことに、スタンプラリー1つ目のスタンプはまだ用意されておらず、駅員に聞くと、「スタンプは10時からですよ」

そりゃそういう規定かもしれないけど、もっと早く利用したい人たくさんいるでしょ。
駅なんだから。
利用客のことを考えたら、手間を惜しまない方がいいと思うけど!?



知立神社でミシガンさんと合流。
ここが池鯉鮒宿のスタンプポイントだ。



一里塚や石碑を見ながら街道を進み、八丁味噌蔵を通って岡崎公園の観光案内所で2つ目のスタンプ。



ここからM下さんはまっすぐ進もうとせず、あくまでも旧街道にこだわって、
「二十七曲」で右に左に折れながら、「二十七曲碑」に到達した。

何か目印になるようなものがあるらしいのだが、私たちは迷子にならないようにくっついていくだけだ。

藤川の松並木を通り抜ける。

松はさすがに常緑樹の代表格、堂々たる風格と歴史を感じさせる大木の並木が続く。

無人の藤川資料館で3つ目のスタンプ。

赤坂宿の赤坂庵で「八丁味噌・ジャンうどん」を食べる。

この赤坂庵のすぐ近くに、名鉄の「トコトコ東海道」のパンフレットの表紙に使われた「旅籠 大橋屋」が昔ながらのたたずまいを見せる。
このパンフレットの裏にスタンプを押しながら旅を続けているわけだ。



御油の松並木は国の天然記念物だそうだ。

「御油の松並木資料館」のパンフレットによると、
「東海道中膝栗毛」の弥次さん喜多さんのこっけい話の舞台にもなっている。

町並みの復元模型も街道の様子をよく表している。


三河屋製菓のお菓子で糖分の補給と、4つ目のスタンプゲット。


名鉄伊奈駅の2階改札横でスタンプを押し、

これで本日予定のスタンプ5個揃ったので、駅員さんに受け取ってもらう。

なんでも、一句どうですか・・みたいなスペースがあったとかで、ミシガンさんなどは、即座に句をひねり出して投句したというのだから恐れ入る。



ここまで信号で止まったり右左折を繰り返しながら、結構な距離を走ってきたはずだが、なぜかずっと下りで、しかも追い風。

ペダルは一応回しているだけで全然力は使わない。

ポカポカ陽気で苦しい場面が一度もない。楽ちんサイクリングだ。


旅は終盤、吉田宿本陣跡地はりっぱな鰻屋さんになっていた。

我々は記念写真を撮って、匂いを嗅いだだけで豊橋公園内の吉田城址に向かい、ここから豊川の豊かな流れを眺めた。




東海道吉田宿の石碑には「江戸まで七十三里 京まで五十二里」とある。

二川宿まで行けば愛知県内の宿場が終わり、駿河のくにに入っていくのだろう。



8:15笠寺出発、15:30豊橋駅。71kmの弥次・喜多×2道中。

今日のところはここでとして、豊橋駅でそれぞれの愛車を輪行袋に詰める。

名鉄快速特急に乗り込めば、1時間ちょっとで我家だ。



江戸時代に参勤交代やお伊勢参りで発達した街道や宿場町が、
現在もこんなに身近に残され、保護されているのを再発見した旅だった。

輪行もなかなか悪くないね。

2009年12月6日日曜日

09.12.06 グルメツアー知多半島「一馬屋」

09.12.06 グルメツアー知多半島一馬屋

先週の蕎麦グルメに続き、知多半島の新鮮な魚を食べるグルメツアー。 目的の昼食は師崎の「一馬屋」だ。

「一馬屋」をネットで検索すると、店舗案内、お勧め料理のほか、ご主人の一馬さん女将のひさよさんのプロフィール。

ひさよさんは美人アナウンサー渡辺真理さんそっくりの笑顔を見せている。



集合は武豊インター近くの駐車場。知多武豊駅からも2~3km程度。
家から名鉄で豊橋行き特急、金山乗換えで河和行き特急。
乗り継いでも1時間あまりで到着。やはり特急は気分的にも楽だ。



バイクを組み立てて集合場所に行くと、集合時間までまだ1時間もあるというのに何人も来ている。
いつもより集合時間が遅いにもかかわらず、待ちきれず出掛けてきてしまったのだろう。
その後も、車で、自走で、合計16名の参加者が集まった。



案内には「少し坂有り」となっていたが、最近のまるで「ツール・ド・あいち」のような探訪と比べると、ほとんど平坦と言っていいコースだ。




愛知用水のところでトラブル発生。
なんと、チェーン切れを起こしている。
メカにも強いベテランの方だ。
(後で聞いたところ、バイクも何台も組み上げているそうだ)

修理を試みる。

偶然と言うか、用意のいい人がいるというか、チェーンカッターやモンキーレンチまで出てくる。
作業用のゴム手袋も。

チェーンを詰めて繋ごうとするのだが、破損した分長さが足りない。
タイヤ位置を前に出してフレームに当たるほどになってもまだ短い。

すると、近所の知り合いでチェーンが調達できるからと、取りに行ってくれる人がいて、ほどなくして、10cmくらいのチェーンが届けられた。

手際よく繋いでいき、修理完了。



私はカメラ片手にずっと見守ってきたが、とても自分じゃ無理だと思う。

自分に出来ることは、出来るだけトラブルに見舞われないように事前にチェックすることかな。



鵜の池辺りや海岸に出てからの景色・・・風が強く、深い青緑の海にくっきりと白波が立っている様子
・・・を写真に収めたかったが、なにしろ指まで覆った手袋ではカメラの操作が出来ない。

ましてや追い風で、全く力を入れなくても、隊列はどんどん進んでいく。
写真は休憩場所までお預けだ。


すれ違うサイクリストたちは風を受けて苦しげだが、我々は頼りないほど楽チンだ。

いつの間にか豊浜漁港も過ぎ、マルハ食堂も過ぎて、
トイレ休憩もなしに、目的地の「一馬屋」に到着してしまった。

店内満席。ちょうどお昼時間になってしまったのだ。
長い待ち時間の間に注文だけ済ませておく。


看板料理の「男の漁師丼」

刺身になった鯵の尾・頭がまだ動いている。

玉子の入った特製たれで絡めてわさびを混ぜ込み、しらすご飯に盛り付けると、これがまた見た目にも豪華な「漁師丼」になる。

うまい!鯵がうまいのか、タレがうまいのか知らないが、とにかくうまい。
うまさを表現する言葉を知らないのが残念だ。

ちょっと遅れて出てきた蟹の味噌汁も、
更に、鯵の骨の唐揚のカリカリ感や塩加減も絶品。

ナチュラルファームや大砲巻きの店に寄ったりしながら、到着した時は49.1km。

基本的に平坦で、追い風で、美味しいものを食べて、みんな納得のグルメサイクリングだった。

帰りも運良く、特急→特急の乗り継ぎで楽をした。


そうそう、1枚目の写真は私の足だ。
今までの靴下は短くて、足首が出てしまうので、
カトーサイクルで見つけた長めの靴下はAssos。
スイスの最高級ウェアメーカーの、ささやかな豪華一点クツシタ。
マークがしっかり見えるように履いて、足取りも軽い一日だった。


明日からデンマーク・コペンハーゲンでCOP15が始まる。

TVニュースでデンマークの自転車通勤・自転車専用道路の様子が流れていた。

5月に一緒に走ったデンマーク大使のメルビンさんも今頃は本国で活躍されているのだろうか。

2009年11月29日日曜日

09.11.29 薩摩義士の史跡を訪ねる

09.11.29薩摩義士の史跡

昨日今日と2日連続で「探訪あいち」に参加。
昨日も夕方から北西の風が吹いたように、今日は朝から寒い。
冬用のジャージに下は夏冬兼用パンツ。

冬用ジャージは動き出せば暑いくらいかと思いウィンドブレーカーもなしで気楽に出かけた。

集合場所の「八開庁舎」までは30km弱。
今日もFlight Deckの調子が悪い。新品に取り替えてもらって付け替えたばかりで、昨日はちゃんと動いていたのに、今日は時計以外は止まっている。

8時半到着。

皆が集まってくるまでには時間があるので、周辺をぐるぐる回っていたら、サイコンが急に動き出した。
ただ、数値は無茶苦茶に上昇・下降している。


Nuviの方がちゃんと計測してくれている。
ただし、Nuviはバッテリーに不安があり、ナビの不要な時は電源を落としておきたいのだ。
そうすると、その間の距離や時間が計測されないことになってしまい、その辺が悩みどころだ。


そうこうする内に9時5分前。誰も来ない。
天気がちょっと心配なので参加者は少ないかもしれないけど、
それにしてもこの時間になって幹事さんの姿も見えないのはおかしい。


自分が日にちを間違えているんだろうか?
そういえば今朝目覚ましに起こされた時、会社へ行く準備を始めたけど、やっぱり今日は月曜日だったか!

いやいや、そんな事はない。

気を落ち着けて、まずは幹事さんのケイタイに電話して、確かめるのが先決だ。

「FOCUSの山田ですが、今日のサイクリングやりますよねぇ」

「やりますよ。わたしも今・・・・を走ってますよ」

「え~、もう走ってるんですか。私、八開庁舎で待ってたんですけど。どこかですれ違っちゃったんでしょうか」

「あれっ、集合場所変わってますよ。八開庁舎じゃなく、治水神社で集合です」

「ひぇ~、今からすぐ向かいます」

「お待ちしてます」


そう言えば、先週の探訪のときに、そんな話があったような気がしないでもないような・・


Nuviは堤防の1本手前の道を指示する。なるほど走りやすい道だ。

体が冷え切ってしまっているので、力いっぱいペダルを漕ぐ。30km/h超えで走れる。

八開庁舎からこっちはFlight Deckも順調に働いている。気まぐれなやつだ。


立田大橋を渡っていると、自転車を2台積んだ車がクラクションを鳴らして追い越していく。

ひげおやじさんご夫妻だ。

治水神社の前では幹事のT川さんが座り込んでにこにこ出迎えてくれる。


10時まで待って、結局今日の参加者は4人だった。
まあ、少人数でも楽しく行きましょう。

ここから少し南下したところに「宝暦治水の碑」があり、集合写真をとることにした。

私もミニ三脚を出してタイマー撮影。


奥のほうから長い竿の先に熊手みたいなのを付けた道具を持ったおじさんが現れた。

聞くと、薩摩義士ゆかりの千本松原の松の種を(苗にして?)鹿児島県に贈っているのだそうだ。


「海蔵寺」、「長寿寺」を経て、ここからは揖斐川を北上して「常音寺」。



養老山脈が間近に迫ってくる。

更に北へ向かって石津の「円成寺」。
今日の行程はここまでだそうだ。

どの墓所もたいてい花が生けてあって、ちゃんと守ってくれている人がいることに感心した。


12時もとうに回っている。腹も減ったし相変わらず寒い。

ひげおやじさんがチョコレートを大量に分けてくれる。



ここから海津まで一緒に走って、私とT川さんは東海大橋を渡って一宮方面のルート。

ひげおやじさんご夫妻は治水神社に戻るのでここでお別れ。



祖父江緑地のあたりでT川さんはお得意の自炊。

私は教えてもらった祖父江の「黄葉まつり」を見ながら帰ることにした。



今日は最終日で、山崎駅の近くの祐専寺が主会場だと聞いた。
途中のあちこちにもイチョウは黄金色に輝いている。
会場近くは道路片側が駐車スペースになっている。

お寺をステージにバンドがオールディーズをやっていて、遠くからでも懐かしい曲が聞こえてくる。

テントが立ち並び賑わっている。

それにしてもすごいイチョウだ。

背の高いのもあるが、ほとんどは木の種類が違うのか、銀杏を取るために改良したのか、あまり上に伸ばさず横に広げている。
すごいボリュームだ。
色も濃い小判色。



うろうろしているうちに2時半になってしまった。
そろそろ急がないと雨が来そうだ。

腹ペコで食事もしたいが、出来るだけ家に近づいておかないと、雨になったら夜まで止むことはないだろう。



一宮市街地まで来た。空は暗い。

幸いひげおやじさんに貰ったチョコをたいらげ、腹は減っているものの脚は動いている。

もう少しだ。何を食べようか。
昨日はあっさりした蕎麦ばかりだったからなぁ。
今日はこってり中華か。

もう3時半も過ぎてしまったが店が開いていますように。


久しぶりに五味八珍のラーメンを食べたけど、身体も温まって満足。

結局今日も1日、寒かったけど雨に降られず!

2009年11月28日土曜日

09.11.28 春日井 蕎麦三昧

09.11.28春日井蕎麦三昧

春日井の蕎麦屋を3軒~4軒、グルメサイトで人気の高い店を食べ比べるサイクリング。

同じ市内の店なので、サイクリングの距離は10km程度にしかならない。
各自、自走で落合公園に集合することになっている。

自宅から落合公園までは15kmくらい。
せっかくのサイクリング日和なので少し遠回りして、1日50km~60kmは走りたい。


犬山モンキーパークに向かって、そこから尾張パークウェイのUP/DOWNを走って入鹿池へ。
こちら側からのコースは久しぶりだ。

車道を走るとインターの出口部分を走るときや、次に来る入口の左からの合流場所では緊張する。
今日は基本的に通行量が少ないので大丈夫だが、車が連続して進入してくるようなら自転車の逃げ場所はない。
まあ、状況を見ながら、そんな時は側道を走るほうが安全だ。


入鹿池から右へ行けば平坦な道。
左に折れると小牧東ICトンネル方面へ少し上り。
もちろん左を選ぶ。

トンネル手前を右折して東洞へ行くのはいつもの練習コースの逆回り。
東洞から上っていくよりはずいぶん楽な気がしたが、それでも結構汗をかいた。



7時半に家を出て、落合公園駐車場まで約30km。9時到着。
NPO北條さんが既に来ている。
そういえば出掛けにACAのホームページで掲示板をチェックした時、
早朝から北條さんの書き込みがあったのでびっくりしたけど、
いつも5時起床で、すぐにパソコンを立ち上げるのだそうで、また驚いた。


公園内で写真を撮ったりしているうちに、徐々に集まってくる。
今日のメンバーは9人のようだ。

いつもは健脚で鳴らす人たちが、今日のような短い距離のグルメツアーにも参加してくるんですね。



ミニ三脚を使って集合写真を撮ってみた。
「その三脚、もう1段伸びるんだよね」という指摘に、
「いや、これは、やってみたけど伸びないんだよ」と言いながら引張ったら見事に1段伸びた。
恥ずかしいやら、嬉しいやら。

今後は地面すれすれの目線ではなく、もう少しだけ自然な角度で撮れそうだ。


落合公園を1周した後、朝宮公園までのサイクリング&散歩道となっている「ふれあい緑道」を1列になってゆっくり走る。

紅葉・黄葉もあり、ときおり吹く風に舞う落ち葉も、心にふれる気持ちの良い小径だ。
桜の季節もきっとほのぼのとした、市民の憩いの緑道なのだろう。
今もジョギングや散歩をする人、芝生の上で遊ぶ人など、大勢が太陽の恩恵を受けている。



1件目の蕎麦屋「ささ家」に10時半到着。まだ店は閉まっている。
そうだよね。蕎麦屋はそんなに早朝から開ける商売じゃないと思ったよ。

電ちゃんが電話をしたところ、一番早く開店するのは「優庵」の11時。
それまで緑道をポタリングしようということになった。



この緑道は犬山の取水口から名古屋の鍋屋上野の浄水場へ行く配水管の上を散歩道として整備したところだ。
みんなでポタリングするには快適な道だ。
しかし、交差する道が多くその都度一時停止なので、一人でロードバイクを走らせるための道ではない。



最初にありつけたのは「優庵」。11時ちょうどに店主が出てきて暖簾を掛けた。
なかなかきれいな店で席数も多い。
ざるそばは2段重ねで皆は一段づつ分け合い、私一人が2段食べた。



2軒目は「ささ家」に戻ってきた。
ここも11時ちょうどに暖簾が掛けられた。
座敷もあるが、何しろ靴脱ぎが面倒なので、すし屋のようなカウンターに着いた。
黄瀬戸の器にせいろ盛り。


3軒目は「桃李」。店の構えといい、内装といい、創作料理の店風だ。
蕎麦は「10割そば」だそうで短い。
殻のまま挽いた、少し黒い「田舎蕎麦」を注文。



更にもう1軒探していく。
マンションビルの1階にある「三心」。
内部はコンクリート打ちっぱなし、10人がゆったり座れる大型のテーブル。

ざる蕎麦ばかり食べてきたので趣向を変えて「そばがきぜんざい」にしようとしたが、通常サイズの半分のざるもOKということなので、結局最後もザルに盛られたざる蕎麦。


4軒回ってもザルはザルだ。出し汁の味にそれぞれ工夫があり、若干の違いを見せるものの、そばそのものの違いが分からないなぁ。

しかし皆さんそれぞれに一家言お持ちで、比較検討しながらランク付けをしている。

ミシガンさんなどはミシガンの前が京都だったそうで、和食の微妙な味わいを体得されているのか、味の違いを言い分けていく。
こういう人は料理を、目で、鼻で、舌で、五感を使って味わっているんだろう。

経験を言葉に置き換えて記憶できるので、豊富な言葉を使って表現できるのかもしれない。

「物を見るとき、ただ漠然と見るのではなく、イメージを具体的な形として認識する(言葉にする)と理解しやすい」
と聞いたことがあるが、味覚の表現も同じようなことなのだろう。



ここで今回のグルメツアーは終了し、
森林公園まで帰る途中に定光寺まで脚を延ばすというミシガンさんとBianchiマニアさん、それと北條さんと一緒に定光寺まで行くことにした。


定光寺は自宅から2度ほど来ているが、最後の坂は厳しいですよ。

これからこのきつい坂を上る4人で、城嶺橋で記念撮影。
橋の欄干にカメラを据えて自動シャッターで撮影したまでは良いが、
カメラの位置の都合で座って並んだら、川も見えなくなってしまって、
何を意図した写真か訳が分からなくなってしまったが、それでもとりあえず4人写っているから良しとしよう。

15%の坂もNPO北條さんは、それこそN(なんちゃって)P(ピスト)でグングン上っていく。すごいですね。



展望台は名古屋の高層ビル群をはるか彼方の蜃気楼のように浮かび上がらせている。
紅葉の色付きもなかなかのものだ。

屋台も賑わっているなあと思っていたら、同行の3人もあれだけ蕎麦を食べたばかりだというのに、何やかや注文して食べている。
食欲旺盛。元気の源ですね。




展望台の下に定光寺はある。
おりてみると、さすがにお寺の紅葉は見事だった。
庭師が場所を選んで植え込み、手入れしてきたせいか、
あるべき場所に紅葉している。

落ち葉もそこに落ちることが計算されていたかのように美しく落葉している。
銀杏の黄色も鮮やかだ。
陽の当たり具合もちょうど良く、今年一番の紅葉を見た。



帰り道はNuviの目的地を「自宅」に設定して帰る。
前回は高座山の東側を通って都市緑化公園へ行く上りのある道だったが、今回はなぜか、高蔵寺駅前を通って桃花台へいく、坂らしい坂はほとんどない道だった。

ただし、北西の風が強く、ウィンドブレーカーがバタバタを通り越し、耳に痛いような刺激音を伝えるほどだ。

大県神社の前を通って帰り着いた時は体がすっかり冷え切って、昼間の汗とこの冷え方で風邪を引きそうだ。

自転車の掃除も簡単に済ませ、冷えた身体をシャワーで温めた。

Dst : 86.6
Tim : 4:28:46
Max : 46.6
Ave : 20.8

2009年11月23日月曜日

09.11.23 美濃三山 横蔵寺

09.11.23美濃三山横蔵寺

今日も一日中晴天の天気予報に変わり、しかも日中の気温はこの時期としては非常に暖かい17℃となっている。


夏物のジャージにウィンドブレーカーをはおって7:20自宅を出発。
8時前には集合場所の一宮市木曽川庁舎に到着。
既に幹事さんが待ち受けてくれている。

文句なしの青空。

夏とは違ってこの時間でも影は長い。
影だけ見ると、細くて脚の長い人に見える。


けいたろうとうさんは山中の寒さに備えてシューズカバーを着けている。
これからの季節には必需品だそうだ。



ガー民さんのカメラスタンドがユニークでかわいい。自立したりハンドルバーに巻きつけたり、どこにでも掴ませられるらしい。
でも、ちょっと不安。振り落とさないようにね。



t川さんのバイクは今日はいつものランドナーじゃないですね。


最初の休憩ポイントは墨俣城。
今日は本来月曜日のせいか休館している。


根尾川を北上してだんだん山の景色に変わる。

景色にそぐわないようなセメント工場から煙が立ち上っているのだが、みごとに真直ぐ上に向かっている。
暖かく、無風状態だ。


万代橋を渡って華厳寺の近くに来ると、風景に 見覚えがある。

そうそう、ACAのツール・ド・あいちに初めて参加したのが「グランフォンド徳山ダム」。
この近くの「谷汲振興事務所」に集合して、雨の中この道をスタートして行ったのだ。
先頭集団はすごいスピードで行ってしまう。
私は第2集団の中に何とか付いていけそうな人を探して、離されないよう必死にペダルを漕いだ。
どうせ初参加で、ペース配分も何も分からないのだから、行ける所まで行ってみようという感じだった。
通過ポイントの「根尾の淡墨桜が近づいてきた。
「やれやれ、ここで小休止」と思い込んでいたが、集団はそのままどんどん突っ走る。
ここはチェックポイントでも休憩ポイントでもなく、あくまでも「通過ポイント」に過ぎなかったのだ。


これで一気に力が抜けてしまったが、実はここから先が「グランフォンド」の始まりだった。

坂道で足が全く回らなくなったり、ついにへたれこんだり、道に迷って途方にくれているところを引張ってもらったり。
あまりの空腹で、ちょうど見つけたレストラン「樹庵」の看板につられて、定食を貪り食ったり。
---この後ゴールまでわずか 4kmの地点だと知って唖然としたり---。
と、盛りだくさんの初体験で、思いでいっぱいの場所だ。

この頃ブログを始めていたら、きっと抱腹絶倒のページが出来上がっていたに違いない。

しかし現実は、写真を撮る気力も体力も残されていない初レース参加体験だった。


懐かしい道を少しだけ逆走して、「道の駅夢さんさん谷汲」で早めの昼食。
t川さんはコンロやご飯、ボンカレーを用意していて自炊をするそうだ。

我々はそれぞれ焼きソバや五平餅を買って、ベンチで日光浴しながらの昼食になった。

ガー民さんご夫妻にグランフォンド徳山の話をご披露したり、逆に三重グランフォンド鈴鹿のロングを軽く完走!した話を聞いたりして楽しかった。

そういえばこのご夫妻、ロングライド蛭ヶ野分水嶺200kmでご一緒したことがあったが、「分水嶺の近くまではずっと平坦だった」と事もなげにおっしゃるツワモノ夫妻なのだった。
嘘でもいいから一度言ってみたいもんだ。


ここから岩坂トンネルの上を越える峠越え。

昨夜の雨で、入口辺りは大きな水溜りや、濡れたままの路面が陰鬱な道路に見えたものの、その適度な勾配や樹木、つづら折れの感じは、夏場に来たらきっと気分の良い上りだな。



それまで紅葉の季節にしては観光客の姿が見当たらないと思っていたが、
お寺の近くまで来ると車は列を成していた。
歩行者も増えてきたので自転車を降りて歩く。


紅葉はというと、赤い橋のところにわずかに色付いているくらいで、あとは落葉したり、立ち枯れしたように葉が縮れて灰色になったりして惨めな姿だ。
そういえば、先週、大矢田神社へ行った人も同じことを言ってたっけ。
今年のモミジは夏の水不足で、幹を生かすためになりふり構わず葉を落として、しのいで来たのかも知れない。


山門や三重塔は立派なものだが、なにしろ風雨に晒されて相当痛んでいる。
本堂は大規模な修復工事が始まった。


t川さんはもう1つ峠越えを用意してくれた。
変わった名前の仁坂坂(ニサカザカ)峠。



大野町の揖斐川河川敷でグライダーの離着陸を眺めた。
巨大ウインチで引張って滑空しているらしい。

最初おもちゃのように見えたグライダーも、よく見ると優雅に空を滑るように旋回している。
大野グライダークラブに入会すると、指導員つきで練習させてくれるらしい。
いろんなことに挑戦する人がいるんだね。


何やかやですっかり盛りだくさんになった今日の探訪あいち。
87km(+自走26km=100km超)と小さな峠越え2つ。
一宮市木曽川庁舎到着は4:45、ちょうど日没の時間。

たっぷり1日遊ばせてもらいました。


t川さんはこの日参加する人たちのために何度か下見を繰り返し、前日は奥さんも引っ張り出して試走されたそうで、頭の下がる思いです。
奥さんも次回は試走だけでなく、ご一緒しましょうね。

2009年11月15日日曜日

09.11.15 一宮競輪場体験

09.11.15一宮競輪場

本来は一宮市民のための、一宮競輪場を走る競技会に「追い込み職人」さんのご尽力により、ACAも参加できることになった。

そうそうあることではないし、申し込みをすべきか、年寄りは遠慮すべきか迷っているうちに申し込み期限が迫ってきた。

ACAの年配の人たちも参加するよという話が伝わってこない。若いNPO北條さんですら迷っているようだった。

そのうち、もうこれが最後、締め切りという段になって、好奇心に勝てず申込みのFAXをいれた。
ついでに迷っていたNPO北條さんも誘って仲間に入れた。



ロード部門は

①1kmタイムトライアル
②1.6km追い抜き
③2km速度競走の3部門あるのだが、

「不安なら1kmタイムトライアルだけでも体験してはどうですか」という案内に従って、1kmタイムトライアル1本に絞った。
他の人たちはほとんど3種目に出場するようだ。


8時に到着して、様子を窺いながら準備をしていると、ACAのメンバーも集まってきている。

受付を済ませた後、練習走行をしても良いということなので、早速場内へ。

「白線と白線の間を外れないように走行しなさい」というアドバイスを受けつつ出発。
なるほど、スピードと進行方向と回転数をうまく調整しないと線からはみ出してしまう。

開会式の後、ケイリン1kmタイムトライアルに続いてロードバイクの1kmタイムトライアル。

我々の番だ。

先にスタートした人たちの走りの様子を見る。

最初は元気に飛び出していった人たちが、2週目に入ると急にフォームが崩れ、バンクに差し掛かると白線間を維持できず下へ落ちたり、あわてて体勢を整えようとしている。

そうなるともうスピードは上がらない。
最初から100%の力で押していくのはたった1kmとはいえ、無理のようだ。

順番がだんだん自分に近づいてくる。

本来はもっとドキドキしそうなものだが、周りはACAのいつものメンバーで、冗談ばかり言い合っているので少しも緊張感がない。

ロードバイクは「変速禁止」と聞いて、それまではリヤギヤは19でスタートして、カーブの手前または過ぎたあたりで17、ストレートで15位に持っていこうと思っていたが、変速禁止なら直線でスピードの稼げる15に設定。


係員にサドルを押えてもらってスタート。
全くの素人なのにこんなことまでしてもらって申し訳ないような、ヤッターというような感じ。

だが、立ちこぎではじめても、思ったより進まない。ギヤが重い。

カーブに差し掛かる。
白線からはみ出さないよう一定の速度を保つだけでいっぱいだ。

コーナーを抜けてストレート。思いっきり回したいのに、どうも普段ロード走行より早く走っている気がしない。

すぐに次のコーナーが待ち受ける。
落車だけは避けたいので慎重になる。早い人のを見ていたときはグイーンと一気に抜けていくように見えたのに、自分のはよちよち歩きのようだ。

バックストレートは強い向かい風だ。頭を下げて、体力を使い切ってしまわない程度に走る。

コーナーでは気を抜けない。

一番スピードの乗るストレート。何も出来ないままコーナーに入り、抜ける。

もう一度強風の圧力を全身で受けながら進む。「ラスト!」「あと半周!」「行けッ!」声援を送ってくれている。

声援に応えたいのだが、脚がついてこない。

やはりギヤはもう少し軽めに設定しておくべきだったななどと、今更仕方ないことを考えながら、見せ場を作ることなく、でもまあ無事にゴールイン。


1.6km追い抜き
400mのコースを2人の選手が、手前と向こうと両方からスタートして4周するわけだ。

受付順で進むので、ACAのメンバー同士の対戦の形となる。

こうなるとお互い負けたくないので1周目から飛ばして、気の抜けるところがない。


私はメンバーが苦しげに走る姿を、少しでも生の表情を捉えようと、連写する。

ズームレバーが壊れて、うまく反応しない。

立ち位置が悪く逆光で、苦しい表情を更に追い討ちをかけるように暗く写し出しているかもしれない。

それでも元気なうちのカットと、苦しい体勢になってからのカットと、一連の動きの分かる写真が何人か分は撮れたはずだ。

周回を重ねるごとに明らかに体力を消耗して、苦しげな表情をみせるのだが、それは両者とも同じことで、そんなに大差がつくこともなく終わる。

しかし、ACAの出場者は全員、ゴール後大きく息を弾ませ、咳き込んでいる。


弁当を食べている間も治まらない。よほど冷たい伊吹おろしに気管支を痛めつけられてしまったらしい。



2km速度競走
これはいわゆる競輪のような競技で、先導者+6人の選手が1列になって周回していく。

ACAのメンバーが揃って同じレースに出場するので、写真の撮り応えがある。

と思っていたら、スイッチONしたレンズがすぐに戻ってしまう。

もう一度ON。

バッテリーに×マークが付いた絵柄が液晶モニターに現れ、消えた。
しまった、フル充電できてなかったか。

最後の力を出し切って、スタートラインに並んだところでかろうじて1枚だけ撮れた。

後は展開を見守るだけ。

先導車に8番の選手がぴたりと付いていく。みんなバンクに慣れてきたと見えて、安定して走行している。

周回を重ねていくうちに電ちゃんの前が少しずつ開いてくる。

電ちゃんそれじゃ自分が風除けになってしまうよ。

打鐘(ジャン)が鳴って一斉に全力疾走する。

最後、混戦になると接触事故が心配だなあと思っていたが、そこまでガムシャラになることもなく、無事終了。

出場した人の話ではこれが一番面白かったらしい。
競輪場に来るのをためらっていたのに、一番競輪っぽい競技が気に入ったとは皮肉なもんだ。
だから何でもやってみるもんでしょ。

ああ、他人事じゃないよ。自分も参加してみればよかった。
考えているうちに腹が立ってきた。
1kmタイムトライアルしかエントリーしてないんだから、もう少し力を発揮できなかったのか。
倒れこむようなことはないにしても、真剣にやった人はもっと汗だくで、苦しい中にも達成感のある顔をしている。

スタート前から「遅くてもいい」などと言うのは「逃げ」でしかない。
勝ち負けもタイムも関係ないと思っていたけど、

いくつになっても負けるというのは悔しいもんだね。




             Dst     Tim     Max     Ave
自走往路   10.57    28’01    35.4    22.6
競輪場      1.33     3’22    41.3    23.6
自走復路   11.08    29’07    36.0    22.8

2009年11月11日水曜日

09.11.11 Flight Deck 復活?

シマノに送ってから「修理品が届きました」とかいう連絡が入るかと、ちょくちょくメールをチェックしていたのに、連絡は入らなかった。

ところが昨日帰宅すると宅急便で荷物が届いていた。
シマノお客様相談窓口からだ。



SC-6502 SM-SC70  件
この度はご不便をおかけしましてお詫び申し上げます。
上記交換品 お送りさせていただきますので
お手数ですが取り付けて様子を見ていただけますでしょうか。
ご確認の程宜しくお願いいたします。

という文面と共にサイコン本体とセンサーを新品の箱入りで送ってきた。

これはこれで良かったけど、当たり障りのない通り一遍の文面しかないので、どこが不具合だったのか、今回送ってくれたのはちゃんとチェックしてあるのか、疑問。

まずはマニュアルに従って
「4.入力データの変更と使用自転車番号の変更」をする。
 時計以外の表示を出して
 <スイッチBを5秒>
 スイッチA 変更したい自転車番号の表示
 スイッチB タイヤ周長入力モードを表示
 タイヤ周長の変更
 F.Rギヤ歯数の変更
 リアディレイラの種類の変更
 <スイッチ2秒>
 表示モードへ
ここまでボタンを押しまくって、一応終了。

ところが、マニュアルを読み進めていくうちに
「8.データーの入力」
 1.キロかマイル   4.前後ギヤの歯数
 2.ODOデーター  5.後変速機のタイプ
 3.タイヤ周長    6.現在の時刻
(1)速度単位の決定
  ACスイッチを押すと図6の様な表示になり・・・(※ACスイッチとはオールクリアのこと)
(2)ODOデーターの入力
(3)タイヤ周長の入力
   以下(6)まで
―――ここまで私は(2)以外は済ませていたのに、ODOデーターを「1721.6」にしたいばっかりにACスイッチを押した。

当然データは全部消えて、最初から全て入力しなおし。

なにしろボタンが押しにくく出来ているので、苦労しながらボールペンの先で、厭というほど押していく。

何度か失敗しながらようやく終了。

SHIMANOさん、マニュアルは、順番に見て手順どおり進めれば自然に完成するように項目を設定してね。

さて次に、取り付けてみないことには始まらないので、再度バーテープを外し、部品を取り付け、
一応問題なしということにして、新たに手に入れておいた白のバーテープを巻いていく。

同じ間隔できれいに巻くのはなかなか難しい。
まあ余りこだわりすぎず、適当なところで合格にする。


問題はFlight Deckが正常に動くかどうかだ。


ところが、センサーが前輪に付いているので、電源を入れてペダルを回しても、時計は動いていても走行距離は進まない。
部屋の中で引張って歩いても変化なし。
不安。
センサーが不良じゃないだろうか?

外へ出て家の前でも少し走ってみたいが、もう夜中になってしまったし、だいいち土砂降りの大雨だよ。

不安を抱えたまま1日過ごす。

今日帰宅後、外は真っ暗だし地面は濡れているが、ともかく試走。真っ暗で表示が見えない。
300m位ぐるっと回って玄関灯でサイコンを見てみると、
おお、Dst Max Ave の数字はちゃんと表示されている。
大丈夫そうだ。

苦労した甲斐があった。

今後はSHIMANOの名に恥じぬよう、元気に働いてくれたまえ。

2009年11月8日日曜日

09.11.08 西安刀削麺を食べる

09.11.08西安刀削麺

FOCUSに装着していたFlight Deckが毎回調子悪いので、シマノに電話してみた。

本体だけでなくセンサーや操作部もチェックするので全部送り返すように言われた。

そうは言ってもブラケットに納まっている操作ボタンを自分で取り外せるだろうか?

バーテープを取ってブレーキレバーのカバーをめくりあげ、部品のねじを外す。

余計なところを外してしまわないかヒヤヒヤしながら、慎重に進める。



Flight Deckの良いところは、ギヤ位置が常に表示されていること。
ハンドルから手を離すことなくブラケット部分で操作できること。
その他には?


オートスタート機能がないので、スタート時に必ず電源ボタンを押し込まなければいけないのだが、

これが、どうしてこんなに使い勝手が悪くできているのか訳が分からないほど使いづらい。
というか、素手では押し込めないのだ。
まるでわざと押せなくしてあるような感じだ。


そういえばブラケットにFlight Deckの表示があるにもかかわらず、ほとんど宣伝もしていないし、
バージョンアップの話も聞かない。
「サイコン」で検索してもなかなかヒットしないほどだ。
不思議だなあ。


前置きがずいぶん長くなってしまったが、そんなこんなでサイコンを取り外し、その後のバーテープも仮に巻き戻しただけなので、
今日のサイクリングは久々にLouis Garneauに登場願う。
今日1日はルイガノの山田復活。


自転車道路を走って「西安刀削麺」を食べる、ポタリングに大勢集まった。
最近の「探訪あいち」は「ツールドあいち」と見まごうようなのも増えてきて、それはそれで楽しいんだけども、
「そんなに坂ばっかりで長いのは遠慮しときます。」
ということもあるからなあ。
今日のように、無理せずおいしいものを食べる企画も必要だよね。

おかげで、「ひげおやじさんご夫妻」や「ピンクのルイガノさん」と久しぶりに一緒に走れた。



三連水車はすっかりお馴染みになってきた。

ポンプでくみ上げた水を勢い良く噴射して水車を回しているところは始めて見たんだっけ?
それとも前に来た時も見て感心してたのに、忘れてしまったのか?
いやはや歳は取りたくないもんだ。


水源公園まで来ても寒いどころか、むしろ暑いくらいだ。
しばしの休憩に、あちこち自転車談義が始まっている。
皆さんメカにも新情報にも詳しいようですね。



西安刀削麺豊田店では奥の部屋に大きな円卓が2つあって、
我々22名がちょうどぴったり納まった。

メニューがいろいろあって、見ていると目移りして、結局何にしたらいいか分からなくなってしまう。

まあ、基本は刀で削り取って「きしめん」のような形状になったそばを、醤油とかトンコツ仕立てのラーメンとして食べる。
スープは普通のラーメンと同じように何にでもできるようだ。
あとはチャーハンや天津飯なんかとセットにするのもあり。

一番の売りは、硬く練り上げた麺の塊を大きな包丁で削っていくパフォーマンスが見られることかな。



トヨタスタジアムは中継点となって、2度通った。
フェンスから中を覗き見ることができた。
天井が開いていたが、開閉式になっているそうだ。
ひげおやじ内さんによると、以前ACAで来たときには中を案内してもらったそうだ。



奥殿陣屋---先週の三河湖ツアーでは太鼓の歓迎があったが、今日は大正琴でお出迎えだ。
いや、ほんとうは出迎えてくれているわけではない。

座敷に上がって「抹茶とシフォンケーキ」を注文。
奥へ入ると、庭に紅白幕を張り、大正琴の演奏をしている。外で観賞したりビデオ撮影している人は演奏者の家族や関係者かもしれない。

廊下にもテーブルが並んでお茶をいただきながら熱心に見ているのは、やはり関係者かな。

緑色のお揃いの着物を着た人たちの演奏が終わると、出番を待っていたかのように、黒いドレスの女性たちが位置について演奏を始める。
大正琴のサークルとか文化センターとかそういったグループがあるのだろう。

今日は晴れ舞台という訳だ。

いろんな楽しみを持って励ましあいながら上達していくっていいね。
発表の場があるというのも励みになりますね。
頑張ってください。
ものすご~く久しぶりにいただいた「お抹茶」もおいしかったです。


自転車道路を、車止めを避けながら帰ってくる道も、以前走ったことがあるせいか距離も短く感じられた。

天気も良かったからね。


15:15集合場所に到着。秋の1日をゆったりと過ごせました。
安城駅で自転車を詰め、新快速で金山へ。
金山から名鉄電車に乗り換えも特急電車が来てラッキー。

最寄り駅では16時45分。ちょうど夕陽が空を染めて沈んでいくところだった。

最後の写真に写った文字も「ラッキー」だ


Dst 57.86
Tim 3:22:45
Odo 5183.6 (ルイガノ)
Max 52.8   (どこにこんな下りがあったっけ)
Av 17.1

2009年11月1日日曜日

09.11.01 三河湖ツアー

09.11.01三河湖ツアー

このところの週末は晴天続きだったが、11月1日はそこだけピンポイントで雨の予報。
心配しながら集合場所に向かう。

当初は輪行の予定だったが、天気予報は相変わらず「午前中曇り、午後雨」。

サイクリングの後半雨に降られたとして、びしょ濡れのまま電車に乗るのもはばかられるし、第一通常の着替えにレインコートを余分に持たなければいけない。
三河湖は結構長い坂道が続くので、荷物は極力背負いたくない。

今日は車だな。


柳川瀬体育館の周辺は公園全体が工事フェンスで囲まれていて、ナビが指示する方に進入できない。
そのまま直進して堤防から回り込もうとしたが、堤防から下りる道がない。
Uターンして、大回りしてやっと駐車場にたどり着いた。
こういうところが方向音痴といおうか、勘が鈍いところなんだよな。
他の人たちは別に苦労することなく、当たり前のように到着したようだ。


ところが、今回は私より更に苦労してる人がいた。
幹事さんのケイタイに道に迷ってたどり着けないという電話が入る。
相当にあちこち走り回った揚句、あせりにあせってやっと到着した。

今日は午後に雨が降るので早めに出発しようとしていたのが、逆に30分遅い出発となってしまった。
帰りに雨に降られるようなら、このせいだ。みんなで責めてやらなきゃ。


三河湖への道はゆったりとした上りだ。
わずかに負荷がかかる程度の快適なコースだ。

駒立ぶどう園でいったん立ち止まると、高度表示のでるサイコンを持ってる人が
「185m上ってきた」と叫んだ。

へぇ~、腕時計みたいので高度が簡単に表示されるんだ。それに、そんなに上っている感覚はなかったが、いつの間にか結構高いところに来たんだね。

ここから本格的に上りが始まる。
5%程度のアップダウンが三河湖まで続く。
少しもがきながらの、ちょうど楽しめるほどの勾配だ。

雨が降り出す気配は全くなく、このまま晴れていきそうな空だ。
ただ、湿気が多く蒸し暑い。



峠で後続の人たちを写す。
みんな苦しみながらも楽しそうだ。乗り切って笑顔がこぼれる。

坂道って不思議だなあ。
なんでこんな苦しいことするの?と思いながら、止められないんだよね。
5%くらいの坂の場合の話だけど。


三河湖の石碑に登って集合写真を撮ってもらった。

今日の昼食は「腰掛山荘」

ダム湖の上まで上って湖を少し回りこんだ左手にある。
腹の減った身にはけっこう厳しい坂道だ。
しかし上らなければ昼食にはありつけない。


16人のメンバーが入るのにちょうど良い大きさの、落ち着いた座敷に通される。
川魚や山菜のメニューが豊富にある。
「ヘボめし」という蜂の子入りの料理もある。

ケイリンやツール・ド・フランスの走法の話や裏話などが聞けて興味深かった。
いろんな情報を持ってる人がたくさんいますね。


帰路はずっと下り基調。

下りの速いミシガンさんも、今日は大勢の引率なので、全体がバラケ過ぎない程度に少し抑え気味に下りていく。
そうそう、そのくらいのスピードなら何とか付いていけます。


「二畳ヶ滝」と「奥殿陣屋」が探訪ポイント。

奥殿陣屋では幹事さんが我々を鼓舞するために頼んでおいてくれたんじゃないかと思うほどのタイミングで「かがり火太鼓」が始まった。

このころからポツポツ雨が降り始めて、それぞれレインジャケットなどを着け始める。

「お茶と和菓子」が絶妙らしいのだが、雨宿りしても止んでくれるような雨でもなさそうで、早々にゴールに向かうことになった。


雨はどんどん激しくなり、レインジャケットを着けた上半身はともかく、下半身、特に靴の中はびしょびしょになってしまった。

ヘルメットからも水滴が落ちるし、前方の自転車からのハネを頭からかぶる。

こんなに激しい雨の中を走るのは初めてだ。

雨天走行はマンホールやグレーチングなど鉄板の上で滑ったり、サングラスが水滴で見にくくなったり、その他いろんな要素が絡んで注意が散漫になったりするのが怖いので、スピードを抑えて集中して走る。



天神橋の辺りで何人か、はぐれているのに気がついた。
ピナレロレロ大矢さんが戻って探しにいってくれる。
雨はいつしか小降りになり、橋の上で待つことになった。

ゴールはもうすぐなので先に行ってしまっても良さそうなものだが、やはり全員一緒に無事にゴールしたいという気持ちが働くのだろう。
これが探訪あいちの良いところだ。


最後尾で安全を確保してくれたBianchiマニアさんも、探しに行ってくれた大矢さんも、全員揃ったところでゴールに向かった。


雨に降られたのを、朝遅刻した人のせいにして責めることも忘れて、再会を約束して家路についた。

2009年10月31日土曜日

09.10.31 すいとぴあ江南

09.10.31すいとぴあ江南

今日は廃品回収の日で、ダンボールやチラシをミサワホーム駐車場に12:50~13:50の間に持って行かなきゃいけない。
玄関に出しておけば中学生が自転車で回収に来るらしいが、
リヤカーで回るならともかく、自転車の前カゴくらいじゃ
ダンボールも相当小さく折り畳んでやらなきゃいけないので却って面倒だ。

ちょうど真ん中の時間帯が拘束されてしまうので、
まあ、明日の「三河湖ツアーもあることだし(・・・と、希望的観測)今日は近場のすいとぴあ江南周辺を軽く流す。



すいとぴあ江南の駐車場辺りではフリーマーケットの準備が始まっていた。
菊花展みたいのもあってヨシヅ掛けのテントに百輪咲きの大作が飾ってある。


私の専用サイクリング練習ロード。
アンツーカーの道を何往復か走ってみる。
いい感じ。
しかし一人で同じところを行ったり来たりというのはすぐ飽きる。


フラワーパーク江南の方へ行ってみる。
土曜日なのに休館日だ。
屋外の公園も出入口がロープで塞がれている。


公園と堤防道路をつなぐ休憩用のデッキがなかなかおしゃれだ。
自販機が1台ほしいな。

この道をもう少し西に向かう。
結構きれいな路面で、車もほとんど通らない。
確か青木川の管理棟みたいなのがあるところで道路の下をくぐり更に西へ。
いつも138ツインタワーへ行く堤防道路より、木曽川寄りの道を走っている。
初めて通ったよ。次回からはこの道だな。

河田橋まで来て引き返す。
「思いやり橋」を渡って川島の道を河田橋まで行った。
ここは木曽川の右岸ではなく、宮田用水の右岸ということになるらしい。
川島の道路は車がほとんど通らないんじゃないかと想像していたが、この道は各務ヶ原から抜けてくるのにちょうど都合がいいようで車は多かった。



元に戻ってすいとぴあ江南の裏手に出ると、虹色の大型テントの下で式典が始まっていた。
江南市制55周年記念式典だそうだ。
それでフリーマーケットも併催されていたんだな。

愛岐大橋を通り越して犬山方面へ行こうとして、一時停止。
愛岐大橋は橋梁工事で歩道/自転車道は閉鎖されていた。
そうそう、あちこちの橋は傷んできているし、ジョイントやアスファルトの盛り上がりや亀裂なんかも平に直しておいてほしいね。


犬山城を見て帰る。
ちょっと走り足りないけど今日はしょうがない。


家に戻ってバイクの掃除をしていたら、
家にも紅葉がありました。
鉢植えの「ナンキンハゼ」が真っ赤です。
秋のバラもがんばって咲いてます。

Tim 1:52:38
Dst 45.75
Odo 1648.0
Max 42.0
Ave 24.3

10月の月間走行距離 430.76km

2009年10月25日日曜日

09.10.25 グランフォンド伊吹山一周

09.10.25グランフォンド伊吹山一周

金曜日の未明に気分が悪くなり、夜中に起きた。
朝起きても体調が悪い。

出勤の車内でも目の前が真っ暗になりぶっ倒れそうだった。
額からあごの下にかけて脂汗がべっとり。
ぎりぎりのところで駅に着いて、ふらふらと降り立った。
今度は悪寒がする。

午後から講習会があるので、それが終わったらそのまま帰宅。
朝はお粥だけ。昼もほとんど食べられなかった。
胃腸風邪なのか、食あたりか、ひょっとしたら新型インフル?
熱は微熱程度。早く直さないと日曜日のグランフォンドが危うい。
帰ってすぐに寝る。

土曜日も午前中、寝て過ごす。
お昼はやっぱりお粥。
午後からは図書館へ行ったり、バイクのチェーン回りの掃除やついでに猫トイレの水洗いなど、体力を使わない動きだけ。
明日走れることを期待して、持ち物の準備を済ませて、早風呂、早寝。

4時半起床。
バイクパンツをはこうとして屈むと腰が痛くて曲がらない。
こういうときは、のびのびサロンシップ。
到着までにジワーッと効いているといいな。


5時出発。車載ナビは一般道だと1時間50分かかるというのだが、そんなにかかる筈はない。
早朝の21号線のことで、1時間あまりで到着。

すでに役員の人たちが駐車場のゲート付近で誘導してくれる。
朝早くからご苦労様。

自転車を出し必要なものを詰め、体を動かしてみる。
気分も悪くないし、思ったほど背中の痛みもない。
道路を少し走ってみる。大丈夫そうだ。

今日は山岳グランフォンドとはいえショートだから、最初の岩手峠さえ這ってでも乗り切れば、あとはほとんど平坦の50km。
ここまで来たら行くしかない。

受付の準備が出来たので、名前と年齢を言ってバーコード付の名札をもらう。
(いつも年齢を言うたびに、最高齢に近づいている。いつも元気なシニアの方たち、もっと参加してください。)


バーコードリーダーでパソコンに読み込ませ、登録完了。
熊鈴をもらって自転車に取り付ける。
自分で購入した分もあるので、けっこうリンリンとガシャガシャの間の音が鳴り響く。


開会式でコース案内を聞く。
 ・岩手峠は勾配が12%もある。
 ・上りでは熊のほうが自転車より速い。
 ・下りは路面が荒れていて、コケの生えているところもある。
 ・スピードが出すぎていると盛り上がったバンプ舗装で吹き飛ばされる。
 ・グレーチング(排水溝の鋼製のフタ)が逆向きにはまっている所がある。
など、恐い話が次々出てくる。
まあ、なんとか上りさえすれば、下りはゆっくりゆっくりでも構わない。

いよいよスタート。
岩手峠の登り口からいきなり急坂が始まる。
荒れた山道だ。
ハーハー言いながら頑張ってきたが脇腹が痛くなってきた。
スタート直前に飲み下したウィダーがやはり良くなかったのか。
このところお粥しか食べてなくて、胃が小さくなってるからなぁ。

途中下車。休憩。
ミシガンさんがすぐ追い越して行く。
50mほど歩いて息を整える。ちょっと休憩すると足が回るようになるから不思議だ。

ピナレロレロ大矢さんが追いついて声をかけてくれた。
ヘルニア荘さんとも一緒になって、前を行くミシガンさんに合流した。
ピナレロレロ大矢さんは我々よりはペースを上げて先へ進んでいく。
そうそう、ロングの人はこんな坂でへこたれず、頑張って制覇してね。



この辺りはさっきまでと比べると随分楽になってきて、話しながら進められる。
ヘルニア荘さんとも話が出来た。

峠からの下りは注意を受けたとおり、ひどく荒れた路面だ。
アスファルトは剥がれ落ちてでこぼこ。
落石が多いのか、じゃりが散らばっている。
センターラインを越えようとすると、センターラインはちょうど、タイヤがはまり込む溝になっている。
ここにまともにはまり込んだら即、転倒だ。
ローリング防止用のバンプ舗装も頻繁に現れ、ほどんどブレーキ引きっぱなしだ。

ほうほうの体で下ってくると、ミシガンさんがカメラを構えて待っていた。
「君が代」発祥の、さざれ石公園だ。だが今は見学する余裕はない。
もう少し下ったところが春日香六のチェックポイントだ。



ほとんどみんな左折してロングのほうへ向かう。
私とミシガンさんは右折。
右手に川を見ながらずっと下り基調の道を快走する。
ミシガンさんの下りの走りは美しい。
しばらく行くと自転車乗りの姿が垣間見えた。
二人だけかと思ったら他にもいましたね。
相当飛ばしているのだが、ちっとも追いつかず、そのうち見失ってしまった。


「池田」の標識のある橋を渡ると、これはどうも池田山に登る道らしい。
川沿いにもう少し下ると粥川大橋らしいのを見つけた。1本早く渡っていたようだ。
ここで、さっき見かけたピンクのジャージ「花道」クラブの人と合流した。
彼も一人旅で寂しかったらしい。

霞間ヶ渓を越えてチェックポイントで komi さんたちに励まされ、バナナをいただいた。
「先に2人行ったよ。一人はUトさんだった。」(Uトさんがショートに回るわけないでしょ)

この先の道を教えてもらって再スタート。
池田温泉の前を通って山の中へ分け入る。結構急坂じゃん。
岩手峠だけと思っていたのは甘かったのね。
まあ、3人で励ましあいながら上りましょう。


ここが梅谷越と呼ばれるところなんだね。
谷だから下りかと思っていたよ。

ゴール寸前で道に迷ってしまったが、迷ったところで距離は知れている。
なんとか3人一緒にゴールを果たした。
ゴールタイムの集計表の一番上にUトさんの名前と、到着時刻 10:25 が記されている。
我々は10:51。3番タイだ。
ということは、Uトさんがまじめにロングを走っていてくれたら、我ら堂々の2位グループだったのになぁ。
まあ3位グループでも快挙だけど。

DNSすら危ぶまれたこの体調で、DNFすることもなく3位グループは立派なもんだ。
これも一緒に走ってくれた皆さんのおかげです。
私には「もがきながら楽しめる」ちょうど良いコース設定でした。

その後、ロングコースの先頭集団がゴールするシーンを見た。
ゴール寸前のスピードもさすがに速い。
12:13 到着。
ショートの2倍の距離、4倍の峠を越えて、この速さと元気。
すごいなあ。あやかりたいものだ。

いやいや、初心を忘れてはいかん。
無理をせずに、「楽しく走る」のが年齢相応のサイクリング流儀だ。
安全第一に、体調に合わせたサイクリングを心掛けよう。

Tim 2:26:36
Dst 49.96
Odo 1602.2
Max 54.4
Ave 20.4

2009年10月18日日曜日

09.10.18 渥美半島ぐる輪サイクリング

09.10.18渥美ぐる輪サイクリング

夜明け前、5時出発。
昨年の「ぐる輪」は高速道路の割引時間帯に合わせてインターを出るように微妙な時間調整をしたが、今回はその必要がない。
白谷海浜公園へ7時に到着して、誘導に従って車を奥へ進めていくと、駐車場所を指示してくれたのはミシガンさんでした。
9noQさんの姿もあります。早朝からご苦労様。


受付を済ませ準備を完了して開会式に臨む。
豊明のオカポンさんやNPO北條さん、M田さんと出会う。


開会式の挨拶は参議院議員で愛知県サイクリング協会会長がする予定が「どうしても外せない会議が急遽入ったので、まことに残念ですが」今回も欠席だそうで、ちょっと白けた。
前回のぐる輪も、同じ原稿を読んでいるんじゃないかと思うほど同じ理由で欠席だった。
デンマーク大使と一緒に自転車で走るCOP15のイベントのときも姿を見なかったよなぁ。
自転車にとっても、環境イベントとしても結構大切な行事だったと思いますが、どうでしょうか。


まあそんなことは忘れて、サイクリングを楽しみましょう。絶好のサイクリング日和。
スタート地点で六まるファイターさんと一緒になったり、Morimo10さんを始めとするOhbaya4軍団の姿を見つける。


蔵王山入口までの平坦な道を、受付で見かけた派手なジャージの「焼肉」軍団の速度にあわせ、少しずつ前に詰めていく。
いよいよ蔵王山の上り。

去年は中腹あたりで耐え切れず休憩している目の前を、NPO北條さんが力強いダンシングで駆け上がって行った。---のを見送った。
今年は、ゆっくりでもいい。足付きなしで上りきりたい。

去年よりは1年分経験を積んだ。乗鞍エコーも上った。
定光寺の激坂も練習に取り入れた。
蔵王山は誰でも「サイクリング」で上る小山だ。
上れないはずはない。

しかし、実際上り始めると、きついのだ。
アウターでは無理とすぐにあきらめてインナーに落とす。
「焼肉」軍団もバラけている。ゆっくりすぎると逆に苦しいので、ペースを自分の一番楽なところへ持っていく。
ちょうど「焼肉」の先頭の人についていく形になる。
あえぎながらも何人か抜いていく。しかし、その右側からスーッと苦もなく抜いていく人たちも何人もいる。

途中、やはり今年もダメかと思いながらも「焼肉」さんが目の前にいるので、力尽きるまで投げ出すわけには行かない。
このカーブを曲がったらゴールか?と思いながら上っても、視界の先はまた次のカーブ。
気分転換にはダンシングだと思いながらも、腰が重くて行動に移せない。
長い時間苦しんで、やっとゴールの風力発電塔が見えた。
第1関門突破。



次は衣笠山だ。
これも距離はないのに脚を使いきっているので苦しい。
でもこれをクリアーすれば後はほとんど上りはないから、苦しくとも例の「丘を越えて」を口ずさみながら頑張るのだ。

この峠を越えるとずっと下りが続く。
昨夜の雨で木陰は濡れていたり、落ち葉が溜まっていたりするので、注意を怠ると危険だ。
幸い前を行く人たちも同じ思いでゆっくり下っていくので後ろに付いていけばいい。

ロングビーチへの急坂を下ると急に目の前が開ける。
太平洋の大海原、砂浜、真っ青な空、まぶしい太陽。
日焼けしたサーファー。
さすがに渥美半島らしい美しい風景だ。



ここからしばらくの間は海岸線沿いのサイクリングロードを進む。
ここでも目の前に「焼肉」軍団がいて、しばらく付いて行く。
M田さんに声をかけられ、第2チェックポイントまで一緒に走った。

チェックポイントでメロンパンを貰って芝生の上で食べているうちM田さんとはぐれてしまった。
また一人旅だ。

日の出門を越えて恋路が浜を望む絶景ポイントではOhbaya4軍団の「くノ一」2人と出会う。
ここまで一生懸命走ってきたのに「くノ一」に先を越されていようとは!
挨拶もそこそこに先へ進む。
まだ道程の半分くらいだ。
と思っていたら、すぐに伊良湖道の駅、第3チェックポイントだ。
和太鼓の応援団が景気付けしてくれる。

バナナを補給して、次は西の浜道路。
長い直線道路で快調に飛ばせるが、時折吹く強風に足元が掬われそうになる。
18号台風の影響で倒れかかったヤシの木もある。
海岸線はまともに風を受けるのだ。

海岸道路を右折すると、急に追い風になって、スピードが上がる。
40km/h Over、レーサーになったような気分で快走する。

交差点で何人か一緒になったのだが、速い人たちはどんどん先へ行ってしまって追いつけない。
この先まだ長いので無理は禁物。もっとも、無理してがんばってみたが離されてしまったのだ。

マイペースで、なおかつ速く走る意識を持って、安定した速度で走るよう心掛ける。
後ろに2~3人付いてきているようだ。
先頭を引いたことがないから、ペースが合えば付いて来てもらってもいいけど、
直線コースはともかく曲がり角で矢印を見落としていたらゴメンね。
何しろ方向音痴だから一度間違えると取り返しがつかなくなる。
自分ひとりならともかく、後続の人を巻き添えにしては気の毒だから、ぐる輪の矢印を見落とすまいと神経を集中させて走る。



三河湾の海岸道路までくればあとは1本道。迷うことはない。
ファミリーコースの親子連れも合流して来たので、ここからはスピードを抑える。
さっきまで先頭で頑張っていたときは、実はお尻も背骨も痛くなってきていたが、景色を楽しみながらゆっくり走ると痛みは消えてしまった。
白谷ゴール。12時58分。

Tim 3:40:27
Dst 88.78
Max 49.1(あれだけ下りがあったのに!)
Ave 24.1(25km/hいきたかった)

2009年10月12日月曜日

09.10.12 定光寺

09.10.12定光寺

昨日は flat roadのゆったりサイクリングだったので、今日は少し坂を取り入れたい。
以前1度行ったことのある定光寺。
天気も良いし、展望台はきっと気分爽快だろうな。

楽田から大県神社の手前を右折して池ノ内。
東洞から小牧東インター道路への2kmの上り。
今日もいっぱいいっぱい。アウターじゃ無理。



春日井の都市緑化植物園を見学。
ボート池もガーデンも良く整備されている。
日向も木陰もどちらも気持ち良い。
わずかに紅葉も始まっていて、空の青さとのコントラストが美しい。



サイコンがまたしても止まっている。
ところが、自転車を止めて様子を見ていると、なんと、止まっているサイコンのスピードメーターが勝手に、
36.2→23.5→46.4→30.4・・・と動き回っている。


これはきっと、公園の上を走る高圧線の影響なんだろうけど、
これをきっかけにサイコンはとりあえず動き出した。

この先土岐川までずっと下り。
急な坂じゃないし、ずっと木陰で快適だ。

城嶺橋を渡ると、定光寺展望台まで激坂。
前に来たときは間に10分間休憩を入れたが、
今日は最後はインナーローの立ち漕ぎで乗り切った。

展望台に到着して、片道分のサイコンデータチェック。
Tim 50.03
Dst 19.95(本来は27kmなくてはいけない)
Odo 1430.7
Max 65.4! (高圧線のいたずらだ!)
Ave 23.9

展望台からの眺めは良いが、時間が遅いせいか名駅高層ビルは霞んでいる。
すぐ下のところでオレンジ色のショベルカーが働いているが、
周りの人の話では、なんでも墓地を造成するところらしい。


ここでも東屋の近くのモミジが紅くなり始めていた。
今年は落葉も紅葉も少し早いらしい。

定光寺からの下りは滑り止めのドーナツ模様のせいで自転車が弾んでしまう。
スピードを最小限に抑えておかないと危険だ。


帰路は高蔵寺のメイン道路を走ってみたが、5kmの上りだった。
ママチャリのおじさんもいる!生活道路だからね。

我が家に到着。さっそっくサイコンチェック。
Tim 1:10:15 
Dst 28.39 
Odo 1458.5
Max 65.4! (往路の分) 
Ave 24.2

結局Yahoo!ドライブで距離を確認しなければいけなくなった。
往復53kmほどらしい。


家の前から航空ショーのデモンストレーションが見えた。
真っ青な空に白いチョークのような軌跡が描かれていく。
快晴ならではだね。
本物の白雲もふわふわ。

Yahoo!ドライブ
http://drive.yahoo.co.jp/map/RTEu43RJXWOJPPSbqFOQ--/detail

2009年10月11日日曜日

09.10.11 尾張北東部 flat road run

09.10.11尾張北東部 frat road run

犬山から木津用水、五条川の脇道を通って小牧方面へ向かう。
通常、車で通るときと違い、遊歩道/サイクリングロードは右へ行ったり左側へ行ったり、うっかりすると見過ごしてしまいそうだ。


快晴の空の下、ほとんど車道を避けて、20名の参加者がサイクリングロードをゆったりと走る。
遠くに養老山脈もくっきり見える。


間々観音を参拝。
ユーモラスな感じさえするこのお寺が、「信長の命によりこの地に移された」ほど古いと言うのだから驚きだ。


朝宮公園は春日井の西部に位置する緑豊かな公園だ。
サッカー場や野球場もあり、広場や散歩道にも人が集まっている。
ここからもう1つの落合公園につながる「ふれあい緑道」もよく整備された遊歩道だ。

家族連れ、夫婦連れなどいろんな人たちの憩いの場として愛され利用されているようだ。
小川や木陰や小さな起伏のある芝生の連なりが、四季折々のいろんな表情を予感させる。



落合公園は池を中心に、周囲をぐるりと桜の木が取り囲んでいる。
桜の季節はさぞ美しく、賑わいを見せることだろう。


田県神社、大県神社はそれぞれ男性、女性のシンボルを御神体としている。
五穀豊穣と子宝の神とはいえ、あまりにリアルな形状で、
まあ、昔の人は開けっぴろげというか、屈託がないというか、大らかだったんだろうね。

ゆっくり走ってきたので食事は12時半頃になって、ほどよくおなかも空いていた。
田県神社近くの「角屋」さん。


店内はほとんど貸切状態で、奥の方はまるで宴会のようになってきたが、私たちもミシガンさんのアメリカ滞在記や、世界の観光客が集まるクルージングの話を聞くことができた。
違った文化を体験、体得してきた人の話には説得力がありますね。


大県神社からゴールの成田山へは、まもなくです。
空はいつしか透明感のある秋空に変わっていた。
合瀬川沿いの道や田んぼ道の風景。
美しい空や山並みや、収穫の時期を迎えた果樹や稲穂。
まさに豊穣の秋だ。


これも古来、豊かな大地や水に恵まれ、
五穀豊穣や子孫繁栄を願って、
自然を大切に守ってきた先人の知恵の賜かもしれませんね。

本日の走行距離
本編 50km Tim 3:17:31 Ave 15.2km/h
自走往復分を合わせると、67kmのflat road runでした。

2009年10月4日日曜日

09.10.04 金華山から木曽三川公園へ

09.10.04金華山から木曽三川公園

土曜日は「中秋の名月」。
自分のカメラでは暗闇の中に白い丸が写っただけだが、今朝の中日新聞には黄金色に輝く金シャチの向こうに、ウサギの影も見えるほどの巨大な月の写真が掲載されていた。
日曜日も晴天。

どこへ行こうか考えて、まずは金華山。そこから長良川を下ってクレール平田まで。
その先は「二之瀬」に行くか、「木曽三川公園」にするか、気の向くままに。

前回は21号線を越えてすぐ左折して、156号線を少し北へ向かったところで岩戸公園から金華山ドライブウェイを上ったが、今回は岐阜カンツリーの横を抜け、岐阜病院の前を通って長良川へ出た。
ここから川沿いに少し下ると岐阜公園に出る予定なのだが、実は最後の行程で「金華山トンネル」が待ち受けていた。

落ち着いて考えれば知らない筈はなかったのだが、岐阜の市街地や、鶯谷トンネルや、ドライブウェイの上り下りを避けたらこの道になってしまったのだ。
今は安全に走り抜けることだけに専念して、一定のスピードで進む。
1km弱の暗いトンネルは交通量も多い。
後ろからせっつかれるような気もするが、左に寄り過ぎるようなことはしない。
お互いちょっとずつ我慢しましょ。



ロープウェイ乗り場に初めて来た。
山の陰の森の中にあって、ひんやりと涼しい。
土産物屋もなんとか賑わっていた。
車で行く人、登山道を徒歩で登る人、ロープウェイを使う人。お城も人だかりができているのかもしれない。
天気が良く、見晴らしも上々だろう。

今日は金華山の上りはやめて、長良川をまずはクレール平田まで下るのだ。

長良川左岸はサイクリングロードになっているのか。嬉しいね。



空も青いし、青い水、青い山脈。
青春だなぁ! 
ちょっと違うか。 青春でもないし春でもないか。
でも、気分は最高!



運動会日和。駅伝の高校生も、サッカーの小学生も、野球の中学生もみんな頑張ってるなぁ。
自転車も楽しいぜ!!

川の向こうに墨俣城が見えてきた。クレール平田までもう少しだな。
ここでサイコンチェック。
あれ。23kmにしかなってないぞ。
自宅から金華山までが23kmでしょう。そこで止まっちゃったんだね。調子の悪いサイコンだなあ。

クレール平田で休憩。
サドルバッグが先日からガチャガチャやかましかったので、中身を点検。


アーレンキーがバラバラになって勝手な方向に飛び跳ねてたんだね。
手では直らないのでビニール袋に詰めて、しばらく大人しくしてもらう。

サイコンリセット。動いている。
ここから木曽三川公園までの堤防道路で確認。
Tim 31:01 Dst 14.93 Odo 1308.9 Max 40.9 Ave 28.8
Maxは最初の橋をくぐったときだろうが、Ave28.8kmは我ながらなかなかのものだ。
先週ピナレロレロ大矢さんに引いてもらった成果が出たのかな。きっと。
それとも、追い風だったっけ?

木曽三川公園の中には入らず、治水神社に立ち寄ってみた。
千本松原の中にあって、厳かな雰囲気のある立派な神社だった。



いつもはここから引き返すのだが、せっかくなのでもう少し下流まで行ってみることにした。
川幅もぐんと広がり、また違った風景になる。
近鉄やJR関西線の鉄橋があったりして、どこでも渡れるわけじゃない。
車や自転車が通れる橋は7~8km走ったところにある、1号線に架かる伊勢大橋だ。

伊勢大橋を渡ったら立田大橋まで北上。
立田ふれあいの里で昼食にする。
先客のORBEAがある。

余分なものは何もつけてないしサドルバッグすらない。
しかもサドル位置が高くてカッコいい。

サイコンの確認。
木曽三川公園からの走行距離0。
時計は動いているし、作動はしている筈なのに。
そうこうしているうちに速度表示もなくなってしまった。

行き先は決まった。
小牧の「じてんしゃひろば遊」へ直行。

ナビは稲沢の高架橋を越え、国道22号線を越えたところで五条川沿いの狭い道を教える。
さすがGARMIN自転車に設定してあるからなんだろうね。


じてんしゃひろば遊でサイコンチェックしてもらった。
取付け位置、マグネットの位置、センサーとマグネットの隙間。
全部やってみたがまだダメ。
最後にサイコン本体と取付治具の金属の接触部分の汚れを拭き取ってもらったら、
あ~ら不思議。元気に動き出したじゃないですか。
これで一安心。

店内を見て回る。
新しいFOCUS が2台、 CORRATECが数台増えている。
ダイワ精工さんが攻勢にでているのかもしれない。
METのヘルメットを試着させてもらった。
良い。似合う気がする。

ダメダメ!あんまり無駄使いするとそのうち山ノ神の逆鱗に触れますよ。

家に帰ってからYahoo!ドライブでルートを確認。  サイコンでは
   自宅→金華山      23                
       クレール平田   27               
       木曽三川公園  15  -------------------------- 14.9km/h
       佐屋        21
       じてんしゃひろば 28
       自宅        10 -------------------------- 9.8km
         計       124km
なので、大きな間違いはない。

来週はFRIGHT DECKに頑張ってもらわねば。

2009年9月27日日曜日

09.09.27 偽 Tour of Japan 美濃

09.09.27偽Tour of Japan美濃

家から集合場所の美濃和紙の里会館までは35km。ぎりぎり自走で行けなくもない距離だ。
だが今回のは「偽」とはいえ、Tour of Japan 美濃でプロの選手が走ったコース。
ACAの選手たちもきっと、かっ飛ばして行くことになるんだろう。
その前に脚を使い果たしてしまっても良いものか。

問題はまだある。35kmの最短コースには桐谷坂が待ち受けているのだ。
なんとか足付きなしで上りきれる限界値。
これを避けようとすれば富加に回りこむ45kmのコースになってしまう。

あれやこれや考えた末に自走に決定。
なにしろ着替えも輪行袋も余分なものは一切必要がない。
自転車とボトルと少々の現金、サイコンとカメラ。あと、ウィダー。これだけ。

夜、ACAの掲示板をチェック。NPO北條さんも自走すると書き込まれていて安心した。

ならば明日は6時出発だ。一応5時起きということで準備を済ませ、10時半に早寝。
ところがイベントの前日にこうして早寝するとろくなことがない。
12時に目覚め、2時にトイレ。3時にまた起きて今度こそ寝られなくなる。
うとうとと浅い眠りのまま、ひたすら時間が過ぎるのを待つ。

やっと5時。着替えを済ませ顔を洗っていると、どこかでパリパリ音がする。
また猫が障子を引っかいて爪とぎをしてるなと、覗いてみても猫はいない。
ひょっとしたら!と思い、外へ出てみると、ガーン!なんと、雨がバシャバシャ降っている。
なんとか6時までに止んでくれないものか。
TVをつけても新聞の天気予報欄も、今日は晴れ!なのに。

だが6時を過ぎても雨は止まない。
いかん!これじゃ遅刻だよ。

自転車を車に積み込む。車で行くのなら7時過ぎでも十分間に合う。
走り出す頃は雨はあがった。これからどんどん晴れてくるのだろう。

桐谷坂をちょっとした感慨を持って走った。登坂車線のある峠道。


途中、うだつのある町並みに寄ってみた。
まだ人気(ひとけ)はないが、良く整備され保存されている。
昼間は賑わっているのだろうか。

美濃和紙の里会館に到着すると、NPO北條さんが自走で来ていた。
まじめ少年さんやピナレロレロ大矢さんも同時に集まってきた。
入口左側では朝市が始まっていて、おじさんたちが野菜を広げている。

バーベキューの設備の方に場所を移して立ち話をしているうちに、続々とみんな集まってくる。

コース説明を聞き、全員の記念撮影をすると、いよいよ出発だ。
Tour of Japan 美濃の選手が走った道をゆったりとしたペースで、全員の安全を確認しながら進む。
サイコンは20km~25km/hのところで推移している。
ちょっと表示を切り替えてみると、あれっ?距離が計測されてないぞ。
Shimanoのサイコンはスイッチがボールペンの先で押し込まないといけないほどで、使いづらい。
しかも電源を入れたから良い筈なのに、更にスタートボタンを押さないとスタートしないらしい。
一周走り終えて確認したときにはDstは14kmにしかなっていない。

2週目はリセットしてDstが動いているのを確認して出発。
ピナレロレロ大矢さんが先頭を引っ張る。
32~35km/h。時には38km/hに達する。

風が出てきて先頭を引っ張ってきた大矢さんもさすがにきつそうだ。
先頭が入れ替わる。
落ち着いていたスピードが更に上がる。
よくこんな人たちに付いてきたもんだ。
しかし、それもここまで。

大矢田トンネルへの上りでもまじめ少年さんのスピードは落ちない。
後ろからNPO北條さんが猛然と追いかけていく。
ピナレロレロ大矢さんに離されないようにと思うのだが、一周目はアウターで上りきった坂も、2周目の、ましてや、ここへ来るまでにオーバーペースで走ってきただけに、インナーに落とさざるをえない。
スピードは落ちる一方だ。

トンネルの前のきつい坂はインナーでもダンシングでやっと乗り切る。
ミシガンさんには下りであっさり抜かれないようできるだけ離しておきたいのだ。

トンネルからは長い下り坂。ピナレロレロ大矢さんの姿は見えているのに捕らえられない。
板取川まで来て、やっと後ろにつけた。
ここからはゴールまで1km程度のフラットな道。
最後に離されないように、下ハンに持ち替える。
下ハンにすると、ブラケットのときより1~2km/h速くなる。
ゴールスプリントはこれに限る。

2周目 Dst:21.41km Tm:0:42:30 Max:54.4 Ave:30.2
上りを含めてだから、なかなかのもんだ。



BBQは手馴れた幹事さんの采配で、肉もたらふくいただき、みんなで持ち寄った野菜も上手に焼けておいしかった。
時間もたっぷりかけて、話し、かつ食らい、楽しい食事で、まったりとしてしまった。
これからまだ走れるのだろうか。

こんなにゆっくり過ごしたのに、まだ13時前だったんだね。



3周目はまた全員で左回りコース。
寺尾ヶ原千本桜から坂の峠まで上り、その後一気に下るコース。
やはりミシガンさんがポンとスイッチが入ったように飛び出していく。

長良川には釣り人がいっぱい腰まで水に浸かっている。
156号とそれから板取川に沿った道を朝とは逆に回りこんでいく。

やれやれ、やっと到着。楽しかったなぁ。
でも、今日は車で来て正解だったかな。
ここからの一人旅はきっと苦しかっただろうね。
車なら余韻に浸る余裕があるね。


おっと!左手前方に元気に走っているのはNPO北條さんと豊明のオカポンさんだ。
せっかくだから前に回りこんで正面からの写真を撮ってやろう。
あー君たち、速すぎるよ。ちゃんと準備ができてないから1枚しか撮れなかった。
あとは車の中からの写真。
最後はなんだかクラッシュしたときの写真みたいになってしまった。
車も自転車も安全第一。

2009年9月22日火曜日

09.09.22 金華山から根尾淡墨桜

09.09.22根尾淡墨桜

早朝に雨の音で目覚めた。
今日は降ったり止んだりの天気か。
昨日も出かけなかったから今日は走りたかったなぁ。
そうそう、昨晩立てた予定では、以前からちょっと気になっていた「金華山の上り」。
家から往復40km+坂道。
天気が良ければもう少し足を延ばして根尾の淡墨桜か。

しかし、雨は止んでも、どっちの方角を見ても全部灰色の空。
いつ雨が降ってきてもおかしくはない。
今日も無理か?

9時過ぎても空は同じ灰色のまま。しかし、雨が降ってきそうなわけじゃない。
金華山往復なら40km。ウィンドブレーカーを持っていけばなんとかなるか。
9:30出発。

宮田町から黒岩、河田橋を渡って斜め左へ。
川島大橋も木曽川の橋だ。
156号線を北上。東栄町を過ぎて岩戸トンネル手前を左に向かうと金華山ドライブコースだ。


結構楽しい上り。
今日はくるくる回してみよう。
だけど、34/21にしてみても、くるくるなんて回らないじゃん。
最初は70回転くらいあったのに最後は44回転まで落ちた。
速度も9km/h。金華山て、こんなにきついの?

11:45頂上らしきところに到達。
でも、展望台もないし変だなと思いつつ記念撮影をしていたら、反対側から若い人が、大きな息を吐きながらすごい勢いで上ってきた。
練習の一環のようだ。
上れるかどうかではなく、いかに早く上るか、タイムを計測している。
しまった、どんなギヤを使っているのか見ておくんだった。

反対側へ少し下ると展望台がしつらえてあった。
六角形の東屋風の休憩所だ。
曇り空の下でも、建物が一面に広がって果てしなく続いているのが見える。



もう少し下ったところにも展望台がある。
鶯谷の上に立っているらしい。
望遠鏡が数台設置されている。
1日がかりで腰をすえて、じっくり鳥かなにか観測するのだろう。

帰りは岐阜公園の方に降りてみる。
こちらは結構長い距離があるようだ。


天気は相変わらずだ。
しばらくは持ちそうな様子。
淡墨桜まで行ってみるか。

長良橋を渡る。
水が極端に少なくなって川底の石が出ている。
今夏は飲料水の水不足はそれほど騒がれなかったが、8月以降雨量がほとんどなかったので、どこの湖沼や河川も哀れな姿だ。

12時過ぎた。
この先食べ物屋があるかどうか分からないので、コンビニ弁当にする。
お茶代わりにボトルの水を飲んで、空になったところへダイエットコークを入れる。
最近サイクリストの間でもコーラが人気らしい。
甘さ加減と、シュワシュワ感が見直されているのかもしれない。


桜の時期と違って道路は空いている。
アップダウンでは脚を使ってしまうものの、なかなか快適な走りだ。
橋を渡って「地震断層観察館」の方へ回る。
めずらしい「金原ダム」の階段状の側流も始めて見た。
あと少しで到着だ。



最後の橋が工事中で通行止めになっている。
仕方なく山越えの道へ回り込む。
厳しい勾配。更に厳しい勾配の坂が待ち受ける。
マジかよ~。
不安になって右手の川の方へ下りていく。
何とか脱出成功。駐車場へ続く道を発見。

今は誰もいない駐車場を通り過ぎ、誰もいない土産物屋の脇の坂を上ると淡墨桜が待ち受けている。
花はもちろんないが、堂々とした太い幹が健在だ。
13:45到着だった。



帰りは樽見から右に折れて、尾並坂峠を越えてみたかったが、いつ雨が降り出すやも知れず、知らない山道へ入るのはためらわれる。
今日のところは157号線で岐阜へ向かうことにする。

これなら道に迷うことはない。
方向音痴の私としては道に迷うことが何よりの不安材料なのだ。
道に迷ったかもしれないと考えただけでへとへとに疲れてしまう。


157号はほとんど1本道だし、岐阜方面へは標識もでていて、迷いようがないほどだ。
下り基調で快適走行。

5:23帰宅。結局雨に降られることはなかった。
秋の気配の感じられる良いコースだった。

Dst : 122.24
Max : 47.1
Ave : 22.6

次回100km RideするときはAve25kmを目標にしたいな。

Yahoo!ドライブ
http://drive.yahoo.co.jp/map/RTsjAsp7rWOJMM3Ubwag--/detail

2009年9月21日月曜日

09.09.21 ベアー・ベル

09.09.21ベア・ベル

21日はせっかくの連休だったが、家の事や庭の片づけをして、どこへも出かけずじまいだった。

昨日のサイクリングでも話題になっていたが、8月22日に「乗鞍エコーライン」で行ったばかりの畳平に熊が出て、大変な被害をもたらしてしまった。
TVでは「30年もやっているけど熊が出たのは初めてだ」と語っていたが、ツール・ド・あいちのヒルクライム、グランフォンドもどんどん熊の生息域に近づいていくので注意が必要だ。

100均で熊除けの鈴を買ってきた。その名も「ベアー・ベル」
「ハイキングやピクニックに出かける際のの必需品!」「リュックやバックパックに付けているだけで熊よけの効果があります」と書いてある。
ただし、裏面には「本製品は安全を保証するものではありません。」の記載もある。
もちろん、100円の鈴で熊の被害にあったからといって、「保証」も「保障」も「補償」もできないだろう。

どれほど効果があるのかは分からないが、熊は人を襲うために来るのではなく、急に出会ってしまってパニックになるから攻撃してくるのだ。鈴の音で注意を喚起してやると寄って来ない。というのが定説になっているようだ。
(熊はきっと、嗅覚も敏感で、何メートルも前から人が近づいてくるのを知っているような気がするけど)
しかし、今のところ熊除け鈴以外の避け方を聞いたことがないので、ベアー・ベルに頼る以外に方法はない。

袋から出して、振って音を確認。
シャンシャンとリンリンの間のような音がする。
1個を手に持って、1個だけを振ってみると、鈴の中の玉はぐるぐる回っているだけで、小刻みな振動ではあまり音が出ない。激しく振ったときだけ玉がぶつかって音がする。
鈴が2個付いていることにより、鈴同士もぶつかり合って、小さな振動でも常に鳴っているようなのだ。
だから鈴1個が50円と思ってはいけない。鈴2個+クリップ+BearBellのネーミング料の完成品で100円なのだ。

何はともあれ、熊様!私の肉は硬くてまずいです。脂肪も乗っていません。
間違っても寄って来ないで!

2009年9月20日日曜日

09.09.20 矢作第1ダム

先週の「三河湖」に続き、今日も三河が舞台だ。
6:30発の名鉄電車で上小田井。豊田線に乗り換えて、7:47上豊田駅に到着。
ここまでちょうど30駅に停車。なにしろ地下鉄は全て各駅停車なのだ。
車内で何度も寝ては起きして、いい加減うんざりだ。
平針を過ぎて地上に出ると、真っ青な空とまばゆい光が電車を包んでいる。
今日はよく日に焼けそうだ。


上豊田駅で自転車を組み立て、集合場所の井上公園へ。
来てる来てる、今日もたくさん参加している。
どうやら私が一番遅かったかも。ごめんなさい。

あたふたと準備を済ませ、不要になったリュックを預かってもらう。
参加者の点呼と記念撮影。
しまった!いつも必ず持参するカメラを、きょうは充電して机の上に準備しておいたのに忘れてしまった。
こんなこと初めてだよ。
皆の写真を公開しようと始めたブログなのに、今日は1枚も写真なし。
皆さんの雄姿が載せられません。ごめんなさ~い。

平戸橋を渡って県道355線を広瀬に向かうと、すぐに川沿いの緑陰の道。
カラッと晴れて湿度が低いせいか非常に涼しい。
そういえばアームカバーもサンオイルも、そのままリュックに入れて置いてきてしまったが、こんなに日陰の涼しい道なら問題はない。

笹戸の温泉街を抜け、小渡へ。
ここまでは緩い上りで、標高がそんなにあるとは思えないが、日陰は寒いほどだった。
上りになるとNPO北條さんが健脚を生かして飛び出していく。
今日は前方からの写真を何カットも撮っている。
私はカメラがないので、今日は北條さんのを後で貰うことにしよう。
小渡の売店で「あん巻き」とお茶をご馳走になって、ここからいよいよ矢作ダム。

上りもアウターしばり。その代わり今日はダンシングを多用する。
アウター縛りのダンシング⇔シッティングの移行は楽だ。
ヒルクライムの指南書は口を揃えてギヤを軽くしてケイデンスを60~80回転と言うのだが、そんなに速くまわせれば苦労はない。
今はこれでよいのだ!
そのうち機会があったら、上りでくるくる回してみよう。


ダム湖(奥矢作湖)の周回道路を走る。
滑り止めのボコボコ区間を過ぎると、先頭を行く幹事さんの気分もだんだん乗ってきて快調なペースで引っ張ってくれる。
走っていて本当に気持ちがいい。
そのうちミシガンさんが更にスピードを上げ、上り、そして下って行った。
NPO北條さん、ピナレロレロ大矢さんがすぐに反応して追いかける。
私も後に続く。
ミニレースのようだ。逃げる逃げる。離されまいと食らいつく。
最高の気分。

いつのまにか陽射しが照りつけている。腕も脚も赤黒く日焼けしている。サンオイルをリュックに忘れたせいだ。

昼食は小渡に1軒だけの定食屋さん(たぶん)。
ちょうど12時の時報と共に到着した。
我々が入った後に予約客も来たり、他のお客さんもありで、満席だ。
鮎の塩焼きは予約で料理しているらしい。
刺身定食も野菜炒め定食もけっこう量が多くて満腹だ。


帰りはずっと下り坂。
行きはそれほどの坂とも思っていなかったが、こうしてみると結構下っていて、気の抜けない状態だった。
下りは楽だが、帰路は車も増えてきていて、的確な状況判断が必要だ。

おさげ髪の若い女性が我々の集団の横を、きびきびと追い抜いていく。
と、ひげおやじさんがいきなり追いかけ始めた。
その後に何人か続く。
しかし、しばらく追いかけようと努力はしたものの、あっさりと千切られてしまったらしい。

とはいえ、ひげおやじさんの走りはついさっきまでとは打って変わって、何年も前の走りを取り戻したかのような見事なペダリングだった。
さすがに若い女性のフェロモンの威力。
本当は同じクラブチーム?の知り合いだとか何だとか、言い訳しきり。

下界は太陽が頭上にあって蒸し暑く、車も渋滞が始まっていた。
ここからまた長い輪行が始まる。
帰ったら熱いシャワーと冷えたビールが待っている。
だがその前に自転車をきれいにしてやらなくちゃな。

走行距離 84km。
FOCUSで1,000km超えた。

2009年9月13日日曜日

09.09.13 ツール・ド・三河湖

09.09.13ツールド三河湖

大人気のサイクルイベントとあって、申込み受付は10分間で締切りという難関を突破してのエントリー。
スポーツコース80kmは私とミシガンさんの2名のみ。
ピナレロレロ大矢さんはファミリーコースからのチャレンジ変更。

高速道路も快調に進み、予定の6時より5分ほど早くアイシンAWの駐車場に到着。
すでに10台ほど開門を待って並んでいる。
スタッフは角ごとに立って案内してくれている。


駐車場は何階建てかの立派な立体駐車場だ。
荷物はなるべく少なくなるよう準備する。

受付は「世界子ども美術博物館」前の運動場。きれいな施設だ。
美術館はまだ開いてないが、屋外トイレは使用できる。

受付はすっかり準備が整っているが、参加者はまだそれほど多くない。

会場内で見つけられるか心配していたが、ピナレロレロ大矢さん、続いてミシガンさんにもすぐに出会えた。
スポンサーブースをひやかしたりして出走時間を待つ。

スポーツコースは8:10スタート。10名ずつ進んでいく。
見送ってくれた大矢さん、お先に!

若干後方からのスタートだったが、ミシガンさんが快調に飛ばして、前のグループを抜いていく。私も気持ちよく付いて行く。

天恩寺のトイレ休憩場所はまだ11km走っただけなのでパス。
ゆるい上りに入ると少しずつ遅れていく人が出てきて、ミシガンさんと私は先頭に追いついた。

22km地点。くらがりキャンプ村で先導員はお役御免らしい。

ここからはいよいよ上り。
しかし平均斜度5%程度の田原坂。アウターからインナーにするタイミングがつかめない。
ミシガンさんの前に出て、そのままのペースで進むうち、何人も抜いてしまった。
いつもインナーに落とすと10km/hくらいになってしまうのに、今日はアウターの威力で16~17km/hで進んでいくので当然か?
9:00に「くらがり」を出て、ちょうど9:30に峠に到着。
6km―30分(・・・おかしいなあ。これじゃ12km/hしか出てないぞ。)


しかし、いつもは坂になると呼吸が耐えられなくなったり、踏み込む力がなく着地してしまったりしてたのに、今日は上りで何人も抜いてしまうとは、なんという気持ち良さ。
きっと先週の「流しそーめん」のハードコースで足を鍛えられたのだろう。
それと坂の斜度・距離がちょうど適当だったということだろう。
6~7%もあったら私の脚ではアウターは最初から無理だ。

エイドステーション、作手道の駅。
ミシガンさんに倣ってフランクフルトを食す。サングラスをしたおっちゃんかと思いきやオバチャンがしっかり焼いたのをくれる。これならO157は寄せ付けまい。

チェックポイントは42km地点。
IDカードを見せ、食券を出すと「三河路」の昼食券に換えてくれた。
一番乗りだ。奥の座敷へ案内してくれる。
窓を開け放つと湖面からの涼風が吹きぬける。


おいしいお昼ご飯をいただいて満足。
時間はたっぷりあるのでゆっくりしていきたいのはやまやまだが、ここでお風呂という訳にもいかない。
そろそろ腰を上げて出発。

三河湖からゆったりと上った後、第2エイドステーションの桜形まで一気に下る。
ミシガンさんはそのまま一気に下る。
わたしはカーブのたびにギクシャクとしていて、ミシガンさんの姿はあっというまに見えなくなる。
後で聞くところによるとブレーキなんかほとんどかけないらしい。
くわばら!くわばら!

その後もずっと下り基調でゴール。12:30
ピナレロレロ大矢さんが出迎えてくれる。

8:10スタート12:30ゴール。
エイドステーションにも立ち寄り、ドリンクがぶ飲み。昼食もゆっくりいただいて、アップダウンのある80kmのコース。
「俺たち速くねぇ!?」と思ってしまった。

まあ何にしても快晴の爽やかな風が通り抜ける緑陰のコース。
帰路は若干風が強まったとはいえ、車の通りも少ない快適なコース。
それに、何といっても、道を知り尽くしたミシガンさんという強力なボランティアガイドがいてくれて、素晴らしいサイクリングになりました。

2009年8月29日土曜日

09.08.29伊勢三河湾

09.08.29伊勢三河湾

米津一成さんの「ロングライドに出かけよう」―(自転車で遠くを目指す生き方・走り方)を読んだ。
ブルベをやる6人にインタビューしながら、個々の行き方、走り方を通してロングライドの楽しさを炙り出している。

前日までは土曜日は「曇のち雨」の天気予報だったのが、何度も何度も気象庁の天気予報を見ているうちに、最後に「曇のち晴」に変わった。
それならば「リベンジ伊勢三河湾」だ。
ブルベの本を読んだら、240kmなんて当たり前の距離に思えてきた。
・・・しかし、無理は禁物。いざという時は自力で帰れるよう輪行することに。

電車は早朝動いてないんだよね。
始発が5:32分。名古屋経由で近鉄弥富6:24着。
着替え・自転車を組み立てて、水郷の塔へ一人集合。



写真を撮って、7:05分鳥羽に向けて出発。

橋の歩道部分は10mおき位に段差があって、その都度跳ねる。
しかし、曇っていて風が涼しい。
おいらはいつでも風と友達だよ~。

だが待てよ。どんなに順調に走っても(こんなの絶対無理だと思うけど)11:40のフェリーに乗れたとしても伊良湖を出発するのが13時だとすると、140kmで7時間―20時到着か。

まずは鳥羽に着いた時の状況がどうなっているかだな。

1号線からたぶん川越あたりで23号線に乗り換え、四日市ドーム前を7:50分に通過。
9時過ぎに三重大学の看板。まもなく津市。

水が無くなってコンビニを探すのだが、反対側にはあっても進行方向に見当たらない。
1本左に入った「伊勢松阪線」というらしい狭い道を走る。


コンビニは無かったが自販機が並んでいるので立ち止まって、水とアクエリアスを半々、ボトルに入れる。
余ったのはその場で飲み干す。
ここまで一度も休憩を取らなかった。

櫛田川を渡ってしばらくすると広い道に出た。
42号・23号共有道路。
伊勢方面に向かう。

地元のローディーさんに会う。黄色いジャージを着て、ランスみたいな体形で乗っていてカッコいい。
「鳥羽まではもう少しだよ。この先を二見方面に斜め左に進むと、二見ヶ浦を通り過ぎて、まもなく鳥羽に着く。20kmくらいだよ。ただし車には十分気をつけて!アホが多いから。」
確かにわざと白線の左側まで寄ってくる車が多い。ロードバイクを明らかに邪魔者扱いするのだ。
「ありがとう。気をつけていきま~す。」

このあとは確かにいくらも無かった。
しかし、ほとんど休憩らしき休憩はゼロで、お尻が少々痛くなり始めた。
水分の取りすぎで足がだるい。
どこかでお昼ご飯を食べながら休憩すれば回復するのだろうか?



フェリー埠頭には11:50分到着。
11:40のフェリーには乗れなかった。
次は12:50発、13:45伊良湖着だ。
これでは無理だ。
疲れた身体を引きずって夜道を走っていては22時到着すら難しい。

鳥羽→師崎便があれば良いのだが、無いものねだりしても仕方ない。
今日のところはここまで無理せずに楽しく走ったということで勘弁してやろう。
たまには近鉄特急も悪くない。

サイコンの記録は TIM 4:20:24 DST 107.84 ODO 766.0 MAX 42.5 AVE 24.8
(今月は550km走ったぞ)
出発 7:05 到着 11:50  4時間45分

ブルベをやる人たちから見ればロングどころか足慣らしのショートライドなんだろうなあ。

2009年8月22日土曜日

09.08.22ヒルクライム乗鞍エコーライン

09.08.22乗鞍エコーライン

乗鞍エコーラインに向けて前夜出発。
東海北陸自動車道で「飛騨清見」から高山、平湯を抜けて乗鞍高原へ回りこむ予定だったが、いくつもミスを犯してしまった。

東海北陸自動車道はいつしか激しい雨になっていた。
トラックの後を安全走行していたはずが、飛騨清見ICで降りられず、トラックの後についてそのまま北上してしまった。
何とか戻る方法はないものかと、飛騨河合Pに入ると、「高山方面へ行かれる方は下記まで連絡」するよう貼紙がしてある。
電話をしてみたが順番待ちで目途が立たない。
仕方なくまた走り出して白川郷ICまで来た。係員に話すと、清見~白川郷間往復分を無料にしてくれた。
間違える人が頻発しているらしい。

今度は間違えないように飛騨清見ICで中部縦貫自動車道に乗り換え、高山ICで一般道に出る。
平湯に来た頃には雨はほとんどあがったが、霧が立ち込めている。
ナビに従って走行していると安房トンネルを教えてくれず、ひたすら158号線の曲がりくねったアップダウンの道を指示する。辺りは真っ暗。そしてライトの照らす先は真っ白。視界はせいぜい5m。
慎重の上にも慎重を期して、神経を集中して進む。

さらにナビは白骨温泉を通るよう指示を出すのだが、工事のため道路閉鎖。
やむなく迂回する。
前川渡のトンネルの入口に、「乗鞍方面へは700m先をUターン」と書いてあって指示に従ったのだが、これは全然意味がないばかりかかえって危険だった。
またしょぼしょぼ降りだした雨の中、やっとの思いで乗鞍高原観光案内所の駐車場に着いた。

12時。すぐに寝床を作り就寝。外は強い雨。

人の話し声や足音で目覚めると、外はまだ暗い。時刻は午前3時。
こんなに早くACAの人たちが集まって準備が始まったわけでもなかろうと、まどろんでいると、大型テントに灯りが点き、そのうちバスが到着した。ご来光ツアーの第一陣が3時半に出発するらしい。

うとうとしていると、駐車する車が少しずつ増えているらしい音や、言葉を交わす人の声が多くなってきた。
登山の人たちも朝が早いのだ。
5時半にはもう寝ていられなくなった。
6時には観光案内所も開店準備が始まった。バスの発券所は夜中にも開いていたのだろう。

雨はほとんどあがっている。これからどんどん回復していくだろう。
ただ、山はまだ見えない。畳平の天気はどうなんだろう。
寒さ対策も必要だろうか。

7時頃からはヒルクライムの参加者も増えて、あちこち自転車が見られるようになってきた。



受付をして、挨拶、注意事項、集合写真撮影が済むと、9時から10名ずつスタートしていく。


最初のうち勾配はまだ緩い。これで本当に5~6%あるんだろうか。
ところどころややきついカーブもあるが、このくらいなら無理さえしなければ20kmの上りも難しくはないだろう。
今日は涼しいからそう思えるのだろうか。半信半疑でゆっくり進む。

しかしそんなに甘いわけはなかった。平均斜度6.3%は、緩いところがあるだけ厳しい場所もあるということだ。
12km過ぎ、インナー・ローからの立ちこぎ。しばらく激坂が続く。ジグザグ走行。

16km過ぎ、またしてもインナー・ローの立ちこぎ。ダンシングなんてものじゃない。脚がもうないのだ。
今度は息も続かない。
仕方ない。一旦休憩。
自転車を降りてみると、けっこう脚にも来ているらしく、足元が覚束ない。



雪渓の写真を撮っていると後続3人に抜かれる。
そのうちの一人は荷物を満載したランドナー。



再出発。
走り出しは調子良い。脚も回転する。
抜いていったランドナー君は仲間と合流して休憩している。
もう一人も抜き返した。
インナー・ローのジグザグ走行を続ける。
最後尾でスタートしたはずの間宮さんが声をかけて通り過ぎる。
一定のペースに乱れがない。余裕の上りだ。

もうあとわずかな筈だがゴールは見えない。
後ろからまた誰かが迫ってくる。
「ここから岐阜県」の看板。峠を越えたのだ。
ゴールが見えた。
突き当たりを左に折れたところがゴールだ。ACAのオレンジの旗も見える。
最後は若干の下り。一気にアウターの19に上げて加速。
旗で合図するひげおやじさんに手を振ってゴール。
サインをして記録をつけてもらう。

サイコンの記録は1時間59分、21.11km。
ジグザグ走行で1km以上も余分に走ったのかも知れない。

何はともあれ、おいしい空気と美しい青空、まぶしい太陽。
くっきりと雄姿を見せる山々。
自分の脚でここまで上れた喜び。すばらしい達成感。
自転車にも感謝。

2009年8月16日日曜日

09.08.16 琵琶湖一周リベンジ

09.08.16琵琶湖一周リベンジ

琵琶湖一周リベンジ。
前回は琵琶湖の風景を楽しみながら、あちこち立ち止まって写真撮影をしていたので8時間近く掛かってしまった。

今回は「ツール・ド・あいち」のロングライドに徹して、休憩時間を最小限とする。
目標タイムは7時間以内。そして完走すること。---リタイヤするほど頑張り過ぎないこと。

2時半起床。3時丁度に出発。ナビの到着時刻は一般道優先で5時30分と出ているが、夜中のことなので5時前には到着するだろう。
車は少なく、走っている車は結構スピードを出している。順調に進む。
関が原を過ぎた辺りから雨が降ってきた。
天気予報を信じて、夜明けからは晴れることを期待しよう。

豊公園に4時30分到着。
荷物の詰め替えをしたり、自転車を出して、薄暗い中ひとりでラジオ体操をしていると、
向こうからNPO北條さん登場。
<探訪あいち>に従って、今日は逆走をする。7時頃出発の予定らしい。



私は「リベンジ」なので、前回と同じコース。
しかも5月頃の陽気と違って、カンカン照りに焼かれては完走すら覚束ないので、明るくなり始めたらすぐ出発する。

5:15出発。
曇っていていつまでも「薄明かり」の感じだが、その分涼しい。微風なのだが湖からの風が心地良い。

順調に進んでいるのだが、5kmくらいのところからすでに腰が痛くなってきた。
「ヘルニア荘2号」かなぁ~。そういえば「ヘルニア荘さん」最近ブログが更新されていないようだけど、どこかへいってるのかなぁ~。と、とりとめもないことを考えながら進む。
考える時間はいくらでもあるのだ。

賤ヶ岳まで来て、前回のようにトンネルの上を越えていくかどうか、様子を見ていると、時間が早いせいか車はほとんど来ない。
チャンス。
「賤ヶ岳トンネル」を走り抜けてしまった。
あれだけトンネル恐怖症だったのに、人間やればできるもんだ。
幸いトンネルの中は乾いていて危険は感じなかった。
これで前回より10分以上短縮したんじゃないだろうか。
しかもまだ1度も自転車を降りていない。
このまま今津浜かあさひ風車村まで行ってしまおう。調子がよければそのまま白髭神社まで行って小休止だ。

白髭神社に7:50到着。
しかし神社は海に浮かんでいるだけで、あとは路肩が1mくらい広めになっているだけ。
写真だけ撮って、水分を補給して、車列が途切れたところで出発だ。
そういえば、この辺りから車が多くなりだした。



ボトルの水もなくなってきたので、前回も利用したコンビニに立ち寄った。
今日も満員。トイレも並んでいる。
ここで弁当を食べている余裕はない。すぐに出発。

琵琶湖大橋西に9時頃到着。
探訪あいちの人たちに会わないかなぁと思いながら走ってきたけど、結局誰にも会うことはなかった。
この調子だとひょっとしたら6時間で到着できるかもしれない。と欲が出てきた。
ここで淡い期待を胸に、自転車ナビのスイッチを入れてみた。
目的地を豊公園に設定すると、到着予定時間が11時50分と出る。
そんなにうまくは行かないもんだね。

東側の湖岸道路は、サイクリングロードができているのは良いが、やはり路面が荒れていたり、段差が頻繁に出てきて、またヘルニア痛がでてきた。

帰り道は延々長い。
ナビの到着予定時間は見るたびに1分ずつ早まってきていて、今は11時37分と出ている。

あと少し。
何かの拍子につい歩道へ入り込んでしまうと、レンガ敷きの歩道で全身が振動したり、疲れた身体は思うように進まない。

やっと到着。
まずは無事到着できて良かった。
最初から最後までまったくの一人旅。
歌を歌ったり、ひとりでぼやいたりしながら乗り切った。
サイコンの時計は11時33分35秒。
6時間18分といったところだ。
7時間の目標タイムは大きくクリア。
しかし、前半戦の調子から行ったら6時間もクリアしたいところだった。---欲というものだが。

Bianchマニアさんが見つけて声をかけてくれた。
最後に知り合いに会えて嬉しい。

<今回の勝因>
暑くなる前に到着しようと、夜明けと同時に出発できたこと。
休憩時間をなるべく減らすために、背中に「SOYJOY」を3本と「ウィダー」1本。フロントバッグにも同じだけ入れた。
これでコンビに弁当に時間を取られなくてすむ。
「カロリーメイト」は食べにくいけど、「SOYJOY」は走ったまま食べられるのだ。
念のためナビをバッグに入れて、迷いそうになったら取り出して使う。
多少の時間の無駄は、道を大きく間違えるよりはいいのだ。
<問題点>
背中が痛くなってしまうこと。
後半はお尻も痛くなった。
後半は身体の痛みもあって、気力も散漫。たた漫然と早く到着しないかなぁと思っているだけ。

来週は乗鞍エコーライン。
上りはすぐ背中が痛くなるんだけど、大丈夫か?

2009年8月15日土曜日

09.08.15犬山周辺

09.08.15犬山

明日のために近場を軽く走っておきたい。
いつものお定まりのコース。
羽黒→明治村→入鹿池→尾張パークウェイ→モンキーパーク

モンキーパークが子供連れで賑わっているのは良いが、
一方、「サンパーク犬山」は閉鎖されたんだよなぁ。
いい場所だったんだけど、今後どうなってしまうんだろう。



犬山城の下まで来たら、いつものライン大橋の横にもう1本橋が架かっていた。
歩行者・自転車専用だ。
ライン大橋は結構車が走っているが、こっちはガラガラに空いている。
川上、川下、犬山城と写真撮りまくり。
花火でも打ち上げてくれたら最高だなあ。




で、橋を渡って伊木の森へ。
展望台へ行ってみたが、カンカン照りで木陰もなく、汗だくになってしまった。

もうちょい足を伸ばして、各務原の航空博物館へ行ってみる。

途中で気づいたんだけど、ShimanoのFlight Deckって左側のハンドルのボタンを押すと走行時間と走行距離をストップしてしまうようで、今も走っていても距離が止まったままだ。
ストップウォッチなら「スタート/ストップ」でもいいだろうけど、DstやTmが止まったままになってしまうのは困る。
しかも、何気なく触ってしまうような位置にボタンが付いていて、自覚症状がないのだ。
マニュアルに何か書いてあるのかなあ。

走行時間は8:27出発の、10:58到着なので2時間31分の筈なのだが、案の定Tmは1:54:40と表示されている。
左手ボタンを押したせいなのか、止まっている時間がカウントされないだけなのか、解決しておかなければいけないなあ。

午後はちょっと用事があって、車で出掛けたついでに、久しぶりに「コッツフィールド」に寄ってみた。
広い店内に、大きなスピーカーから軽いジャズが流れていて、いい感じ。
調度類もセンスが良いし、何と言ってもコーヒーがうまい。
今日は庭を覗いてみたら、これもまた良く手入れされていて、羨ましいような素敵な庭だった。

2009年8月8日土曜日

09.08.08木曾三川公園

09.08.08木曾三川公園

久しぶりに晴れ。
また入鹿池の横を抜けて古虎渓へ行ってみようか。
いや、そういえば木曽川堤防を久しく走っていない。今日は木曾三川公園を目指すか。
スイトピア江南の前を通って、138ツインタワーの脇を抜けて、木曽川町のイオンから南下しつつ濃尾大橋を目指す。

立田の辺りでは睡蓮の田んぼの間の狭い道を通る。
蓮の花はわずかに残っていて、美しい。

木曾三川公園までもうすぐだ。


上空は良く晴れ上がって、暑くなってきたものの、何と言っても久しぶりの晴天は嬉しい。
それに、ほぼ平らな道を走ってきたので、足の疲れもないし、お尻も痛くない。
上出来。
ただ時間は掛かりすぎか。
8時出発、50km走行で、到着が10時半。
帰りはもう少しまじめに走ろう。

公園でボトルの飲料を追加。
ウィダーとカロリーメイトで栄養補給。
11時に出発して、長良川右岸を北上する。

まじめに走ろうとしても暑さにやられたのか、スピードは上がらない。
アセロラドリンクを飲んでも飲んでものどが渇く。
全部飲み切ってしまった。
138ツインタワーまで我慢して、そこで補充しようと思う。

自販機が欲しいだけなのに自販機がない。
木陰に入ってヘルメットとサングラスをとると、汗が流れ落ちてくる。
食券を買って店に入るまでもない。
もうしばらく休憩して飲み物はちょっとの間、我慢するか。

結局そのまま家に着いてしまった。
ちょうど13時。
5時間も掛かったんだ。
100kmで5時間、しかも超平坦な道。
これじゃ琵琶湖一周(ショート)145kmは、やっぱり7時間半掛かることになってしまう。
休憩タイムを効率よく取ってなんとか7時間以内で走りたいもんだ。

2009年8月2日日曜日

09.08.02 雨の日はTV観戦

週末サイクリストにとって、週末の晴天だけが頼り。
しかし、8月に入っても収まらない梅雨。
今日も早朝から雨模様。昼頃には激しく降る予報。
楽しみにしていたACA「釜ヶ滝・流しそうめん」も中止になってしまった。

仕方なくTVを見ていると、「西三河地方に大雨洪水警報」とか、そのうち「東濃地方に大雨洪水警報」とか速報が出る。
石川遼君のゴルフでも見ようかと、チャンネルをいじっていたら、BS7で「ツール・ド・フランス」が始まっていた。

今年は新城君や別府君の活躍が伝えられたり、L.アームストロングの復活もありで見ごたえがある。
なんといっても景色の雄大さや大集団走行の力強さ、スピード感といい、すごい迫力だ。

先日は「クローズアップ現代」でも「グランフォンド福井」で、愛知県のサイクリングクラブ(同好会?)の人たちが取り上げられていた。
「グランフォンド福井」には、ACAのメンバーも何人か参加していたはずなので探してみたが、ちょっと見つけることは出来なかった。

8月4日(火)の15:55~16:55 日本テレビ(こちらでは中京テレビ)でグランフォンド・ピナレロ2009が放送される。
---これは、7月19日にイタリアで開催された大会で、DOGMAに乗った鶴見辰吾さんや、日本人のサイクリストが50名近くも参加した---と案内に書いてある。
さっそくDVD録画予約。

今日は世界水泳も見たし、スポーツニュースで遼君の今季2勝目の優勝シーンも見なけりゃいけないし、深夜には宮里藍ちゃんのメジャー初優勝のかかる「全英女子ゴルフ」もあるし、テレビって見始めると際限が無い。

しかし、こんなに雨降り続きでテレビばっかり見ていると、自転車の乗り方忘れてしまうよ。

ACA「釜ヶ滝・流しそうめん」は9月6日に再開されることが決まった。

2009年7月25日土曜日

09.07.25 内津峠~古虎渓

09.07.25 内津峠~古虎渓

今日も天気予報は曇りのち雨。
岐阜県の降水確率は60%にもなっているが、愛知県は40~50%。
午前中に愛知県側をサイクリングする分には大丈夫かもしれない。

以前から気になっていた「内津峠」。
19号線を車で走っているときも結構な坂道だと思っていたが、
自転車でも上れるのだろうか?

距離的にはたいしたことは無い。
とりあえず内津峠まで行って、雲行きが怪しくなってきたらすぐに折り返そう。

8時30分出発。
楽田から池ノ内へ出て、東洞から小牧東インター方面へ上る。
明知トンネルをくぐって春日井球場前を左折。
内内神社で参拝。
内津峠はまもなくだ。



19号線を跨いでいるところが「内津峠」だ。
しかし、19号線はここから下りに入るのだろうが、私が多治見方面へ向かうにはここからまだ上りが続く。
しばらく上って、あとは古虎渓までずっと下っていく。



古虎渓でローディーさんと立ち話の後、同じ道を戻る。
入鹿池まで来て、まだ雨は大丈夫そう。
尾張パークウェイでモンキーセンターに向かう。

久しぶりに好きな場所「サンパーク犬山」の裏手の池から丸山を眺める。
ここには喫茶「鈴蘭」があるんだけど、土曜日は定休日なんだよなぁ。

ここまで来たら、今日もやっぱり犬山城の下を通って帰る。

12時15分到着。
ちょうど60kmだ。
手ごろなアップダウンの良いコースだった。
この後、2時過ぎには土砂降りで、強風も吹いてきた。
早めの帰宅は、なかなか賢い選択だったと言える。

今日のルート↓
http://drive.yahoo.co.jp/map/RTuFLjzyvWOJJXgpHDtQ--/detail

2009年7月19日日曜日

09.07.19 戸越峠

09.07.19戸越峠

ACAの「探訪あいち」で瀬戸・戸越峠のサイクリングイベント。
先週、今週と日曜日の天気予報は「雨」

先週はいいかげんな気象庁の予報と、優柔不断な性格が災いして、「晴・読・雨・読」(せっかく晴れても外へ出て車輪を回す気力がなく、だらだらと本を読んでいること)。

今朝も5時に起きて、朝5時発表の気象庁の天気予報を見ると、日中の降水確率は60%。
これじゃ無理かもしれない。
6時過ぎに幹事さんに電話。
催行か取り止めか、幹事さんに迫ったところで、この段階の、この状況で決定するのは幹事さんとっても難しい。
とりあえず集合場所まで輪行。

上小田井過ぎると地下にもぐってしまうので、天気が良い方に向かっているのか、暗くなってきているのか全然分からない。

日進駅でFOCUSを組み立て市役所へ向かう。ここでパラパラ降りだす。

本日の参加は12名。まずは戸越峠まで行ってみる事になった。
天気はどんどん回復。

雲興寺で一旦休憩。ここからいよいよ戸越峠だ。
しかし街中と違って山の道は木々が覆いかぶさって結構涼しく心地良いのだ。
勾配もさほどきつくないので楽しんで上れる。
自転車を左右に振るダンシングの練習とか、やってみたかったが、意外に早く峠に着いてしまった。

ミシガンさんがすぐ前にいたが、下りに入ったとたん、どんどん離されてしまう。
こっちは50km超えようものならブレーキかけっ放しだ。

森の中のおべんとうやさん「もぐ×3」で昼食。
コンビニ風の建物だが、中は老夫婦(?)の食堂。+コンビニ。
おまけに釣り道具。
驚いたことに自転車の、それもロードバイクのメンテナンスパーツがおいてある。
やはりそれだけの需要があるということなのだろう。
ここで助けられた人は大勢いるに違いない。


ここから勘八峡まで、矢作川沿いに下る道はすばらしく快適だ。
右手にずっと川を見ながら、木々の緑の間から小鳥がずっとさえずっている。
我々のような紳士的なサイクリストを歓迎してくれているようだ。

途中、廃線になった広瀬駅を見学。
駅舎とその前数十メートルだけ線路が残されている。
対岸では子供たちが水遊びをしている。
駅前に旅館も残っているのだが、賑わいを見せる時期はあるのだろうか?

帰り道はジリジリと暑く、ペースも遅れがち。
でも、こんなに訳の分からない気象条件の中で本当に運良く楽しいサイクリングが出来た。
やはり幹事さんの人徳かな。---次回も涼しいところ探してきてちょーだい。

そうそう、ハンドルのエンドキャップが無いことに気づいて心配してくれた方々。
ありました。---輪行袋の中で眠っていました。



それからFOCUSの乗り心地はなかなか良かったですよ。
お尻は最後のほうでちょっと痛くなってきたけど、ちょっとだけです。
あとはどっかでスピードテストをしてみなくてはいけません。
せっかくのロードバイクなんだから、スピードに乗れたら嬉しいね。
といっても、平地で40km/hも出るわけ無いんだから。

2009年7月12日日曜日

7月12日 ひまつぶし

晴れるようなら琵琶湖一周リベンジに行こうと、昨夜のうちに輪行の準備を済ませ、Yahoo!路線情報で長浜までの電車時間を確認。
次いで気象庁の天気予報を見ると、昼前後の降水確率が愛知県40%、滋賀県60%になっている。
でも準備も済ませたことだし、行けると信じて早寝早起きする。

今朝5時起床。外はどんより曇り空。
これから5時53分の名鉄に乗って、鵜沼→JR新鵜沼→岐阜→大垣→米原→長浜7:53着。
ちょうど2時間かかって到着すると、長浜はますます暗くなっているのだろう。
朝食を食べながら、気分はどんどん重くなっていく。
誰かと約束があればもちろん出掛けるが、ひとりで行くのにわざわざそんな不便な電車に乗って、雨に向かっていく必要があるか?

ヤメタ!
楽しくもない気分で一人で走っていては、特に雨の走行はどんな危険が潜んでいるか分からない。
君子危うきに近寄らず!
琵琶湖一周は晴天の下、楽しく走りたい。
できれば7時間以内に完走したい。
チャンスはまた来る。

しかし、今日は取りやめと決めてから、だんだん明るくなってくる。
でも、昼前後がヤバイんだよな。きっと。

気分を変えて、定光寺あたりに行ってみようかな~とも思うのだが、何だか気分が落ち込んで、早起きしたせいか、眠気も襲ってくるし、結局外へ出られない。

暇つぶしに読書。

通勤電車の中で読みかけていた「セカンドウィンド」(川西蘭著)がすごく面白くて、本来は青春スポーツ小説で、年寄りの読む小説ではないようにも思うが、随所に用語が出てきたり、競り合う心理が描写されていたり、・・・・よく分かってるじゃん・・・ていう感じで、どんどん読み進んでしまう。



結局自分は全く身体を使うことなく、苦しい練習に耐えて成長する中学生の話の第1巻を読み終えたのでした。

ちなみに、「セカンドウィンド」とは「激しい運動時、酸素の需要量と供給量のバランスが取れていない時期を経過して、比較的楽に運動を継続できる時期」のことだそうです。
苦しい時期を越えてこそ楽に走れる時が来るんですね。

電ちゃんは無事に琵琶湖二周290km完走したんだろうか。すごい気力の持ち主だ。

NPO北條さんは来週行く予定の「戸越峠」と「柿野温泉の峠」を『楽しんできた』そうですね。
しまった!遅れをとった!

2009年7月11日土曜日

09.07.11 FOCUSで明治村

09.07.11 FOCUSで明治村

週末は雨かと思っていたが曇りのち晴れに変わっていたのでFOCUSの試乗会をすることにした。
フロントバッグは着けずに颯爽と乗って行きたかったのだが、
カメラ、ミニ三脚、ケイタイ、補給食を持っていこうとすると、やっぱりフロンとバッグは便利なんだよなぁ。

自宅 → 羽黒 → 長者町団地 → 大宮浅間神社 → 明治村 → 入鹿池畔 → 尾張パークウェイ 
→ 桃太郎神社 → 犬山城 → 木曽川堤防 → 自宅

そういえば、7月1日 NPO北條さんがほぼ同じコースを走って、コース案内されていました。

>大宮浅間神社のところの坂はかなり勾配がきつく、尾張パークウェイも
>アップダウンに富んでいますので、「練習コース」としてはなかなか
>面白かったです。皆様もぜひ一度…。

私にはいつもの練習コースなのだが、NPO北條さんも書いておられるとおり、
大宮浅間神社から明治村までの勾配がきつく、足付きなしで走れたのは1度だけ。

今日は新車の性能を試す意味でも、自宅から明治村駐車場にたどり着くまでは(信号以外は)足付きなしで行くと決めた。

大宮浅間神社からインナーに入れる。
上り始めたときには結構いい調子で、これならいけると思ったが、進むにつれて脚が重くなる。
リヤギヤを19→21→23→ついに25にもって行く。
息が苦しい。
自転車は変わっても、乗る人間が変わってないので性能が引き出せない。

下り車線の分かれ道が見えてきた。もうあとわずかだ。
リヤを21に戻して、ダンシングに切り替える。
なんとか頑張って上りきった。



入鹿池に下って、左に回りこむと尾張パークウェイだ。
いつもは遠慮して歩道を走ることが多いのだが、今日はすべて車道を行く。
そして、アウターしばり。
というか、アウターでも走れるくらいのところをインナーにしてしまうと、回しても回しても前に進まない感じがあるので、できることならアウターで走っていたほうが楽しいのだ。

尾張パークウェイが終わったところで右折して、寂光院の入り口を通り抜けて桃太郎神社へ。
神社の前の店にソフトクリームのサインがあったので買う。
ところが、プラスチックのカップに入ったのしかなかった。



ソフト部分は昔のラクトアイスみたいでちょっと甘ったるい気がしたが、
下の青いところはソーダアイスで、さっぱりと清涼感があった。

いつものように犬山城の下を通って、木曽川堤防を少し走って帰宅。

8:30出発、10:40到着。
FLIGHT DECKは Tm 1:33:08 Dst 35.63 Odo 36.0 Max 48.8 Ave 22.9

もうすこし寄り道する場所をつくらないと、距離的に物足りない。

明日も晴れるかな。

2009年7月7日火曜日

09.07.07 ツール・ド・フランス2009

今年のツール・ド・フランスには今中大介さん以来13年ぶりに日本人が参加している。
昨日の第2ステージで新城幸也が第5位入賞の快挙を成し遂げたかと思えば、今日はシマノの別府史之が8位に入った。
日本人では参加することすら困難と言われていたツール・ド・フランスでの上位入賞は感動ものだ。

第2ステージで新城幸也と第3ステージの別府史之の様子は CYCLOCHANNEL の動画で見られる。
このサイトは、その他にもトラック競技や競輪、MTB、BMX、etc.動画や情報がいっぱいだ。
特に新城幸也のゴールシーンははっきり映っていて何度見ても力が入る。

私のNEW BIKE (英語使いの人はNew Machine という?)に反響があり、嬉しい。

FOCUSはツールにも参戦しているミルラム(ドイツの乳製品会社で、牧場の青い空を思わせる牛柄のジャージ)が、今年から、COLNAGOからFOCUSに替わっている。
国内では三船雅彦率いる Team MASSA の選手が、私と同じ名前の FOCUS CAYO PRO に乗っている。
だからこれからは自転車のせいには出来ない。
遅いのはBIKEのせいではない。坂がきついのもしかり。
お尻が痛いなどと甘えてはいけない。
予定したエイドステーションまでは足を着いてはいけない。
最高のパフォーマンスを引き出すのだ。
・・・とはいえ、歳もトシなので、初志貫徹で「楽しく走る」スタイルを守りましょう。
カーボンフレームはきっと優しくいたわってっくれるはず。

ということで、名前はやっぱり「FOCUSの山田」かなぁ~。

2009年7月5日日曜日

09.07.05 New Machine

ルイガノCTRに乗り始めたのが去年の5月3日だから、まだ1年ちょっと。

まだまだ2台目を考えるのは早いと思いながら、あくまでも知識として、今どんな自転車がいいかなあと思って「じてんしゃひろば遊」さんに相談したら、あれよあれよと言う間に決まってしまった。

たまたま一番目立つところに展示されていたこともあり、これもまた、少し前にたまたま購読したfunrideの比較分析インプレッションにあったのを覚えていて、これはいいと気に入ってしまった。
しかもサイズもぴったり。展示品なので安くしてくれる。

今日引き取ってきたので、試乗したかったのだが、あれこれ取り付けてみたり、FLIGHT DECKの設定をしたり、こまごました用事を済ませたりしているうちに時間がなくなってしまった。

FLIGHT DECKはハンドルに表示してあるので、サイコン本体だけ買えばいいのかと思っていたら、「対応しています」という程度のもので、結局センサーやレバーに内蔵する部品一式を購入して、バーテープも巻きなおしだった。
しかもギヤの設定なんかが、慣れていないせいか訳が分からん。
すっかり時間を取られてしまったのだ。

カーボン製のボトルケージがあったので値段を見たら8,000円!これって間違いじゃないの?と思ったが、それで正しいらしい。
で、カーボンは諦めて、MINOURAのアルミ製にした。

早く試乗して、きれいな場所で写真も撮っておきたいなぁ~
カーボンフレームは年寄りの身体をいたわってくれるだろうか?

2009年6月28日日曜日

09.06.28 ひるがの分水嶺200km

09.06.28ひるがの分水嶺

昨年の同時期、同企画は朝から土砂降りで、集合すら出来ないような天候だった。
今年も週間予報では常に降水確率50%以上がでていたので少雨でも参加する覚悟で、シューズカバーも揃え、準備万端。
ところが土曜日になって、雨マークが消えた。
今朝起きると、雨の心配のない天気。山の天気に備えて一応ウィンドブレーカーだけ持って出掛けた。

白鳥近くまではほぼ平坦というものの、小さなアップダウンあり、がんばって付いていこうとするも小さな坂でも置いていかれるようになってしまった。
私のフルアルミのルイガノは路面の振動をもろに拾う。
ダメージの積み重ねでこの先みんなについていけそうもない。
白鳥のそば屋で昼食後ひとりで帰ろうと思う。

しかし、みんなの励ましで、遅いながらも行けるところまで行くことにした。
豊明のオカチャンが付き合ってくれる。
二人で励ましあいながら13時ちょうどに分水嶺公園に到着。
自宅から集合場所のすいとぴあ江南を経て、102kmの旅。

分水嶺は陽射しが強く、でも木陰と水路が涼しげな公園だ。
ソフトクリームで生き返る。

帰りは下り基調とはいえ、ロングライドはきつい。
美並道の駅ではたっぷり時間をとって休憩。
集合場所へはここから約30kmちょっとらしい。
しかし、最後に峠2つ。特に桐谷坂はやっとの思いで上る。
これを越えればやれやれだ。

到着は自宅からの積算距離で195.10km。
この後自走で帰宅時には200.28kmになっていた。
はじめての200km走行だ。

欲を言えばもう少し楽に乗りこなしたい。
練習あるのみ?

2009年6月27日土曜日

09.06.27 知多四国八十八ヵ所単独参拝

09.06.27知多四国単独

日間賀島・篠島へは先日単独で参拝したが、実はまだ知多市から東海市にかけて15寺ほど残してあったので、輪行で出掛けた。

名鉄古見駅で降りて、
79番)妙楽寺→72)番慈雲院
73)番正法院から77番)浄蓮寺まで5寺は固まっている。
81番)龍蔵寺までが知多市
82番)観福寺からは東海市だ。
79番だけが古見駅の近くだったので先にお参りしてしまったが、あとはほぼ番号順に回れた。
86番)観音院まで15寺。
これで一応八十八ヵ所霊場巡り完了。

聚楽園駅から12時頃出発の名鉄に乗って帰れば、ひょっとしたら遅めのランチに間に合うかもしれない。
しかしサイコンはまだ26km。
時間も早いことだし、小牧の「じてんしゃひろば遊」まで自走することにした。

ちょっとずつ遠慮しながら走るので、走りにくい。
41号線も左端を走っていると、停車中の車や、路線バスの発着で進路をふさがれる。
半分くらいは歩道を走ることになる。
信号で、つかまりっ放しで時間のかかること。ストレスのかかること。

やっぱりサイクリングは交通量の少ないところに限る。
しかし、そんな中でもシャキシャキっと走っている人もいるので、
単に私がドンくさいだけなのかもしれない。

霊場八十八ヵ所巡りをやって、安全に楽しく走ることをお祈りしてきたので、
多少ドンくさくても、サイクリングやツーリングを楽しみましょう。

結局家まで自走して、走行距離 : 64.52km、Time : 3時間33分34秒(おしい)