花と音楽のある暮らし

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2010年1月11日月曜日

10.01.11 成田山からリトルワールド(その1)

10.01.11 成田山からリトルワールド

昨日、尾張北部聖苑へ行った時に、そのちょっとした坂を見てピンと来た。
23日の「探訪あいち」の案内に出ていたのはきっとこの道に違いない。善師野から入ってこの道を通り、今井へ抜けるんだ。

今日は成田山へ行きたかったから、ついでに善師野、今井、入鹿池まで行ってみよう。



成田山は大駐車場が、案内係がでるほどに混んでいた。
和服の成人式のお嬢さんの姿が見当たらないと思ったが、成人式に出席するなら、こんな時間に成田さんへは来られないか。

本殿まで登るとさすがに眺めが良い。
尾張富士、本宮山は少し霞んでいる。
犬山城、城下町、木曽川の豊かな流れ、遠くにかすかに雪山も見える。
今日はなんだか走りやすそうだ。


善師野に向かう。最近は41号線ばかり走るし、昨日もそうだった。久しぶりに旧道を走る。
「ぜんじの」駅の手前を右に入ると、更に田舎道なんだが、なかなか気持ちよい道だ。道なりに進むと41号の下をくぐって、ここから尾張北部聖苑の前の、ゆったりした上り坂だ。

今井インターの辺りで尾張パークウェイと併走する道もいい感じ。
「今井丸山」という所へ下りて来た。
ここから東へ行けばリトルワールド。
「探訪あいち」は確か、西に向かって犬山病院の方へ行くんだったな。

自転車を電柱に持たせかけ、道路と一緒に撮影していると、東から若い女の子が「おはようございま~す」と通り過ぎていく。
その後ろからChunichi Stuffのジャンバーを着た男性が走っていく。
この2人がペアか同じグループか別々なのか分からないが、男性が通り過ぎてしばらく待ってから同じく西に向かった。

緩い上りでStuffジャンバーの男性はスピードが上がらないので、すぐに追いついて抜き去ってしまった。

上りの傾斜が少しきつくなってくると、華奢な女の子も苦労している。
こりゃしょうがないから、手を上げて挨拶したつもりで抜き去る。
少し行くと下りだ。勾配はそんなにきつくないので、ノーブレーキで軽快に下る。
ミシガンさんならここで更に漕いで加速するんだろうなと思っていたら、女の子が猛然と追い抜いていった。
まっすぐ前を見据えて、絶対前へ行かせないぞという表情だ。

後ろに付く。下りであんまり近づくのは怖いので、3mくらいの距離を置いて、同じスピードで進む。
上りになると女の子のスピードが落ちて、ぴったりくっついてしまう。
女の子は追いつかれまいと全力を振り絞ると体勢が乱れて、膝の動きが外へ内へとばらける。そうすると益々意に反してスピードが上がらない。
こっちはゆとりを持って付いていける。

41号線の手前で止まったので、ちょっと話をするか、写真でも撮らして欲しかったのだが、女の子は左に折れて車止めの柵の向こうへ消えてしまった。

この先どこへ向かうのか、後を追おうかとも思ったが、傷心の乙女心を更に乱すようなことをしてはいけないと思い、私は私の道を行く。

41号線を潜り、城東橋西交差点を左折し、前原、前原東を通って長者町団地を抜ける。
道端に「←NHKテレビで放映 牛岩の水 500M」の看板を見つけたので寄り道。

なんだか新しい木造の建物の屋根に立派な『シビ』が載っている。
周りはまだ整備中のようでごたごたしている。
水道が引いてあるが水は出ていない。
「尾張富士の霊験新たかな水だが、冬場は凍結するので奥の水をお使いください」という意味のことが書いてある。

奥には記念碑に使うほどの岩があり、その前に水槽が2つ並べてあるが、ここも水は出ていない。
竹や丸太を燃しているおばさんが、「もっと奥、こっちの方からもっと奥へ行ってごらん」と言っている。

なるほど、一番奥は尾張富士そのものの地肌が見えるところに塩ビ管が突き出ているので、ここなら凍結はしないのだろう。
それにしても、スイッチボタンを押して、1分くらいで水が出てくる仕組みだから、湧き水というのとはちょっと違うようだ。

ここに観音様も建てる予定で、準備はすっかり整っている。

建物の中は愛知万博のインド館から譲り受けた釈迦涅槃像が横たわっている。釈迦の母上もいるらしい。
「眼力不動尊」とか書いてあるので、お賽銭を入れて「視力が復活しますように」と拝んできたが、後で間違いに気づいた。

ここへ来る人は参拝した後、ありがたい水をペットボトルに入れて持ち帰り、悪いところにつけて病気を治していくのだ。
それで治ったか、治ったと思って気が晴れた人のことがNHKとかCBCで放送されたに違いない。たぶん。
私は手水鉢かお清めの水のように、指先に掬っただけで帰ってきてしまった。残念なことをした。


入鹿池はいつになく車が来ていた。どこの駐車場もいっぱい。岸の手摺りも縦列駐車でいっぱいだ。
夏場に来て氷イチゴを食べた「湖畔亭」も、夏は客が全然来なくて、店を開けていると赤字になると言っていたが、今日はわかさぎ釣りのお客さんで貸しボートは全部出ていると言っていた。
いつもこういう賑わいを見せて欲しいなあ。

(その2)は後ほど、別記事で。

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