花と音楽のある暮らし

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2010年8月7日土曜日

10.08.07 釜ヶ滝 流しそーめん

10.08.07 釜ヶ滝 流しそーめん

釜ヶ滝流しそーめんは3回目だ。

暑い時期に冷たい流しそーめんを求めて走るサイクリングは年中行事になってきた。


美濃加茂にはマザックの大きな建物が少なくとも2つ以上あって、どうやら道を間違えたらしい。
誰かに聞こうと思っても、いまどき家の前で道行く人の動向をうかがっているような人がいるわけもなく、だんだん心細くなってくる。
町のほうへ降りていくとローソンがあった。

「中蜂屋333」というのは最近出来た地名のようで、住宅地図の「中蜂屋」のあとは1000番台の番地になっていて、ページを繰っていても特定できない。

と、そこへ若い人が入ってきて、顔を合わせるなり「FOCUSの山田さんですか」
おぉ!これは掲示板で「一緒に流しそーめん食べましょう」といっていたモリケンさんじゃないですか。
偶然とはいえ、これぞ運命的な出会い。思わず近寄って握手してしまった。

次の信号を右折して丘を2つくらい越したところだと聞いて、その通り進むと、手前にもマザックの施設があったが、これは違うとやり過ごす。
モリケンさんの説明を聞いていなければ、ここでも立ち止まって思い悩んだかもしれない。




集合場所に来ると、なるほど見慣れた風景。なにしろ3回目の集合場所だ。

集まっている人たちも見慣れた顔が多い。
ACAサイクリングに参加するようになって2年以上。足掛け3年。
しかも「探訪あいち」には毎年20回以上参加しているから、顔はよく知っている。
でも、名前を知らない人たくさんいるんだよなぁ。

特にOCCメンバーの人たちにはいろんなところでお世話になっているのに、OCCメンバーの人という認識で、個人の名前を知らない。どこかでちゃんと教えてもらわなきゃいけないな。




赤いランドナーさんは美濃太田からタクシーで駆けつけた。

ここから、バラバラに分解されたランドナーを組み立てる。何度か輪行でご一緒したが、こちらがモタモタと作業している間に、先にを終えているので、実際に組立作業を見るのは初めてだ。周りにも大勢集まってきて手際の良さに感心しながら見ている。
熟練の技だ。
28年前に手に入れて、日本一周も果たしたランドナー。その間あちこち手を加えて乗りこなしている愛車だ。
シフトワイヤー、ブレーキワイヤーも納め泥除けも取り付けて、輪行バッグをサドルに縛り付けて完了。ここまで10分少々。お見事。



22名で出発。第2集合場所の「美濃市にわか茶屋」に向かう。
ここでH澄さん、haggyさんやFさんも合流して、総勢27名になったようだ。

集合写真を撮って、次の休憩は「みなみ子宝の湯」川の駅のところだ。

先導のG10さんの乗るPinarelloには電動アシストがついているんじゃないかと思うほど、ゆったりしたフォームでスムーズに加速していく。ちょっとした上りで同じように回しているつもりでも、ちょっと気を許すといつの間にか離されてしまう。



先行したモリケン、テラッシーとも再度合流。全員揃ったところで釜ヶ滝までの上りだ。
気をつけなければいけないのは、「流しそうめん、川魚」の店で、到着したのかと安心すると、我々の行く「元祖流しそーめん」までのあと500mの上りがきつくなるのだ。
ところが、前回も試してみた「上り坂テクニック」に従って、坂の緩いうちからインナーで回すと、速度こそ出ないものの苦しさは感じない。ヒルクライムで使ってみる価値はありそうだ。



流しそーめんは賑わっていて、予約してあったにも拘らずうまく機能してなくて、注文するだけでも長い列になってしまった。

席に着いてそうめんが流れてくるのを今や遅しと待ち構えているのに、なかなか流れてこない。そのうち1玉分くらい流れてきたが、すぐに止まってしまう。
その都度厨房に掛け合って流してもらうのだが、そのときだけ。

よそも同じような状態らしい。店の陰謀かはたまた係りのおっちゃんの不手際か。
最後は業を煮やして、ザル盛りのまま貰ってきて、やっと食べた気がした。



三の滝、二の滝、一の滝と廻ってきて記念写真を撮る。



一の滝はいつも暗い森の中にレンブラントの光を投げかけている。
神々しい光を浴びて、これもまたサイクリングと出逢ったお陰と感謝の気持ちを新たにする。


暑さと満腹感と満足感で、帰りは緩い下り坂をゆっくり戻ればいいやと思っていたのに、それでは幹事さんのサービス精神が治まらないらしい。
長良川沿いの道をガンガン引張ってくれる。

G10さんとhaggyさんが牽く先頭集団にミシガンさんやピナレロレロ大矢さん、南濃のギセンさんの姿も見える。まじめ少年さんはMTBで同じようについていく。
一瞬の遅れをとった私は下ハンにして猛然と後を追う。必死で回し続けても近づかない。
何とか離されないようにするだけで精一杯だ。
いつもの、上り坂との分岐点にきて小休止。やれやれだ。40km/hで走っていたらしい。ギセンさんはリハビリ中とか言いながらよく走れるよ。




分岐点からは1kmちょっとの緩斜面だ。最後尾からカメラを手にして撮影しながら走る。
新しい試み。
しかし脚力がないから、そう何人も撮れないことも分かった。




そこで、次の坂は早めに峠まで行って、後続を連写。
これなら前から撮れるので顔も見えるし、合図すると手を振ったりしてリアクションを返してくれる。しかしこれもまた相当早くスタートしないと何人も撮れないことに変わりはない。



下まで降りてくるとやはり気温は高い。暑さで気持ちも散漫になるので十分注意しながらゆっくりと帰る。
車の来ない田んぼ道を選んで、会話をしながらのクールダウン走法だ。
この辺りもOhbaya4さんらしい心遣いだと思う。
最後まで一人のけが人も出すことなく無事ゴールインさせることがペースを初心者に合わせている。

もう一人、今日のメンバーの中で一番早いんじゃないかと思われる小牧市民さんは、レースや単独走行の時は無謀と思われるほどの力走をするのに、今日のような団体の時は全員の動向を見守りながらシンガリを務めている。
まあ、もちろんそれだけの余裕があるからなんだけど。

走り屋から初心者まで総勢27名の集団は、こういう人たちのサポートにより、無事に熱暑の最中のサイクリングを満喫した。



このところ大人気で品薄状態だと記事にまでなったガリガリ君。
単独の自走になってから入ったコンビニで見つけた。
これで20kmの一人旅も乗り切れる。

Dst   : 118.56km(自走:40kmちょっと)
Odo : 4922.0km
Max : 56.4km/h
Ave  : 23.0km/h
Tim  : 5:09:05

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