花と音楽のある暮らし

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2010年12月12日日曜日

10.12.12吉良公の歴史の町

10.12.12吉良公が眠る歴史の町

すっきりとした青空。
刈谷市総合運動公園に18人集合。
このところすっかり常連さんになってきた三重県のお二人も。

今日の探訪は、日本の暮れの定番「忠臣蔵」の敵役「吉良上野介」の菩提寺<華蔵寺>がメイン。
毎年12月14日に法要が行われるということでTVにも取り上げられていたので、参加者が増えたのかもしれない。歴史好きの人や街道好きの人は結構大勢いるのだ。
かと思えば、「そういえば今日は吉良の墓所へ行くんだったね」と、サイクリングならどこでもいいという人もいた。

事前の案内では安城のデンパークへ行ってから南下する右回りのコース設定だったが、昨日の試走で左回りに変更になった。

しかしまあ、一度走った道を逆にたどれるというのは、方向音痴の私からみると驚くべき才能だ。
方向感覚と距離感がしっかりしていることに加え、地図を頭の中に構成する描写力と暗記力。角ごとに何か見つける観察力と記憶力。総合的な判断力。正しいと信じて引っ張っていける行動力。感心するのみ。


ところで、逢妻駅を過ぎてもうすぐジャスコが見える辺りで9のQさんが「ここがバラバラ死体の見つかったところ」と教えてくれるので、いっぺんに気分が暗くなった。
人を殺めることは時と場合によってはあるかもしれない。しかしその後の処分の仕方は・・・考えも及ばない。



なにはともあれ18名の自転車の長い列は信号でちぎれながらも高浜市に入り、油ヶ淵公園で小休止。
オカポンさんによると、油ヶ淵は愛知県唯一の天然湖だそうで、
ここはモーターボートの訓練・練習場になっているというのは緑区のスギムラさんに教えてもらった。




西尾市から吉良町へ。
吉良の仁吉の墓所<源徳寺>に立ち寄った。
尾崎士郎の作品(そして60代以上の人には村田英雄が歌う古賀メロディーとして聴きなれた)<人生劇場>の「義理と人情」の石碑も建っている。
仁吉の墓は清水次郎長が造ったとされている。



一旦西尾へ戻ったんだろうか。以前にも立ち寄ったチーズ工房<サントルチオ> 
店主のカンパニーロおじさんの姿は見えなかった。



吉良公の菩提寺は山門をくぐってから中央に急な石段がそそり立つ。
左右にも回りこんだ坂道があるが、相当きつそうだ。
Bianchiマニアさんが新車トレックで果敢に上っていく。
フロント3枚が功を奏して見事に上りきった。
ふつうはロードで上ろうと思わないような坂を、軽さとトリプルギヤと高揚した気持ちで乗り切った、
これならどんなヒルクライムも大丈夫そうだ。


墓所にはいくつもの墓があって、吉良上野介(義央)の墓は手前の線香や花がいけてある所だと案内板で判った。
吉良家の六代目ということだ。




黄金堤は高さ4m長さ180mに及ぶ土手で、サクラがしっかりと根をおろしている。登ってみると向こう側は田んぼで、その先は川が流れている。
この川の氾濫を治めてくれた名君ということで、馬に乗った像が建てられている。



帰路はやはり風が出てくる。暖かくなったら脱ごうと思っていたウィンドブレーカーは脱ぐどころではない。風に加えて雲も厚くなってきて、できるだけ多いな人の後ろにつきたい気分。



デンパークに立ち寄った後は、街中を走る事になる。車の多さや赤信号に閉口しながら、なんだかんだと言い合って刈谷市総合運動場に帰ってきた。
それでも12月のこの時期にしては恵まれた天候の中で、ちょっと歴史を勉強するタイムリーな探訪サイクリングになった。



今日試してみたのは
(1)ハンドルバー「FSA ウィングプロ31コンパクト」のアルカーボン。
(2)変速バナナ
(3)復活したフロントバッグ
の3点の使い勝手。


ハンドルバーは六まるファイターさんの指摘のように、ウィング部分を水平にした後、ブラケット位置を少し変更したほうが良いのかもしれない。

変速バナナは6700アルテなら必要なかったんだけど、なかなかそうもいかない。

フロントバッグはポタリングの時はダンゼン便利。
ウェストポーチもリュックもいらない。これひとつでカメラ、カギ、財布、ケイタイ、ティッシュ、補給食など、何でも入ってしまう。
ただし重量がかかったときシフトワイヤーに影響を与えないかどうかはもう少し時間を掛けて観察する必要がある。

ハンドルバーはバーテープのせいでボテッとした感じになってしまったのと、せっかくのカーボン柄がほとんど隠れてしまったのがちょっと残念。
下ハンは持ちやすそうだが、今日の街中ポタリングでは試す機会が少なかった。
12月26日の「知多半島一周100km」に向けて調整しておこう。

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