花と音楽のある暮らし

花と音楽のある暮らし

2010年2月27日土曜日

10.02.27 淡墨桜・伊自良湖

10.02.27伊自良湖淡墨桜

予定していた探訪あいちが、雨の予報のため早々と中止になってしまった。
街道と三河湾スカイラインの組み合わせが面白そうだと思っていたのに残念。

ところが朝起きだすと、空は晴れ渡っている。朝日がピカピカまばゆい。
昨日の大雨が大気の汚れを洗い流してしまったのだ。

こんな気分の良い日に家の中にくすぶっているのはもったいない。

思いついたのは、NPO北條さんが4月に予定している「淡墨桜・伊自良湖」サイクリング。

岐阜ファミリーパークへ桐谷坂を通らずにいける道も探しておきたかったし、尾並坂峠も以前から気に掛かっていた。


集合場所となる岐阜ファミリいーパークへは、無料自転車道路のある長良川リバーサイドウェイを通って、ほとんどフラットロードで行けた。
自宅から20kmちょっとだ。

場所だけ確認して淡墨桜に向かう。
脇を流れる川の水は上流に行くに従って、どんどん濁りが消え透明度を増してくる。
いかにも雪解けの清流だ。道路わきには残雪もある。


上りは良いが下りは水が流れ出ていたり、枯葉が積もっているので、おっかなびっくり下りることになる。
それでも水が跳ね上がって、パンツがビショビショに冷たくなってくる。

駐車場から淡墨桜までは短いが激坂だ。ダンシングで乗り切る。
青いジャージのローディーさんと、車で来た熟年のご夫婦が1組。
ロープのところには積雪を計測する、工事用のモノサシが立ててあったが、こんなのを必要とするほど雪が積もるんだろうか。
記念写真を撮って、伊自良湖に向かう。

Nuviは国道に向かわず、裏手の細い道を選ぶ。
車が少ないだろうからこれでいいのかと思ったが、大間違いだった。

すぐに激坂が始まる。しかも右の斜面から落ちてくる石ころがゴロゴロしている。
乗り上げてしまいそうな小石もあるし、こんなのが当たったら大怪我になるだろうと思われる直径20cmもあるのもゴロゴロしている。
杉の木が、折れた幹を振りかざして怯えさす。
そっと脇を通り、ダンシング、ダンシング。

下りは更に恐ろしかった。
枯葉や枝をバキバキ踏んでいく。
カーブの辺りから、道路全体が雪に覆われている。
20~30cm埋まりながら押して歩く。
雪道がとぎれたら何とか走れるようになった。が、もう少しで明るく開けたところへ出るという時になって、今度の杉の倒木は道路全体を塞いでいる。


金坂峠を越えた後、北條さんのルートはどうなのか分からないが、Nuviはまた、とんでもない山の中に入り込んだ。
一車線の道路は車がほとんど来ないのでいいのだが、やはり水と枯葉だ。
しかも上りが延々続く。道を間違えたかな。
いやいや、北條さんのことだ、こんな道を楽しんでいるに違いない。
エライ道を探してきたもんだ。

山を抜けて、民家のある村の道を大通りに出るところでパンクした。
前回修理した時のパッチが爆ぜたのかも知れないな。


伊自良湖到達記念の写真を撮って、早々に引き上げる。自宅へ直行だ。
帰りは下り基調だし、北西の風が吹いてくれれば楽チンだ。

しかし、最初のうちは確かに下り基調の恩恵を受けて、37~38km/hで快適だった。ところがだんだん顔に風を受けるようになってきた。
風より速く走っているせいかと思っているうち、体全体に前から、右から強風が吹きつける。
そうだ、今日は春一番が吹くかもしれないと天気予報で言っていた。
南からの湿った風が行く手を阻む。
雨は大ハズレだったのに、風は当たるんかい。

疲れた脚をだましだまし、なんとかご帰還。
伊自良湖を出発する時Nuviが予想した、16:45より20分短縮。16:25到着した。

ドロドロ・ビショビショになったFOCUSは洗剤をつけてまるまる水洗いだ。
あと、チェーンオイル落し。きれいになったところでFinish Lineで仕上げ。
靴磨き。完璧だ。


本日の走行
 DST 124.39
 ODO 3184.4
 MAX 54.9
 AVE 22.1
 TIM 5:37:08

今月もなんとか400kmを越えた。

2010年2月21日日曜日

10.02.21 ただガンガン走りまくるサイクリング

10.02.21ただガンガン走る
今回デジカメを忘れたので、Komiさん、NPO北條さんの写真をいただきました。

輪行か車か、検討の結果今回は久しぶりに車を選択。
小牧インターから名古屋インターへ出て猿投グリーンロードを使うのがいいと思っていたが、なぜか東名阪で上社へ来てしまった。
ここからは東へ向かうだけなのに、高針のほうへ向かってしまい、ぐるっと余分に走ってしまった。
しばらくこの辺りは車で来たことがないし、ナビも高速と地道が上下に同じように通っているところは判別できないだろう。
新しい道ができてすっかり様子が変わったので戸惑ってしまった。

「昭和の森」に到着。
端っこのほうにも駐車しているので、そちらに停車すると、中央部分にメンバーが集まっていて、呼んでくれた。
端のほうもたしかにサイクリストたちが集まっているのだが、これは他のグループだった。

11名が集まって、記念撮影の後出発。
名古屋グリーンカントリー」脇を抜けて6.5km走った、485号線のバス停のところがスタート地点だ。

1週目はKomiさんが牽いて全員1列で走る。
左回りに「犬伏橋」まで出て左折。矢作川沿いの道は思い切りスピードが出せそうだ。
寒さはそれほどでもないが、顔に当たる風が冷たい。
涙が出て止まらない。スピードの出しすぎは危険だね。
といっても、頑張っている割には上り基調のせいか、思ったほどスピードは出ていない。
上川口で矢作川沿いの道から離れ峠道に入る。
最初は緩やかに、少しずつきつくなってくる。
峠に差し掛かったと思ってカーブを曲がると更に上りが続く。
まあ、どこの峠もこういうもんだよ。
もうひと踏ん張りして峠で集合。
あとはスタート地点までゆっくり下る。

2周目はトレインの練習だ。
先頭が次々入れ替わる。
初めての経験だ。
初めてトレインの先頭を牽く。
できるだけペースを乱さないよう、80%でこぐ。
目の前に上り坂が見えてきたところで、右手を送り込むように振って先頭を代わってもらう。
やれやれ、自分の責任は果たしたと、左側に下がると、
「ペダルは回し続けてください!」
足を休めてはいけないのだ。

坂道に入ると全然付いていけなくなってしまった。
どんどん離される。
坂を上りきって、下りに入ったら思い切り攻めていこう。

集団は小さく見える。
後ろからピナレロレロ大矢さんが追いついてきた。
ミシガンさんは攻める気力をなくして、マイペースで走っているようだ。
大矢さんに離されないよう、できるだけぴったり付いていく。
ここで離されてしまって一人きりになると、道に迷うかもしれない。
不安を抱えての走行は心臓に悪い。

小さく見えていたはずの集団が、ふと見えなくなってしまった。
信号のところに左に上る道が見える。
大矢さんは目もくれず先頭集団を追って真っ直ぐ進む。
そうか、この辺で左折して峠道に入ればまもなくゴールだと思ったが、そんなに甘くはないか。

追っても追っても集団は見えてこない。
いったいどんなスピードで走り去ってしまったのか。
メーターを見ると、すでに27kmを越えている。
「あれ、おかしいなあ。一周約13kmのはずだから、もうゴールしていないといけない距離だ。」
少し進んで橋が見えるところで大矢さんが止まった。
「こんな橋、渡ったっけ?」
「1周目にはこんな所へ来てないよ。それに16kmも走っていて、遠くまで来すぎだ」
こんなこともあろうかと持ってきたNuviの電源を入れる。
Nuviは初めて来た地点は特定するのに時間がかかる。

大矢さんのケイタイが鳴る。NPO北條さんからの電話だ。
そりゃー200m~300m離れるのは仕方ないとしても、現時点で5km以上は離れてしまったので、待てど暮らせど追いついてこないと心配していたようだ。

Nuviは立ち上がって、これから戻る道をピンクのラインで示している。
峠を大矢さんについて上り、下ると、皆が待っていてくれた。
休憩する間もなく3周目の出発だ。


3周目は自分の力量にしたがって好きなように走る。
先頭集団は元気よく飛び出していく。
第2集団についていくと、先頭からはどんどん離されてしまう。
ミシガンさんが上がってきたところで、一緒に先頭を追うことにする。
11号線に出たところで先頭に追いついた。
と思ったら、先頭は更にスピードを上げる。
2周目で千切られた坂で、またしても置いていかれる。
今度は一人旅になっても道に迷うことはないだろう。
左折する信号はきっちり覚えた。

一人で頑張って走っていたら赤信号で止まっている小集団がある。
追いついてほっとした。
次の上川口交差点までの直進道路はKomiさんがケイデンスを上げて快調に引き離していく。

上りに入っても最初のうち傾斜は緩い。
NPO北條さんがその名のとおりピスト(シングルギヤ)でぐんぐん上っていく。
私もしばらくはアウターの21で上っていく。
あらら、Komiさんを追い越してしまった。
やはり緩斜面はアウターで上ったほうが効率がいいなあ。

傾斜がきつくなってくると、もう足がないのでインナーに落とす。
前を行くNPO北條さんでさえスピードが落ちている。
ここはスピードではなく、持久力で上りきることが重要だ。
あえぎながらも出来るだけ一定のペースを維持する。
様子が分かってきたので気持ちが切れることはない。
この峠と見えるところをもうひと踏ん張りすると間もなく峠だ。
北條さんがカメラを構えている。
やれやれ到着。
ちょうどいい坂道だったな。

Sugarさんとか弱足さんとか、本当に速いんですね。
どんな坂道の上り方をしているのか、見ることすら出来なかった。

集合場所に戻って帰り仕度。
時計はちょうど12時。
メーターは58.5km これにスタート地点までの6.5kmを足すと、丁度65kmだ。
Komiさんが参加者募集の案内に表記していた数字とぴったり一致する。
つまり、4周するところを3周にした分、迷い道で距離を稼いでいたわけだ。

距離もスピードも勾配も、もちろん景色も最高だった。
おまけに天気も気温も申し分なしだ。

なおも、おまけにKomiさんや他のメンバーに褒められて気をよくした1日だった。

2010年2月14日日曜日

10.02.14 八百津栗きんとんツアー

10.02.14八百津栗きんとんツアー

集合場所の可児市役所までは20km程、もちろん自走する。
41号線を避け、信号の少ない旧道を行きたいがNuviは最短距離を進むべく41号線へ誘導する。
それならば仕方ない、41号の脇のサイクリングロードを走ることにする。
ところが41号線の車道は整備されているが、サイクリングロードはヒビ割れやアスファルトが劣化しているうえに、枯葉の吹き溜まりになったりしている。
車道を走りたいのは山々だが、車が80km以上出しているので、身の安全を考えればおとなしくサイクリングロードを走るほうが賢明だ。
このサイクリングロード、けっこうUP/DOWNが激しく、もう少し整備されていれば、練習用のコースになる。
今日は集合場所まではなるべく平坦な道を走りたかったのだが。
なんだか久しぶりにヘルニアが痛む気がする。
今日の参加者が走り屋集団だったらやばいなあ。

可児市役所の駐車場には8時少し過ぎに到着。
電ちゃんやNPO北條さん、ピナレロレロ大矢さんなど早くも準備している。

今日の参加者は26名(実際は27名だった)
9時スタートの筈が、なんだかんだで遅くなっていく。

6kmくらい走ったところで飛騨街道名物「小田巻き」で休憩。明治時代から続く店だそうだ。
少し進んでまた止まった。川辺町の「養老軒」。「ふるーつ大福」が有名なんだそうだ。
出発前に、電ちゃんが全員の分をまとめておいてくれたので、購入するのに並ぶのは一人だけ。
他の人はフェンスに自転車を立てかけずらっと並ぶ。バイクジャージが26人も並ぶと壮観ですな。
それぞれこの場で食べる分と、家族へのお土産を受取ってバッグに詰めている。

八百津の町に入るとまた「八百津せんべい」に立ち寄り。
みんなよく入るね。

「五宝滝」まで厳しい坂が続くのかと思っていたが、それほどでもなかった。
誰かが飛び出していくと、やはりみんなも追いかけて、レース走りになってきた。
わずかな距離だったが、車の来ない道で思い切り走るのは楽しい。

五宝滝は宮本武蔵ゆかりの地らしい。
滝までは小川に沿って石畳の道を歩く。きれいに造成されているとはいえ、山の中の樹木に囲まれた道で、苔むして滑りやすい。
標識のところから石段を登ると滝が見えてきた。なかなか落差のある美しい滝だ。
ところが見せ場はここではなかった。
九十九折れの道を進んでふと立ち止まると、先ほど見えていた滝と赤い橋の更に上から3段になって水がほとばしり落ちてくる。
この先に東屋が建っていて、この滝の全貌が眺められるようになっている。
ここでお弁当でも広げたいような、気持ちの良い空間だ。
紅葉の季節は素晴らしいだろうなあ。

更に道は続いて、狭い道を数珠繋ぎになって進む。
さっき見た赤い太鼓橋を渡って、鉄製の手すりのついた階段を上り下りすると一の滝の滝つぼに出た。
ここで武蔵が滝に打たれて悟りを開いたのかと思いを馳せれば、また感慨も沸いてくる。

ここから昼食の「なんや友雑穀」へ。
かまどや薪ストーブが焚かれていて暖かい。
板張りに自然木のテーブル。
自転車の話をしながら待つこと1時間以上。26人分の料理を作るのは大変そうだ。
今日は「セネガル料理」だそうで、炒めてちょっと硬くなったりばらつきのあるご飯の上に何種類かの温野菜をトッピングして、クレソンで彩を整えている。
出されたところから順に食べ始めたのだが、最後になってどうも一人分足りないようだ。
料理は確かに26人分作って出したそうだ。人数は?
数えてみたら27人いる。
登録名簿は26人だったが、1人は養老軒の「ふるーつ大福」の申込書に名前を書いたので完了と思ってしまったらしい。
確かにまぎらわしいシチュエーションではあったな。
初参加の人が間違えるのも無理はない。
いつもは必ず参加者の点呼をするのに、今日に限って、出発時間が押していたので、つい確認せずに出発してしまったのだ。

おかげで幹事の電ちゃんは珍しい「セネガル料理」にありつけず、無理にお願いして、やっとチャーハンだけ食べさせてもらえることになった。
デザートやバレンタインのチョコをもらって完食するまでに2時間以上かかってしまった。
みんなこのまったり感と、暖炉の暖かさで、すっかり宴会の後のような赤いほてった顔をしている。
気を引き締めて出発。

次の行き先もやっぱり甘党の人が一番期待している「緑屋」。
「栗いむ大福」「栗きんとん」の店だ。
おいしいお茶と饅頭をいただいて、私はそれだけで十分満足だ。

時間が押している。結局丸山ダムは取りやめて帰路につく。
今日も甘味処探訪になってしまった。
可児市役所到着。35km。


犬山までOhbaya4さんと小牧市民さんと一緒に帰る。
さすがOhbaya4さん、ほとんど信号のない、車の通りの少ない道を、川の右手を走ったり左手に渡ったり、少し山側に上ったり田んぼの畦道へ下ったり、ついには小さな無人駅の中を通り過ぎたりと、この辺りの地理を知り尽くしている。
しかも、このくらいなら付いてこられるだろうという速度できっちり走ってくれている。
往きは1時間以上かかった道のりが、復路はなんだかあっという間に犬山に到着してしまった。
ただし、せっかく一緒に走ってもらったけど、道は全然覚えられなかった。

この先二人は左折、私はまっすぐ跨線橋を越えると、まもなく我が家だ。

2010年2月13日土曜日

10.02.13 ACA理事会

10.02.13 ACA理事会

ACAの理事会に参加してきた。
天気予報は、晴れているが気温が低いということで、寒さ対策にレインコートを持った。
「持った」というのは2つの理由からだ。
1.理事会は13時からなので、どこかでお昼を食べるにしても、10時に出発すれば十分なので、朝の冷え込みはない。(しかし帰りは北風が吹いているかもしれない)
2.先週の探訪あいちでフロントバッグがシフトワイヤーに悪影響を及ぼしていたので、愛用してきたフロントバッグを外して、その代わり、ドイターのリュックを手に入れたので、ここにレインコートを入れて背負いたかったのだ。

41号線は先週こりたので、別の道を通りたかったのだが、Nuviに頼っても、結局41号を指示する。

しかたなくいやいや41号を走る。
小牧の間々本町交差点で車が渋滞している。
近づくと軽四が左車線に止まっている。

自転車が転倒したらしく、血が飛び散っている。
負傷した女性に付き添いながら警察にに電話をしているようだが、細かいことを聞いてくるようで話が終わらない。

ケータイで119を押してみると、すぐに小牧消防署に繋がった。
・交通事故で、けが人がいること
・軽四と自転車の事故らしいこと
・自転車が転倒して頭を打ったらしく、出血していること
・自転車も本人も歩道へ移動していること
・車も近くの駐車場に移動したこと
などを告げた。

話をしている間に、既に救急車は出動させているのだそうだ。
電話を切るとすぐにパトカー、続いて救急車と消防車が到着した。

負傷者が担架に乗せられ救急車に乗ったのを確認して、警察官にお礼の言葉をかけられたのをきっかけに、その場を離れた。

今日はこの先41号は歩道を走るだけだ。

楠の歩道橋は渦巻き式で、自転車に乗ったまま最上部に到達できる。
新川中橋はたいへんだ。
車道を走る分にはどうと言うこともないが、それを避けるためには側道を走った後、階段のある急坂をのぼるようになる。
写真を撮った後、心の準備を整えて、一気に駆け上がる。
橋の上に出ると青空が広がっている。天気予報ははずれ、暖かい日差しだ。

明治コミュニティセンターの場所を確認して、食堂を探した。
ぐるっと回ってみると、ガード下に呑み屋さんは何軒もあるが、ラーメン屋やうどん屋はなかなか見つからない。
ようやく「ちゃんぽん・皿うどん」の店を見つけ食べていると「けいたろうとおさん」が「FOCUSがあったから、きっと居ると思った」と入ってきた。
同じく明治コミュニティセンターの場所を確認してから食事に来たそうだ。
そして同じく自走だ。
天気が良いからね、考えることは皆同じだね。


新旧の理事さんたちが大勢集まって、自己紹介と、総会に向けての話し合い。
もう顔見知りになった人がほとんどだ。
テッシーさんのように20代の人もいて頼もしい。

現在のACAはきっと全国的に見ても活発な活動をしていると思うけど、これを存続させていくには、更なるエネルギーが必要だから、今まで尽力された人に頼るばかりでなく、次代を担う人達が積極的に参加されるのは重要なことだと思う。

私などは能力もなく、何の足しにもならないが、せめて賑やかしに、旗振りでもすることにしよう。
イベントにも出来るだけ参加したいものだ。

2010年2月7日日曜日

10.02.07 第2回 ショップ巡り 尾張中部地区

10.02.07 第2回ショップ巡り

案内では集合場所が「清須市役所駐車場」と出ていたが、直前になって幹事さんから訂正が入った。
「集合場所:清須市役所とありますが、正確には清須市役所清洲庁舎(旧清洲町役場)です。清洲城と清洲公園が近くにあります。
現在清須市役所本庁舎は合併後、旧新川町役場にあり、こちらに間違っても集合しないようお願いします。ややこしいですね。」
ということだ。
「きよす」も「清須」と「清洲」が混在し、名前は「きよす」を取ったのに場所は「新川町」を中心としたので、地元の住民ですら混乱するらしい。

ともあれ、尾張中部のショップ巡りに県内各方面からの参加者がある。
地元の尾張西部はもちろんのこと、名古屋市内、尾張北部、知多、三河(豊田・岡崎)とさまざまだ。

サイクルショップはたいがい開店時間が遅めだし、中には午前中サイクリングの時間に当て、午後から開店というのも珍しくないので、時間の調整が必要だ。

大治町の「りんきち」に行くまでに、2グループに分かれてしまい、お互いに待ち時間を取ってしまったが、開店時間の11時よりは前に到着した。
おしゃれな建物。外にはバイクを引っ掛けるバーが用意されている。
ご主人はやはりご他聞に漏れずショップの常連客と朝練に出かけていて、奥方が出迎えてくれた。
靴を脱いでフローリングの店内に入ると、コーナーが整然と区分されている。
この日はたまたま午後からマジックショーを開催するというので、スペースを広げるために自転車は奥のほうに詰める形になっていたが、こんなにきちんと整理され、おしゃれな雰囲気を保っているのはきっと、奥方の意見が十分に取り入れられているからなんだろう。

二軒目の「千賀サイクル」は津島駅前にあって、外見は昔からあるママチャリの自転車屋さんだ。
2階へ通してもらうと、階下とは一変してスポーツバイクオンリー。趣味の世界だ。
ご主人に「ACAの探訪あいち」でショップ巡りをしていると話すと、実はこのご主人、ACAの立ち上げの時から関わってこられたそうで、組織の成り立ちやら、尽力された人たちのことを良くご存知だった。
ご自分もこの店の2代目で、ママチャリを売ることについてはストレスがたまるが、2階にこのスペースを設けて、常連さんと話をするときは夜更けまで話し込んでも開放された気分になるのだとか。

この店の前にある中華料理店「麗」REIで昼食。
日曜日だけどランチもOKということで、皆それぞれランチメニューからラーメンとご飯を選んだ。
台湾ラーメン+回鍋飯=680円という具合だ。
お値打ちな大衆料理だ。

突然、天王O西さんがバイクジャージ姿で現れた。
今日は一人で養老方面を走った後、いつものように千賀サイクルさんへ立ち寄ったところ、ACAのメンバーが中華料理屋に居ると教えられて顔を出したのだそうだ。
O西さんはご自身のブログでは「ヨイヨイ」とか「ジジイ」とかおっしゃっているが、すごい体力と気力の持ち主だ。
「親分」とも「天王」とも言われるのもうなずける。
オーラのある人だ。

天王O西さんに見送られて、次の「ヤマシゲサイクル」に向かう。
駅前を右折し、少し行った所にあるので間違えようもない。
手前側からは一般向けのママチャリ・通学者ようの自転車屋さん。
角を曲がると、外装やサインも凝って、いかにもスポーツバイク屋さんだ。
床に置ききれないバイクやフレームは壁にも、天井からも吊り下がっていた。
そのうちママチャリの方へ侵食していくかもしれない。

ここから名古屋へ向かう。
ほとんど歩道を走る。舗石の細かい振動や交差するたびに現れる段差でお尻を上げたりしてストレスが溜まってくる。
コンビニでトイレ休憩。
ここまではケイデンス重視で、インナーの17-19で走ってきたが、この段差続きで速めの回転数は疲れるので、ここからはアウターでゆっくり回したい。
コンビニ到着の時にアウターに入れようとしたが入らない。
みんながコンビニで休憩している間、駐車場をぐるぐる回ってシフトレバーを何度も動かすと、かろうじて入る時もある。
皆のところへ戻ってくると、偶然にも「フロントバッグが干渉してギヤチェンジがしにくくなる」という話をしているところだった。
「カンパは形状が違うから問題ないけど、シマノでフロントバッグをつけるのなら、アタッチメントのタイプじゃないといけない」そうだ。
今まで小ぶりのMontBellを愛用してきたけど、シフトワイヤーを無理に押さえつけているのであれば考えものだ。

「サイクリー」は聞いたことがあるぞ。雑誌の広告で見たんだっけ。
ブランド自転車のユーズド品だ。
今は自転車購入の意欲はないので、どうも見ていてもピンと来ないが、そのうちもしかして、どうしてもマウンテンが欲しいとかいうような状況がくれば、新品高級バイクばかりでなく、こういう店が重宝するに違いない。
今は「中古でも結構するんだね。」という感じだったね。

北区の「ニコー」も有名な店だ。
知名度からいって南区の「カトーサイクル」と双璧なんじゃないだろうか。
ところがそんな有名店を、みんな、名古屋城から秩父通りを挟んで北側の辺りとしか知らず、一方通行の道をぐるぐる回って、やっと探し当てた。
今日は最初から最後まで、オリエンテーリングのような一日だ。
集合場所の「きよす」がそれを象徴していたのかもしれない。

ニコーは評判どおり、豊富な自転車やパーツやアクセサリーが所狭しと溢れていた。
何がどこにあるんだか。でもよく見ると、他の店では見られなかったようなものがいろいろある。
じっくり見ていたら面白いんだろうなあ。
しかし、時計は無常にも既に午後4時を回っている。
計画では千種方面まで行く予定だったが、自走の人も多い。
家にたどり着く前に暗くなってしまうだろう。
あとは第3回ショップ巡りに託して、本日はここで解散だ。

ところで、ショップの中には三本ローラーの実演というか、体験をさせたり、エクササイズをするコーナーが設けられたりしているところがあるに違いないと思っていたが、なかなかそういうことはないようだ。
私の知ってるお店の中では、一番おしゃれっぽく自転車の調整を実演して見せているのは小牧の「カミハギサイクル」だな。

それはともかく、どの店もちょっと話しかけてみるといろいろ教えてくれる。ただ利益のために商売をしているわけじゃないんだ。

サイクルショップと我々サイクリストが、お互い楽しみながら自然に地球環境に貢献していけたらいいなあ。

Ohbaya4さんに牽かれて41号線を北上して帰ったが、結構車も多く、ここでも歩道を多用せざるを得なかった。
膝の裏側に痛みがきて、マッサージをしたりサロンシップを貼ったりしたが、掲示板によると、あのOhbaya4さんでさえ、腰が痛くなったのだとか。
極力段差を無くすとか、路肩を広く取るとか、もう少し環境を整えて欲しいもんですね。