花と音楽のある暮らし

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2011年1月23日日曜日

11.01.23知多半島あばら骨3

11.01.23知多半島あばら骨3

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柏森7:00発、急行内海行き。
電車の中で日の出を迎える。
空に赤味が差してきたが「朝焼け」は雨降りの前兆だから遠慮したい。
今日はまさか降られることはないだろうが、なるべく日が照って暖かくなって欲しいところだ。

金山で中部国際空港行き特急に乗り換えて、朝倉には予定通り7:51に到着した。
駅にはウォーキングの熟年男女が大勢集まって賑やかだ。
片隅で自転車を組み立てるのを珍しげにチラチラ見たりしている。



集合場所でS山さんの車を覗いてみると、自転車用品の他、スキー板なんかも積込んである。ガッキーさんの自転車を積む前は、ハンドル付きのボードも積んであったそうだ。
冬ごもりとか言っても、寝ているわけじゃなく、雪山にこもって活動しているんだ。



寒い中、女性2名を含む11名が集まって、記念撮影の後、すぐ隣りの知多市歴史民俗博物館の見学。


建物に自転車を立てかけようとしたら、駐輪場に置くように促された。
大きなガラス張りのロビーを歩いて行くと、係の女性が来て
「スパイクの方がいらっしゃいますか?」
「スパイクじゃなく、自転車用のシューズです」と答えると、それなら結構と許してくれた。



2階の特別展示室では「ひな祭り展」が開催されていて、左側の壁は赤いひな壇が奥まで続き、通常目にする七段飾りではなく、最上段が御殿になった段飾りが展示されている。
昭和初期の頃の部屋の再現も長老の興味を引いて、昔、家にあった火鉢やおひつの話で盛り上がる。


川沿いのサイクリングロードを走っていると、大きな破裂音。
ピナレロレロ大矢さんがパンクした。
こんなに大きな音がするのは、釘を踏んだりしたんじゃなく、きっとチューブが咬んでいたんだよ。---大正解。大矢さんは先週タイヤを新品にしたとき、注意を怠ってチューブをちゃんと納めていなかったそうだ。
以前、ギセンさんのパンクもおなじように大きな音がしたからね。
Fさんがチューブ交換後のチェックの仕方を実演して見せてくれた。さすがに手つきも鮮やかなものだ。Fの名前はダテじゃない。



佐布里(そうり)池の「梅の館」の前まで自転車で乗り入れたら、えらい剣幕で怒られたそうで、すぐさま全員自転車から降り、押して歩いた。
公園内を押して歩きながら、怒ったのは公園の管理人ではなく、犬を三匹連れて歩いていた年配者だったと知らされた。
われわれ自転車乗りはつくづくシャイで従順だと、改めて納得した。


車の事故現場でちょっと足止めされたりしながら、於大公園に到着。
バーベキュー広場の管理人さんが、我々のためにトイレにシャッターを開けてくれたり、案内チラシを持ってきてくれたり親切だった。

乾坤院(けんこんいん)は曹洞宗の中本山で、徳川家康の生母である於大(おだい)=傳通院が供養されている。

古い立派な山門をくぐると石庭が広がり、その中に立つ石像は天を指さし、空に想いを馳せる姿をしている。乾坤院は山号を「宇宙山」という。



阿久比ではプロスポーツ選手もケアに来るという有名なスポーツ科学研究所を外観だけ見た。
ここから7kmのフリー走行を経て、常滑セラモールに到着。
aQsimさんは先にアルバートの作品展を見学したかったようだが、ちょうど12時。先に到着した人たちは当然のごとくレストラン前に集合していた。


アルバートの作品展ギャラリーではタイルの壁画ばかりでなく、茶碗やぐい呑みや箸置きといった小さな食器も展示していたし、自転車旅行のヒトコマを描いた絵画の小作品もされていた。



岡田で愛知用水の水路の説明を受けた後、古見から朝倉、そして集合場所のテニスコートに戻った。
今回は終始最後尾(シンガリ)を務めたが、あばら骨の坂は知多半島の先端から比べると随分緩くなってきているし、この1月の寒さの中でのサイクリングということで、安全に快適に走れるようにとの幹事さんの気遣いで、距離も50kmに短縮したこともあって、14:30に到着。
ここから数十km自走で帰る人もいるからちょうど良い時間だ。探訪らしくあちこち見学しながら、全員無事に楽しく走れてよかった。


aQsimさんは月末にはムンバイへ向けて旅立つそうで、本当に最後まで楽しい企画をして引っ張ってくれた。
インドからも掲示板やブログで様子を知らせてくれたら、ACAはまた世界に広がっていく。


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