花と音楽のある暮らし

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2011年3月27日日曜日

11.03.27輪中の郷・ぐる輪サイクリング

11.03.27輪中の郷・ぐる輪

3月末だというのに、まだまだ寒い。
自走で行くから6:30出発。
家の周りの畑には霜が降りている。
服装はこのところ定番になっている、ジロ・デ・イタリアの長袖ジャージにパールイズミの冬用上下。更にウィンドブレーカー。
ヘルメットの下にはキャップ。靴にはシューズカバー。
まるで真冬の装備だが、これで丁度良い。


初めて走る道だが、ATLASにルートを入れておいたので、迷うことなく「なばなの里」に到着。42.8km。8:30



M下さんは見たこともないような自転車を持ってきていた。
ロードバイクとは正反対の、少し後ろに反り気味にディレクターチェアーに座ったような感じの小径車だ。
先頭を牽いていく時、なるほど、周りの状況を見渡せる姿勢だ。


伊勢大橋の側道の鉄板の上を延々走る。
継ぎ目のたびにガッタンガッタン大きな音をたてる。
たまにすれ違う歩行者や自転車も、お互い譲り合えばなんとか無事すりぬけられるほどの道。





桑名に入り七里の渡しに向かう。
公園もよく整備されていて、船の係留場所や、碧い海や、長良川河口堰が見える。
案内板に木曽川、長良川に挟まれて、いくつもの輪中の島が描かれている。
4月末に予定されている「しまなみ海道」の島々のようだ。
「輪中巡りツアー」を企画しようかと話していたら、実はこれは江戸時代の様子で、現在は全部がまとまって、「長島」になっていた。


「歴史を語る公園」はお江戸日本橋から富士山の横を通り、亀山、京都三条大橋まで、ウォーキングの人も楽しんでいた。


伊勢大橋を長島に戻って、外周の堤防道路を走る。
堤防は、この辺りが海抜0m地帯であるために、相当な高さを持っており、だいたい2段構造になっているらしい。
一番高いところな車道として整備されていて、車の行き来も激しい。
下の段は地元の車がたまに通る程度で、サイクリングコースとして最適だ。
ただ、道をよく知っていないと、最上段の車道のように一直線に伸びているわけではなく、たまに上ったり下ったり迂回したりするところがあるので、道案内をする人は大変だ。



船頭平閘門は重要文化財でもあり、現在も活用されている。公園の桜は見頃まで1週間ほどかかりそうだ。

デ・レーケの像の前で記念撮影をした後、隣接する資料館<木曽川文庫>に靴を脱いでスリッパにはきかえて入館。
薩摩義士やデ・レーケの紹介や船頭平閘門の模型に解説がつき、理解を深めた。
長島の空撮写真はいま通ってきた道や、これからのルートを確認するのにちょうどよかった。


木曽川大橋西詰の七里の渡し跡(何ヶ所かあるらしい)を見て、伊勢湾台風記念碑と、海抜0mの位置を表す標識を確認する頃には遠くにナガシマスパーランドのジェットコースター群が見えてきた。



伊勢湾岸道路の長島サービスエリアは高速からも、一般道からも利用出来るレストランがある。
ここの売りは「蛤」
今年は蛤が豊漁らしい。
中でも「はまぐり御膳」は豪華でお値打ちな気がした。


昼食後、家族との約束があるので先に帰るというOhbaya4さんに、
「堤防道路ノンストップ、30km巡行」とプレッシャーを掛けておいたが、午後からの北西の強風では難しいだろう。
それともOhbaya4さん、頑張っちゃっただろうか?



人通りの絶えない「ジャズドリーム長島」を見学して、いつの間にか奥へ奥へ入っていったら、迷路に迷い込んだようになって、集合時間に間に合うかどうか冷や汗をかいた。

なばなの里までも強風の中、JD翁K原さんを風除けにして帰ってきた。
ここまでは楽に来られたが、ここから先は一人旅。家まで42km。
今朝きた道を逆にたどる。
西に向かうときは35km/hもでるのに、北向きになったとたん20km/hだ。
16:20到着。2時間20分かかった。高橋尚子さんのマラソン記録とほとんど同じ。
マラソンランナーがすごいのか、自分が・・・?



自転車の手入れには先日届いたチェーン洗浄道具「バルビエリ・トルネード」を早速使ってみる。
チェーンにトルネードのアクリル部分 をセットして、左手の人差し指でレバーを引きながら親指でスプレーボタンを押す。
「右手でペダルを反対回しする」ことになっていたので、信じてやっていたらチェーンが脱落した。やはり正回転でないと無理でしょ。

気をとりなおして(スプレーは行き渡ったので)挟み込んだまま30秒ほど回転させると、アクリルケースの中は真っ黒。チェーンもまだ黒い。
今まで取りきれなかった油汚れがこびりついていたのだろう。
ボロ布で拭きとって、もう1回。
余分な液体を拭き取ると、今度はずいぶん綺麗になった。

わずか数十秒とはいかなかったが、今までの何分の一かに短縮された。
この後フレームのから拭き、汚れの取れないところは水拭き。
タイヤを拭きながら目視チェック。スポークのから拭き。
アクリルケースの底に少し残ったスプレー液はボロ布に染み込ませてゴミ箱へ。
これで全工程終了。
明らかに掃除が楽になった。

あとはゆっくり自分を磨くだけ。

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