花と音楽のある暮らし

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2011年5月1日日曜日

11.04.29~05.01しまなみ海道

11.04.29~05.01しまなみ海道

念願の「しまなみ海道」
布袋駅東口からはACA5名、ウォーキング7名集合。
予定通りバスとトラックで18時出発。
22号線の新川のところで2名合流。

内田橋は20時半の予定が1時間も前に到着となったが、まだ食事をしていない人にとってはちょうど良い夕食タイムとなった。
13名がぼつぼつ集まってくるのを待っては自転車をトラックに積み込む。

安城組は16名。最終の自転車を積んでバスに乗り込んだら、なんのことはない、ちょうど予定の22時になった。

車内で飲み物やお菓子をもらって、点呼の後出発。

車内で寝たり起きたり、浅い眠りを繰り返しながら4時50分に吉野川SAに到着した。
案内板を見ると、神戸から淡路島に渡り、徳島自動車道を通ってきたことになる。
鳴門の渦潮はもちろん見られなかったし、海峡にかかる大橋のライトアップも分からなかった。この時期、最低限のライトしか点灯していないのかも知れない。


サイクリングのスタート地点となる石槌山SAでは、レストランもまだ開いていないし、食べ物がないかも知れないので、朝食を調達しておいた方が良いということだったが、コンビニ弁当やおにぎりの類は売り切れ状態。




石槌山SAには6時15分に到着。

バスの中で要領よく着替えたつもりだったが、サイクリングには小物が多い。
一度しまったバッグの中をまた開け直したりして手間取った。

1時間後には全員揃って記念撮影、スタートすることができた。



今治に向かって海岸近くの道を北上する。
サークルKでしまなみ海道の割引クーポン券が買えるというので立ち寄ったら、全員の分が揃わないというので、次のサークルKを探した。
お陰で割引クーポンは買えたが、今治城のすぐ近くまで行っていながら見ずじまいに終わった。





街中を通り抜けて高速道路の下をくぐると、まもなく来島海峡大橋の橋脚が見えてきて心踊る。
生活道路としても使うためか、ママチャリでも上れるくらいの勾配で、つづら折れやループの形状をしている。

橋の横にある「サンライズ糸山」で情報収集をしたり大型ガラスからの窓からの眺めを楽しむ。




いよいよ「しまなみ海道サイクリング」らしい高速道路脇のサイクリングロードを走る。
潮風が気持ちいい。暑くもなく寒くもない、一番爽やかな気候。薄曇りで見晴らしが今ひとつだが、それでも素晴らしい開放感。
大自然の中に幾何学的で巨大な橋。見下ろせば砂浜や碧い海、緑の島々。

第三大橋を渡ったところにある「馬島」ではエレベーターで下まで降りられるというので、行ってみることになった。
自転車ごと乗れる大型のエレベーターだが、この島を巡る予定はないので、自転車は置いたまま、全員でエレベーターで降り、馬島からの景色を眺望した。



第一大橋の手前のビューポイントで居合わせた家族連れに頼んで集合写真を撮ってもらった。

橋を渡り切ると自動車道から離れて、大島の海岸沿いを島巡りする。
島の道は海岸沿いなら平坦かと思っていたら、アップダウンの楽しい道だった。
名駒峠を越え、江越峠を上ると道が二手に分かれている。
ちょうど車で通りかかった地元らしい人に聞いてみるが、結局よくわからない。
二手に分かれることにした。
真直ぐ進むと山の中に入るが国道まで近い。
右に折れれば、ずっと下って海岸に出る。
我々の選んだ海岸へ下る道は一旦降り切ってしまっただけに、その後もアップダウンの繰り返しだったが、島巡りらしい楽しいコースでもあった。
伯方島が見える海岸に出ると、海流が島に当たってできるのか、潮が渦巻いている。もちろん鳴門ほどではないにしろ、自然の作る渦巻きにしばし見とれた。

遅れはとったが橋の手前で山手を行った組と合流。
伯方・大島大橋を渡って「マリンオアシスはかた」で食事。
「豪勢なヒラメ丼」のメニューはなく、「塩ラーメン」かちょっとボリュームの少ない「うな丼定食」のようなものになった。

後方を走っていた人達とも合流して、午後のひとときを楽しんだ。

生口島へ渡る多々羅大橋には橋柱の下に鳴き龍の表示板と拍子木が設置されていて、これを叩き合わせると橋柱の辺りから大きな共鳴音が響き渡る。
人気スポットのようで2ヶ所とも先客が使っていて、順番が回ってこなかった。

山の斜面に「広島県」の標識。ということは、大三島までが愛媛県、生口島からが広島県尾道市というわけだ。

展望台でくつろいでいたら広島弁のサイクリストに、どこから来たのかと声をかけられた。
愛知県からバスで来たと答えると驚いていたが、彼らも尾道サイクリング協会(OCA)で「りょうちゃん」という名札を着けていた。元気なオッチャンだった。


耕三寺近くの住之江旅館が宿泊地。
広場に車を止めて、明日はきっと雨で走れないという想定のもとに、最後に降車することになる江南組の自転車から先に積み込む。

折角の連休で明日も走りたい。それがダメなら今日のうちに因島・向島まで渡って、しまなみ海道を完走してしまいたい。
しかし、ゆっくりしすぎたから時間的にちょっと難しい。なにしろ江南組を最初に積み込まないと明日の作業が大変なのだ。
これが大所帯の辛いところ。我儘は言っていられない。
一番に車に積んで、みんなが帰ってくるのを待った。



昨夜の車中泊の寝不足もあって、宴会は9時前には終了。おとなしく寝床についた。
夜半には大雨の音が聞こえていた。
5時半に目覚めたが全員まだ就寝中。お年寄りは早起きのはずだが。



外は夜明けて、曇りがちながら雨は上がっている。
霧がかかった島の風景は、抑えた色使いの一幅の絵のようでもあり、幻想的で美しい。
このまま天気は回復に向かいそうなのだが、天気予報は降水確率80%。雷注意報も出ている。

朝食が済んだ頃にはどんどん明るくなってきたので、やっぱり走ることにした。
最初渋っていた人達も、大勢がサイクルジャージに着替え始めたのを見て、やはり走る気になってきた。

着替えて外に出る頃には陽射しが出て、アスファルトが乾いてきている。
昨晩、晴れ男のJD翁K原大明神に向かって拝んでおいたご利益があったとしか思えない。恐るべき神通力。



造船所を見たりaQsimさんの説明を受けたりしながら、海岸沿いの道を走って因島へ渡る。
最後の向島へ渡る橋は、珍しい2層構造の橋で、自転車道路と歩行者用の通路の天井部分を車が走っている。



向島の海岸道路は見通しが良く車も少ないので、ひとりで写真を撮りながら、ところどころ思いっきりペダルを回してみた。



尾道への渡船場はお祭りのせいか賑わっていた。
200mほど先の対岸も大賑わいの様相を呈して華やいでいる。
ここまで来れば予定されたコースを完走したことになる。
バスの出発時刻のこともあるので、昨日「りょうちゃん」に教えられた「尾道ラーメン」は諦めて、この近くで「広島焼き(てっぱん)」とする。

向島運動公園の出発は予定より遅れて、13時の出発となった。
途中、連休の渋滞に巻き込まれたりしながら、深夜の帰宅となった。



4/30 午前中 石槌山SAから伯方島


4/30 午後 伯方島から生口島の住之江旅館


5/1 旅館から向島渡船場

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