花と音楽のある暮らし

花と音楽のある暮らし

2011年5月30日月曜日

11.05.30 初Wiggle

11.05.30Wiggle

足回り第2弾は、はるばる大英帝国から個人輸入で届いた「2XU」


琵琶湖一周の時もそうだったけど、年齢のせいか、ロングライドで自転車に乗りっぱなしでスポーツドリンクを取り込むせいか分からないけど、とにかくロングライドの後は脚が異常にむくんでいる。
風呂に入ってちゃんとケアしているつもりでも、指で押すとへこんだまま戻らない。
パワーソックスとか、コンプレッションウェアとか言う言葉を耳にするようになったので、SKINSなんかどうかなあと思い始めていた。

そんな時、シローさんの「フォトポタ日記」を見ていたら、タイムリーな記事。
wiggleで購入した 2XU ツータイムズユー)の「Compression Leggings」のことがが詳しく載っていた。


履いてみての感想は
 ・履き心地は最高!クセになっちゃう(^^)
 ・疲労しにくい&むくみにくい
 ・ペダリングしやすい
   しかも紫外線防止、防臭作用もある
といったもので、早速wiggleを検索することとなった。


せっかく地球の反対側から送ってもらうのに1点だけじゃ悪いかなと、
もともと探していた 2XU Compression Recovery Leggingsの他に
2XU High Performance Compression Calf Guard & Stirrup(パワーソックス)と
2XU  Compression Recovery Sleeves(アームカバー)を同時に注文した。


5月20日に「注文を受理しました。発送処理を行っています」といった内容のメールが来たので、心待ちにしていた分、届くのが遅いと感じていたが、やっと今日届いた。






イギリスから商品が届くのに10日間というのは、考えてみたら素晴らしく速い。


しかも今やすべて日本語でOK。しかも円。
面倒なことは一切なかった。
wiggle funになりそう。


だがそんなことよりも、せっかく取り寄せた2XUにシローさんが感じたような魔力があるかどうかだ。


Bridgestone EXTENZA RR2の乗り心地&コーナリング性能と
2XU Compression Recovery Leggingsの履き心地&疲労回復性能は、次回グランフォンド 三重 美杉でその足回りの威力が試される!?

2011年5月28日土曜日

11.05.28足回り

11.05.28足回り

タイヤの交換時期はどうやって判断する?
自動車のタイヤと一緒で、何となく5,000kmが目安かと思っていたが、もう少し早いらしい。
4,000kmに近づいたので琵琶湖一周の前に交換するか、せっかく履きなれたタイヤ(Micherin Pro3)で走るか迷った末に結局はPro3で走った。
次週の「サイクリングの日」も雨の中Pro3でがんばった。



しかし・・・
実は5月3日の「荘川桜」の時に、タイヤに鋭利なもので切られたような傷があることは承知していたのだ。
柔らかくて乗り心地のよいMicherin Pro3はそのクッション部分のゴムが柔らかく、ヒビも入りやすいし傷が付きやすい。
まあ4,000km走れば元はとったと言えるだろうか?
いつまでも乗り続けることに少し不安もあるし、この際タイヤ交換することにした。



Pro3ほどの柔らかさはないが、コーナリングでのグリップ力に評価の高いBridgestone EXTENZA RR2を選択。
レース用には RR1 、ロングライドには RR2 という区別を付けているようだ。
購入したのはRR2の700☓25C。これでPro3と同じように体にやさしい乗り心地を得られるかも知れない。



カラーは黒1色にワンポイントのロゴ。
これでいいのだ。
タイヤはシンプルに精悍な黒一色。ジャージやヘルメットが何色でもかまわず、シックに決めてくれるのだ。


もう一つ、足回りを考慮中。
というか、発注済み。
もうそろそろ到着する頃なんだけど。

2011年5月22日日曜日

11.05.22サイクリングの日

11.05.22サイクリングの日

5月22日はサイクリングの日。
週末は雨の予報なので、あまり乗り気はしなかったが、スタッフとして参加することにしていたので、少なくとも集合場所までは行かなくてはならない。

6時出発、東名高速を走って7時前には第一集合場所の豊田大橋に到着。
駐車場にある車は草野球の人たちの車で、サイクリング関係の人達はまだ来ていないようだ。
橋の上に出て、橋や隣接するトヨタスタジアムを見たりしているうちに
Ohbaya4さんを乗せたMorimo10さんの車が来た。窓を開けて挨拶してくれる。

帰ってくる頃には雨が降っているかも知れないから橋の下に止めたほうがいいというOhbaya4さんに従って、車を移動した。

JD翁K原さんやタロウちゃんも車で来た。
電ちゃんの車にはおケイさんとG藤さんが同乗している。
オカポンさんも奥様同伴。


天気は今のところ問題ないが、午後まで持つかどうかは微妙。
自走の人達も集まってきて、出発時刻の8:30には16名になった。



公園内のサイクリングロードを北へ向かって、豊田安城サイクリングロードマップの看板のところがサイクリングロードの起点だ。


ここから第二集合場所「豊田市民文化会館」へ曲がりくねった枝下緑道を通って行く。
車止めのパイプが無数にあって実に走りにくい。
せっかくのサイクリングロードだが、ロードバイクが快適に走れる道じゃない。
ポールの間をすり抜けるには、テクニックと忍耐が必要だ。
ここでaQsimさん、ユーミンさん、Fさんの三人が加わる。



第三集合場所の「水源公園」では6人が待っていてくれて総勢25名。

改めて理事長によるサイクリングの日の挨拶と集合写真の撮影。

けいたろう君やけいたろうとうさんの参加率も上がってきた。
レース志向の岡崎の弱足さんも参加して、みんなでACAを盛り立てていこうという気概が伝わってくる。

朝日新聞の広告を見て参加したのは1名だけだったが、このサイクリングの日によって、ACAのメンバーが自分たちが中心となってサイクリング活動を広めていくんだという意識を持つ良い機会となった。
記念日というのは元来そういう意識を植え付けるための日なのかも知れない。

5月20日サイクリングの日はJCA(日本サイクリング協会)設立の日。
ゆくゆくは国民の祝日になることを目指しているのだとか。
エコをキーワードに、国民が自動車に乗るのをやめて、自転車で遠乗りを楽しむ1日なんてのがあったら楽しいだろうね。
国際的に注目を浴びるかも。




安城総合運動公園に着いた頃には雨になってきた。
トイレ休憩したり雨具の用意をしているうちに本降りになってきた。
地下通路に避難して雨宿り。
このすぐ上に体育館のレストランがあるというので、雨の様子を見ながらここで昼食。

窓から見えるグラウンドは水が浮いて使用できなくなってしまった。
いったん傘を閉じた人達も、また傘を開いて歩いている。


少し小降りになったところで、デンパーク行きは諦めて、帰途につくことになった。
パールイズミの雨天用帽子は透明エンビのヒサシが付いていて、雨つぶが直接メガネにかかることなく、視界が確保されるのでなかなか評判も良かった。

前の集団から一人、スリップして落車した。大きな鉄板の上を通った時だ。
すぐに立ち上がって集団に追いついたから大丈夫そうだが、雨の日はこれが一番怖い。注意していてもマンホールの蓋や道路に引かれた白いラインなど、普段はそれほど気にしないようなものまでが、雨の日にはスリップの元凶となる。
ロードバイクの細い高圧タイヤは細心の注意を払わなければならない。



豊田大橋の下に帰りついて着替えを済ませても肌寒かった。
完走はできなかったが雨が降るのはむしろ予定通り。
その中でこれだけ集まって、自分たちが何かをしようという心意気が伝わってきた。
幹事として何度も下見に走ったオカポンさん。
忙しい中ホームページを更新したり配布物を作成した電ちゃん。
スタッフを買ってでた大勢の人達。
みんなの思いは次に継承されていくだろう。

2011年5月15日日曜日

11.05.15琵琶湖一周

11.05.15琵琶湖一周

長浜、豊公園の駐車場で受付。
スーパーロングの人達は既に5時に出発したのだが、その数27名と聞いて驚いた。
先週も下見を兼ねて6人が走ったようだから、合計30名以上、実に参加者の2割がスーパーロングに向かったことになる。


コース説明の後、六まるファイターさんやS山さん、けいたろうとうさんと並んでスタートを待っているうちに、やはりスタート時の写真を撮っておきたくなった。

あっちこっちで写真を撮っていないで真面目に走って来いと言われているので、走行中は極力走ることだけに専念しようと思う。
それだけにスタート時の写真、ゴール後の写真、それと、もしロングコースに行けたら瀬田の唐橋の写真だけは押さえておきたいのだ。




「ゆっくり走ってくれたら、あとで合流するからね」と、スタート位置を離れ前に出てシャッターを切った。
安いデジカメだから動作が鈍い。まあその分膨大な枚数の写真を撮らずに済んだ。


最後尾からスタートしたが、なぜかヒゲおやじさんも後ろにいる。ごぼう抜き記録を作るつもりかな。
二人で少しずつ前を捉えていく。
湖岸を北に向かう道路はほとんど平坦で路面も良く、快適に走れる。
ただこれからの長丁場を考えると、なるべく足慣らしのつもりで、飛ばし過ぎないよう注意しなければならない。
前回は誰かのあとについていけばよかったが、最後尾からのスタートだったせいか、ちょうど良い速度で走っている人がいないので、抜いていくしかない。
ヒゲおやじさんもピッタリ付いてくる。



賤ヶ岳トンネルは事故の影響で片側通行になっている。
それはいいが、一段高くなった歩道を走るよう促される。
ただでさえ暗く圧迫感のある悪名高いトンネルだ。
ライトを照らしてトンネルに入ったつもりが点灯していない。OLIGHTのライトはリチウム電池を2個使って自慢の明るさなのだが、ちょっと電池が減ってきたかなと思うとすぐに点かなくなってしまう。
サドルバッグに予備のリチウム電池は入れてあるが、この状況で止まって電池を交換するわけにもいかない。
できるだけ真っ直ぐ前を見て、ふらつかないよう真進する。
どうしても肩に力が入って、回転も遅くなるので余計に不安定だ。
平衡感覚もおかしくなる。しかしここでふらついて転倒でもしようものなら大怪我だ。
出口の明かりを頼りに、どうにか無事に脱出した。


岩隈トンネルを越えた辺りが30km地点。
去年けいたろうとうさんと一緒に、ちょうど1時間で走ったが、少々速すぎたせいで、ここからの上りで置いて行かれたところだ。
今年のアベレージは28.5kmとなっている。
その分上りは苦にならない。

マキノ追坂峠を気持よく下って、六まるファイターさんやS山さん、Morimo10さんと合流。
しばらく牽いてもらったがコンビニに寄っていくというので、他の二人と先に進む。

琵琶湖大橋で信号で止まると、前にいた二人はそのまま左折して大橋に向かってしまった。

ロングコースはここから+40km。
ということは、あと20km南に向かって瀬田の唐橋を渡れば、あとはいやでもゴールまで辿り着くしかない。
幸い気候は暑くも寒くもなく最適。風も穏やかで、遅くならなければ向かい風になりそうもない。
一人きりだけど行ってみよう。

すると、ちょうど青信号になったときに「自転車百哩走大王」のジャージの方が前に出て、そこにつく形になった。
しばらくすると大王が、ここまでにすっかり足を使ってしまったので、ゆっくり走るから先に行けと言う。止まってそう言われれば先に行くしかない。




街中はどこも渋滞気味で走りにくい。
BIWAKO HOTELの前の信号で、渋滞した車の脇を抜けて前へ出ようとすると、アスファルトと側溝の段差にタイヤが取られ、慌ててブレーキをかけたら前輪がロックしたのか、自転車ごと放り投げられた。
ツツジの植え込みの上に落ちたので、ほとんどカスリ傷ひとつ無かったが、車の人たちをも驚かせてしまった。
大王は何くれとなく気を使ってくれたが、どこも異常はなさそうなので、先に行ってもらい、少し体をほぐしたりして休憩した。



近江大橋を過ぎ、一号線を横断したら唐橋が見えてきた。
橋の上で、ロングに向かった心意気の証として、FOCUSの記念撮影をした。


時おり風向きが変わるのか、走る方向が変わるせいか、追い風になる時があるようで、35km/hくらい出る時がある。かと思うと同じように回しているつもりでも25km/hに落ちたりしている。

もうさっきからお尻が痛い。「探訪あいち」のときは100km・150kmでも、途中で何度も休憩や昼食タイムをとるので感じないが、今は信号待ち以外は自転車から降りることもない。ダンシングを取り入れようかとも思うが、余計なことをすると足が吊りそうだ。

一度だけコンビニに寄ってトイレ休憩&水分補給。時間を節約してすぐ走りだす。
人のいないのを見計らって歌を歌ったりひとりごとを言って口を動かす。
琵琶湖の東岸は真平らで単調なのだ。黙っているとお尻の痛みばかりが気になる。
みんなどんなお尻の皮をしてるんだろう。皮というより革のようになっているのかもしれないなあ。


反対側の車線を、おそろいのジャージ姿の一団が気持よく駆けていく。カッコイイ。
そうそう、自転車は楽しいもんなんだ。元気に走らなくちゃ。

一周はいったい何キロなんだろう。182kmだと思って走っていて、サイコンが182kmになったときにゴールがまだまだ先だったら、ガックリくるだろうなあ。
185kmだと思っていれば間違いないか。
見覚えのある風景になってきた。長浜ドームも見えてきたぞ。
もうここまでくればゴールは近い。と思っていたら、右側をスーっと追い抜いていく人がいる。
上体をコンパクトにして全くブレがない。小気味良い走り方。こりゃきっとスーパーロングの人だ。

信号を左折してゴール。14時2分。
前の人は14時1分。スーパーロング第1位の人だった。240km走ってこの余裕。
でもまあ、こういうスーパーマンと自分を比べてみたところでしょうがない。

さて、他の人達はどうだったのかな。
ピナレロ大矢さん、ショートにしちゃったの。でもさすがに速いね。一木さんと同タイムか。
五島さんや久保さんは更に上位にいるのか。時速29km、走行時Aveは32~33km/h位だろうか。

ロングの方では、今朝準備中にちょっと話をさせてもらった花木さんが4着で12時33分。今日のブログが楽しみだ。
河西さんが12時50分の7位。そのあと8位に笹野さん。
佐藤さんと高村さんはずっと一緒だったんだ。


スーパーロングではシマウマ男さん、Tokonameさん、yasuさんが順当に上位にいる。
北條さんはまだ完全復帰とはいかなかったようだが、それでもこれだけ走った後でもすごく元気だ。まもなく復活だな。






こうして走り終えた後も、お菓子や飲み物をいただきながら、スタッフの人達や参加者といろんな話ができるのもいいもんだ。
「山田さん」と話しかけてきてくれた若い人に、まだ「インストラクター」と入らない名刺を渡した。

2011年5月8日日曜日

11.05.08あおなみ線とリニア・鉄道館

11.05.08あおなみ線とリニア・鉄道館

4月23日に雨天中止となった「あおなみ線とリニア・鉄道館」が5月8日に開催されると企画統括部から掲示板に載せられて、急遽申し込みをした。
みんなも忘れているだろうから、参加者はあまり多くないかも知れない。
幹事さんから携帯メールで「今のところ参加者5名」と連絡があった。


自走で6:45には家を出ようと準備する。
朝から明るい日だ。いつの間にか随分日の出が早くなった。

国道41号線は避け、できるだけ並行している道を選んで走る。
師勝町のコンビニでアクエリアスを買ったついでにウィンドブレーカーを脱ぐ。
ペダルは快調に回っているが、もうすでに暑くなってきた。


予定の8:30少し前に到着したが、幹事のM下さんとガッキーさんがいる。
aQsimさんとユーミンさんのあと、けいたろう君が来た。
ということは、当然けいたろうとうさんも来たんだな。
テラさんと初参加の人。それから白いアンカーさん?
白いアンカーさんは琵琶湖スーパーロングの下見じゃないの?
実は相当な鉄道マニアらしい。



名古屋駅の高層ビル群を裏側から眺める格好で、ささしまライブ駅に到着。
ここからあおなみ線に沿って南下する。

荒子駅では以前、前田利家の足跡をたどる探訪で立ち寄った。
初陣の騎馬像がある。

緑陰の荒子川公園を抜けて稲永から金城埠頭へ。
リニア・鉄道館では食事は難しいだろうと、その前にファニチャードームのレストランに入る。
まだ11時で客はいない。広々した空間でゆっくり食事ができた。





リニア・鉄道館は大混雑が予想されたが、それほどのことはなく、迫力ある現物展示を見てまわることができた。
シミュレーターなど体験コーナーや人気のコーナーでは入場制限も行っていたが、ほかは比較的ゆっくり見てまわれた。


けいたろう君やけいたろうとうさんとも、久しぶりにゆっくり話ができた。




隣に座っていたM下さんのところにマイクが向けられた。
NHKラジオのインタビューだそうだ。

どうして此処に来たのかとか、誰と来たのか、何が一番興味深かったかなど、探訪あいちの幹事さんとしては、考え込んだり答えに窮するようなことはないので、すらすら答えている。
ついでにACAの宣伝になるといいね。
しまった!私の名刺も出しておけば良かった。
ACAのホームページも掲載してあったのに。



1時間半かけて見て回った後は、跳上橋を見る。
これは鉄道専用の橋で、言ってみれば勝鬨橋みたいに、船が通るときに跳ね上げて、船を通すための設備だ。

反対側へ廻り込んで、立てかけてある梯子を登ってみると、
線路の一部がそのまま残っていて、なるほどその様子が理解できる。
産業何とかに選定され、保存することが決まっているそうだ。


ガイシプラザへ戻ると大勢の人だかり。
コンサートか何かあるらしく、入場待ちの人達がプールのほうまで延々伸びている。
なんのコンサートか聞いても、よく分からなかったようだ。

2011年5月3日火曜日

11.05.03荘川桜ツーリング

11.05.03荘川桜

ACAの掲示板には参加表明がなかなか出てこなかったが、ぎりぎりになってから滑り込みの参加者が多数出てきた。
普段の探訪あいちではお目にかからない、「ツール・ド・あいち」で健脚を競う人達だ。
こういう人達と、ずっと上りの90km、往復180kmを本当に走れるのだろうか。
自分のペースを守れるだろうか。
まあ、そうは言っても、あくまでも「探訪あいち」だし、途中引き返すのも自由ということなので、あまり気負わず楽しんでくることにしよう。



早朝から「美濃にわか茶屋」にサイクリストが集まってくる。
記念撮影をして、7時スタート。
最後尾に付くよう頼まれたので、全員がスタートしたのを確認しているうちに集団は橋を渡りきってしまった。
早く追いつこうと頑張って、30km/hでペダルを回すのだが、追いつくどころか離れていってしまう。一体どんな集団なんだ。

フリー走行となって先頭集団はどんどん前へ行ってしまったが、だんだんグループが形成されていくようだ。
いつの間にか青いジャイアンさんが牽くトレインの最後尾についた。
いつも高速回転でガンガン飛ばすジャイアンさんだが、今日は探訪ペースを確認するかのような一定のペースで牽いていく。



2~3人前のあたりでパーンという破裂音がして止まった。
パンクだが何かが刺さったのとは違う。リムとタイヤの間にチューブを挟むことによる一瞬の破裂だ。
民家の前でオレンジ大好きクプさんが修理を始めると、タイヤの側面に切り傷というか、裂け目のようなものが出来ていて、チューブも同じ位置で裂けていた。
何かを踏んだという感じでもないし、原因不明のままとりあえずエアーボンベで空気を充填して修理完了。

長良川にくっついたり離れたりしながら、どんどん北上していく。
北濃からは徐々に勾配がきつくなってくる。
5%前後の坂が10km続いて、最高地点はひるがの分水嶺。
ここで写真を撮りながら小休止。

前回来たときはすいとぴあ江南からここまで100km。へとへとに疲れて、やっとの思いで分水嶺にたったが、それに比べると今回は、そんなに苦しまずに上ってこれた。
以前よりは自転車に乗れるようになってきたのかな。

目的地の荘川桜はここから14kmの下り。もう一度ウィンドブレーカーを羽織って下っていく。
寒い。陽射しがなくなり、全体にグレーがかった景色。気温も随分下がっているようだ。
目の前に現れたのは白山か。まだ白い雪をかぶっている。



公園はある程度賑わっていたが、肝心の桜はやっと蕾が膨らんだところ。
まだ開花には至っていない。
ぐるっと一回りしてみた。
荘川桜の記念切手販売のおばちゃんと世間話をした後、ドライブインで昼食とする。




ドライブインでは昼食を終えた集団が待っていてくれた。
この集団は10名。我々は7名。
一人まだ公園に残っていたから合計18名。
するとあとの5名はすでに行ってしまったのか、あるいはまだ到着していないのか。

食事もゆっくりできて、7人で帰途につく。
すぐにオレンジ大好きクプさんが停止。
パッチの付きが悪く空気が抜けてしまったようだ。
前にいた二人は気づかず、そのまま行ってしまった。5人になった。

そして更にパンク。
二度あることは三度あるとは言うものの、こんなことは珍しい。
しかもタイヤはまだ新品同然なのに。
この時も前の2人は気づかず、3人だけが残った。


こんどパンクしたら一人っきりになるね、と悪い冗談を言いながら、まさかそんなことが起きようとは思ってもみなかった。



子宝温泉まで来て、あと20kmは切った。ちょっと飽きてきたね。
と言っているうちに、またしても破裂音。
今度は前輪。しかも同じように側面に亀裂。
これは呪われているなんてもんじゃなく、タイヤの不良品だ。
メーカーのせいか、ネット販売店なのか・・・などと今言っていても仕方ない。

同行のよしみで一宮の方にチューブを分けてもらい修理。
タイヤの裂け目のところには、たまたま工具の中にあった、ビニールコーティングしたような紙を当てがって、チューブがそこから膨れ上がるのを避けた。
もうチューブは残っていない。
下りでも極力抑えて、段差を踏まないよう気遣いながら走った。
もちろんオレンジ大好きクプさんが先頭。
もし、クプさんが最後尾なら、何事かあっても我々2人は気づかず、クプさん一人になってしまうかも知れないから。

往路とそんなに違わないくらい時間を掛けて下ってきた。

幹事の北條さんが待っていてくれてほっとした。
何だかすぐには立ち去りがたく、ぐずぐずと時間を掛けて帰り支度をした。

2011年5月1日日曜日

11.04.29~05.01しまなみ海道

11.04.29~05.01しまなみ海道

念願の「しまなみ海道」
布袋駅東口からはACA5名、ウォーキング7名集合。
予定通りバスとトラックで18時出発。
22号線の新川のところで2名合流。

内田橋は20時半の予定が1時間も前に到着となったが、まだ食事をしていない人にとってはちょうど良い夕食タイムとなった。
13名がぼつぼつ集まってくるのを待っては自転車をトラックに積み込む。

安城組は16名。最終の自転車を積んでバスに乗り込んだら、なんのことはない、ちょうど予定の22時になった。

車内で飲み物やお菓子をもらって、点呼の後出発。

車内で寝たり起きたり、浅い眠りを繰り返しながら4時50分に吉野川SAに到着した。
案内板を見ると、神戸から淡路島に渡り、徳島自動車道を通ってきたことになる。
鳴門の渦潮はもちろん見られなかったし、海峡にかかる大橋のライトアップも分からなかった。この時期、最低限のライトしか点灯していないのかも知れない。


サイクリングのスタート地点となる石槌山SAでは、レストランもまだ開いていないし、食べ物がないかも知れないので、朝食を調達しておいた方が良いということだったが、コンビニ弁当やおにぎりの類は売り切れ状態。




石槌山SAには6時15分に到着。

バスの中で要領よく着替えたつもりだったが、サイクリングには小物が多い。
一度しまったバッグの中をまた開け直したりして手間取った。

1時間後には全員揃って記念撮影、スタートすることができた。



今治に向かって海岸近くの道を北上する。
サークルKでしまなみ海道の割引クーポン券が買えるというので立ち寄ったら、全員の分が揃わないというので、次のサークルKを探した。
お陰で割引クーポンは買えたが、今治城のすぐ近くまで行っていながら見ずじまいに終わった。





街中を通り抜けて高速道路の下をくぐると、まもなく来島海峡大橋の橋脚が見えてきて心踊る。
生活道路としても使うためか、ママチャリでも上れるくらいの勾配で、つづら折れやループの形状をしている。

橋の横にある「サンライズ糸山」で情報収集をしたり大型ガラスからの窓からの眺めを楽しむ。




いよいよ「しまなみ海道サイクリング」らしい高速道路脇のサイクリングロードを走る。
潮風が気持ちいい。暑くもなく寒くもない、一番爽やかな気候。薄曇りで見晴らしが今ひとつだが、それでも素晴らしい開放感。
大自然の中に幾何学的で巨大な橋。見下ろせば砂浜や碧い海、緑の島々。

第三大橋を渡ったところにある「馬島」ではエレベーターで下まで降りられるというので、行ってみることになった。
自転車ごと乗れる大型のエレベーターだが、この島を巡る予定はないので、自転車は置いたまま、全員でエレベーターで降り、馬島からの景色を眺望した。



第一大橋の手前のビューポイントで居合わせた家族連れに頼んで集合写真を撮ってもらった。

橋を渡り切ると自動車道から離れて、大島の海岸沿いを島巡りする。
島の道は海岸沿いなら平坦かと思っていたら、アップダウンの楽しい道だった。
名駒峠を越え、江越峠を上ると道が二手に分かれている。
ちょうど車で通りかかった地元らしい人に聞いてみるが、結局よくわからない。
二手に分かれることにした。
真直ぐ進むと山の中に入るが国道まで近い。
右に折れれば、ずっと下って海岸に出る。
我々の選んだ海岸へ下る道は一旦降り切ってしまっただけに、その後もアップダウンの繰り返しだったが、島巡りらしい楽しいコースでもあった。
伯方島が見える海岸に出ると、海流が島に当たってできるのか、潮が渦巻いている。もちろん鳴門ほどではないにしろ、自然の作る渦巻きにしばし見とれた。

遅れはとったが橋の手前で山手を行った組と合流。
伯方・大島大橋を渡って「マリンオアシスはかた」で食事。
「豪勢なヒラメ丼」のメニューはなく、「塩ラーメン」かちょっとボリュームの少ない「うな丼定食」のようなものになった。

後方を走っていた人達とも合流して、午後のひとときを楽しんだ。

生口島へ渡る多々羅大橋には橋柱の下に鳴き龍の表示板と拍子木が設置されていて、これを叩き合わせると橋柱の辺りから大きな共鳴音が響き渡る。
人気スポットのようで2ヶ所とも先客が使っていて、順番が回ってこなかった。

山の斜面に「広島県」の標識。ということは、大三島までが愛媛県、生口島からが広島県尾道市というわけだ。

展望台でくつろいでいたら広島弁のサイクリストに、どこから来たのかと声をかけられた。
愛知県からバスで来たと答えると驚いていたが、彼らも尾道サイクリング協会(OCA)で「りょうちゃん」という名札を着けていた。元気なオッチャンだった。


耕三寺近くの住之江旅館が宿泊地。
広場に車を止めて、明日はきっと雨で走れないという想定のもとに、最後に降車することになる江南組の自転車から先に積み込む。

折角の連休で明日も走りたい。それがダメなら今日のうちに因島・向島まで渡って、しまなみ海道を完走してしまいたい。
しかし、ゆっくりしすぎたから時間的にちょっと難しい。なにしろ江南組を最初に積み込まないと明日の作業が大変なのだ。
これが大所帯の辛いところ。我儘は言っていられない。
一番に車に積んで、みんなが帰ってくるのを待った。



昨夜の車中泊の寝不足もあって、宴会は9時前には終了。おとなしく寝床についた。
夜半には大雨の音が聞こえていた。
5時半に目覚めたが全員まだ就寝中。お年寄りは早起きのはずだが。



外は夜明けて、曇りがちながら雨は上がっている。
霧がかかった島の風景は、抑えた色使いの一幅の絵のようでもあり、幻想的で美しい。
このまま天気は回復に向かいそうなのだが、天気予報は降水確率80%。雷注意報も出ている。

朝食が済んだ頃にはどんどん明るくなってきたので、やっぱり走ることにした。
最初渋っていた人達も、大勢がサイクルジャージに着替え始めたのを見て、やはり走る気になってきた。

着替えて外に出る頃には陽射しが出て、アスファルトが乾いてきている。
昨晩、晴れ男のJD翁K原大明神に向かって拝んでおいたご利益があったとしか思えない。恐るべき神通力。



造船所を見たりaQsimさんの説明を受けたりしながら、海岸沿いの道を走って因島へ渡る。
最後の向島へ渡る橋は、珍しい2層構造の橋で、自転車道路と歩行者用の通路の天井部分を車が走っている。



向島の海岸道路は見通しが良く車も少ないので、ひとりで写真を撮りながら、ところどころ思いっきりペダルを回してみた。



尾道への渡船場はお祭りのせいか賑わっていた。
200mほど先の対岸も大賑わいの様相を呈して華やいでいる。
ここまで来れば予定されたコースを完走したことになる。
バスの出発時刻のこともあるので、昨日「りょうちゃん」に教えられた「尾道ラーメン」は諦めて、この近くで「広島焼き(てっぱん)」とする。

向島運動公園の出発は予定より遅れて、13時の出発となった。
途中、連休の渋滞に巻き込まれたりしながら、深夜の帰宅となった。



4/30 午前中 石槌山SAから伯方島


4/30 午後 伯方島から生口島の住之江旅館


5/1 旅館から向島渡船場