花と音楽のある暮らし

花と音楽のある暮らし

2011年7月30日土曜日

11.07.30明治村坂練

11.07.30明治村

明日の探訪あいちが雷を伴う雨模様なのでDNS(というより、参加表明せず)にして、その代わり今日少し走っておこうと思う。

今日も結局9時スタートになってしまったが、まずは明治村に向かう。
羽黒から大宮浅間神社の前へ出て、そのままの勢いで坂を駆け上がる。
今日はストップウォッチを押してみた。
登り口に比べて途中はそんなに急勾配とも見えないが、とにかく脚を休める所がない。
34☓21をすぐに34☓24にして、なるべく回すようにする。
腰の位置を少しサドルの前にずらして、脚の重量をペダルの押し下げに利用する。
これで、いつもより無理に踏み込もうとしなくてもペダルは回ってくれる・・・ような気がする。
もう一つは呼吸法。
意識して腹式呼吸。なるべく強く短く息を吐いて、そのぶん大量の酸素を取り込む。
もうあと少しのところで車が3台追い越していったが、後ろから追い立てるようなこともなく、上手に追い越して行ってくれたので助かった。

最後のところで激坂。
ギヤは変更せずにダンシングに切り替えたが、軽すぎて抜けてしまうようなこともなく、そのままゴール。


ストップボタンを押すと3分37.4秒で止まった。
もっと長い時間苦しんでいるのかと思っていたが、案外短い時間だったんだ。
しかしこれで一杯いっぱい。肩で大きく息をしている。
これがあと百メートルも続いたら呼吸困難になってしまっただろう。
タイムはそんなに焦らなくてもいいから、もっと、どこまでも上っていけるような走り方や呼吸法を身につけなければ、ヒルクライムやグランフォンドは苦しいばかりのものになってしまう。


取り敢えず今までと違う走り方を試してみたということで、記念撮影。
次回もタイムを追うのではなく、少しでも楽に、緩斜面を走るのと同じように自然な感覚で走れるよう、いろいろ試してみよう。



入鹿池の脇を通って右折すると5~6%の坂が「小牧東インター有料道路」まで続く。
ここはダンシング縛り。
けっこう車が多いから歩道を走る。歩道は未だかつて歩いている人を見たことがない。
夏草が路肩からほぼ車道の近くまで伸びていたり、アスファルトの割れ目から生えていたり、ゴミが投げ捨てられているのを避けながらダンシング、ダンシング。
ほぼ一定の勾配だからなんとか乗り切ったけど、頻繁にギヤチェンジが必要な坂ではなかなか難しいだろうなあ。



今来た道を下って、尾張パークウェイへ。
ここは適度に上ったり、疲れてきた頃に下りになったりするので走りやすいのだ。
逆に言うと、もう少し長い上り、下りがある方が練習にはいいのか?
でも、もし蔵王山が近くにあっても、きっと練習に行こうという気にはならないだろうね。(年に1~2回ならいいけど)




犬山城の下をくぐって、木曽川堤防道路へ。
晴れ上がって木曽川のゆったりした流れが美しいので、ウォーキング&サイクリングロードへ下りて写真を撮ろうとした。



サイクリングロードからは林の間からしか川が見えず、「ゆったりした流れ」は撮りづらい。
サイクリングロードを抜けて、堤防に戻ってから撮ろうと思っていたが、信号に気を取られているうちにすっかり忘れてしまった。
昔っから忘れっぽい性格だったが、こういうことが更に増えてくるんだろうなあ。


自転車の手入れは忘れず、フレームもタイヤも、チェーンやスプロケもピカピカに磨いた。


高低図はチョット見「ミニフォンド」のように見える

2011年7月24日日曜日

11.07.24東洞

11.07.24東洞

昨日もほとんど走ってないので、今日は午前中の短い時間、集中的に走りたい。

おっと。今日は分別ゴミの日。
たまには手伝っておかないとゴミが溢れ返っても困るからね。
何しろ分け方が細かくて大変なのだ。
アルミ缶・スチール缶、スプレー缶(プラは取り外しガスは穴を開けて抜いておく)種類別に
ペットボトルは口元の白いリングをを取り外して、
スチロール皿の白・色物別に、
きれいに洗ったビニール・プラスチック類と油がついて落ちない汚いプラ類、
ビンは透明・緑・茶色・白など色別に、
化粧品の瓶、化粧品の蓋
剃刀の刃、電球、乾電池、ボタン電池別々に、etc.


8時からしか出せないから中途半端。
着替えて出発するときには9時になってしまった。

明治村の坂を、「インナーローでクルクル回して、たまにダンシングを取り入れる」練習をしたかったんだが、この時間からだと明治村の駐車場に入る車が混んでくる。
少し南に向かいながら入鹿池に抜ける道がないか探したけど、結局大縣神社(姫の宮)まで来た。
入口でぐるっと見渡すと、左手から道が回り込んでいるように見える。
ちょっとした坂道で、いい感じかなと思ったが、砕石工場のダンプが通る道らしい。最後は工場敷地内に付き通行禁止。しかも砂や砂利が浮いている。
諦めて引き返し、池ノ内から19号方面へ向かい、東洞で左折した。






ここから中央高速道小牧東IC方面へ1.8km5.5%はちょうどいい坂道だ。



Fright deckでタイムを測ってみると、7分09.9秒。
この時、ストップウォッチを止めたら、この先は計測されず、ODOメーターの数値だけが延びていた。ストップウォッチを止めてもちゃんと距離の計測は続けてほしいなあ。
ATLASが記録してくれたからいいようなもんだが。

入鹿池まで快適に下っている時、反対側を上ってくるローディーを何人か見かけた。



ここまで来たらいつもの赤い橋を渡って尾張パークウェイをモンキーパークへ。
成田山前、犬山城の脇を抜けて木曽川堤防をちょっとだけ走り帰宅。

シャワーを浴びて、ちゃんと昼ごはんに間に合った。
ここでビールを飲みたいところだが、ぐっと我慢。
熱いお茶をおかわり。日本人だなあ。


ATLASデータ
Dst       41.09km
Time     1:46:46
Ave      22.8km/h
Max      50.7km/h

Aveはせめて25km/hくらいに上げなきゃいけないな。

2011年7月23日土曜日

11.07.23乗り方講習会

11.07.23乗り方講習会

「人とバイクの重心を合わせ、脈動のないぺでリングで効率よく走る」をテーマに、ムダの無いカッコいい走り方を学びましょう。

ということで、より楽しく走れるようにスキルアップを目指して講習会に参加。

場所も自宅から7~8kmのところなのでゆっくり行けばよいのだが、気分と時間との兼ね合わせで、木曽川の堤防を少々余分に走ってもいいかなと思う。

江南市の街中は土曜日でも結構車が多く、黒岩を越えてサッカー場の辺りまで行ったところで引き返し、極楽寺公園を更に東へ戻ったところから新しいサイクリングロードを走ってみた。
ゲートボールを横目で見ながら芝生広場を走ったり、林の中の薄暗い道を通り抜けて、距離を20kmくらい稼いで極楽寺公園管理事務所に来た。

「乗り方講習会」と「交通法規とメンテナンス講習会」に分かれて受講。


送信者 11.07.23乗り方講習会


乗り方講習会のほうはまず身体測定。
1)身長
2)股下
3)リーチ
4)肩幅

その後全員の自転車を測る。
1)トップチューブ
2)クランク
3)ステム
4)ハンドルリーチ
5)ハンドルドロップ
6)ハンドル幅


適正サイズとポジション
正しく乗れていれば、ハンドルやサドルに重量が掛かりすぎず、重さがペダルの推進力に使える。

吐く呼吸
息をすばやく大きく吐くことにより大量の空気を取り込める。
(山岳探訪のときに呼吸法が間違っているのを見つけられたようだ)



クランク長
全員クランクが長すぎるそうだ。
クランクが踏みつけるだけの往復運動であればクランクは長い方がトルクが掛かるので良いのだが、実際にはペダルは回転させるものなので、トルクのかかる2時の位置までの戻りが早いほうが効率が良い。

実際に自分の自転車も160mmのクランクを付けてもらい、ローラー台で回してみる。
たった10mm(直径で20mm)小さくなっただけで、ちょこまか回しているような感じを受ける。しかし確かに回転速度は上がっている。
外へ出て堤防道路の坂道を2度ほど往復する。
ギヤを重めにして速く回してみたり、ダンシングをしてみたりした。
洗脳されたせいか確かにまわるような気はするが、ヒルクライムでも苦しくなってくるのは暫らく走って脚を使ってしまった後だ。
実際のところは長時間乗ってみなければ分からない。
ただ、可能性が広がったということで有意義な講習会だった。

2011年7月17日日曜日

11.07.17山岳探訪(東員町~多賀町)

11.07.17山岳探訪(東員町~多賀町

うーん、困ったなあ。
探訪だから当然申し込んだけど、だんだん増えてくる参加者の名前を見ていると、坂に自信のある人ばかり。
明らかに坂で置いていかれそうだ。

コース案内を見直すと
「110km 5★激坂多し 上級」となっている。
場違いなところへ申し込んでしまった。
しかし、「もちろん参加しますよ」と掲示板に書き込んでしまった後だ。
いまさら取り消すわけにはいかない。
天気予報は晴れ。中止になるようなことはない。



少々重い気分のまま集合場所に行くと、駐車場の入口近くに4人集まっている。
ほどなくして多度山の山田さんも到着。
あとは岡山から参加の岡山のJINさんと、仲間の金瀬さん。
この人達も奥のほうで既に準備を終え、待機していた。


一人だけ取り残されないよう、中間に位置して進む。
緩く自然に上っていくがこの辺りはまだ大丈夫。
しかし蒸し暑く、藤原の簡易パーキングに到着した時には汗ビッショリ。
自分だけオーバーペースかと思ったら、蒸し暑いのはみな同じだった。

鞍掛峠まではフリー走行ということで、元気なkuwanaさんがひとり飛び出していった。
今回は足付きをしないように最初から軽いギヤで回すようにした。
山の上部は濃い霧がかかっている。
進むにつれ霧雨が降ってきたが、涼しいのはありがたい。
呼吸の仕方が下手なのか、すぐに息が上がってしまう。
少し前に一人いるからなんとか頑張って付いていく。

多度山の山田さんがすぐ後ろを見守っている。
この人、自分より少々高齢だが、ツール・ド・あいちでも常に上位に入っていて、
乗鞍では1日2本☓2日間をやってしまうような人だ。
しかもこの辺りはホームグランドで知り尽くしているらしい。

3つ目の工事区間で、片側通行で止められた。
やれやれ、諦めて足つきした訳じゃないからね。
ほっとしたけど。

「もうあと少し、坂はすこしきつくなるけど」と言い残して、多度山の山田さんはスルスルと上っていった。
平均勾配8.9%を600m。かろうじて上りきった。
全体では6.3%の6.5km。二之瀬と同じくらいだろうか。



この雨の中を先に進むか、引き返すのか、あるいは途中ショートカットするか。
ぱんたあにさんが引き返したいと言ったのは意外だった。
多数決で決めようにも人数は分かれた。
向こう側の様子を見て決めようとトンネルを越えると、こちら側は晴れ。
道路も乾いている。
ここから長い下り。引き返すならここしかないけど、もちろん全員予定通り行くことになった。

急勾配のカーブの多い道はゆっくり下りるよう、幹事の青いジャイアンさんさんから何度も注意があった。
途中のカーブでオートバイがひっくり返っている。
道路脇に乗り手と見られる2人が座り込んでいるが、大丈夫ですと言っている。

我々もこんなことになってはかなわないから更に慎重に下りていく。



スーパーたなべの自販機で水分補給。
この先しばらくは補給場所がない。
先程の山中ではケイタイの電波も届かないそうだ。



犬上ダムで下を覗き込んだり、湖畔を吹き抜ける涼しい風に癒されて、二つ目の角井峠に向けて出発。



峠を下ると今日の昼食場所は道の駅「マーガレットステーション」入口はひまわり畑になっていて、開放的な感じの施設だ。
お弁当を買って休憩所で食べた後、ジェラートを堪能。


永源寺ダムの脇を通って山道を走っていたところ、細かい落石を撥ねたときに無念のパンク。
撥ねたというよりか、乗りあげて飛ばしたようで、チューブは見事なスネークバイト
シュワルベのULTREMO R.1はまだ買ったばかりなのに傷つけてしまった。
「この程度ならアロンアルファで着けておけば大丈夫」と教えてもらった。
エアーポンプでシコシコ入れていたら、
「そんなところで苦労することはないよ」とエアーボンベを提供してくれた。
ボンベで微調整は難しいから、中の空気は抜いておかなければならない。
「せっかく6barくらい入れたのになあ」とぼやくと、
「それを抜いてしまうのは非常に心苦しい」と言いながら一気に抜く。
全員大笑いになったところで、一瞬にしてエアー満タン。
これからはエアーボンベも練習しておかなければ。



「京の水萱」には大量のペットボトルを持参した人達が集まっている。
冷たさはそこそこだがおいしい水だ。名前からして何か由緒がありそうだ。
ボトルの水を入れ替えて、休憩した後石榑峠に向かう。

整備された道路の登坂車線を延々上っていく。石榑トンネルの入口から左の道にそれて、それほどの坂とも思えないが、脚にはしっかり乳酸がたまり、思ったように進まない。
後ろから観察していた白いアンカーさんが「どこが悪いのか分かったよ。今度教えてあげる」とペースを上げると、すぐに姿が見えなくなり、ひとりきりになった。
あと1kmの標識。そうそう、この標識が100おきに出てくると言っていたっけ。
励ましてくれるのか、気落ちするのか。最後の勾配が必ずきついんだよな。



峠の頂上は通行止めで、大きなコンクリートブロックの上で多度山の山田さんが風に吹かれてあたりを眺めている。
みんなで最後の走者(=私)を迎えてくれた。


ここから三重県側へ下りようとしたところで青いジャイアンさんがスローパンク。
多度山の山田さんは既に下りていってしまったがどうしようもない。
ここでもエアーボンベの使い方を見学した。
修理を終えたところへ一旦下っていった多度山の山田さんが上ってきた。
ここは12%もあるガレ場の道だ。ふつう上ってこようとは思わない。
「下りよりはパンクの危険性はないから」と涼しい顔。


カーブだらけの砂の浮いた山道が終わり、直線で前が見通せるようになると、多度山の山田さんや白いアンカーさんが下ハンで上体を小さくして一気に加速して追い越していく。
すぐ後ろには付けないが、それでも気持ち良く加速して下っていく。
下ハンが使えるようになってからは下りも怖いばかりではなくなったようだ。
大安町のイオンでかき氷が待っている。

かき氷を食べながら多度山の山田さんと話していて、山田さんが足首を掴んだ時に片手でまわってしまうのに気づいた。
本当にこういう人がいるんだね。まあ、手の指が長いこともあるんだろうけど。
自分は足首どころか手首を回すのがやっとだけど。


朝来た員弁川沿いの道を通ってゴール。


ATLASデータ
時間:8時間44分 距離:109.5km
最高速度:56km/h 走行速度:19.01km/h
上昇距離累計:1769m

先週に引き続き「探訪」と「ツール・ド」を合わせたようなサイクリングだった。

2011年7月10日日曜日

11.07.10 LR伊勢三河湾・探訪知多坂

11.07.10ロングライド伊勢三河湾・探訪知多

いつもなら眠りに就くくらいの、深夜1時に起きだして準備。
といっても前夜にほとんど準備は終えているから、顔を洗って、お茶を淹れて用意してくれたおにぎりを食べたら特にすることもなく、2時の予定を少し早めて出発した。


弥富の集合場所の手前のコンビニで時間を調整して、3時半到着。
OCCの人たちが何人か来ている。
9noQさんが自走できたりして9人集まった。



4時に整列して夜間の集合写真を撮った。
1人足りない。
ささのってぃさんが準備に手間取り間に合っていない。
そんなことはお構いなしにすぐスタート。4時スタートと決めていたのだ。

1列になって進んでいく。
尾張大橋はガッタンガッタン継ぎ目で跳ねる。
日の出前だからもう少し涼しいかと期待したが、蒸し暑い。

橋を渡り切ると急に速くなった。
まだ真っ暗だから、そろそろと走るのかと思ったら、ツールドだからそんな訳はない。

四日市を過ぎて夜が明けて来ると、黒っぽい雲が取り囲んでいた。
空気が重苦しく感じた。



鈴鹿や津ではすっかり明るくなったものの、とにかく信号が林立していて、少し走っては止まり、ちょっと進んでは停まりの赤信号。

この頃には前の集団と離れ、愛岐のローディーさんと2人で走っていて、
「慌てなくても、同じ9:20のフェリーに乗れるから大丈夫」とはいうものの、これだけ前信号で止められては前との差は開くばかりだろうなあ。


50km地点でコンビニ休憩。
トイレを借りて、ボトルの水も追加しておく。
これから時間と共にどんどん暑くなってきそうだ。
水分補給の失敗が熱中症や足のつりの原因になる。


ほどなくして9noQさんとMorimo10さんの姿を見つけた。
100mくらい前にいるが追いつけない。たまにチラチラ見える程度だ。

バイパスに出るところで気づいて待っていてくれたので、4人グループになって進んだ。
9noQさんがずっと牽いていく。安定していて練習量の豊富さをうかがわせる。


車も信号も少なくなって来た。
二見に向かって快調に飛ばす。
ゆるくカーブした起伏のある道や、木陰に入ると気持ちの良い風が吹き抜けて、涼しささえ感じられる。

鳥羽駅の前を通り過ぎ、左手に海を見ながらフェリー乗り場に到着。
8時40分。



自転車を停めて2階の切符売場でチケット購入。
キャンペーン料金の1500円からACAの600円割引かと思ったら、二重割引はないらしい。
「通常の2500円から600円割り引くより、キャンペーンの1500円のチケットの方がお得です」なるほど、ごもっとも。

船室はちょっと冷えすぎ。デッキは風の当たる場所が気持ち良いが、木のベンチに寝転ぶと、エンジンの振動がモロに頭に響くので寝ていられない。
船室に戻ってシートに身を横たえて眠った。
午後からの暑さと距離と、ひょっとしたら坂道?にも耐えられるよう、体力を回復しておかなければいけない。



伊良湖に渡って、下船したところで集合写真を撮った。
爽やかな青空が広がっているからみんなカッコよく写っているはず。


ここからスーパロングに向かう3人を見送った。

師崎行きの名鉄観光フェリーの乗車時間まで、中途半端な時間ができる。
もちろん蔵王山に上るだけの時間はない。
待合室や土産物売り場でひやかしたり、試食をしたりしても時間が余ってしまう。

薄暗い休憩所に9noQさんがひとり眠そうに座っている。
この人が体力回復してしまったら後が恐ろしい。
なんだかんだと話しかけて、取り留めもないことを言っているうちにOhbaya4さんが、そろそろ乗船時間だと呼びに来た。





一馬屋に到着すると、ちょうど同じ時刻に探訪にはぐれた2人が到着した。
一馬屋は人気店で、全員分の席を空けてもらうのは難しいので、とにかく早く到着した人たちから注文を済ませる。




そうこうしているうちにタロウちゃんや坂好きの人たちが集まってきた。
「男の漁師丼」や「海部丼」やすごいボリュームの「アナゴ丼」なんかをそれぞれ注文して、まだピクピク動いているヒレを横目で見ながら味わった。



探訪はここから左に向かえば背骨を通る坂道。
右に向かえば羽豆岬を通って海岸沿いの平坦道。
タロウちゃんはこれから灼熱の中を80km走るツールド組を慮って、海岸道路を選んでくれた。
20人のむくつけき男性をタロウちゃんが牽いて走る。折からの追い風でペダルもよく回っている。なかなか絵になっていたんじゃないだろうか。



りんくうの近くのコンビニで最後の休憩をして探訪・知多坂組と別れた。
名和の交差点まで9noQさんが牽き、ガリガリ君と水の補給のためにもう一度最後のコンビニ休憩をとった。
9noQさんと別れ、代わってKuwanaさんが1号線までの道を教えてくれた。


1号線は左折専用車線がなんども出てきて、自転車としてはちょっと走りにくいが、ささのってぃさんがときどき後ろを振り返りながら先頭を走ってくれた。
ゴール手前から誰かが仕掛けるかと周りを見渡したが、逆に全員スピードを緩め、団子状態でゴールした。午後6時46分。



ゴール記念の写真をとろうと思っていたのに、ヘトヘトで汗だく。
とにかくヘルメットを取って車のドアを開けたら、そのまま着替えにはいって、記念写真のことなどすっかり忘れてしまった。
どっちみち全員じゃなくなってしまったから仕方ない。

ところでスーパーロングに向かった健脚の人たちがまだ戻ってこない。
最後まで待つというOhbaya4さんとMorimo10さんを残して水郷公園を後にした。


途中、1号線をゴールに向かって元気に走る3人とすれ違った。



弥富水郷公園から鳥羽まで

師崎一馬屋から弥富水郷公園まで

ATLASログデータ
弥富水郷公園スタート  4:01       0km
冨田              4:37   13.6km
四日市            4:53    19.4km
鈴鹿              5:20    28.0km
白子              5:36    35.3km
新江戸橋 (休憩)     6:08    48.0km
津               6:16    48.8km
南勢バイパス        6:51    62.3km
通町IC (休憩)      7:53    89.0km
鳥羽フェリー埠頭     8:39    102.5km

2011年7月3日日曜日

110.7.03HC神坂峠

11.07.03ヒルクライム神坂峠

6:00神坂峠に向けて出発。
自転車は昨夜のうちに車に積み込んでおいたし、準備は万全。
明るくなってからの出発だから気が楽だ。

ちょっと心配なのは昨晩の睡眠不足。
「遠足の前の子ども」のようなのか、
「武士は寝ていても心を研ぎ澄ましている」せいなのか、
おそらくは単に蒸し暑かっただけのような気もするが・・・。

窓を開けて、ドアも開けると風が通るのだが、そうすると猫が入ってきて、網戸を破って脱走してしまうのでドアを開けられないのだ。

で、我慢して団扇であおいだりして、ちょっと眠るのだけども、団扇がパタッと落ちるとまた目覚めてしまう。

なんだか浅い眠りを繰り返しているうちに「おはよう猫」がまたドアの向こうで「おはよう、おはよう」と起こしに来る時間になってしまった。

制限時速で走っても1時間半の行程。
せいぜいこのくらいの距離がいいな。これ以上長いと途中眠くなってしまうし、運転好きじゃないから。



予定より早めに着いたけど、もうスタッフの人も参加者も大分集まってきている。
すでにローラー台を回している人もいる。
挨拶をしたり談笑したりするのも楽しい時間。
ツールドでも何人かは知り合いができたのだ。

坂を下ってトイレに行って戻ってきたら、もう汗ビッショリ。
以前はそんなことなかったのに、最近は他人より大汗かきになってしまった。
こういうの男の更年期とか言われるんだよね。
動悸もなかなか収まらないし。



スタート時間が迫ってきて、一旦は先頭位置につけてみたが、これじゃスタートの写真が撮れないと、橋の先まで行ってカメラを構える。
選手の家族の方たちも子供さんを連れて応援に来ている。


選手がスタートして、カメラのシャッターボタンを押す、押す、押す。
連写じゃないから何秒かに1枚しか撮れないが、空気が澄んでいるから運のいい人はちゃんと撮れている。

全員がスタートした後、あわてて後を追う。
走行中は全く写真を撮る余裕が無い。
それどころか蒸し暑さで、早く上の方の木陰の道へ行きたいばかりだ。
少々焦りながら前の集団をパスする。

サイコンメーターは朝リセットしたものの、トイレに行ったりクアリゾートまで下ってみたりしたので、スタート位置から何キロのところへ来たのか分からなくなってしまっている。

せっかく木陰の道に入って、時折霧が流れこんで冷気を運んでくれたりするのだが、すっかり脚にきている。
呼吸もゼイゼイハーハー言い通しだ。
ホイールもタイヤも新しくしてよく回るようになったと思っていたが、本人が古くなってしまったようだ。
肺活量?心肺機能?いずれにしても基礎体力が全然ない。
おまけに気力も萎えて、投げやりな気分で、道端で眠ってしまいたい。


チャレンジ精神はすっかり影を潜め、歩き始めたところへガー民夫妻が追い抜いていった。
「山田さんガンバレ!ガンバレ!」って言ってったけどそのまま5~6人に抜かれた。
電ちゃんが「こんなところで歩いとってはイカンがね。後々ずっと言われるよ」と通りすぎるが、分かっていても今はどうでもいい感じ。
9noQさんとM下さんが通りすぎて、やっと自転車に乗る気になった。
そのうち「あすこがゴールだ」と駈け出した。
最後だけ必死にペダルを回してゴールした。


山小屋では冷たい飲み物やカップラーメンを用意してくれて、やっと人心地がついた。
裏に回った階段のところでは、トップでゴールしたM浦さんやH木さんたち5人の仲間が余裕の表情で歓談している。


このトップ集団と、ヘタレの私がひょんなことから風呂と飯まで一緒に付き合うことになって、光栄というか、小っ恥ずかしいというか、まあ滅多にない機会だからここもチャレンジ精神で。

すごくかっこよくて、ちょっとコワそうな彼らも、自転車乗り共通のシャイな部分もあったりして、新しい発見があり、楽しい交流の場となった。


2011年7月2日土曜日

11.07.02明治村から尾張パークウェイ

11.07.02明治村・尾張パークウェイ

先月初め「グランフォンド三重・美杉」の前日に走ったコースを、明日の「ヒルクライム神坂峠」の足慣らしで走っておく。
BRIDGESTON EXTENZA25mmでは平地はともかくヒルクライムは無理だろうということで、wiggleでSchwalbe Ultremo R.1を手に入れておいたので、これの乗り心地を試しておきたい。

朝は何だかんだと用事を言いつかっていたから、出発は9時になってしまった。
晴天。暑い。
タイヤは25mm→23mmになっただけでも軽くなった。
しかもクッション性もなかなかのものだ。
タイヤ装着時にあまりのビードの硬さに、きっと乗り心地も硬いんだろうと思っていたが、乗り心地ということでは柔らかいのによく回るといった感じ。これなら明治村の坂も大丈夫だろう。

明治村の坂は、間もなく開園の時間だから、いつになく車が多く走りにくかった。
左端に寄って走っているのに追い越せず、ずっと後ろに付かれると焦ってしまって、駐車場の入口に着いたときにはすっかり疲れて気分が悪くなってしまった。
もう少し軽く上れるかと期待していたが、そう甘くはなかった。
練習もしてないし、暑さも堪える。



入鹿池の畔で、先月OCCの人達と会ったところでアクエリアスを補給。
今日は誰にも会わなかった。


尾張パークウェイの上りで、先月、明治村の坂をシャカシャカ軽く上っていった人にまた抜かれた。
自転車をゆすりながら軽くダンシングして、どんどん行ってしまう。
ああいう乗り方は年寄りには無理だな。

それでも尾張パークウェイは上りも下りも快適。
もう少し距離を伸ばしたいところだが、暑さの中で無理は禁物。
あくまでも足慣らしということで。


Valve Extenderというのを試してみた。
EASTONのリムハイトが30mmあるので、シュワルベのチューブ(42mmのバルブ)ではポンプが使えない。転ばぬ先の杖。ちゃんと準備をしておかなくてはいけないのだ。

チューブのバルブを緩めてExtenderをねじ込んで、空気を入れてみると、全く問題なく7kpaまで入れることができた。
あとはExtenderを外してバルブを閉めキャップを付ける。
今後チューブを買うときはロングバルブにするとしても、まだいくつか手持ちもあるし、これはなかなか役立ちそうだ。

もう一つついでに勧められて買ったのは、ガソリンスタンドのエアーポンプで入れられるという金色のダボみたいなやつ。
これはイマイチどうやって使うのか分からないが、こんど誰かに聞いてみよう。


外は夏空。
ノウゼンカズラはオレンジ色の花をいっぱい咲かせている。
天気予報はあんまり当てにはならないけど、明日はスカっと晴れてほしいなあ。