花と音楽のある暮らし

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2012年10月15日月曜日

12.10.14美浜町カッパめぐり

美浜町総合公園に行くに最寄り駅は上野間か河和駅。
少し距離を延ばしたい時に常滑駅を選ぶと、乗れる電車の選択肢が増える。
武豊から行く手もあるが、シミュレーションしてみたら6時前の電車に乗らないと間に合わないことが分かり、結局一番楽な河和行きに乗る。


今日はフロントバッグなし。小さなリュックを背負う。
かっぱの花ちゃんを始め、美浜町にあるカッパめぐりの探訪サイクリング。

カッパの花ちゃんは河和口。
踏切を越えたところから始まる激坂が「花ちゃん坂」
上りきるのは無理としても、せめて近くまで行って写真なりとも押さえておきたい。


有志が何人か挑戦する。
シフターの調子も戻ったことだし、走りだしてすぐインナーローまでカチカチ落としていく。
アスファルトからコンクリートに変わると明らかに勾配もきつくなる。
前を行くKuwanaさんもガクッとスピードが落ちる。
近づきすぎては危険だと思った途端、自分もペダルを回せなくなり、着地。
Kuwanaさんも、続いて白いアンカーさんもここで断念。
普段、坂道は苦手と言っているI戸PAPAが一人頑張って上っていってしまった。
今日のために?フロントのインナーを30にしてきたのだった。
マウンテンバイクに慣れ親しんでいるから、このくらいの山道は経験しているのだろう。
それにしてもフロント30の威力はすごい。脚力よりも機材の選定が勝るという良い見本だ。


小鈴谷の「盛田・味の館」に寄った後、5~6km南下して日福大の下へ出ると、なんだか急に空気が変わる。
サイクリストたちが大勢集まってきていて、お揃いのジャージを着た人や外人さんもいる。


テントが張ってあって、ああ、そう言えばここが美浜クリテリウムの会場かと、やっと思い当たる。
ぼーっと歩いていると「山田さん!」と声を掛けてくれたのはシマウマ男さん。
今日は走るわけじゃなく、大勢の知り合いの応援らしい。


大勢集まっているところまで行くと、そこはスタート直後の右折地点。
ガードレールには畳がクッション代わりに立てかけられている。
そのくらい激しくカーブしてくるのだろう。

すぐに大集団がやってきた。大集団のままカーブを切って緩斜面を上っていく。
プロの競技は午後からということだから、この人達はアマチュアということか。
こんな団子状態でよく走れるもんだ。あっという間に駆け抜けて、千切られて後を走る人たちでさえ速い。

女子の集団がを観戦した後、ほどなくしてまた男子の大集団。
こういう自転車競技を生で観るのは初めてだ。選手の姿を見るのは一瞬だけどすごい迫力。
ずっと観ていたいが、まだかっぱが待っている。


そろそろ引き上げようと後ろを向くと、赤いジャージの一団。
ぶるほんアンカーさんが「宇都宮ブリッツェンの選手だから、写真押さえといたほうがいいよ」というので、ちょっと会釈して、写真を撮らせてもらった。




昔、小学生の頃だったか海水浴に来た野間の海岸。
今は海水浴客の姿もない、少しさびしい海岸に全身緑色のお父さんかっぱが一人佇んでいる。
背中の甲羅には「野間太郎父ちゃんかっぱと申します」


タロウちゃんがグイグイ牽いていく。
いったん離れた後続は後に続けず。
やっと追いついたところは豊浜。今日の昼食はここの「蕎麦処ともゑ庵」
古民家風のお座敷で出されたお蕎麦と黒米のお稲荷さんは上品で美味しかったが、自転車乗りには量的に物足りない感じ。
それはさておき、食事中の自転車談義は良いが、
ワイヤーがむき出しになるなんてことはおかしい、6600のアルテグラから新しいのに変えたほうが良いとか、早くクランクをショートに変えろとか、どうせならDi2電動コンポにしたらどうかとか、さんざん餌食となってしまった。
参加者の中に電動アルテグラにしている人がいたが、「確かにシフトチェンジに関してはストレスゼロ」ということだった。
まあ、ゆとりのある人から順にどうぞという感じ。


三河湾一周のゴール手前の豊丘の坂を逆に進む。
「普段元気な時ならアウターでかっ飛ばしていくほどの坂なのに、三河湾の時は山田さんに置いていかれた」とI戸PAPA。
そんなこともあったね。あの時はどのみち二人共へろへろだったけど。
コスモスの可憐な姿に癒されながら豊丘の坂を上り、下って矢梨。

247号からさらに海岸沿いの、というか堤防際の小径を北上して、河和海岸に「ゆり子母ちゃんかっぱ」が背を向けて立っている。
こちらは肌色でなにか大きな壺を掲げている。
みんなあちこちバラバラに立っているんだねと思ったら、
この先すぐの名鉄観光のところに小振りなかっぱ家族と伝説の碑が建てられていて、「かっぱの苑」と名付けられていた。
美浜町の活性化のためにいろいろ苦心されたようだが、いまひとつ、なぜカッパなのかピンと来ない。
河和の「河」に「童子」だけではこじつけっぽいし、カッパの像も人を引き付けるだけの色気がないし。

でも「カッパの花ちゃん」と「花ちゃん坂」はサイクリストの間ではけっこう有名になってしまったんだよな。
サイクリングロードをもう少し整備すれば新たな展開があるかも。


自走で帰るというオカポンさんに河和駅まで牽いてもらい、次はGF馬籠・妻籠で会いましょうと言って別れた。

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6 件のコメント:

  1. カッパめぐりに参加したかったのですが
    この日は越前海岸をAV30Kmで走行してました。

    あの花ちゃん坂に上り切った方が居ましたか、
    やはりローギヤでないと無理ですね、

    では21日のぐる輪でお会いしましょう。(^o^)丿

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  2. ☆うっさ☆さん
    越前海岸をAVE30kmとはすごいですね~。
    行動力が羨ましいです。
    私、引っ込み思案なので・・・

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  3. 花ちゃん坂に一言。皆さんはMTBに乗らないかもしれませんが トレイルではあれ以上の斜度も頻繁に出現します。しかもダートではリヤのグリップも悪く 前後のバランスが自然と身についてきます。なによりフロントを下に押し付けながらクランクを回します。登り坂で普通にクランクを回せば力を入れれば入れるほどハンドルをひいてしまいますよね。これが自然にできるようになればかなりの斜度までクリヤできるはずです。かく言う私もまだまだですが、今度チャレンジする機会があれば少し意識してみてくださいね。きっと違ってきますよ。

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  4. I戸PAPAさんへ、

    愛サイのメンバーにMTBを知り尽くした方が見えて嬉しいです。
    上りではおっしゃる通りです。前後のバランスが決め手ですね、
    花ちゃん坂はONだからMTBなら殆どの方が上れると思います。

    いつかはMTBで御一緒したいですね、
    とは言ってもFOCUSの山田さんと同じ年齢でハードなのはもう無理ですがMTB歴は一応22年ほどと長いです。^^;
    私のブログは、ロードとMTBを楽しもう←検索でどうぞ、
    山サイ一緒に楽しみたいですね、声を掛けて下さい、^^!

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  5. I戸PAPAさん
    初コメントありがとうございます。
    激坂はギヤ比も大切ですが、それ以上にテクニックが必要ということですね。
    上れる人だからこそ言える言葉ですね(´∀`∩)↑age↑

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  6. ☆うっさ☆さん
    I戸PAPAさんは去年、三河湾一週を一緒に走った人です。
    私達より少し若いですが、話題も豊富ですよ。
    今度一緒に走りましょうね。
    って、MTBじゃ仲間はずれだΣ(・∀・|||)ゲッ!!

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