花と音楽のある暮らし

花と音楽のある暮らし

2013年6月10日月曜日

13.06.09 GF 三重・青山高原

13.06.09GF青山高原

一志町総合支所駐車場に到着すると、受付のところでぶるほんアンカーさんが待ち受けていてくれた。どこかで一度追い越したから、間もなく到着するはずと読んでいたらしい。

受付の名簿にざっと目を通すと、久しぶりに参加する人の名前があったり、逆に去年まで常連だったのに今年は名前が載っていない人もいて、今日の参加者は78名。



もちろんロングでしょ!?と訊かれたので、ATLASにショートしか入らなかったんですと応えた。

実を言うと今回は通行止めの箇所を回避するために、急遽コースが変更され、ショート(ノーマル)は獲得標高1290m→1050mとなり、大きな峠は1つだけになってしまったので、一応ロングコースは検討してみたものの、こちらは獲得標高2000m超え。倍の時間を掛けても帰ってこれる自信がない。


こるなごさんも「トンネルを抜けるから、実際の獲得標高はルートラボより少ないですよ。山田さんなら大丈夫」と言ってくれたが、おだてられたからといって木に登る・・・じゃなく、坂が上れるようになるわけじゃない。

今日の目標はできるだけ休憩なしで、お昼までにゴールすることとする。




 



スタートの様子を2枚/秒の連写で撮影して、後を追う。
スタート後150mで右折した先に信号があり大渋滞。ここであっさり最後尾に追いついた。


踏切を越え橋を渡り7km地点の交差点を右折するとグリーンロードのアップダウンが始まる。
すぐ前にいたぱんたあにさんはスイスイ行ってしまうので、何人か一緒にペースを作りながら上る。
曇りがちで涼しいはずだが上っている時は蒸し暑い。妙に喉が渇くが、がぶ飲みはせずすこしずつ小分けに。


坂の途中でつくさんに追いついた。ガー民さんがエスコートするガー民妻とyuuminさんの小集団も追い越して前に出たが、何人の集団になったのかよく分からない。

15kmくらいのところで一人前を行くぶるほんアンカーさんの姿を捉える。
取り込んで集団で行ったほうがいいだろう。
ところがやっと追いついた交差点で、ATLASの画面は左折するように見える。
ぶるほんさんは真っ直ぐだと言ってそのまま直進してしまう。
後ろの人の画面でもやはり左折だというので、ここはATLASの指示通りに左折してみる。
画面の向きが変わって、自分たちの間違いに気づいた。慌てて後を追おうにも信号は赤になったばかり。その間にガー民夫妻、yuuminさんたちの小集団も横切って行ってしまうし、待っている時の信号は長い。


そろそろ上り区間に入ってきた。つくさんとぶるほんアンカーさんは当然付いてきてくれると思ったが、まだ脚を温存するつもりらしい。つくさんはブルベをやるような人なので、全行程からの配分を考えているのかもしれない。


今日一番の峠道は一人かわしてご夫婦ペアとあと2人、途中のダート部分でワーとかヒャーとか声を上げたくらいで、5人で無言で上る。
ふと気づくといつのまにか一人旅。そのうちM野さんを見つけてパス。
35.7km地点で峠を越えると下り区間。OCCの若手二人に抜かれる。キビキビとカッコいいが、こちらはあくまで安全第一。年齢と力量に見合った速度で。


長野バイパスのトンネルはひんやり涼しい。一直線の2kmは下り勾配だからどんどん加速する。自分でコントロール出来ないほどのスピード感はやはり怖ろしい。とくにバイクが轟音を反響させながら迫ってくると、身が縮む思いがする。
OCCの若手2人にとってはそういう感覚はないらしく、どんどん加速したまま姿が見えなくなってしまった。

トンネルを抜けても更に林道を下る。下りきったところで伊賀街道と別れ、ヘアピン気味に右折することになる。
ここで車をやり過ごすために左に寄って止まると、スーさん始め何人かが追いついてきた。
短いけれども急坂を上るとコシダさんが自転車の写真を撮っている。
ちょっと声を掛けてそのまま通り過ぎる。
今日のコンセプト「信号以外では止まらない」




3kmばかり下って広いT字路を右折しようとした所にまじめ少年さんの姿が見える。ATLASに修正前のデータを取り込んできたので、道がわからなくなってしまったらしい。
後続の人にロングの分かれ道を尋ねると、どうもさっきコシダさんに会った辺りらしい。
3kmほど戻ればそこまでは行けるが、ちゃんとした地図なしでその先へ進むのは難しい。
ノーマルコースに変更は力のあるまじめ少年さんにはもったいないが、山岳グランフォンドでは無理もできないので一緒に行くことにする。


ATLASのお陰で、最近は先頭を牽くことに抵抗はなくなったが、上りで後ろが詰まっている気配が伝わってくる。先へ行くよう促すと、コシダさんが軽い足取りで上って行ったが、小さなアップダウンを繰り返すうち、脚が攣ってしまったらしい。

まじめ少年さんを含む5人の逃げ集団は、一旦どんどん離れていってしまうかに見えたが、先程からそんなに間隔が広がっているようでもない。
井関の交差点で止まってくれれば追いつけるかもしれないと、頑張ってペダルを回す。
信号の向こう側に5人。このまま合流できるかと思った途端信号が変わり、彼らは東へ進む。
追いついてきたコシダさんとスーさんと、信号が変わるのをじりじりと待って、最後の道程を突っ走る。
5人の姿はまだ見えている。と、また田尻の変速信号で止められ、追走失敗。


11:15ゴール。前の5人とは1分の差で9着。
一位は自分より高齢のT鳥さん。探訪「三国山」に参加してくれた人だ。今後のツールドあいちも参加予定のようだからこれからも後塵を拝することになるのだろうか。


着替えを済ませ、次々に帰って来る人たちを迎える。
ぶるほんさんがなかなか戻ってこない。ルートを見失って85kmも走ったそうだ。でも考えようによっては、そのくらいの距離が一番楽しめたかもしれない。




ロングの一位はN良番長。走りきってなお元気ハツラツ。カメラを向けるとポーズで応えてくれる。
2着はシマウマ男さん。3・4着は同タイムでM野さんとこるなごさん。

 
くものたいらさんやMETALさんも帰ってきて、受付前のおやつ処が賑やかになってくる。

 
前回の琵琶湖スーパーロングで1位だったキタさんが、今回は途中で地図通りの道を逆走し、最後尾を走る電ちゃんのACAのジャージを見て逆走に気づいたということで、それでも18位ゴール。地図、サイコン、ナビ、GPSと、ハンドルバーにいっぱい付いているのだが。


ノーマルは33名ゴールして、たぶんこれだけで全員だろう。
ロングの最後は何時になるのだろうか。道に迷う人がいるとスタッフも大変だ。

いろんな人の話も聞けたし、速報用に記録用紙の写真を撮らせてもらって、そろそろ引き上げることにする。
今日も一日楽しく走れたのもスタッフのお陰と感謝しながら会場を後にした。







家へ帰って写真をチェックしたら、スタート写真は全滅。
ピントがずいぶん遠くに合ってしまい、直前を走り抜ける選手たちの姿はボケて流れている。連写でシャッターボタンを押しっぱなしにしているから、1枚ダメなら全部ダメ。商売じゃなくてよかった。


走行距離 72.07km
走行時間 2:58:21
最高速度 55.9km/h
平均速度 24.2km/h
休憩    0回
信号停止以外は脚をつかなかった。これが今日のGF一番の収穫。


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18 件のコメント:

  1. くものたいら2013年6月10日 23:13

    おつかれさまでした~
    琵琶湖若狭で1位の方、やっぱり道を間違えてはったんですね
    途中ですれ違って、なんか似たジャージの方やなぁと思ってました

    にしてもかなり序盤やったし、どこで間違いはったんでしょ??(笑)

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  2. ぶるほんアンカー2013年6月10日 23:32

    ATLASのルートに従い、新長野トンネル辺りまでは順調でした。
    でもいつの間にか、ATLASフリーズ(一時休止)、白い看板見過ごし迷子に、このままだと行方不明者になってしまう~、チョットあせりました。
    もう一度ATLASのルートを呼び出し、何とかルートに復帰、ナビに頼りすぎもダメ。またナビが無かったらゴール出来なかったかも・・・?
    ホット一息・・・ツカレタア~

    GARMIN買ッチャッタ!

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  3. F山田さんにとってショートは不満な感じでしたね。
    だって,走行時間3時間弱。
    ロングだったら6時間で行けますよ。
    次回からスーパーロング,ロング必修ですね(笑)。
    次回もよろしくです。

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  4. 脚を温存なんてしないですよ。必死で走ってもあっとゆう間に千切れました(;_;)
    でも初めて山岳グランフォンドを走って楽しかったで~す!

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  5. くものたいらさん
    お疲れ様でした!
    走行中もゴール後も楽しそうで良かったですね(^^)v
    あのジャージの人はトップのアタックで頭がモウロウとしたようです。

    京都弁のコメントが新鮮です~。

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  6. ぶるほんアンカーさん
    オツカレサマでした~

    一人で迷子になるとメチャメチャ心細いですよね。
    だから一緒に走ろうと思ったのに┐(´д`)┌ヤレヤレ

    GARMINそのうち買うだろうなと思ってましたが、早々と買ったんですね。
    飽きたら頂戴ね~。

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  7. METALさん
    余裕のゴールでしたね。
    もっと必死な形相で帰ってきてくださいよ。

    ロングだと途中でご飯食べなきゃ持たないし、ガリガリ君かソフトも必要だし、その他もろもろで更に1.5時間~2時間余分にかかります。
    ゴールに誰もいなくなっちゃうかもU>ω<)ノ シッ!!

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  8. つくさん
    お疲れ様でした。
    あの後まさか自走じゃないですよね( 一一)
    山岳グランフォンド初めてだったんですか?楽しかったですよね~。
    体力あるんだから次は是非ロングへ行ってね(^^)

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  9. お疲れ様でした。
    約3時間ノンストップって、まさにスーパー60代ですね!
    元気ありすぎ(笑)
    次回は是非ロングでご一緒しましょう!

    ps
    写真頂いてもいいですか?

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  10. こるなごさん
    お疲れ様でした~
    そんなにおだてられたら木に登っちゃうかも(´∀`*)ポッ
    って、一緒に走れても500mでしょ(´ω`)‥トホー

    写真はご自由にどーぞ。
    もう少しマシな写真が撮れるといいんですが、こっ恥ずかしくて・・・(
    FOCUSの山田なのに?)

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  11. はじめてコメントいたします。
    この日、峠の登りでご一緒させていただいていた夫婦ペアの嫁の方です。今年からツールド愛知に参加させていただいて以降、こちらのブログを楽しく読ませていただいております。
    あの登りで こちらのFOCUSの山田さんとご一緒だったとは・・・なにしろ足をつかないよう登るのに必死で 無言で申し訳ありませんでした(笑)
    私もお写真、いただいてもよろしいですか? なかなか自分が走っている写真を撮ることがないので・・・いただけると嬉しいです。

    今回、初めての本格的な山岳グランフォンド参加でしたが、とても楽しかったです。これからもまた宜しくお願いいたします。

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  12. 秋さん
    はじめまして

    最初から最後までほとんどご一緒してましたね。
    最後に離されてしまって追いつけなかったのが残念ですヽ(`Д´)ノプンプン
    初めてのグランフォンドでこれだけ走れるなら、次回はロングですね。
    「探訪」も良さそうなの見つけて参加してくださいね~。

    写真はウェブアルバムからご自由にダウンロードしていってください。
    今後ともACA共々よろしくお願いします。

    返信削除
  13. こんばんは
    写真、早速ダウンロードさせていただきます。ありがとうございます。
    そうですか〜ほとんどご一緒だったのですね。
    私、ロードバイクは まだまだ初心者でして。(2年間程ミニベロに乗っていましたが、ロードバイク走行はこの日が3度めでした)もっと精進しないと ロングはとてもとても・・・(汗;)ですが、ロードバイクは世界がまた変わりますね。楽しいですね。これからも楽しく頑張りたいと思います。
    ありがとうございました。

    返信削除
  14. こんにちは、
    私からも一言!

    ゴールでお会いできなくて、非常に寂しかったです。
    確かな地図もないままに、協会作製の地図のみで、おだてられて坂を登ってしまいました。
    開会式で、Ohbaya4さんから、「Qさんがロングの最後尾を走ります」なんて言われたり、分かれ道でガー民夫妻に合流したばかりに、130キロも走ってしまいました。
    でも4時前には帰ってこれましたよ!

    途中3ヶ所も道に迷いました。
    1個目は、直に気づいて引き返しましたが、抜いたはずのメンバーに先を越され、2個目は名張プラザホテルの近くで道が分からなくなって、近くにいた女性に聞きましたが、分からなくて代わりに携帯を貸して下さったので(携帯は重いので持って行きませんでした。)ゴールしていた電チャンに聞いて事なきを得ました。
    女性に丁重にお礼を言ったら、「私が、道が分からないのですみませんね。」と逆に謝られて恐縮してしまいました。
    やさしい方でありがたかったです。
    3個目は、地図のとおりの所で曲がって、また地図に記載の距離のところで曲がったら、どこかの家の庭に入ってしまい、やっと間違いに気づいて、道を教えてもらってコースに復帰したら、ふらふら坂を登る最後尾の走者と一緒になってしまいました。
    その道を教えて下さった方は、しばらく先の分かれ道まで車で来て案内までしてくださいました。
    皆さん親切なかたばかりで、ありがたかったです。
    後は、最後尾の走者をほって行く訳にもいかず、最後まで一緒に走って、ゴールしました。
    距離はそれほど余分には走ってはいませんが、迷って時間が随分余分にかかってしまいました。その代わりに、十分に楽しめました。

    ロングとの分かれ道の少し手前のところで、止まって道を確かめていたら、ブルフォンアンカーさんがすごい勢いで走り抜けていきましたが、やっぱり間違えたんですね。
    サイクリストって、どうして止まって考えることが出来ないんでしょうかね?

    次回は240キロ走らないと仕方ないですよね、山田さん!

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  15. 秋さん
    こんばんは。
    そうなんです。ツールドあいちは楽しく頑張れるところがいいんですよね~。
    普段よりちょっと頑張ってみて、成し遂げる達成感。
    でもロングなんかはあんまり無理せず、途中で休憩を入れたりして。
    年代を超えて、いろんな人達と知り合いになって話に花が咲くのも嬉しいです。

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  16. 9noQさん
    長文コメ、ありがとう!
    GPSもケイタイもなしで走ってるんですか!?
    しかも単独走!?
    動物的勘ってやつですかね~。それとも測量法による方向確認技術?
    きれいで優しそうな人を見つけて良かったですね。ケイタイの番号も訊き出したでしょ( ̄ー ̄)ニヤリ

    伊勢三河湾は毎回雨ですが、今年は大丈夫かなあ。
    出来ればロングに行きたいです。
    でもその時は熱中症予防で、休憩たっぷり取ります。

    返信削除
  17. 終盤の上りで山田さんの前に出たら、バチが当たって足が攣ってしまいました(笑

    でも、遅れたおかげで賞品のカボチャをいただくことができました。人間万事塞翁が馬、ですね。

    次回もよろしくお願いします。

    返信削除
  18. コシダさん
    お疲れ様でした。
    バチが当たった訳じゃないですよ。
    終盤に来てのあの軽いペダリングは武器になります。どんどん前に出て行ってください。
    でも、まあ、たまには年寄りを立てるのも美徳と心得て、お手柔らかに( ´ー`)フゥー...

    返信削除