花と音楽のある暮らし

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2014年1月28日火曜日

自転車を取り巻く環境への関心

このブログの「マイブログリスト」にも入れて愛読しているサイクルロード ~自転車という道はいつも自転車に関する新しいニュースを運んでくれる。
最近の記事は2020年の東京オリンピック開催を捉えて、自転車の環境改善を図ろうと、「新知事とつくろう、TOKYO自転車シティ」というキャンペーンをNPOの自転車活用推進研究会が行っているというもの。

「サイクルロード~自転車という道」も毎回データを揃え、写真を集め、すごい内容の濃さに驚かされるが、今回のキャンペーンを張った自転車活用推進研究会というのもすばらしい。
ロンドンやニューヨークの市長が強力に推進したおかげで道路事情がすっかり変わったことを受け、東京も新都知事に頑張ってもらおうというもの。

そのために都知事候補全員に「オリンピックまでに、世界標準の自転車インフラを整備する」要望書を送付し、ネット上で署名活動を行っている。
有権者でなくても(有権者ではないというボタンを押して)署名ができるようになってる。

賛同する人として
片山右京、勝間和代、疋田智、絹代、鶴見辰吾、高千穂遥、栗村修といった有名人が登場している。



昨晩、新城幸也がTVに出たのを録画で観ていたら、東京オリンピックに出場するのを本人がすごく楽しみにしていた。
オリンピックの年に35歳になっているそうだが、自転車選手は経験も備わって、一番脂の乗っている年齢だと話していた。




今朝の中日新聞は県内版に交通死/脱ワーストへの道のキャンペーン記事で「第4部 銀輪の死角」として、「(自転車の)車道走行 徹底することが鍵」というタイトルをつけていた。
これも連載記事のようで、こういう記事が新聞やTVなどマスメディアで取り上げられ、少しずつでもみんなの目にふれていくことが大切なんだろうと思う。


学生でも自転車通勤のサラリーマンでも右側通行が非常に多いし、しかも圧倒的多数が歩道を走っている。
歩車分離の信号では、わざわざ歩道に止まり、歩行者信号が青になると東西からも南北からも一斉に横断歩道を走ってくる。
それが安全だと思い込んでいるか、またはそのように教えられてきたんだろうと思う。

確かに車道を走るのが怖いと感じる時がある。
車が目の敵にして幅寄せしてきたり、けたたましくクラクションを鳴らされたりすることもある。


デンマークやオランダは自転車先進国として有名だが、ニューヨークやロンドンでも市長の指導力によって街が一変したというのなら、東京でも、更には名古屋でも変わっていけるはず。
意識を変えるのに東京オリンピックが大きなキッカケになるのかもしれない。


もちろん前述のキャンペーンには署名した。



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6 件のコメント:

  1. 私も自転車保険と言うものに30年間かかわった仕事をしていました。
    その意味では専門家だったんですよ。
    自転車と言う乗り物も場合によっては凶器になること、人を死傷させること、幼い頃から啓蒙すること(チョト硬い)、自然にルールとして覚える事が必要ですね。
    車に乗っている時は守っていた信号や左側通行、自転車に乗るとなぜ守れないんでしょうね・・・。

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  2. 自転車の歩道走行事故率が車道走行の7倍、というのはちょっと驚きました。
    確かに歩道よりも車道走行の方が車から認知されやすい、というのは実感しますが・・・
    市内道路を自転車通勤する者として、実際 全て車道で走るというのはかなり無理と危険があるというのも本当だと思うのです。
    自転車レーンが整備された都市道路、本当に実現していって欲しい。切に思います。
    以前「サイクルロード~自転車という道」の「冬でも自転車通勤する理由」という記事で
    紹介されていたオタワの街の道路の様子がとても素敵で、
    こんな街で自転車通勤出来たらなぁと思ったことがあります。

    自転車レーンが整備されていない車道へ 自転車の車道走行を徹底というのであれば
    車のドライバーにも自転車が車道を走る乗り物であり、互いに共存して走る意識を啓蒙して
    欲しいです・・・・
    車のドライバーの中には車道は車だけのもの、自転車が車道を走る乗り物ということを認識していない人が結構います。実際「歩道を走れ!」とか 歩行者分離信号で車道信号に合わせて走行したら「横断歩道は赤だろ!」と言われたり・・・
    そんなドライバーばかりではなくて 自転車に優しいドライバーも もちろんいますが・・・

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  3. ぶるほんアンカーさん
    自転車って子供の頃から乗れる、すごく手軽な乗り物で、免許も何もないしルールを知らなくても乗れてしまう。
    親としては幼い子が車道を走るのは危なっかしくて見てられない。そのまま歩道を走るのがあたりまえになってしまう。
    行政もそのように推奨してきた経緯もあったしね。自転車・歩行者用の信号は今でもありますよ。
    それとは別に、スポーツバイクに乗ってルールも分かっているはずなのにレース気取りで信号無視して突っ走っていくやつは困りもんねすね。

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  4. 秋さん
    改正道交法が施行されて、自転車は車道の左端を走る、なんてことは周知徹底されるものだと思ってました。
    路側帯は(グレーゾーンだったのが)逆走が禁止になり、5万円以下の罰金となった。と言っても、ママチャリに乗っている人たちに全然伝わってないんじゃないかな。
    法律ができてもちゃんと伝わらなきゃダメですね。
    でもルールだけ変わってもインフラを整備しないと、特にママチャリで車道に出るのはなかなか難しいですね。
    やはり上に立つ人が世界の動向を見て、奮起してもらわなければいけませんね。

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  5. YOSHI
    自転車で選挙運動した市長は、ただのパフォーマンスでなく当選後も自転車登庁して欲しいですね。
    そうすれば、自動車優先の道路;歩行者に危険な自転車歩道走行を身をもって体験して頂けると思います。

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  6. YOSHIさん
    そうですね。せっかく自転車に目をつけたのなら、その時だけのパフォーマンスじゃなく、名古屋を自転車先進都市にしてやる!ぐらいの気概を持ってもらいたいものですね。

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