花と音楽のある暮らし

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2014年2月23日日曜日

14.02.22平洲と常滑焼の歴史探訪サイクリング

14.02.22平洲と常滑焼歴史散策

この企画はもっと早い時期の日曜日に行われる予定だったのが、2回も雨に祟られて、土曜日の今日開催されることになった。


延び延びになったせいか、また雨になるんじゃないかという気持ちが働くのか、なかなか参加表明が上がってこない。
それどころか、掲示板に別の要項が新たに出てくるので、この枠はすっかり下位のページに追いやられてしまった。


天気予報は晴れ。
掲示板に「輪行で参加しますよ」と書き込んでTOPに上げておいたら、何人か同じように参加表明してくれた。


朝の気温は低い。
このところ毎回同じ服装で出掛けるのだが、ホームで待つ間、膝が震えて貧乏ゆすりが始まるほど。
逆に、電車の中はガラス窓から陽光が差し込んで春の陽気。



笠寺の日本ガイシスポーツプラザには10人集合。
追込職人さんはウォーキングを蹴って、ACA行事のツイッター発信のためにこちらに参加してくれた。
集合写真をスマホで撮って、1つ目を発信してくれたらしい。
「リアルタイム命」といったところだ。
なかなか面倒くさいことではある。年寄りは真似できない。


天白川まで来ると幹事のまつぼっクリさんの携帯にkonちゃんから連絡が入る。
どこかで合流するようだ。
名和北の交差点で待つこと数分、見事合流。これで11名。



平坦な今日のコースの中では珍しくちょっと坂を上ったところに東海市平洲記念館がある。
入口の銅像前で係りの人に集合写真を撮ってもらい館内に入る。
郷土資料館としての民具の展示より、多くのスペースを細川平洲関係に当てている。
今日の参加者の中にも、上杉鷹山と師として平洲の名前を知っている人が大勢いた。

写真撮影は禁止のようなので外観のみ。

  





 

東海市のこの近辺では「平洲橋」という地名や、小学校、中学校にも名付けられている。
途中インパクトの強い看板を見つけて、坂を上ってみたい誘惑にかられた。



朝倉駅前からジャンキーストレートへ入る。
先頭は23~24km/hで一定間隔で進んで行くが、今日のコースの中で走れるところはここしかないので、右へ出て少しスピードを上げてみる。
追い風を受けてすぐに30km/h。しかし誰もついて来ない。



それじゃあしばらく単独で走って、後続の写真を前から撮ってあげようと加速する。
38km/hになって、そろそろカメラの準備をしようとしたところへ後ろから軽々抜いていく人がいる。
ここはスピード練習をする人が集まってくるところ。
誰が名付けたのだか知らないがTTの練習にはもってこいのコースではある。




新舞子マリンパークから常滑に向かう途中の海がすばらしく美しいが、自転車に乗っているとついシャッターチャンスを逃す。
安全第一、その次はみんなに遅れないように走ることが使命だからしょうがない。


 

りんくうマリーナで海や飛び立っていく飛行機を見ながら小休止。
実は常滑のからくり時計を見るために、12時少し前に到着するよう時間調整をしていたのだ。



  

常滑の街中には辻という辻に、あるいは郵便ポストの上に、多くは動物のマスコットのような置物があり、観光客の目を楽しませている。
路地は狭く、自転車も押して歩くが、そのくらいの速度がちょうどいい。


  

からくり時計は逆光の上にガラスが反射して見にくいのだけど、おじいさんがロクロを回すからくりを、ちょうどタイミングよく見ることはなかなか出来ないので、探訪サイクリングだからこそのメリットと言える。



陶磁器会館の脇に自転車を止め、アップダウンのあるやきものの散歩道をSPDシューズで歩く。



 

昼食は窯跡を改装したラーメン屋。隣のうなぎ屋との間にはレンガ造りの窯跡がそのまま残っている。
レトロな雰囲気は良かったが、まだ開店して間もないせいか不慣れで、ラーメンが出てくるまでに異様に時間がかかったのには閉口した。


ショップを覗いてみたり、団子屋に寄ってみたり、お目当ての陶器を買う人や迷う人もいて、なかなか楽しい散策。





土管坂は人気スポットとあって人通りが多い。
本格的な一眼レフを持って集まってくるアマチュアカメラマンも何人もいる。
「もう少し待っていると、瓶の口のところに日が差して、いい感じになるんですよ」と話しかけてくれた男性は、
「ここには何度も足を運んでいるが納得のいく写真はそうは撮れない」と続けた。
どんな趣味もやりだせば奥が深い。写真の世界は特にそうだと思うが、それだけに興味が尽きないといったところだろう。


 

とこなめ陶の森で集まって、巨大な登り窯を見たり水琴窟を試したりしたあと、散歩道はさらに続く。
あちこち立ち寄って時間が足りないほど。


  

あとは折り返して戻るだけかと思ったら、まだ若き日の平洲像のある星城大学の高台まで上る。
新日鉄駅前に自転車を置いて階段をイヤというほど上って行くのだが、追込職人さんは自転車の番とツイッターの発信という口実で階段を回避。


 

最後に聚楽園の駅前広場で「学 思 行」の平洲のモニュメントと少年の「へいしゅうくん」のキャラクターをみて見学終了。
この時点ですでに16時を回っている。
あとはゴールに向けて安全に帰るだけ。


ゴール時間が16:40分と、予定より1時間以上遅くなったが、それだけ楽しんで歩き回ったということと、いつの間にか日が長くなって、急いで帰らなくてはいけないという気持ちにならなかったせいだろう。


走行距離 : 70.08
平均速度 : 18.8
最高速度 : 38.5
走行時間 : 3:43:11
CAL     :  955
Co2     :  10.51



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8 件のコメント:

  1. 東海市や常滑は、いつも美浜や南知多へ行くのに、通り過ぎるだけと言う感じです。
    ペダルを止め、時には止まってよく観ると新しい発見が有るんでしょうネ・・・。

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  2. ぶるほんアンカーさん
    脇目も振らずに走るのももちろんいいですが、知らない場所を案内してもらえる、こんなサイクリングもいいもんですよ。
    特に私くらいの年齢になると。

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  3. やきもの散歩道は歩きでもロードでも行きましたが
    まだまだ行ってない所があるの分かりました。
    最近は無料で試食とコーヒーが飲めるめんたいパークばかりになってしまいました。^^;

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  4. ☆うっさ☆さん
    今回もめんたいパークに寄るのかと思ってましたが、通り過ぎてマリーナりんくうまで行ってしまいました。
    見所が多かった分、スイーツはありません(・・;)

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  5. お久しぶりです。
    1月から仕事が忙しくなり、なかなか自転車で走れずにいます。
    22日は出張先からセントレアに飛行機で舞い降りていたので、もしかしたら山田さんたちに目撃されていたのかもしれません。
    上空からは、さすがに自転車乗りの姿を目視確認することはできませんでしたが(笑。

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  6. こんばんは
    まつぼっくりさん企画の探訪は、本当に探訪サイクリングという感じでいいですね〜
    私も行きたかったです・・・
    今度まとまった時間がある時に 同じコースをまわってみようかな、と思っています。

    ツィッター、探訪の様子がリアルタイムで配信されてますね。
    今回も楽しませていただきました・・・と言っても 私もツィッターの使い方が
    よくわかりません。ずっと以前にアカウントだけ取って ずっと放置。
    ツィートしたこともないし、フォローしているのもホームゲレンデのスキー場だけ、という
    状態でしたが、もう少し頑張って使ってみようと思います。

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  7. コシダさん
    なかなか走れず、モンモンとしてますか(笑)
    これからが自転車の季節だから大丈夫ですよ。

    こちらからは(コシダさんの乗ってる?)飛行機がよく見えました☝( ◠‿◠ )☝

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  8. 秋さん
    まもなく解禁ですね?

    ツイッターって簡単そうに思ってましたが、結構難しいです。というか面倒くさいですね。
    でもACAの活動を広めるための重要なアイテムなので、頑張ってやってください。

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