花と音楽のある暮らし

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2014年5月11日日曜日

14.05.11 旧中山道をゆく

14.05.11旧中山道をゆく

スーパー恵那山のスタッフを兼ねて、探訪に参加。

5時前にクアリゾート湯舟沢に到着してスーパー恵那山の受付準備をする。
今日のスタッフは電ちゃんとU美さんと自分の3人だけ。
次第に集まってくる参加者の名前をチェックし、参加予定者が到着しているかどうか確認する。
ツール・ド・あいち11ステージのうちこれと浜名湖は一括申込の対象外なのだけれど、一括申込をしたからいいと思い込んでいて名簿に載ってない人が4人もいた。
10%以上の人が間違えるという事態は、システムのほうも考え直す余地があるかもしれない。




まだ受付けをしていない人を探して、受付けを済ませるように言って回っているうちに、電ちゃんが焦りだした。
「もうスタート時間が迫ってる。いつもは慣れたスタッフが知らせてくれているから、時間のことを気にしてなかった」
時刻は既に6時10分前。ハンドマイクを手にしてすぐに集合してもらうよう促す。
スタート時間を5分間遅らせることにして、電ちゃんが協会の挨拶、コース説明、注意事項等を手短に話し、記念撮影をしてすぐにスタート位置に整列。
秒読みをしてスタート。





探訪組は14名集まって8時出発。


馬籠宿に向けて最初から上りの様相。
中央自動車道の下をくぐるときは10%超え。
神坂パーキングの外側をぐるりと回り込むようにして馬籠宿の入口に着く。







ここから左に折れて中津川方面へは激坂下りして落合宿。










ルートラボで見たときも右へ左へと振られる道を観て不思議な感じがしたが、そこは19号線で分断された、これでもかというほど極端にアップダウンの激しい旧街道だった。








駅前に出ると、栗きんとんで有名な「すや本店」が現れた。
中山道歴史資料館を通り越して止まり、辺りを見回すと少し戻ったところに「中津川宿本陣跡」の石碑。
現在は駐車場になっていて、係りの人が「資料館の裏側に脇本陣が残ってますよ」と教えてくれた。






「川上屋本店」で、和菓子を選んで食べていく。
食後にもスイーツ休憩が予定されているので、自分はお茶だけいただく。
「たぬきのたな兵衛」と自分を戒めるハンドルネームにしたたな兵衛さんもぐっと我慢。






街中を抜け、森の中のアップダウンを越え、開けたところに来ると田畑の向こうに雪山が見えてきたりと、美しい景観に思わず足を止める。










中津川ICをこえて西へ10kmばかり進むと、まもなく恵那駅というあたりに「大井宿」
電ちゃんのカメラは電池切れになってしまい、私のカメラで集合写真。

まもなく11時。
昼食の蕎麦屋さんを決めた追込職人さんが焦りだす。
11時の開店と同時に入らないと、入れなくなる恐れがある。







恵那駅前からルートラボのコースを離れ、蕎麦屋「照久庵」への上り。まあ何処へ行くにもどっちみち上りか下りしかないが。

先客が席を譲ってくれて、14人が入るのにちょうど良い和室に納まる。





シンプルなもりそばも、追込職人さんが自信を持って勧めるだけあって全員満足の美味しさ。






阿木川沿いに北に向かい、大井ダムで木曽川を渡る。
大きく方向転換して恵那峡ワンダーランド。














恵那峡展望台で眺望を楽しんでいるうち、今日のもうひとつの楽しみでもある「孝見さ寮」に連絡がついて全員が入れる部屋が確保できたらしい。






 マスターは元競輪選手の高橋健二さんで、追込職人さんの憧れの存在でもある。
アイスとケーキに深い香りのコーヒー。のんびりと過ごしたあと庭に出て、マスターを中心に記念撮影。気軽に応じてくれたが、追込職人さんは照れっぱなし。


ここからゴールして電ちゃんの車で帰るか、自走で帰るか迷っていた追込職人さんは、やはり自走を選んだ。基本的に下り基調なので問題ないとは言うものの、深夜から走り続けているのだから十分体調に注意して帰って欲しい。








たまにコースを外れながらも気持ちよくアップダウンを繰り返し、大きくカーブし視界が開けると眼前には雄大な恵那山と周辺の青い山脈。



19号線の沖田という交差点はHC神坂峠でいつも通るところ。
ここからの一本道をそれぞれのペースで上っていけば、クアリゾート湯舟沢のゴール。





15:30に到着したら、スーパー恵那山の選手たちは無事にゴールして湯舟沢のお風呂に浸かり、とっくに全員帰ってしまったと、ひとり残っているU美さんから聞いた。

ゴール記録を見たら、トップのN良番長は10時50分、トムさんが続いている。
yasuさんやこるなごさんといったトップグループの中に若手のM本君が入っているのが頼もしい。
こういう若手が大勢出てきてくれることがツール・ド・あいちの活性化につながっていきそうだ。


探訪組は温泉に入らず、しばらく涼しい風に吹かれて過ごしたあと、明るいうちの帰宅を目指して帰っていく。
皆がいるうちに気づけば良かったのに、最後の最後にスタッフ写真を残った4人で撮って、記録写真とした。


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11 件のコメント:

  1. 山田さん、

    探訪の楽しさと、ツール・ド・あいち参加者の凄さを実感した一日でした。

    私たちが1000m獲得している間に、ツールに参加した人達は3000mを上っていた訳です。スゴイ…

    でも、旧中山道をじっくりと観察できた今回の探訪も、実に趣のあるサイクリングだったと思います。自転車の楽しみ方も様々ですね。

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  2. ぱんたあに2014年5月12日 21:23

    山田さんのブログ見てると探訪の方が面白そうですね(^^;
    もちろんスーパー恵那山は面白かったですが、お蕎麦はなかった!時期をずらしてでももう一度やってもらいたいようなコースですね(^^)

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  3. コシダさん
    探訪だから上りもゆっくり下りも安全第一で、恵那山や笠置山や美しい山並みも堪能できました。
    でも、来年は3000mに挑戦したいと思ったでしょ?

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  4. ぱんたあにさん
    最近の「探訪あいち」は富士山を見たい!の静岡、安曇野CR & 北アルプスGFの長野、旧中山道をゆくの岐阜と、少し遠出したところが全部素晴らしいコースでした。
    しかも、天気も季節も最高!
    ルートラボで見るよりは坂がきつくて、それだけに走りがいもあって、爽快感も格別でした。

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  5. 早朝からスタッフとしての参加、大変でしたね・・・
    安曇野、中山道と2週続けて上り坂の多い探訪。
    もう少し坂トレーニングもしないとイケナイと思いました。

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  6. 先日はお疲れ様でした!補足しておきますと…マスターは現役時代はそれこそ凄い選手でした。若い頃はトラック競技で日本代表だったし…捲りと云う戦法の先駆者でもあり…上がりのタイムレコードもあり…30年間でしたか?S級在籍記録保持者でしたし…長らく愛知県選手として唯一のG1タイトルホルダーでした。スプリンター中野浩一氏の偉大さが判れば自ずと判ります!知れば知るほどそりゃ上がります(笑)
    是非また行ってみて下さいね!

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  7. ぶるほんアンカーさん
    朝は弱いので、自分ひとりでは行く気になりませんU>ω<)ノ シッ!!
    でも若い人や走る気マンマンの人にスタッフをお願いするわけにもいかないしね。

    探訪に参加することがトレーニングかと思ってました(;゚Д゚i|!)
    それ以上のことはできません。

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  8. 追込職人さん
    無事でなによりでした(笑)
    長距離お疲れ様!

    マスターの若かりし頃の?かっこいい動画を拝見しました。
    今も環境のいいところに居を構えているので、趣味でサイクリングしてくれたらいいのにね。

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  9. スーパー恵那山に参加だと思ってましたよ、
    でもこちらも上りが多くてきつかったんですね、
    美味しい物を食べて休憩も多く取れば上りの辛さも忘れられそう、^^;

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  10. ☆うっさ☆さん
    スーパー恵那山へ行ったら、明け方から暗くなるまでずっと一人旅。寂しすぎます。

    探訪は良かったですよ。
    激坂があっても休み休みですから、みんなで上れば楽しさいっぱいです。

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  11. こるなごさん
    探訪も楽しかったんですが、せっかくのスペシャルステージなんですから、来年は150kmの4000mでお願いします( ̄ー ̄)ニヤリ

    同時スタートすればゴールも同じくらいになるかも(^-^*)/

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