花と音楽のある暮らし

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2014年6月9日月曜日

14.06.08 GF三重・鈴鹿

14.06.08 GF鈴鹿

ものすごく久しぶりに、ロングコースに挑戦しようかと真剣に考えていた。

今回のロングコースは鈴鹿スカイラインをメインに、そのあと平子峠・角井峠・筒井峠・石榑トンネルとあるものの、距離は104kmで獲得標高が2000mを切っている。
自分が楽しんで走れるのは1500m以内であることには違いないが、「挑戦」という意味ではやりがいがありそうに思えたから。
それにノーマルコースの方は70kmで、峠は二ノ瀬1つだけ。探訪でも走るくらいのコースなのだ。

ところが直前になって鈴鹿スカイラインが通行止めになってロングコースが変更された。
獲得標高は変わらないものの、距離が20km近く伸びた。

それに当日の明け方までの雨。
同年代の仲間の動向を探ると、「常にロング」という人以外はノーマル。
それでは前言撤回でノーマルに決定。




   
スタート地点からロングは西へ、ノーマルは東へ行くので正面から写真を撮って、最後尾スタートのトッシィーさんと多度の方向に出発。ノーマルコースは20人とaQsimさんが大声で伝えてくれた。


いつまでも最後尾ではしょうがないので少しずつ前に進んで、つくさんの後ろにつく。
その少し先には白いアンカーさんや秋さんと鉄人がいるが、そのペースにはまっては最後まで走りきれないだろう。


 
木曽三川公園への坂で秋さんの後ろについた。
北に向かう直線道路で、鉄人はどんどん行ってしまうのに、秋さんのスピードが上がらない。
追い抜きざまに、「ギヤをもう一枚、重くしたほうがいいよ」と言ったら、「体力がないので」と返事が来たが、そのあと「後ろについたら楽だった」
そう、鉄人との間が開きすぎていたのが問題だったようだ。


ちょっとしたきっかけでトッシィーさんがパワフルに前に出て牽きだす。
ところがクランクのあたりで音鳴りがしていて、どうも調子が上がらない。
秋さんと鉄人に一旦信号で離されたら、引き離されたまま最後まで姿は見えなくなってしまった。



二之瀬の入口の神社のところでN橋さんの前に出たのはいいが、上りの得意な人が後ろについているようなので、前に行くように促すと、白いアンカーさんと、白に水玉ジャージの人がスーっと前に出ていく。


自分もそれなりに頑張ってはいるのだが、なにしろ蒸し暑い。
日差しも強くなってきて体力を消耗する。
いつ抜かれるだろうかと後ろが気になるが、だれも追いついてこない。
ひとり淡々と上る。


   
最後のコーナーでN橋さんが前に出ると、峠を越えてそのまま下っていく。
自分は仲間が上がってくるのを待つ。
コシダさん、YOSHIさん、トッシィーさんが来た。
次いでスーさん、つくさん、yuuminさん。電ちゃんも来た。
だいたいみんな30分~40分くらいかけて上ってきたようだ。

だいぶ休憩してしまったから、鉄人、秋さんや白いアンカーさんたちとは相当離れてしまっただろう。その前にも一集団いたようだよという話もあったので、自分たちが最後尾に近いのかもしれない。

へたながらもトッシィーさんに続いて下りをこなし、緩斜面になったころから前に出る。
YOSHIさんがさらに加速して牽きだしたら、せっかくスピードに乗ったところでストップ。
ATLASは、右折して小さな橋を渡り、村落の細い道へ行けと表示している。


小刻みなアップダウンを、ときどき下ハンを使いながら前を牽く。
二ノ瀬で休憩している時から、コンビニが有ったら一旦休憩と申し合わせていたのに、村の中にはコンビニがない。
大通りへ出ればあるだろうと前を急ぐが、酒屋みたいなところや自販機はあるものの、コンビニは無し。
そうこうしているうちに残り5~6km地点。
コンビニは諦めて、道端の自販機で補給。
トッシィーさんとスーさんは一緒に止まったが、YOSHIさんコシダさんはそのまま通過。
次の集団、つくさん、M井さん、yuuminさんもちょっと手を挙げたなり通り過ぎていく。


さて、水分補給も出来たから追いかける。
下ハンにして思い切りペダルを回す。トッシィーさんは右後ろにぴったりついてくる。
M井さんとyuuminさんに追いついて、一気に前に出る。
その勢いでつくさんも捕らえる。

いったん抜き返されたつくさんを再度逆転し、そのまま北勢中央公園入口に到達。
ほんのちょっとの坂にももう足がないが、ここまで来たら逆転されないよう気力を振り絞って林道を抜ける。

ゴール。


目の前には到着時間を記録するYOSHIさんの姿がある。
あと一歩で同着ゴールを逃してしまったが、そんなこととは別に最後まで力を出し切ってレース気分を味わえた爽快感でいっぱい。

カンカン照りの受付の横でお菓子や飲み物をもらい、話に花が咲く。
タロウちゃん手作りの「ウメの水ようかん」みたいのは寒天やゼラチンも使ってないそうだが、酸味と甘味が疲労を回復してくれる。
ツールドには参加しないのにツイッターのために駆けつけた追込職人さんも仲間入り。



ロングコースのトップは何時に帰ってくるんだろうと話しているうちに、yasuさんが12:11ゴール。
距離123km、5峠で獲得標高1918mのコースを5時間11分。
GARMINのデータはAVE30.7km/hとでている。

ちなみに自分は、距離68.1km二ノ瀬峠一つで獲得標高815mを3時間17分。
ATLASデータはAVE24.2km/h。
比べる方がおかしい。


  

そのあとK多さん・M野さん・トムさん・I藤さん・K宮さん・Metalさん・S長さん・つむじ風さん・くものたいらさん・Y部さんまでが12時台にゴール。

つむじ風さんでさえ角井峠は歩いたそうだから、やはりノーマルの選択は正しかったということか。
いろんな選択肢の中から、いちばん身の丈にあう、楽しめるのをチョイスしていくことで、また次につながっていくのかもしれない。



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10 件のコメント:

  1. 探訪、グランフォンドと2連チャン。
    お疲れさまでした。
    前日の食べ放題に食べたカロリー、全て使ったんでしょ・・・

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  2. YOSHI2014年6月10日 8:13

    お疲れさまでした。
    ブログを読まして頂き、ロングにしなくて良かった助かった。
    ロングにしたら帰って来られなかったかも。
    先週のGF富山と今週のGF鈴鹿の疲れが重なり、帰宅後1時間以上 昼寝(爆睡)してしまいました。
    年寄りは疲れがなかなか取れません。

    返信削除
  3. 山田さん軍団には、多度神社の大分手前で、
    追い抜かれたので、まさか、二ノ瀬の頂上
    で会えるとは思いませんでした。
    山田さんはじめ、いつもの探訪メンバーの
    顔を見た時は、嬉しくホッとしましたよ。
    (^^)

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  4. お疲れさまでした〜
    中盤、山田さん達トレインに付かせてもらえたおかげで
    あの後、少し復活できました。ありがとうございました。
    平坦をビュンビュン走るのはやっぱり苦手です・・・
    ほんとパワーないのを痛感します。

    山田さん、今回こそはロングに行かれるかなぁ、と思ってました。
    鉄人が昨年からGFの度に 毎回
    「山田さん、ロングじゃないんだ・・・どうしてロングに行かないの?」って聞きます。
    私に聞かないでよ〜って 毎回思うのですが、どうも山田さんはロングを走るイメージが強いようです^ ^ 次回はぜひロングに。

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  5. ぶるほんアンカーさん
    前日のフルーツ盛りと味噌カツのおかげで、ロングでも行けそうな勢いでした。

    でも実際はショートでちょうど良かったです。
    すっごく楽しんで走ってきました。
    ロングのトップの人たちが帰ってくるのも出迎えました(笑)

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  6. YOSHIさん
    お疲れ様でした!
    私より速い人はロングに行ってくださいよ。
    どうせ急いで帰宅しても邪魔者扱いされるでしょ(?)
    それは私だけですかねぇ??
    私より幾つも若いでしょ┓(´`)┏ 

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  7. yuuminさん
    今回のノーマルは探訪メンバーがたくさん走ってましたね。
    抜いても抜かれても、結局同じくらいのところを走ってました。
    ゴール後も和気藹々で楽しかったです。

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  8. 秋さん
    私も当初は104kmで1900mならロングに行くチャンスかなと思ってました。
    が、騙されなくてよかったヽ(^o^)丿
    ぱんたあにさんでさえ一番きつかったと言うロング。
    つむじ風さんも押し歩き、T-COLNAGO大矢さんも2kmも歩いたという角井峠。
    私は遭難してたかも。・゚゚・(>_<)・゚゚・。

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  9. YOSHI2014年6月11日 8:36

    十年取って51歳(当年とって61歳)です。
    歳も自転車も山田さんに追いつけません。
    伊勢三河湾はスーパーロングの予定です。
    ノーマルやロングはフェリーの連絡も悪いし、
    私の帰りを待ちわびている柴犬の夕方の散歩に間に合えばOKですから-----。

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  10. YOSHIさん
    自転車はいいですね。
    還暦過ぎて、こんなに屋外で自由に楽しめるスポーツってなかなかないですよね。
    しかも「待ちわびている」愛犬がいるかと思うと、帰り道も楽しみですね。

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