最近の記事は2020年の東京オリンピック開催を捉えて、自転車の環境改善を図ろうと、「新知事とつくろう、TOKYO自転車シティ」というキャンペーンをNPOの自転車活用推進研究会が行っているというもの。
「サイクルロード~自転車という道」も毎回データを揃え、写真を集め、すごい内容の濃さに驚かされるが、今回のキャンペーンを張った自転車活用推進研究会というのもすばらしい。
ロンドンやニューヨークの市長が強力に推進したおかげで道路事情がすっかり変わったことを受け、東京も新都知事に頑張ってもらおうというもの。
そのために都知事候補全員に「オリンピックまでに、世界標準の自転車インフラを整備する」要望書を送付し、ネット上で署名活動を行っている。
有権者でなくても(有権者ではないというボタンを押して)署名ができるようになってる。
賛同する人として
片山右京、勝間和代、疋田智、絹代、鶴見辰吾、高千穂遥、栗村修といった有名人が登場している。
昨晩、新城幸也がTVに出たのを録画で観ていたら、東京オリンピックに出場するのを本人がすごく楽しみにしていた。
オリンピックの年に35歳になっているそうだが、自転車選手は経験も備わって、一番脂の乗っている年齢だと話していた。
今朝の中日新聞は県内版に交通死/脱ワーストへの道のキャンペーン記事で「第4部 銀輪の死角」として、「(自転車の)車道走行 徹底することが鍵」というタイトルをつけていた。
これも連載記事のようで、こういう記事が新聞やTVなどマスメディアで取り上げられ、少しずつでもみんなの目にふれていくことが大切なんだろうと思う。
学生でも自転車通勤のサラリーマンでも右側通行が非常に多いし、しかも圧倒的多数が歩道を走っている。
歩車分離の信号では、わざわざ歩道に止まり、歩行者信号が青になると東西からも南北からも一斉に横断歩道を走ってくる。
それが安全だと思い込んでいるか、またはそのように教えられてきたんだろうと思う。
確かに車道を走るのが怖いと感じる時がある。
車が目の敵にして幅寄せしてきたり、けたたましくクラクションを鳴らされたりすることもある。
デンマークやオランダは自転車先進国として有名だが、ニューヨークやロンドンでも市長の指導力によって街が一変したというのなら、東京でも、更には名古屋でも変わっていけるはず。
意識を変えるのに東京オリンピックが大きなキッカケになるのかもしれない。
もちろん前述のキャンペーンには署名した。
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