花と音楽のある暮らし

花と音楽のある暮らし

2014年7月27日日曜日

ヒルクライム おんたけ2240

14.07.27 HCおんたけ

週間天気予報では安定した晴れが続くはずだったが、ここへ来て昼頃雨に変わった。
特に山のことだから降られると思っていた方が間違いないだろう。

それでも9時スタートのヒルクライム。2時間で到着し、記録だけつけてすぐに下山すれば雨は避けられるかもしれない。
下山リュックの中に何を詰めるか迷って、一応タオル1枚と雨具の上下を入れて荷揚げ用ワゴンに積んでもらった。



きょうもローラーを回している人たちがいる。
自分もアップなしでいきなりというのも何なので、公園の周りを1周走ってみる。
公園の入口でガー民妻さんに追いついたので、「ゴールスプリント!」と声をかけて、坂道を一気に駆け上がった。
受付に到着して、参加賞のコモパンをもらったので、芝生の上で食べようと座り込んだらめまいがした。
やはり心拍は徐々に上げていかなくてはいけない。


ぶるほんアンカーさんに借りた三脚にカメラを取り付けて、集合写真の準備。
自動シャッターの時間を設定するのに小さなボタンを押そうとすると、まだ手が震えている。

理事長の挨拶にもあったように、熱中症に十分注意して、水分補給を怠らない。
レースじゃないんだから無理をせず、危ないと思ったら休憩する。
雨で路面が濡れたときは下りは慎重に。
そう、完走を目指してけマイペースで行こう。



いつも後方からスタートするtomoちゃんやひげおやじさんが、今日は最前列に来た。
「何人抜き」というのを目指している人がいるようなので、それに協力してあげようとしているらしい。
それじゃ、先導車を抜いてはいけないという規則を作ろうか。とか、何百m先頭を維持できるだろうとか言っているうちに、スタート!



 

例によって2枚/秒の連続撮影をしたが、距離が近すぎてピントが合わない。
特に近くの人は全部流れてしまっている。
何度失敗しても同じことを繰り返す。


同じように撮影していた電ちゃんは、受付横に置いたままの自転車を取りに行ったので、先にみんなの跡を追う。
1.5kmくらい直線の平坦道路を走ったあと、カーブしたところからは上り区間の始まり。
朝、矢印看板を付けに行った時に工事中の区間があり、右へ迂回するようにしたところは勾配がきつい。どっちみちしばらくはきつい坂が続く。
でもおんたけのルートは、途中に少しゆるいところも出てきて、そういうところでは走りながら休めるので、無理をしない程度に何人か抜いていく。

ときおり雲がかかったりして、涼しい時もある。
そういえば昨日、久しぶりにYouTubeを見ながら30分ローラーを回したあと、シャワーを浴びて体重計に乗ったら、体重:61kg、体脂肪率:11.5%。
こんな条件なら去年よりタイムを縮められるかもしれない。


 

そうこうしているうちにガー民夫妻に追いついた。後ろからは電ちゃんが急接近。
I戸PAPAはよく足が回っているように見える。

どんどん離れていったかに見えた電ちゃんだが、100mくらいの距離を保ったまま。
トッシィーさんにも追いついて、「電ちゃんに抜かれた時にすぐに後ろに付かなきゃダメだよ。体力があるんだから。ないのは気力だけだよ!」と声をかけたが、しばらくは充電期間にするようだ。


後半の激坂区間に入ると、時速6kmまで落ちる。それでも同じように疲れきった選手を2人抜いて、トッシィーさんにはあっさり抜き返される。

雨がポツポツきた。速い人たちはもうそろそろゴールしているだろう。
そのうちザーッと降り出して、天気予報よりずいぶん降り出しが早いなとは思うが、山の天気のことだから一応想定内。慌てることもない。


ところが雨だけでなく風が強く吹き出した。
山に向かって走っているから、吹き降ろしてくる風は当然向かい風。カーブのきつい勾配は立ち漕ぎでなければ押し返されてしまいそう。


目の前で同じように苦労しているトッシィーさんの姿を捉えながら、できれば同タイムでと最後の力を振り絞る。
結果はトッシィーさん11時6分。自分は11時7分。まあ力の差からいったら仕方のない時間差だ。



 

2階の食堂で食事を済ませたのか、yasuさんとこるなごさんが降りてきて、「どうだった」と聞いてくれたので、「やっぱり歳のせいですかね、去年より遅くなりました」と応えると
「去年より500m距離が延びているので、2~3分遅れは許容範囲ですよ」
速い人で2~3分なら自分は5分、いや7分も大目に見てもらえるか。


 
ガー民夫妻やぶるほんアンカーさんもゴール。転勤先から駆けつけたコシダさんもゴールした。
雨が通り過ぎるまで下山を待つ。
雨具を重ね着しても寒いので、食堂にラーメンを食べに行く。
ずっと待機していてくれたU美さんに食券を見せると、100円キャッシュバックしてくれた。


雨が上がってトッシィーさんコシダさん、つくさんと下山。路面は早くも乾きはじめたが、風が強いので慎重に。
途中からつくさんが先頭に立つと、あっというまに下っていってしまったが、あまりの速さに誰も後を追わない。



   

御岳信仰の人たちが大勢集まる神社の前で止まったり、お祭りの行列で通行を止められたりしながらゆっくり下ってきたら、麓はカンカン照りの青空。暑い。


先に降りて待っていてくれたI戸PAPAに乗せてもらい、美しい景色と会話を楽しみながら快適なドライブで帰宅。
来週もまたI戸PAPA、ぶるほんさんと一緒に(高山トンボ帰りならぬ)木曽福島~開田高原まったりサイクリング。
楽しみ!


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2014年7月20日日曜日

三ヶ根山スカイライン<もどき>

14.07.20三ヶ根山スカイライン

今日の探訪は距離:52km、獲得標高400m台だから、少し自走区間を入れて距離を伸ばしたい。
大府駅まで電車に乗って、そこから碧南市臨海公園までは20kmくらい。
境川を渡り、ほぼ三河線沿いに南下すると、吉浜、高浜を通って碧南中央。
中学生の自転車の長い列を一気に追い越したら、「頑張って!」と声援が飛ぶ。


今日も天気予報は好転し、集まったのは16人。
熟年にしてツールドあいち実力トップグループの、つむじ風さんも参加。デジ一を首から下げているから、景色を眺めながらのまったりサイクリングに徹するつもりだろうか。

碧南の鈴木さんも見送りだけに来てくれた。お祭りの準備があってサイクリングには参加できない。


いつものようにぶるほんアンカーさんが三脚の予備を貸してくれて、集合写真はカメラ3台体制。

矢作川大橋を渡って、しばらくはそのまま真っ直ぐ平坦な道が続く。
トッシィーさんが、探訪ペースで前を牽く。
後方からつむじ風さんが車と同じスピードで追い抜いていき、しばらく行ったところでこちらにカメラを向けている。

 

いつの間にかガーミンジャージを着た人が混じっている。信号で追いついたら自主練中のトレックロさんだった。どこに向かうのか聞かれたので、「来週の「おんたけヒルクライム」の練習で、三ヶ根山に行く」と冗談で答えたら、トレックロさんも同じコースを選んだようだ。
とは言っても自分たちはコンビニで休憩、そこでお別れ。



 

先に行ったつむじ風さんとhbさんが山の入口で待っていてくれた。白のトレックさんはそのままトレックロさんと一緒に行ってしまったらしい。


なるべく軽いギヤでクルクルと、と思うがやはり息が続かない。
ハアハア言いながら上る脇をピンクパンサーさんがクルクル回して上っていく。
その後からミニベロの大矢さんとつむじ風さんが何やら話しながら楽しげに追い越していく。

   

「小町トンネル」からは一気に下り。せっかく上ってきた標高の貯金を全部使い果たして、また上りが始まる。
グリーンホテルまで4kmの案内板がでている。

ここも三ヶ根トンネルからいったん下ったあと上り返し。気が緩んだあとの上りはきつい。
追込職人さんが大声で文句を言いながら上っていく。
やかましいことはやかましいが、それでちょっと気が紛れたような気もする。



最後尾をアシストしていたぶるほんアンカーさんがやっと到着。
Ten484bmbさんが熱中症気味でリタイア、aQsimさんが同行して下りていったそうだ。
今日のコースは獲得標高470mと簡単そうだが、上りが1箇所に集中しているから、実は結構きびしい。無理をしないほうがいい。


 

グリーンホテル三ヶ根は高台にあるだけあって眺めも素晴らしい。

先客のクライマーの自慢のバイクは6kg以下ということで、ここがいつもの練習コース、両側から2~3本こなすそうで、ヒルクライムの年代別では常に表彰台に登る人らしい。





 

広くて明るい喫茶室でのランチも、ドリンクバー付きでお値打ち。
会話に花が咲いて、中でも一番若い茄子紺のトレックさんが、自転車の歴史や変遷に詳しいことには、大御所のFさんも驚くほど。



 

食後、道を下り始めてすぐ、右手に「三ヶ根山スカイライン」のゲート。
車も少なく、自転車でも走りやすそうに見えるのは、ないものねだりか。

一列になって安全第一で5kmほど下ると、247号線とぶつかる交差点にあるコンビニでaQsimさんが待っていてくれた。

西幡豆からは真っ平らの一直線。
つむじ風さんが自分のペースで飛び出すと、hbさんが待ってましたとばかりに追い始める。
最近、走りに目覚めた白のトレックさんも続いていった。


 

後方から大声。トラブル発生らしい。
どうもぶるほんさんのパンクのようだ。
確認に行くと、修理は終わりがけ。ちょうどCo2ボンベで一瞬のうちに空気を入れるところ。
練習を重ねて自分でできるようになっていた。
これなら人の助けがなくても大丈夫だ。
でもビードが外れていたってどういうことだろう。



いくらもいかないうちにまたパンク。
全員が戻って見守る。
こんどはチューブにかなり大きな穴があいていたようだ。
タイヤを外して指先でチェックしたが、異物があった形跡はない。
今回は慎重に、チューブの噛み込みがないかチェックしながら携帯ポンプで空気を入れていく。
それでもFさんの指導が入り、さらに念入りにチェックを重ねて修理完了。
ここまでやれば不安はないだろう。




 

  
一色町の展示館で、直径5.6m、長さ10mもあるという大提灯を見学し、常福寺の大仏(おおぼとけ)の体内をくぐり、碧南市臨海公園にゴール。




天気にも恵まれ、ほぼ予定通りでよかったが、何しろ暑い。
どこかでかき氷でも食べたいねと5人で氷屋探し。

   

レストランさとで氷の幟発見。
なぜかキャンペーンで半額。寒いと感じるほど体も冷やされて、反省会終了。



追込職人さんと二人、大府駅を目指す。
行きに通ったのとほぼ同じ道をたどるが、朝と違って車は多い。
それでも自分のペースにぴったりついてきてくれるから走りにくいことはない。


追込職人さんはまだ「相撲部屋ののぼり」を追っていて、大府駅近くに2箇所あるのを調べてきている。

 

柴田部屋は豊田自動織機の中にあり、私有地につき関係者以外立ち入り禁止。
のぼり旗は外からカメラに収めることはできた。

 

駅を越えて西側に出て、片男波部屋は熱田神社の中に。
浴衣姿の若いお相撲さんが何人か集まっている。留守番役なんだろうか。
なんの知識もないから話しかけるのもはばかられる。
でも目的はのぼり旗だからまあいいとしよう。


追込職人さんとはここで別れて、大府駅から電車に乗る。
うまいぐあいに新快速が来て、金山から名鉄への乗り換えも順調。
家に着いたとたん大粒の雨が降りだした。

自分はいつもの心がけが良いせいか、天気にも恵まれたが、一方、追込職人さんはきっとどこかで土砂降りに遭っているんじゃないだろうか。
そのうちツイッターかブログで消息もわかるだろう。
案外どこかの相撲部屋で雨宿りしていたかもしれない。



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2014年7月14日月曜日

「うなぎ与八」後半の社会見学



長良川と揖斐川の間の細長い道もフリーラン。
最初はおとなしく人のあとに付いていたが、先頭はどんどん行ってしまうし、追い抜いていく人もいるので、だんだん思い切りペダルを回すようになる。



☆うっさ☆さんがカメラをこちらに向けようするのを振り切って前を追う。
一団体の後ろについてスピードを緩めたら、トッシィーさんとあと二人が一気に前へ出る。
それではとトッシィーさんを追うが、いったん離れたらもう差は開く一方。
うしろには赤いジャージのYoneさん。
このまま目標地点の橋の下へなだれ込む。

一番に到着していたのはhbさんだった。恐るべし。



ここから長良川河口堰はすぐ近い。
だが、どうしたら河口堰を渡れるのだろう。
そこには、ぶるほんアンカーさんがちゃんと調べ上げている秘密の抜け道があった。





車止めのポールと水たまりを避け、盛土を乗り越えると眼前に迫る巨大施設。
斬新な形の塔が1km近くも続いている。


橋の下を覗き込んでいた人が、下にボートが待機しているのを発見。
 海側から来たボートが長良川を遡上するために、ここで水位を上げてもらおうと待っているらしい。
海側の水門を一旦締めたあと、上流側の壁を下げるとせき止められていた水が滝のように流れ込んでくる。
クルーザーみたいのはともかく、小さなボートは水の勢いで流されないよう、ロープを張って堪えている。
 水はどんどん流れ込んできた。
やがて水が満たされ、壁が一定以上のところまで降りて水深が確保されるとゲートが上がり、
待ってましたとばかりにボートが出ていく。

スエズ運河みたいだねと言ったら、ヨーロッパにはこういう施設がいたるところにあるよということだった。

ツール・ド・フランスを観ていても、そういうところがよくあるそうだ。
松重閘門みたいなオベリスクの建物を見たら、それのことかもしれない。










   

なばなの里の富士山が回るのを右手に見ながら進むと、魚道が現れる。
ロック式魚道というのと呼び水式魚道というのがあるらしい。
難しい説明はともかく、ウミウが一羽アユを狙ってもぐったりしているが、鮎の姿を見ることはできなかった。




 

水路の脇を通って1号線に出ると「又木茶屋」
抹茶がいただけるということで立ち寄った店はなんとも不思議な造り。
トイレ用の入口と、正面玄関用入口の2箇所。
通路はアジサイやアガパンサスの咲く日本庭園。その奥はこんもりとした林。
ぐるっと回り込んだところが玄関口。

中に入ると食券売り場で先に食券を購入。
飲み物なら抹茶かコーヒー。あとはソフトクリーム。
お菓子はワゴンに並んだものの中から選ぶ。

抹茶ソフトはしっかりした抹茶味で230円とお値打ち。
又木茶屋は「情報交流施設」という位置づけの長島町の公共施設らしい。
ふつうの喫茶店とは趣が違うはずだ。


   

近鉄と関西本線の下をくぐって長良川左岸を北上すると、ボートが係留してある先に、船頭平閘門があった。
掘割のような小ぶりの施設だが石組みあるいはレンガ積みの整然とした造り。
ここでもちょうど船が木曽川から長良川へと移動しようとしているところが見学できた。
下から水が湧き上がってくるように見えるのでポンプで揚げているのか、あるいは水流の都合でそう見えるだけなのかはよくわからなかった。


水が満たされると長良川側の水門が観音開きに開いて、股の下を船がくぐっていった。



普段なかなか見ることができない施設を2箇所、しかもちょうど良いタイミングでリアルタイムに見ることができた。


いちおう木曽三川公園まで戻り、自走か輪行かと考えるまでもなく、怪しい雲行き。
小雨もポツポツ落ちてきている。
ここは無理せず輪行で。
それでも朝は走ってきたから今日の走行距離は100.5km。
ついでに
平均速度 : 19.9
最高速度 : 45.1
走行時間 : 5:01:55


「探訪」の醍醐味満載の楽しいサイクリングだった。




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