14.10.26GF中津川 |
迎えに来てくれるはずの電ちゃんが1時間待っても現れず、電話をしても通じない。
よほどのことが起こったのか、何かの都合で先に行ってしまったのか。
悪いことでなければよいがと思いながら、単独で行きますとメールを入れて車で出発。
1時間半もあれば到着するはずだから、時間に間に合わないことはないが、受付係りの人は6時集合になっているので、備品がないと困ってしまうだろう。
どっちにしてもやりくりしてなんとか大会は開催しなければならない。
まずは会場や参加者の様子を見て相談していくしかない。
小牧ジャンクションを通り中央自動車道に入ったところで電ちゃんから電話。
ただの寝坊だった。
小さく固まってコース説明。
今回のコース設計は「探訪」でもえげつないコースを作るぱんたあにさん。
今回も自分で設計しておきながら、GPSを持っていても自分でも間違えたという、迷路のようなコースらしい。
自転車のハンドルバーにつけたアクションカムと手持ちのデジカメの連写でスタートシーンを撮ろうとしたら、スターターを仰せつかってしまったため、やむなく自転車は生垣にもたせ掛けて3分前から撮りはじめた。
(ところが空の明るさに露光が合ったようで、出来上がった動画は夜明けと同時のスタートのような暗い画像になってしまった。しかも遠い!)
クアリゾート湯舟沢から19号線までは5kmほどの下り。
深いカーブはないから下りでも恐怖心はない。逆に何人か追い抜いてしまったほど。
前の人に付き、ATLASに目をやりながら先へ進む。
この道かなあという微妙な道に入っていく、その先もコースを外れてUターン。
小さなミスコースを何度か繰り返す。
32kmの分岐点手前で追込職人さんがツイッター用にカメラを向けている。
その32kmからノーマルコースは右へ。緩い坂が続いている。
ここまで一緒に来たトッシィーさんがだんだん離れていく。
後ろからも何人か追い越していく。
次の交差点でいつものメンバーが待っていてくれたが、昨日の疲労が抜け切れていないので、頑張りがきかない。
ゆる~い坂でもインナーローに落とす始末。
毎回待っていてもらうのも悪いので、先に行ってもらう。
ATLASが生きている限り、ツールドで一人旅は別に嫌じゃないけど、それにしてもアップダウンしかないこのコースで、全く上れないというのは辛い。
この調子であと半分あるのかと思うと、最下位決定を覚悟。
11時半くらいには戻れるかなあと思っていたが、もし12時を過ぎるようなら補給食にも気を付けなければいけない。
SOYJOI一本と受付でもらったソフトコッティーが2本あるから普通に帰れれば大丈夫とは思うけど。
道の駅の看板のところからは気持ちよく下っている。
橋を渡ればもう神坂まではひとふんばり。
ところがこの最後の馬籠に通じる道が、いつもの神坂に行く道よりはるかに厳しい。
ここまで来たらリタイヤするわけにもいかず、車に乗せてもらうわけにもいかない。
ひと漕ぎひと漕ぎ、あと何回漕ぐんだろう。
喘ぐようにして馬籠の人通りを抜けたらやっと下りに入った。
ここでアクションカムのスイッチON。
もう少し早くから入れておけばよかったんだけど、厳しい上りはハンドルがふらつくし、時間ばかりかかって景色が変わらないからつまらない。
でも一応ゴールシーンの撮影成功。
自分の姿も写っている。
第一声は「辛かった~!」だった。
この4分後にはロングのトップ3人衆がちょうど12時にゴール。
うだうだと一緒に話して、楽しい時間を過ごしました。
ロードバイクのバナー
クリックしていただけたら嬉しいです