土曜日のエコーラインに続き、日曜日はヒルクライム乗鞍スカイライン。
去年までの朴の木平第3駐車場がバスの待機所になってしまったため、集合場所が変更になっています。
五色ヶ原駐車場。
岐阜新聞の大会もここからスタートという、かなり広い駐車場。
ただしトイレの設備がなく、案内所が開くのを待たなければいけません。
そのため9:30開会式、10:00スタートと全体に繰り下げています。
開会式の時間も山には霧がかかり、思ったほど晴れてきません。
でも畳平は晴れているという情報も入ってきています。
昨日より参加者も増え、特にショップの紹介で来た若いグループもいて華やいでいます。
スタート待ちをしていると、下から振り分け荷物のランドナーが上がってきました。
日本縦断中の熊本大学の学生さんです。
峠を越えて松本方面に向かう途中だそうです。
さあ予定通り10:00スタート。
今回のカメラ位置は道路の左端ですが、路肩がほとんどないので、自転車はすぐ目の前を通過していきます。
いつになくドアップで写っています。
平湯峠までは例年より距離が短くなったとはいえ、4kmちょっとの距離の平均勾配が10%を超えるという厳しさ。
しかも霧が晴れたと思ったら直射日光が照りつけます。
序盤から体力がどんどん奪われていきます。
自分ばかりではなく、トッシィーさんもあえいでいました。
平湯のゲートで止められると聞いていましたが、係の人は「そのまま進んでください」と言ってくれました。
「どこから来たんですか?」「愛知県です」それだけで済みました。
平湯峠の先は少し楽になると思っていましたが、昨日の疲れに今日のここまでの疲労が重なって、楽になるどころではありません。
それでもまた霧が出てきて、涼しくなったのには助けられました。
トッシィーさんの前に出て、牽いていこうとしましたが付いてきません。
気力が回復したらすぐに追ってくるだろうと、そのまま進みます。
工事の一時停止でN橋さんたちに追い付きましたが、信号が青になると同時に元気に駆け上がって行ってしまいました。
あとはずっと一人旅。
ゴール近くになっていったん下りになってまた上り返すところは、分かっていてもがっかりします。
小径車を押している人がいます。参加者ではなくどうも一人で乗鞍にきた人のようですが、自分も下りて話しながら歩いて行こうかという誘惑に駆られます。
でもあとひと頑張り。
まもなくゴールというところでぱんたあにさんがホイールを持って立ち止まっています。
「パンクで危うく落車するところだった!」
しっかりと対応ができたからいいようなものの、下りでのトラブルは致命傷になりかねません。
ゴール。
昨日とは違い、日差しの中でみんなくつろいでいました。
あっちでもこっちでもそれぞれ座り込んで話が弾んでいます。
乗鞍岳の標識の前で写真を撮り合ったり、偶然会った別グループの人も一緒に写真に収まったり。無理やり割り込んできて爆笑を誘ったり。
ショップ仲間のグループは若いだけにノリがよく、周りの雰囲気が一気に明るくなります。
写真のポーズも自然体でかっこ良く決まりました。
愛サイの行事もこうやって若い人たちが大勢参加してくれるようになると、また楽しみが増していくでしょう。
2日連続のヒルクライムはもう無理かなと思っていましたが、涼しい気候に助けられ、大勢の仲間に励まされ、楽しいサイクリングになりました。
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