花と音楽のある暮らし

花と音楽のある暮らし

2015年6月28日日曜日

ロングライド・渥美半島・浜名湖

15.06.28LR渥美半島・浜名湖

恒例の三河湾一周がフェリーの廃止で開催できなくなったことを受けて、今年のロングライドは渥美半島一周になりました。

ノーマルコースは渥美半島内の73kmですが、ロングコースは浜名湖一周を含む154km。
ただしロングコースでも後半はほとんど平坦なので、無理をしなければ走れそうな距離です。

トッシィーさんと、「今回はロングだね。体調と相談しながら、無理そうなら71km地点で左折してノーマルということで」と示し合わす。


今回も少し前の天気予報では微妙だったせいもあって、欠席した人もいて、参加者は73名らしい。
ほとんどの人たちがロングに向かうだろう。






スタートの様子を撮影して、最後尾のOhbaya4さんとMorimo10さんのファットバイクを確認してから後を追う。
二人はサポートライドに徹底するつもりのようだ。


少し走ると、トッシィーさんやI戸PAPAが待っていてくれた。
3人で少しずつ前のグループを追い越していく。
老津に着く頃にミシガンさんの後ろに付きました。

朝からの強風は三河湾大橋では横風となって猛威を振るっています。
橋の上の上りは体力を消耗させます。


Cycling speedoジャージの人が前へ出る。
これに遅れじとピタリと後ろにつきます。
この強風ではまともに風を受ける先頭と、風を避ける二番手ではそうとうに力の差があっても大丈夫なはず。


白谷、仁崎から馬草港へと海岸線を走りぬけ、宇津江を過ぎても後ろにはミシガンさんやトッシィーさん、I戸PAPAと位置関係は変わらないようだ。
YOSHIさんのグループや更にはつくさんとトントンさんとコシダさんのグループも追い抜いて、快調に飛ばしていきます。
このペースでなんとか伊良湖まで牽いていってもらいたい。


ところが、マラソンじゃないけど魔の30km。
突然足が回らなくなります。
いったんCycling speedoジャージの人との距離が開くと、もうどんどん離れるばかり。
ミシガンさんが前に出て牽いてくれようとするが、それにも付いて行けず、先に行ってもらいます。
後ろについていた人たち何人にも抜かれますが、どれもそのまま見送るしかありません。

トッシィーさんとI戸PAPAはもう少し前から千切れていたようで、後方には誰も見えません。
このペースでなんとか伊良湖まで行って、休憩しながら二人を待つことにします。

しかし待つまでもなく大きく左に旋回する手前で二人に追いつかれました。

 

伊良湖ビューホテルを正面に見据え、今回いちばんの急坂です。
さきほど追い抜いていった人達の姿も見えます。
坂を上り切ると絶景ポイント「恋路ヶ浜」
波がうねり岩にぶつかって白波を立てています。


 

坂を下りたあと、先頭を走っていたトッシィーさんが急に左に旋回。
左後ろに付けていたI戸PAPAはフルブレーキ。間一髪、難を逃れました。
トッシィーさんは誰かの姿を見つけたのでここに入ろうと思ったようです。
「日本で2番目においしいかき氷」の「かわぐち」メロン半割の上にかき氷が乗ってくるので有名です。
☆うっさ☆さんが先週行った時は1600円だったそうで、時価相場なのですが、今回はパス。


45km地点のコンビニで、休憩しがてら今後の相談をします。
I戸PAPAはロングではなく浜名湖の入口まで行く110kmのコースを考えてきていましたが、自分としては足を使いすぎ、しかもこの強風で転倒や車との接触の危険性もあるのでノーマルコースを選択。
分岐点まではあと25~26km。


自分の選択が正しかったと感じる26kmでした。
追い風で、ときには40km/hオーバーするほどですが、ほんのちょっとした上り坂で二人に置いて行かれます。
街路樹剪定の落ち葉や枝が風に舞っています。
四ツ辻ではさらに強烈な横風。
大型車に遮られると右に吸い寄せられ、離れると左に吹き寄せられます。

太もも内側が攣りはじめました。
大した坂ではないものの、アップダウンの繰り返し。
もう二人とは100mも離れてしまいます。
ときどき振り返っては速度を落としてくれますが、なかなか追いつけません。


71km地点。
左折すればノーマルコースのゴールです。
ところがトッシィーさんは真っ直ぐ行ってしまいそう。次の信号が正規ルートと言って、結局大回りしてしまいました。

二人に追いつけぬままゴールして、自転車を降りたところで右足太もも内側が固まって動けず。
記録を代筆してもらいます。
その間にゴールしたジェームス・ディーンさんは嫌な顔もせず順位を譲ってくれました。


この走り方では最後の方の順位かなと思っていたら、9・10・11位と意外にも早い順位でした。
ミシガンさんは11:08ゴールで5位。
その前に10:58ゴールの大矢さん。
ノーマル1位はピンクパンサーさんで10:49ゴールでした。

自分が足を引っ張らなければ11:21のコシダさんに届いたかどうか。
どちらにしろ順位には関係なさそうなのでやれやれです。


 

40名以上がノーマルで帰ってきました。
この強風では無理してもしょうがないと思った人が多かったのでしょう。


ロングの1位はK宮さん。
この人の力量を持ってしても、浜名湖からの帰りは20km/hがやっとだったそうで、改めて判断が正しかったと実感しました。

前半に飛ばし過ぎたというのもあったのでしょう。
それより5月末の琵琶湖以来、体調不良や葬儀や中部ラリーの会議で一度も自転車に乗っていなかったことが大きいかもしれません。
精神的にも肉体的にもきつい1ヶ月でした。


久しぶりに足が攣るほど頑張って走りきった達成感や開放感。
サイクリングの醍醐味を再確認しました。

帰りはI戸PAPAに乗せて行ってもらい、車中で次のイベントの参加計画と、また気分が前向きになってきました。

          出発時刻 : 8:00
          到着時刻 : 11:26
          走行距離 : 76.04km
          走行時間 : 3:03:13
          平均時速 : 24.9km/h
          最高時速 : 49.7km/h


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2015年6月21日日曜日

おいなぁ、サイクリング  in  知多半島の打合せ


中部日本サイクリング大会というのが毎年、中部各県の持ち回りで開催されています。
今年はその第47回で、愛知県が開催の年です。

去年は福井県でしたが、私はこの大会にまだ一度も参加したことがありません。
古くからのサイクリストは毎年楽しみに参加し、前夜祭やサイクリングを通して、旧交を温めたりしているようですが、逆にそういう仲間内の大会に、部外者あるいは新参者は参加しにくいような気がしていました。


そんな私の思いが伝わったのかどうか、大会のタイトルは公募で、『おいなぁ、サイクリング in 知多半島』と決まり、『中部日本サイクリング大会 in 愛知』は小さな取り扱いになりました。

知多半島を活性化させようという青年集団、「㈱知多半島ナビ・スポーツ事業部」の人たちと協力しあって、全国から大勢のサイクリストに集結してもらおうという意気込みです。



前夜祭の会場や宿泊施設が決まり、コースが決まり試走やコース下見も行いました。
ポスターや募集要項が決まり、ということは主催・共催・主管・協賛・後援も決定と、着々と準備が始まっています。
愛知県、知多半島5市5町や管轄警察署への挨拶と協力要請も同時に行われてきました。


そろそろ詳細を詰めていく時期に差し掛かったという事で、今日は情報共有のための集まりとなったわけです。



午前中は雷を伴う大雨でしたが、出掛ける頃には雨は上がりました。

会議を行う「知多市研修センター南浜荘 研修室」は自転車走行教習場を備えた施設でした。
自転車は左側走行という表示もあり、子どもたちが楽しんでいました。











専用のホームページも立ち上がり、6月15日からJTBスポーツステーションからエントリーも始まりました。


前夜祭が9月12日(土) あいち健康の森・プラザホテル
サイクリング大会が9月13日(日) 【1000名募集の予定】




ところで、すでに出回っているA4判チラシにも【1000名募集の予定】と明記しているのですが、これはそう簡単なことではありません。

まずは大勢の人に知ってもらわなければなりませんが、宣伝のための費用をいくらでも掛けられるわけでもなく、出入りのショップにお願いしたり、口コミで広がるようなことを地道にやっていくしかありません。


テーマは『広げよう友情の輪 広げようサイクリングの輪 広げよう環境の輪』です。
サイクリングを通じて大勢の人たちと輪を広げられるといいですね。



今年はこんなイベントがあるよと友人を誘ってくれたら嬉しいです

2015年6月7日日曜日

栗栖の花菖蒲園と大泉寺の紫陽花

大泉寺アジサイと栗栖のハナショウブ園

6日(土)は久しぶりにカミさんを誘って、木曽川沿いに走り、栗栖のハナショウブを見に行く計画を立てました。

ところが、眠りに就いてしばらくすると吐き気に襲われ、一晩中トイレで過ごすことになってしまいました。
朝5時にベッドに戻り、横になりましたが目を開けると船に乗っているように部屋が揺れ動いています。
船酔いしているような感じで、そのまま昼まで横になっていましたが、寝返りを打とうとするだけで吐き気がします。


明日は卸組合のサイクリングでスタッフ参加。電ちゃんに一緒に乗せて行ってもらうことになっています。
このままでは自転車に乗るどころか、まっすぐ歩くこともできません。
それよりも車で現地につくまでが耐えられないかもしれないほどです。

電ちゃんに連絡しようと、協会のと個人のケイタイに掛けてみましたが、両方共つながりません。
個人用の方に、ショートメールで簡単に事情を説明しておきました。
PCメールも入れようと、パソコンの前に来ましたが、電源を入れてGメールを呼び出してと考えているだけでへたり込んでしまい、諦めました。


病院の緊急外来へ乗せて行ってもらうと、割合すいていて早めに診てもらえました。
問診、レントゲン、CTスキャン、点滴&採血。
異常は見つからないので、疲労の蓄積が原因でしょう。明日一日静養するようにという診断です。

点滴が効いたのか、ずいぶん楽になりましたがまだ平衡感覚が少し変です。
家に帰って夕方まで寝て、夕食にお粥を食べて、また寝ます。
電ちゃんとやっと連絡がつき事情だけは伝えました。
スタッフが一人足りなくなるのはその分みんなに負担がかかりますが、なんとかやりくりして乗り切ってほしいと思います。


そのまま朝まで寝て、疲労はすっかりとれたと思いますが、寝過ぎのせいか体が硬い。
しばらくは慎重に、階段は手すりにつかまりながらの移動です。



今日の予定がなくなってしまったので、車で栗栖のハナショウブを見に行くことにします。
動体視力が戻っていないかもしれないので、運転もカミさん任せ。


 
 

桃太郎神社を過ぎてそのまま真っ直ぐ、突き当たり近くにあるのが大泉寺。
大泉寺のアジサイとして犬山観光情報にも出てきます。
それによると1000種・2200株のアジサイとなっています。
プロのカメラマンらしき人も来ていました。



近くには白く長い花をいっぱい咲かせた木が植えられています。
栗の林です。
栗栖の里(クリスの里)という名前からいかにも隠れキリシタンの住んでいた地区という気がしていましたが、特にそういう案内は見つかりません。


   
   

少し戻って栗栖のハナショウブ園に来ました。
地元の市民グループの人たちが、料金箱を設置したり、畦道を整えたりしているようです。
この湿地帯に44種・12000株の花菖蒲が栽培されているそうです。
切り花や苗の販売もあるようですが、きょうは販売所が見当たりません。
美しく咲いていましたが、まだまだ蕾も多く、20日ころまで楽しめるということです。


 

桃太郎神社のキャンプ場は今日も大勢の家族連れが繰り出して楽しんでいました。



自転車とは縁のない週末になってしまいましたが、たまには休養をとることも大切なことかもしれません。
年齢を重ねるというのはそういうことなのでしょう。


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