花と音楽のある暮らし

花と音楽のある暮らし

2016年6月30日木曜日

サイクリングで熱中症

ロングライド渥美半島は、最後の最後に足攣りもありましたが、それなりに納得のいく走りでした。

お洒落なイタリアンや楽しい会話で盛り上がり、あとはロングコースの人たちのゴールを待つばかり。

3時ころに会場に戻ったら、もうかなりの人がゴールしています。

鉄のGIOSさんやhbさんと話をしているうちにも、また次々に帰ってきては話に加わります。


そんな中、テントの横でピクニック気分でダンボールを敷いて寝ている人がいます。
しかしよく見ると顔色が悪い。
熱中症のようです。
涼しいところで安静にしているのがいいでしょう。



しかし熱中症を甘く見てはいけません。
寝ているだけでは回復の見込みはありません。
ついに電ちゃんが救急車を要請。




しばらくして駆けつけた救急車に、ストレッチャーに乗った三木さんとともに、付き添いとして乗り込みます。
身分を証明するものは本人が免許証を持っているということで、今日の行動を説明するものとして、完走証をもらっていきました。
これには大会名や主催者、スタート時間やゴール時間が記載されています。

走り出す前に行き先の病院が渥美病院と決まりました。

ダンボールに寝ているところやストレッチャーに乗せられているところ、救急車の中の様子などFOCUSの山田としては面白い素材がいっぱいありましたが、「公人」ではないので写真撮影は控えました。


病院では心電図などの検査と点滴が行われているもよう。
待合席のソファーにひとり。
手持ち無沙汰にスマホをいじっても、病院の中は一向にネットに繋がりません。


検査室から病室2に移されても回復の兆しは見えず、声をかけるのもはばかられます。
午後6時を過ぎて電ちゃんに電話。
まもなく片付けも終わりこちらに来てくれると。


本人は一泊の入院を希望しているのに、病院は宿泊施設ではないとの理由で退院させる意向。
こんな状態で車に揺られて帰るのがどれほど辛いか分かりそうなものだが。
いずれにしても、点滴をもう1本打ち、その結果、医師の診断があるまでは付添人は帰ってはいけないのだとか。
まだ最低1時間は掛かりそう。




隣の「道の駅・めっくんはうす」でご飯にありつけてやれやれ。
晩酌のない夕飯は味気ないがしかたない。
病院に戻ると、ちょうど入院が決まり部屋に入ったところ。
回復するまでは病院にいるのが一番安全・安心。


その後の連絡で、翌日の午後には無事に退院したとあり、一安心。


それにしてもこの日のニュースでも、熱中症で搬送された人が多かった。
急な温度変化、湿度の影響で体内熱が篭る条件が出来上がってしまう。


自分の足攣りも水分補給が足りなかったせいだと思うが、無理は禁物。
暑さ対策と、こまめな水分補給、ときには休息が必要だな。



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2016年6月26日日曜日

16.06.26 LR 渥美半島 & 浜名湖

アルバム


梅雨の合間の貴重な晴れ。
tenki.jpでは風も弱そうに見えていたが、集合場所の豊橋万場緑地に到着した頃には既にそれなりの風が吹いている。
雨上がりの翌日はたいてい強風と相場は決まっている。


この時期の貴重な晴れのせいか、ショップなどの協力の賜物か、参加者は100人を超す勢い。
特に若い人たちが大勢集まってくれたのは、ACAの今後の活動にも大きなプラスとなりそうだ。


今回のコース設定は万場調整池をスタートし、太平洋側を西に向かい伊良湖岬まで行って三河湾側を東に戻ります。
蔵王山の横を通り、73km地点の老津で右折すれば77kmのノーマルコース。
そのまま更に東へ向かい、浜名湖を一周してくるのが157kmのロングコース。

せっかくのロングライドなのでできればロングコースに挑戦したい。










スタート写真を撮り最後尾から出発。(とこの時は思っていた)
ちょっとずつ前に詰めて、前の集団に追いつく。



集団を抜けだして前を追おうとする人の後について、さらに前の集団を目指す。
やはりかなりの向かい風で、浜名湖からの向かい風を想像すると、ロングは諦めざるをえない。
その代わり、ノーマルコースを力の限り走り切ろう。



正面に伊良湖ビューホテルが見えてきた頃、やっとミシガンさんの姿を捉える。
そのすぐ前にはtomoちゃんとスーさん。
コンクリートの激坂のところで後続の一団に抜かれ、すぐにその後について3人をパス。






上ったところに恋路ヶ浜の絶景。
ここだけは足を止めて
写真を撮っておこう。

岬の先端をUターンするように右折するはずが、先に下っていたミシガンさんたちは左折してフェリー埠頭の方に行ってしまった。
少し迷ったが、ATLASに入れたルートラボに従い進む。


ぐる輪サイクリングでも走った、西浜の直線道路を快適に飛ばす。
ここを右折すれば追い風に乗って更にスピードが増すはず。

tomoちゃんたちの姿も見えなくなり、完全に一人旅。
ATLASも問題なく動いているし、そうでなくてもほとんど迷うはずのない一本道。
こうなったら、気を緩めることなく、休憩も無しで突っ走ろう。





宇津江、仁﨑、白谷を通過し、蔵王山の入口を横切りながら、ここからの上りと展望台の売店のソフトクリームを思い浮かべる。

信号待ちをしながら2RUNと水分補給。
田原街道は車が多く、信号待ちの長い列ができる。
自転車を前に行かせないよう左に寄せて止まるので、なかなか前に進めない。
ちょっと後ろが気になったりもする。


老津で右折するとまもなくゴール。
2RUNのおかげで足が攣ることもなく、追い抜かれることもなく、調整池までの農道に入る。


このちょっとした坂道で、突然、両足の膝上が硬直。
転倒しないようゆっくりと自転車を降りる。
脚が硬直したまま一歩も動けず、時間がすぎるのを待つ。

しばらくするとYOSHIさんが一人で通過。
さらに時間は経過。
軽トラや近所の人が通過。
自転車につかまったまま少しずつ歩けるようになり、自転車に乗れるようになる。
ゆっくりとペダルを回し、ゴール。

受付でゴールタイムを記帳。
第4位
11時18分
76.8km

走力のある人達はほとんどロングに向かったとはいえ、なかなかの好成績。
このところ自転車に対するモチベーションが下がっていただけに、少しは明るい兆し。


このあとtomoちゃんとスーさんがゴール。
電ちゃんやミシガンさんも到着。

トッシィーさんは今日もekicycleのメンバーを率いて、途中で休憩を入れながらのゴール。
スタート直前にメンバーの一人が両輪ともパンクで、みんなより10分以上遅れてスタートしたのだとか。

一息入れたらお昼ごはんにしましょう。
全員がゴールするのは18時の予定。時間はたっぷりあります。







tomoちゃんが見つけておいてくれたイタリアンの洒落たお店。
8人分のテーブルセットができていました。

GOKISO秘話、56秘話など、面白い話がたくさん聞けました。

ところで、このまったりとした食事の時間中にも足攣りが起きました。
もちろん顔には出さず、密かに貧乏揺すりをして回復を待ちましたが。
走行中の水分補給が足りなかったようです。



食事を終えて集合場所に戻ると、大変なことが待ち受けていました。


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2016年6月23日木曜日

TOUR OF JAPAN '16 総集編

5/29(日)―6/5(日)に開催された TOUR OF JAPAN '16

5月末から6月頭にかけて、日本中を転戦

 5/29 SAKAI
 5/30 KYOTO
 5/31 MINO
 6/1   INABE
 6/2   MINAMISHINSHU
 6/3   FUJISAN
 6/4   IZU
 6/5   TOKYO


この模様は
6月25日(土)16時~17時 
BS日テレで「総集編」として放送されます。


私は5/31のMINOステージを初観戦しました。
目の前を通る選手たちは速すぎて、表情までは見ることができません。

IZUステージは、怪我から復帰した新城選手が優勝しましたが、そんなに大きく報道されていません。

こういうところがどのように編集されているのか
臨場感あふれる映像を期待つつ、ビデオ予約しました。



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2016年6月15日水曜日

ATLASにルートラボを入れる

6月に入って(2016年)GoogleのAPIが変更されたとかで、ATLASTOUR Plannerを開こうとすると、「スクリプトエラー」と表示(警告?)が出て、先に進めません。

6月5日の「卸組合サイクリング」のルートも、12日のGL三重・南伊勢もルートを持ち出せません。

卸組合サイクリングは立哨のスタッフなのでなんとかなるとして、グランフォンドは紙の地図だけでは対応できないので、なにか解決策はないかと検索しましたが、これといった解決策は出てきません。

今回はI戸PAPAという力強い味方がいるのでなんとか助けてもらえるとは思うものの、これでは金魚の糞のように付いていくしかありません。


ATLASを使っている人は結構いるはずなので、どうしているのか聞いてみたいものです。



「グランフォンド三重・南伊勢サミット」の受付近くにいたぱんたあにさんに聞いてみました。
「ルートラボをATLASに入れるのに、TOUR Plannerなんてソフトは使っていないよ」

では、どうしているのでしょう。

その時聞いたとおりやってみました。

今回はACA事務局の作った「2016グランフォンド三重 南伊勢 ノーマル」を入れてみます。


ルートのダウンロードからGPXを選びクリックする
エクスプローラーの「ダウンロード」に数字とアルファベットの名前の付いたファイルができる
判りやすいように名前を変えておく(GF南伊勢サミット)


これは今までと同じですね。

今まではここからATLASTOUR Plannerを立ち上げて「新しいプロジェクト」を作っていきましたが、こういうことは一切不要になりました。


まずはATLAS本体からmicroSDカードを取り出して、パソコンのカードリーダーに挿入するとSDHC(F)が表示されるのでクリック
ATLASのデータ bike import track walk等のフォルダがでてくる
その中のimportフォルダに先ほど名前をつけておいた(GF南伊勢サミット)ファイルをコピーする
microSDカードを取り出してATLAS本体に戻す
「マップメニュー」→「ルート表示」→GF南伊勢サミットとクリック
ルートが表示されました。

(ぱんたあにさんは、ダウンロードしたファイルを、「名前をつけて保存」として、保存先をATLASのimportフォルダにすると言っていました)


要は「ATLASTOUR Planner」というソフトは使わず、SDカードにコピーするだけでよかったのです。
ATLASTOUR Plannerを使うより、むしろ簡単です。
これでまた安心して自転車に乗れるようになりました。


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2016年6月12日日曜日

GF三重・南伊勢サミット

アルバム

厳戒態勢の中、5月26日・27日に開催された伊勢志摩サミット。

まさに先進国の首脳をお招きするに値する風光明媚の地。

五桂池ふるさと村を発着点とし、五ヶ所湾から熊野灘を望み、伊勢神宮を回ってくる、ノーマルコースは92km.。
鳥羽まで足を延ばすロングコースは139km。

自分はノーマルコースしか考えていなかったが、I戸PAPAは時間があればロングに行きたかったらしい。
確かに山の中のコースより、ずっと海を見ながら走るロングコースのほうが快適に違いない。
晴れていれば。


今日は曇から雨の予報。
見晴もあまり期待できないし、雨になる前にゴールしたいので、今日はなんとしてもノーマル。

実は大問題が解決できていなくて、どうしてもI戸PAPAに先導してもらわなくてはいけない。
というのも、Google APIの変動とかで、ATLASにルートラボを読み込むためのTourplannerというソフトが使えなくなってしまっている。
ソフトを立ち上げた途端にエラーの警告が出て、お手上げ状態。
紙の地図を1枚持っているだけ。
もし置いてきぼりを食らったら、即、DNF。



行きの山中では降られたものの、開会式は曇り空の中で。
夕方まではなんとか保ちそうという情報も。







スタート写真を撮って後を追いかけたら、I戸PAPAが最後尾。
その前の集団はEkicycle。
この集団で一緒に走るのも悪くないけど、今日は別行動にしようとI戸PAPAを促して前に出る。


しばらく走っていると、前に5~6名の集団。
ほんのちょっとずつ差を詰めて、やっと追いついたらまた前に集団が見えた。
と思ったら、I戸PAPAがすぐに前を追い始める。
こんな序盤から離されるわけにはいかないので、ギヤチェンジをして後ろに付く。


まもなくロングとノーマルの分かれ道。
ロングは身の方に南下、ノーマルは山に向かって。

峠道に入ってもI戸PAPAは意気軒昂。
鴻坂峠はコース案内で聞いた通り、枯れ枝、細かな落石、苔と、ロードバイクにとっては難敵が揃っている。
そんな中、「峠は27km地点?」と聞くので、「だいたいそんなところ」と応えると、前の人をパスして見る見る引き離していく。
坂道でこんなに元気なI戸PAPAを見るのは初めてだ。密かに練習してきたに違いない。
K合さんと二人、いや後ろにも2人くらいいるらしい。峠付近でやっと追いついた。

下りはさらに危険。
カーブで苔に車輪を取られたら即転倒だ。


女性がパンクで立ち往生。
仲間の人達が上り返してきたのでそのまま下るが、この状況じゃ誰がパンクしてもおかしくない。


なんとか無事に下りてきて、平地をしばらく走ると右手に五ヶ所湾の海がちらっと見える。
すぐに防波堤が現れて、ほとんど隠れてしまう。

39km地点に唯一のコンビニ。
次の峠に備えてI戸PAPAがレッドブルを手にするのを見て、真似して初購入。
ついでに2runも一粒飲んで、準備万端。

剣峠は標高は高いものの、先ほどの鴻坂峠よりは楽な印象。
突然「バシッ!」と音がして、I戸PAPAがパンクかと思ったら、スプロケにゴム状のものが巻き付いて、それが切れた音らしい。



しかし道端にそんなゴムひもが落ちているはずもなく、やはりI戸PAPAのタイヤから飛び出たシーラントだった。

チューブラーのパンク修理は簡単じゃない。
そこに大粒の雨。
たまたま近くに駐車していた人たちが、雨よけになる樹の下へ呼んでくれた。


修理中に何人か通り過ぎていく。電ちゃんも一人できて、写真を撮って上って行った。



峠まで行くと、先ほど通り過ぎていった人たちが集まっている。
というより、YOSHIさんがパンク修理の最中。
やはりだれにでも起こりうるので他人事と笑っていられない。




そろそろ下りようとした時、1台の車が来た。
難しい漢字は「庁」の旧字体らしい。要するにこの剣峠までが伊勢神宮の森林で、この保全のために見回っている人たちが乗る車のようだ。
「この先で女性が転倒して軽症を負ったので、皆さんも十分に注意してください」
結局ACAのことやツールドのことなど、会話が広がり、時間がどんどん経過していく。






そのうちEkicycleのトップが上がってきた。
鴻坂峠を回避し、南下するきれいな道を走ってきた。距離は伸びても快適な道だったようだ。
そして単独で下るチャンスを逃して、結局Ekicycleメンバー全員が揃うのを待って記念撮影。
ついでに三重大学の学生さんも一緒に。



I戸PAPAに続いて下り始める。
下り始めは九十九折りの急斜面。ゆっくりゆっくり下りても後ろが続いてこないので、こんなスピードでも大丈夫なんだと確認。
そのうち電ちゃんが追い抜いて先頭に立つと、I戸PAPAも続いて速度を上げる。
自分は速度を上げずに一人旅。
でも一本道なので、道に迷うことはないはず。
ちょっとアップダウンもあり、楽しくもあり不安な感じもする道。
伊勢神宮の所有領地は広大だ。




突然目の前が開けたら、そこは伊勢神宮外宮。
広い駐車場に観光バスがぎっしり。

I戸PAPAが手を挙げて待っていてくれた。











そのうちEkicycleのメンバーも下りてくる。
下りてこない人もいる。やはりパンクしたようだ。
応急処置をしてきたのか、ここでもパンク修理のやり直し。
タイヤがリムにきれいに入っていなかったのか、指摘が入り、さらにやり直し。





さあ、出発という段になって、電ちゃんスローパンク。
もう一度仕切りなおし。
どうせこうなったら時間も時間なので伊勢うどんでも食べていこうと伊勢市駅へ。




柵烏日のブラタモリを観ていて、「伊勢うどんは食べたくない」と言っていたのに、結局、伊勢うどんと手こね寿司のセット。
量が多すぎて全部は食べきれません。



さあ、ここからはツールドペースで帰路につきます。
牽くのはトッシィーさん。余裕の走りです。
後ろに11名引き連れて、楽々走っていきます。
雨はもう土砂降りと言っていいほど。
それにしてもEkicycleの女性たちは元気いっぱい。
同じジャージ姿のyuuminさんも、一歩も引けを取らず快調に付いていきます。

このままついて行けるだろうかと不安になりながら、あと10km。あと8kmと残り距離を数えながら付いていきます。
最後にちょっと上ってゴール。
15:35

ほとんどの人がゴールして帰っていったようです。
ノーマルの人たちはもちろん、ロングの人たちも。
待つこと数分、全員のゴール確認。
今日も1日たっぷり楽しいサイクリングでした。





同じ日、富士ヒルクライムに参加したしろたまさんから、よく晴れて美しい富士山の写真が送られてきました。
やはりサイクリングの日は晴れてほしいですね。











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