花と音楽のある暮らし

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2016年7月3日日曜日

ヒルクライム神坂峠

アルバム

I戸PAPAから「5時半に迎えに行きますよ」とラインで連絡。

「5時半は早過ぎるので、6時出発にしましょうと」返信。

ちゃんと理由があって、その時間でなきゃいけないらしい。

I戸PAPAの自転車の師匠、I井さんも合流して、一路中津川へ。

車の中の話で、今日は当初の予報より天気が崩れ、ちょうどヒルクライムの時間帯は弱雨になること。
I井さんは去年のACAの乗鞍で1位だったこと。
GOKISOのハブを借りることにしているので、集合時間の8時ではなく7時までに行かなくてはならないこと。

なるほど。自分はタイムに関係なく完走が目標。
そのためには暑すぎるよりミスト程度の雨があったほうがいいようにも思う。





集合場所のクアリゾート湯舟沢駐車場にはいつもより早めに参加者が集まってきている。
GOKISOのホイールは結局8人借りられることになって、順番に取り付け作業が始まっている。
I戸PAPAの作業を見ながら、下賤ながらそのヒルクライムに特化したチタンの削り出しのハブの値段を単刀直入に聞いてみた。
「これはいくらのですか」
作業しながらこともなげに「90万円」



少しはアップしておいたほうがいいかも

ウルトラ夫妻はお揃いの黒のジャージ

こちらはチェーンの回転を滑らかにするセラミック粉末入り










私有地から公道に出るところで、交通整理を兼ねて写真撮影。
今回はビデオで。

あとは電ちゃんだけというので、後を追ってスタート。
今回は「足つきなしの完走」が目標。
マイペースで走っても後ろから抜いてくるのは電ちゃんだけなので気楽。
それでもしばらく行くうちに何人か抜いてしまったので、できれば抜き返されずに行きたい。

神坂峠は平均斜度8%の14km。
後半になればなるほど斜度はきつくなり、最後は10%以上にもなるので、余力を残しておかないと上りきれない。
半分ほども来ただろうか。ミストどころか雨が降りだした。

切り開いて若い苗を植林したところでやはり電ちゃんに抜かれる。
去年と同じパターン。
その後に付ければ大したものだが、付いていく気力がない。
日頃練習もしていないからしょうがないな。


今日は追いつけないかもしれないと思っていたI戸PAPAにやっと追いついた。
並走はしない。抜く時は一気に。追ってこない。
もう速い人はゴールしている時間。

雨が強くなったり収まったり。
風の通り道ではごうごうと風の音が渡っていく。
もうあと少しと思うが、ヒルクライムの残り3kmはとてつもなく長い。
ATLASの地図でも大きなカーブがまだいくつも残っている。

鼻歌を歌ったりしながら気分を変える。
ところが今でてくるのは、フルートのクラシック名曲集の中の曲。
「主よ人の望みの喜びよ」などという曲が思い浮かぶと、ペダルの回転はさらにゆっくりと。
別の曲はないかと思いめぐらせても、結局はスローテンポな優雅な曲ばかり。
まあ、雨に打たれながら過酷な坂道を上っていくのに、リラクゼーション効果はあるのかもしれないが。
次回はもっと高揚感のあるアップテンポな曲を覚えてこよう。



霧の中から下りてくる人の姿が見える。
ぱんたあにさんやトクポンさんが声をかけてくれる。
他にも数人。
最後の人は「おつかれさま!あと300m」とエールを送ってくれる。

最後のカーブを右折して、ゴール。
受付の車が待ち受けている。
時間は10:43。去年よりさらに遅くなっている。
年齢のせいと、練習不足のせいと、何よりモチベーションの低下。
年々、少しずつでも速くなっていく時期は遠ざかってしまった。

ヒルクライムがもう少し気持ちよく走れたら楽しいだろうな。
そういう人は練習自体も楽しいんだろうな。




I井さんとI戸PAPA

自分も

ついでにトッシィーさんも



山小屋でカップラーメンとコーヒーを頂いて、下りの速いI井さんとI戸PAPAには先に行ってもらい、トッシィーさんと二人、ゆっくりと下り始める。


霧が出ていて視界不良。
雨はどんどん激しくなり、一応雨対策はしてきたもののずぶぬれ。
トッシィーさんは後輪がスリップすると言って、慎重の上にも慎重に下る。
上りと変わらないほどの速度。



これじゃあ駐車場まで1時間位はかかりそうだ。


でもおかげで危ない目にも遭わず無事に下山できた。



駐車場も山も霧に包まれて。


湯舟沢でゆっくりと温泉に浸かり、ご飯を食べて帰ります。

I井さんのゴールタイムは53分だったかな55分だったかな。
いずれにしても自分のちょうど倍くらいで上っているんだ。
こういう人はリザルトが出るのが楽しみだね。



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6 件のコメント:

  1. YOSHI2016年7月5日 21:26

    峠は登りでもタイムは年々下り坂。今年は最後の激坂で足つきしてしまいました。
    下りはブレーキを握る手が痛くて雨の中3回も足つき。
    ずぶ濡れで寒く、緊張で力が入りすぎ体中痛い、登りよりも大変な下りでした。

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    1. YOSHIさん
      お疲れ様でした!
      いつも大体同じくらいのところを走ってますね。
      私は今回、足つきなしです( ̄ー ̄)ニヤリ
      でも今回もタイムで負けてます(´ω`)‥トホー
      足つき覚悟でもう少し追い込んだほうがタイムは良かったかもしれませんね。

      みんなも苦労しているんだということが分かるコメント、ありがとう。

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  2. 当日はお疲れさまでした。
    神坂峠はやっぱりキツイですねー
    そっか、辛い時 鼻歌を歌いながら上るって良い作戦かも。
    私もアップテンポな曲?やる気がでる歌?いくつか用意しておこうと思いました。

    そうそう、90万円のホイール、私も数十メートル試乗させてもらいました。
    90万の価値はよくわかりませんでしたが、明らかに自分の数万円のホイールとは別物でした^_^:

    あ、写真いただきました!ありがとうございます〜

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    1. 秋さん
      朝から爽快な走りで、体調不良には見えませんでしたよ。
      GOKISOで上ったら自分の新記録が出るかもしれませんね。
      共有アルバム(記事の一番上の「アルバム」)に写真を1枚追加しておきました。

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  3. 日曜日はお疲れ様でした。
    週初めまで体調が悪く今週もDNSかとも思ったんですが予期せずゴキソホイールが借りれることになったのでスタートすることに。
    前半はそこそこ走れていつも抜かされる5キロ前後は快調に走れました。でも やっぱり8キロ当たりから気持ちが悪くなりだして周期的に襲ってくるので全然スピードが上げれず
    間宮さん、続いて山田さんにパスされても付いて行けず、あげくに12キロと14キロ位では森の小動物に撒き餌をしてきました。
    ゴキソホイールは値段が安ければ絶対に欲しいアイテムです。剛性も高く何より力のない脚にもスムースに回ってくれて一度落ちてしまったスピードを戻すとき強い味方になってくれてました。不安だった下りもシューの当たりが良くなってからは利きも良く何よりあまり汚れないのが良かったです。
    昼食のときも周期的に襲ってくるむかつきで不愉快な思いをさせてすみませんでした。
    また 元気になったら一緒に走ってくださいね。

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    1. I戸PAPAさん
      いつもすこぶる元気そうなのに、頑張りすぎてしまうんでしょうかね。
      それとも遅延性アレルギーを疑ってみたほうがいい?
      ヒルクライムはやっぱり辛いですね。
      もう少し楽に、楽しく上っていきたいものですね。

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