9月18日の大会が中止になったあと、I戸PAPAから連絡がありました。
「次の日曜日に走りに行きましょう」
一緒にゆっくり走ってくれるなら・・という条件付きでしたが、今回のコースはノーマルといえども走行距離88.5km、獲得標高1,926mという厳しいもの。
ゆっくり、休み休みしか走れません。
ぶるほんさんにも声をかけてみると、快い返事。
楽しいサイクリングになりそうです。
あとは当日の天気が良くなることを祈るのみ。
天気予報はどっちつかずであいまいですが、すくなくとも昼過ぎまでは大丈夫そうです。
稲武町の大井平公園に着くと、すでにぶるほんさんも到着しています。
ロングに向かうK合さん、hbさんは準備万端。
スタート前に一応集合写真。
K合さんは少しでも早く帰ってこようと、7:30スタートです。
ぶるほんアンカーさん撮影
鉄のGIOSさんとタケヤさんも来て、こちらはぶるほんさんの三脚で自動シャッター撮り。
ロングもノーマルもしばらくは同じルートのようなので、鉄のGIOSさんに牽いてもらって、話しながら上っていきます。
今回のコースはスタート直後から面ノ木ICまで9.5kmの上り。
まるで7月の茶臼山ヒルクライムの再現のようです。
ぶるほんさんはかなり後ろの方に離れていますが、きっと体力を温存してゴール手前から力を出し切る魂胆でしょう。
I戸PAPAは今日も体調がイマイチのようですが、頑張って上っていきます。
稲武野外教育センター(名古屋市の施設)
面ノ木ICで、やれやれやっと一息。
途中にあった施設「稲武野外教育センター」ができたとき、ぶるほんさんたちの中学校が一番最初に訪れたのだとか。
I戸PAPAも同じように来たことがあるというので、「よく覚えているなあ、自分は忘れてしまった」と思ったら、そのころ自分はすでに中学生ではないので、野外授業もなかったんだね。
そんなこんなでダラダラ話をしていたら、黒いジャージ姿の二人連れ。
ウルトラ夫妻が激しい呼吸とともに上ってきた。
ジャージから汗が滴り落ちるほど追い込んで上ってきたらしい。
ぶるほんアンカーさん撮影
鉄人がハチに刺されて転倒した話で盛り上がっているところに、イザルコさんもやってきた。
これで10人目。
ロングの人は時間も気になるので、話を切り上げて先に進んでもらう。
ここからは、いま上ってきたのと同じくらいの山中の下り坂。
スピードは抑えているものの、思った通り汗が冷えて寒い。
津具の町中は快適なゆる~い下りが続きます。
大きく回り込んで、だらだら坂を上っていくと33km地点に道の駅・豊根グリーンポート宮嶋。
コース上の道の駅では休憩するるという予定通り、しっかり時間を取って休憩。
次の新野峠までの10kmほどの上りに備える。
先頭で上っていたら、後方からぶるほんさんの大声。
I戸PAPAのチューブラーの前輪がパンクしたので引き返します。
このホイールにしてから毎回のようにパンクに祟られている。
タイヤも高価なものなのに、パンクすると補修はきかないのだそうだ。
自転車置き場を探してトイレ前に行くと、ロングに向かったK合さんとばったり。
87kmを走って、しかも途中でお蕎麦を食べてきたらしい。
我々3人にとっては47km地点。
しかもこれから昼食タイム。
I戸PAPAは気分が悪く何も食べられず、話に参加するだけ。
と、そこに鉄のGIOSさんとタケヤさん。
さらにはウルトラ夫妻も。
この先はまたロングもノーマルも同じルート。
これから食事というウルトラ夫妻をおいて、5人でリスタート。
といっても脚力が違うので二人には先に行ってもらう。
売木トンネルを過ぎてまた上りに差し掛かる頃、I戸PAPAがギブアップ。
ゴールしたあとI戸PAPAの車で迎えに来ることにして、ぶるほんさんと二人で先を急ぐ。
といっても、気は焦れども思うように進まず、なんといってもこの先に立ちはだかるのは今日一番の難所、平谷峠。
平均斜度10%。
諦めかける自分を叱咤激励して、なんとか峠に到着すると、先行していた鉄のGIOSさんとタケヤさんが休憩していた。この峠が厳しいのは自分だけではなかったようだ。
標識は「平谷峠・標高1160m」
ぶるほんさんのあとすぐに鉄人・秋さん。
彼らをもってしても厳しい坂のようだ。
ぶるほんさんといると、ついつい話が長くなるので、適当に切り上げてゴールに向かってもらう。
おっと、他人事じゃない。
自分たちも急がなければ。
平谷峠から153号線と合流するところまでは、最初の2~3のカーブをこなせばほとんど真っ直ぐな下り坂。
当て効き程度にブレーキ操作をしながら、長い下りを快調に飛ばす。
平谷高原スキー場からは更に、根羽村役場を過ぎ、大野瀬トンネルを抜ける15kmの下り。
この下りでぶるほんさんに対して1分ほどのアドバンテージがあるだろうか。
しかし最後の上りでガクンとスピードが落ちる。
ぶるほんさんに追いつかれたら「待っていたよ」と強がりを言おうかと思った途端・・・
「これが最後の上りだね」と、後ろにピッタリついて話しかけてきた。
嫌なヤツ。
それにしても、といつも思う。
片腕でこういうアップダウンのコースを走りきってしまうことに、驚嘆するしかない。
大井平公園に到着すると、鉄のGIOSさんやタケヤさん、それに鉄人と秋さんのウルトラ夫妻も我々を待っていてくれた。
あとはI戸PAPA救出作戦。
少なくとも根羽村役場までは戻らなければならないだろうと思いながら、居場所確認の電話。
もうとっくに大野瀬トンネルも過ぎて153号線を下っている途中らしい。
ぶるほんさんも見張り役で助手席に乗り込んでくれた。
まもなくI戸PAPA発見。向こうもすぐに気づいてくれた。
ここまで来ていたのなら、ゴールまでもうあとひと頑張り、というところだが疲労も激しく、今回はリタイアということで回収。
大井平公園で体力の回復を待ってしばらく休憩していたら、もう一人帰ってきました。
赤黒のアンカーのMさん。ハンドルネームは考慮中とのこと。
ここ何度かはツールドあいちに参加されているそうで、長距離が得意なようです。
ちょっと話しているうちにすっかり打ち解けてしまいました。
次回のGFでお会いするのも楽しみです。
予想通りの厳しいグランフォンド・サイクリング。
平均時速15kmとして6時間。プラス休憩1時間で15時到着の予想は、さらに1時間遅れの16:05到着。
もっとも休憩時間は2時間くらい取ったから、そんなところか。
スタート : 8時05分 ゴール: 16時05分 8時間ちょうど
走行距離 : 91.99km
走行時間 : 5:11.09
最高速度 : 54.8km/h
平均速度 : 17.7km/h
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