花と音楽のある暮らし

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2018年3月10日土曜日

18.03.10 フルートレッスン


課題曲はKOEHLER7番
d-mollからD-durその後またd-mollに転調する曲。

出だしの連続音は指使いは難しくないが、スラーの途中にアクセントが付いていて、これはタンギングせずに息圧をかける。
16分音符を8音均等に吹くのを基本とし、ただしアクセントの付いた部分は強く長めになるというのが難しいところ。

でも自分としては、それ以外の#が付いたり♮がついたりする部分のほうが難しい。

それと、転調したときの頭の切り替えが難しく、ファを半音上げるのか、シを半音下げるのかとか、最後のレファラの音の繰り返しがどこまで上ってどこへ降りるかということが楽譜を見ていてもすぐに対応できない。

音楽に慣れている人は「先読み」をするらしいのだが、まだまだその段階に至らず、目の前の音を一つ一つ追っている状態。ある程度覚え込んでしまわないと曲にならない。

午前中に2時間かけて練習。
特にやりづらいところを何度も繰り返し、全体を通しても吹いてみた。
完成度は60%くらいか。でも一応練習してきたことは伝わるかな?

レッスンでは練習で一番良かったときほどうまくは出来なかったけど、練習の成果を認めてもらって、難しい部分を一緒に吹いてもらって修正し、○にしてもらった。

次の8番がまた難しいので、もう1週時間稼ぎをしてもらっても良かったのだけど。



自由曲は「魅惑の宵」
ユーチューブで見てみると、映画「南太平洋」のテーマ曲としてマントヴァーニーオーケストラの演奏があった。
空全体がオレンジ色に輝き、暮れいこうとしている。
地上の楽園といったシチュエーション。ストリングスもピッタリだ。

それはともかく、4分音符の3連符をきちんと吹かなければならない。
8分・4分・8分とかでごまかしてみたものの、やはりうまくいかない。
2分音符の1/3の長さを3つってどんな長さだろう。
スマホのメトロノームを使って何度も吹いているうち、なんとなく3つの音が均等に吹ける感じ。
これだと次のシンコペーションに無理なく入っていける。

あとは出だしの部分がタンギングしながらなめらかに、ゆったりと山なりに吹けるか。
そして後半のレの連続音を、ニュアンスを変えて立体的に吹けるか。

努力の跡は認めてもらえたらしい。
本当は努力の跡など一つもなく、自然に心地よく聴かせられるのがいいのだけど。



もう1曲、「リリー・マルレーン」
マレーネ・デートリッヒの郷愁を誘うような、耽美で少し退廃的な感じの曲。
日本では加藤登紀子が歌っている。

楽譜通りに真面目に吹くと行進曲のようになってしまうので、横に流れるようにと注文される。
曲の背景には多くのものがあるようだけれど、敵味方を問わず愛唱された曲だそうだ。

吹き始めたら、先生の仕草はストップの合図か。
「音がきれいすぎです」
音が単一で深みがないということか。
少しネットリした感じで吹いてみた。

後半転調して1音上がったところは、すこし高揚感が出せるといいと思うが、そんな技術があるわけでもなく、ただ楽譜に従って、そんな感じが少し出てくるといいなと思いながら吹き終える。


家に帰ると名古屋笛の会から会員証が届いていた。
待ち遠しかった。

でも、
嬉しいような、場違いのような、
妙な感じ。


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2 件のコメント:

  1. YMDさん、おはようございます。

    フルートレッスンお疲れさまでした。
    てか、KOEHLER7番の譜面・・・見ただけでもゾッとしますね!(笑
    比べて・・・「魅惑の宵」や「リリー・マルレーン」の譜面をみると・・・
    あぁ・・・こちらは音楽だぁ~と・・・(笑

    自由曲の選曲はYMDさん、ご自身でなさるんですよね!
    やっぱ世代が同じなんだなぁ・・・(笑

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    1. じぃじさん、お早うございます。

      KOEHLERは音大でも目指す人用じゃないの?と思うくらい。
      8番は更に、どこから手を付けたらいか途方に暮れる感じです(ヾノ・∀・`)ムリムリ

      自由曲は「フルート名曲110選」とか「BEST100」とか「日本の名曲」といった曲集から、吹けそうなのを選んでいるのですが・・・
      年代とか、嗜好とかが自然に出てしまうんですね/(^o^)\ナンテコッタイ

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