花と音楽のある暮らし

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2020年11月18日水曜日

祖父江の銀杏


毎年見事な黄金色に染まる祖父江の銀杏を見に行こうと思いついた。

公式サイトを見てみると、「21日から29日に予定されていた『第23回そぶえイチョウ黄葉まつり』は新型コロナの感染防止のため中止と決定」という案内とともに祐専寺からスタートする推奨ルートが出ていた。

例によってGooglemapで駐車場と、歩くコースを引いてみた。


散歩を兼ねているので、最初の目的地「祐専寺」の近くではなく、日光川をはさんだ西島公園から歩くことにする。



日光川を渡ると、銀杏が取り囲んだ敷地に何台もの重機が入り、公園づくりが始まっている。



落ちたギンナンの実を傷めないよう、ブルーシートが敷かれている

名鉄電車の「山崎駅」の踏切の向こうには黄葉した銀杏畑が点在し、いよいよ町中黄金色の祖父江に来た感が高まる。




中心的な存在の「祐専寺」はいつもの年は近寄れないほど人でごった返すのだが、今年は祭りの時期でもなくコロナの影響もあってか、人影はまばら。
なおかつ本堂は改修中でネットに覆われている。




民家の庭に久治(久寿)のイチョウの原木がある。
門の前に行くと、ちょうど銀杏の販売の準備のために出ていたご主人が、庭に入ってゆっくり鑑賞するよう勧めてくれた。

もともとは2本あったのが1本は伊勢湾台風で駄目になってしまったということなので、この木が30度くらいに傾いているのもその影響かもしれない。
それでも粒の大きいきれいなギンナンということで、名古屋方面に高価に引き取られていくらしい。



銀杏の森というのが良いのだろうと思うような高木の集まっているところもあれば、銀杏畑と言ったほうがピンとくるような、ギンナンをとるために背を低くした、まさに畑のようなところもある。

今回歩いたのは普通に歩けば30分程度の道のり。
それでも1時間位かけて見て回ったか。

この範囲だけでなく、旧祖父江町全体の広い範囲に銀杏は林立している。
そんな風景を後にして堤防道路で帰る。



濃尾大橋のところで渋滞。
いくつかやり過ごしているうちに「三岸節子記念美術館」がすぐ近くにあるのを思い出して、急遽立ち寄り。
立派な建物の中で作品を鑑賞し、裏手にある土蔵で作品に取り組んだ様子を垣間見た。

芸術の秋か!
近々、荻須高徳の記念館「稲沢市荻須記念美術館」にも行ってみようかな。


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2 件のコメント:

  1. YMDさん、こんにちは!

    いやぁ~~!
    アチコチに、見事な銀杏がたくさんですね!!

    黄色の絨毯の上を、カサコソと歩くのも良いですね。
    いや、中には入れないのかな?

    我が街の近辺の、街路樹で植えられている銀杏たちは・・・
    その落ち葉のお掃除が大変だからか?
    枝を落とされて、細身の姿になっています。
    銀杏は、本来自由に枝を横にも伸ばす樹なんですけどね!(笑

    ポチ

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    返信
    1. じぃじさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      祖父江町は民家と言わず畑と言わず
      お寺・公園・川端など至る所に銀杏の黄葉が見られます。
      観光と産業の両方に寄与しているんでしょうね。
      お祭りの時期はいつも大渋滞するのですが、
      今年はちょっと寂しいですね。

      街路樹は枝が張りすぎると信号が見えなくなるので、
      早々と枝打ちされるんでしょうか。

      削除