10.04.25春の作手高原ライド |
鍼とマッサージのおかげで腰痛はほとんど感じなくなった。
若いから治りも早いのかな。
医者の見立てや薬よりも効果絶大だと思う。
ただし保険がきかないので高い。
本当はもう少し通ったほうがいいようなのだが、痛みがなくなってしまえば、そうは行けない。
朝から快晴。
今日は風もなくおだやか。絶好のサイクリング日和。
しかも行き先は標高550m新緑の作手高原。
期待に胸が膨らむ。
柏森駅から東岡崎駅まで名鉄特急で1本、50分程度で到着だ。
集合場所の岡崎総合公園まで5km程度、1号線を避けて走る。
公園は広大な敷地。しかも起伏に富んでいる。なおかつほとんど上り。
集合までに息が上がってしまう。
輪行用にウィンドブレーカーと長パンツを重ね着していたのを脱いで、半袖ジャージ、短パン姿になった。これじゃ真夏の服装だ。でも快適に走れそう。
15人のメンバーが集まって、コース説明、見所案内、記念撮影の後いよいよ出発。
最初はしばらく下りが続く。
寒い。
さっきまであんなに熱かった体が一気に冷やされる。
リュックにしまいこんだウィンドブレーカーをもう一度着るのは、結構手間がかかる。
しばらく漕いで体を温めるしかない。
くらがり渓谷まで緩い上りが続く。
途中、天恩寺を見学。わずかな距離だが激坂だ。
国の重要文化財に指定されるほど由緒ある立派な建物だ。
石垣も鉄平石を小端積みしたような、明確な美意識を感じさせる。
仏殿は大きく反り返る桧皮葺きの入母屋造り。
「家康公見返りの杉」という大木の杉まであって、しばらく時間を掛けて散策した。
天恩寺 |
くらがりキャンプ場入口から、本日の苦楽しい田原坂の上り。
5%、6km、気持ちの良い坂道だ。
田原坂入口 |
とはいえ、ニューバイクを導入したまじめ少年さんは無論のこと、ピナレロレロ大矢さんにもかろうじて姿が見える位の所まで離されてしまった。
NPO北條さんにはとっくに、あっという間に抜かれてたし。
こんなに気持ちのいい坂道、ゆっくり味わって上っていかなきゃもったいないよ。
つくで手作り村 |
峠を下ると「つくで手作り村」
車やモーターバイクもたくさん来て賑わっている。
中央でもうもうと煙を上げて、うまそうな匂いを撒き散らしているフランクフルトは行列が出来るほどだ。
ハヤシライスのレストランや焼きそば、おにぎり。
ずっと奥の方には、とうふ(料理?)の店、五平餅を焼いてる店もある。
英気を養って少し走ったところに山の自転車屋さんがある。
こんな山の奥に小奇麗な建物。
この辺り一帯の自転車愛好家の拠点となっているのだろう。
マウンテンバイクを中心に、自転車、関連商品が並んでいる。
山の自転車屋さん |
オーガニックコーヒーを淹れてくれるママさんはマウンテンバイクの元全日本チャンピオンだそうだ。
そういえば今中大介さんとか鈴木雷太さんとか、現役を退いてから山の中にショップを開いたり事業をしながら情報を発信していく人は多いのかもしれない。
ここのマスターも講習会を開いたりツアーをしながら自転車文化に貢献している人のようだ。
しばらく平らなところを走った後、今度はずっと林道を下っていく。
右に左に振られながら下りていくと、突然目の前に廃材で組み立てられた秘密の城が現れる。
覗いているとオーナーが出てきて、なんだかいろいろ説明をしてくれる。
中国人が訪ねてきたとか、裏のツリーハウスに外人が泊っていったとか、TV局が取材に来るとか・・・取材日と番組名が掲示してあり、今後書き加えられるスペースも作ってあった。
廃材アートヴィレッジ キタロー村 |
さらにどんどん下って桜形を通りすぎ、快調に飛ばしてくる。
岡崎墓園のほうに右に曲がると、ここからは急に上りになる。
1.5kmを平均勾配8%の上り。距離はなくても厳しい上り坂だ。
インナー・ローでゆっくり上っていくと、NPO北條さんはダンシングで道幅いっぱいに蛇行しながら同じリズムで上っていく。シングルギアで!
見とれているうちにどんどん離され、カーブの向うに消えていった。
岡崎市美術館の正面で記念撮影をして集合場所でゴール。
ミシガンさんの緻密なコース計画と下調べのおかげで、距離も時間も予定通りだ。
岡崎市美術博物館 |
それにしてもこのコースを嬉々として走ってくる60代の人たち!恐るべし。
晴れた日のサイクリングは最高だね。
ACAの公式ブログにしたい程のいつもながらの詳細な記録,楽しく読ませてもらいました。
返信削除また,よろしくお願いします。
若年性?アルちゃんなので「明日の記憶」が消える前に記録してます。
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