花と音楽のある暮らし

花と音楽のある暮らし

2022年3月31日木曜日

雨が降る前に、お花見

天気予報が芳しくないので、雨が降る前に「さくらの里」へ行ってみた。

木曽川の堤防道路は、ほぼ満開の桜並木が続く。
先日の日曜日とは打って変わって、渋滞はない。

大野極楽寺公園に駐車して、まず初めに公園の入口の桜を見に行く。
2~3年前までは大木のソメイヨシノや、ピンクの色の濃い枝垂れ桜が覆いかぶさるほどの見事な景観を見せていたが、すっかり老木となって朽ち果て、写真を撮るには忍びないことになっていた。

隣の「さくらの里」はほとんどソメイヨシノが周りをぐるりと取り囲んでいる。





灰色の雲が一面にかかっているので、色合い的には残念なことになってしまう。



大野極楽寺公園に戻ると華やかな色合いの桜とユキヤナギのプロムナード。


フラワーパークに移動して、建物の屋上から周囲を見渡しても、全体がぼんやり霞んでいる。
せっかくだから少しでも歩数を稼ごうと、園内を端までぐるっと歩く。
ハンギングバスケットなど趣向を凝らしているが、花壇が賑わいを見せるのはもう少し後のようだ。


ここの「大島桜」はソメイヨシノとはまたちょっと違い、葉と花が同時に出てきて、可憐な桜。



久しぶりの外食は「そば蔵」の「かき揚げそば」と「五平餅(小)」。
思ったより蕎麦の量が多い。


雨はほんの少しパラッと来ただけ。桜を散らすようなことはなかった。

明日は晴れるようだから、五条川の桜見物としようか。



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2022年3月29日火曜日

桜も、庭も、春の粧い

大口町の五条川の桜を、ドンキの前から見た。
気温は上がったり下がったりとはいえ、もう8分咲きくらいだろうか。

五条川の桜

曇天ではせっかくの桜も寂しげ。
青空の下ならもっと華やかに見えるのだろうが、この先も曇りや雨の予報。

川の隣の公園の枝垂れ桜

春らしく明るく晴れる日まで散らずに残っていてほしい。


この時期、期待が高まるのは桜ばかりじゃない。
我家の庭もめっきり春らしくなってきた。

クリスマスローズ

スイセン各種

ハナニラ   ソラマメ   スノードロップ

ムスカリ   レンギョウ   ワビスケ   ライラック

桃やチューリップがまもなく開花しそう。
それに今年はバラの勢いが良い。
5月が待ち遠しい。

「待っているばかりじゃなく、本人もそろそろ活動しなきゃ」と、どこからか聞こえてきそう。



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2022年3月27日日曜日

春かおる

まだまだ新型コロナの感染者が思うように減少しない中でも、蔓延防止等重点措置がとりあえず解除された。

岐阜まで行く用事があって、木曽川の堤防道路を走っていると、沿道の桜並木はもう春の粧い。ソメイヨシノばかりでなく、早咲きのヒカンザクラやカンピザクラの鮮やかなピンク色が青空に映える。

花見が目当ての人たちか、春休みの行楽か、大渋滞にはまってしまった。

岐阜県に入ると御嶽山や伊吹山など雪山が眼前に迫る。
好天と強風のせいで、とくに稜線がくっきりしているようだ。
車の中から写真が取れないのがもどかしい。


当初の用事を済ませたあと、モレラ岐阜や、「エアーかおる」タオルで有名だという浅野撚糸に案内してもらった。





本社・本社工場・創業家本宅・日本庭園を「エアーかおる本丸」創業50周年の記念事業としてとして整備したという施設の、とっつきの建物がショップになっている。

日本庭園をすり抜け奥に行くと、立派な日本建築の中で、セルフサービスでお茶をいただける。
日本庭園を眺めながら縁側でまったりしていたら時間の立つのも忘れそう。

右手に進んでカフェスペースの2階へ。
明るく清潔な空間と、窓からの眺め。


コーヒーフロートについてきたのは紙製のストローだった。
こういうところでもきちんとSDGsを意識しているらしい。


この各種の権威ある賞を多数受賞しているタオルは、通常のタオルの1/2の軽さで、吸水力が54%アップ、また洗濯するほどふっくら具合が増すなど優れた長所がたくさんあるらしい。

フェイスタオルとバスタオル。使ってみるのが楽しみのような、もったいないような・・・。


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2022年3月24日木曜日

東之宮古墳の「土あげ祭」

犬山市を見渡す国史跡「東之宮古墳」で、土を担ぎ上げて古墳の修復を体験するイベント「土あげ祭」が開かれたと、中日新聞の近郊版で知った。


これは2月26日のオンラインシンポジウムでも紹介されていた。

東之宮古墳というのは「チャート」の岩盤でできている白山平の頂上に、麓から土を運び上げて作られた古墳。
古代の人がどのくらいの労力をかけて築き上げたのか、ということも話題に登っていた。

NPO法人古代ニワ(邇波)の里・文化遺産ネットワーク理事長 赤塚次郎氏の企画に対して、東海大学の北條芳孝氏が非常に興味を示し、「祭りの当日は是非参加したい」と仰っていた。

ところが記事を読むと、40人ばかりの市民が、「スコップ3杯分の土のう袋を山の中腹から運び、8分ほどで頂上に着いた。」とあるから、市民に東之宮古墳に親しんでもらおうというミニイベントになってしまったようだ。

東海大学の北條芳孝氏が視察に来ると決まった時点で、ある程度本格的な展開になるかと期待していたので、その点ではちょっとがっかり。学術的な意味は求めていなかったらしい。


記事の最後に、「2025年まで春分の日と秋分の日に計8回開催し、古墳の修復完了を目指す。」とある。
ということは古墳の修復作業が始まった時点で、ほぼ計画されていたということか。

たった40人にしろ市民の参加があり、無事に1回目を終え、新聞記事でPRできたことは主催者にとって一定の意義があったと言えるだろう。


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2022年3月8日火曜日

精神の目をひらけ




最近読んだ本は、「黒牢城(こくろうじょう):米澤穂信著」と「塞王のたて(木ヘンに盾):今村翔吾著」、いずれも昨年の直木賞作品。
ずっと予約待ちで、やっと回ってきた。

両方とも戦国時代の武士や城にまつわる物語。

とくに「黒牢城」は織田信長に謀反を起こした荒木村重と、謀反を翻意させようと説得にあたった黒田官兵衛の話。
謎解きが相まって読み応えのある作品になっている。

「塞王の盾」はまだ読みはじめたところだが、かなり分厚く重い本だ。



先週の土曜日、 Spring Jazz を聴きに行くときに電車の中で読むのにと、手にしたのが、「車谷長吉さんの飆風(ひょうふう)」。
薄い文庫本でポケットに入れても重くない。

しかし最初の短編「桃の実1ケ」を読みはじめた途端、強烈なインパクトに圧倒された。
その後に続く「密告(たれこみ)」や「飆風(ひょうふう)」は完全に私小説で、虚実入り乱れているとはいえ、その生き様は尋常ではない。


「精神の目をひらけ」は、中学校の卒業の寄せ書きに書いた言葉。
と言っても自分で考えたわけじゃなく、何かかっこいい言葉はないかと、どっかの本から拾い出しただけ。
本人はその時もそれ以後も、いたって呑気にその場その場をやり過ごして生きてきた。

「飆風」を読むと、精神を研ぎ澄まし物語を作り上げてきた著名な人たちが、精神のバランスを欠いてしまう。そうして自殺した作家の名前もいくつか上げている。
車谷氏本人も、不安。緊張感。圧迫感。嫌悪感。恐怖感にさいなまれ、強迫神経症という病名がついた中で、作家活動を続けてきた。

我々凡人は、そこまで自分自身を追い込むことはできないが、できることなら、そういう作家の魂を感じながら、作品を味わっていきたいものだ。

車谷長吉氏の直木賞受賞作「赤目四十八瀧心中未遂」や、彼が絶賛する「楢山節考」も近々読んでみたいと思う。

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2022年3月5日土曜日

Spring Jazz

ルックロmさんが誘ってくれたのは、Jazzのビッグバンド。



教えてもらったURLを開いたら詳しい情報が出てきた。
ビッグバンドを楽しむ2日間!
1日目 3月4日(金)18:30開演=AUTOBAHN JAZZ ORCHESTRA Special Live
2日目 3月5日(土)11:00開演、16:00開演の2部制
               =The Polar Star Jazz Orchestra 5th Concert
5日の午前の部を聴きに行く。
GoogleMapで、会場の名古屋市北文化小劇場までは、上飯田駅から徒歩21分となっているので、往復歩けば散歩にちょうどよい。
しかし駅を出て歩きだしたら、スマホ上で地図はあっち向いたりこっち向いたり。
随分遠回りして、待ち合わせの時間を大幅にオーバー。
それでも開演時間までは余裕があって助かった。




The Polar Star Jazz Orchestraは、名古屋市北文化小劇場をホームに活動する市民参加のビッグバンド。
ご多分に漏れず、この1年間は演奏活動ができず、ひたすら練習に励んだそうだ。

プロではなくアマチュアのビッグバンドが「ルパン三世のテーマ」やチック・コリアの「SPAIN」をどんな演奏で聴かせてくれるのか、期待と不安という感じだったが、そこはさすがにステージに立つプレイヤー、きっちりと練習の成果を発揮してくれた。

AUTOBAHN JAZZ ORCHESTRAを率いる山﨑貴大さん(Sax)は、PSJOの音楽監督も務めていて、指揮と一部演奏参加も。


アンコールはこの山﨑さん作曲の北区のテーマ曲「Departure」。
山﨑さんのSaxが炸裂。アマチュアとプロの音の厚みや迫力の違いを強烈に実感した。


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