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12.10.28GF馬籠妻籠 |
朝から雨。
岐阜県の降水確率は終日80%。
それでも公式なものとしては今年度最後の「ツールドあいち」だから走ろうと思う。
ところが、駐車場に着くと、みんな思案顔。
こんな日だからと、自転車も持たずに集合した人もいるし、着々と準備をしているのはスーパー集団の面々ばかり。
一人だけショートに行くのもなんだなあと、だんだん弱気になる。
一応7時半に集合がかかり、
大会自体は中止とすること。
走りたい人はあくまでプライベートで走ること。
8時にスタートしたあと解散するので、各自、到着時間を報告すること。
今日走れない人は11月11日までに走って報告すれば記録に載せること。
などの話があり、走るつもりの人に挙手してもらうと、ロングもノーマルも数人以上はいるようなので、急いで準備する。
雨対策でジャージの上にレインジャケット、ヘルメットの下は透明フード付きのレインキャップ、足にはシューズカバー。
8時スタート。
トップグループが行った後続く人がいないので、5番手くらいで出ていく。
左のクリートが入らない。
何度やり直しても入らないのでクアリゾート湯舟沢を過ぎたところで止まってシューズカバーの位置を整える。
これで最後尾になったかなと思うが、今日の路面状況じゃどっちみち競走にはならないので、写真を撮りながら「探訪」気分で60km走れればいい。
馬籠方面へ向かうと上りが始まる。
何人か一緒になったが信号で止まると、またクリートが入らない。
左足のシューズカバーを脱いで後を追う頃には姿が見えなくなってしまった。
馬籠宿まで上って、当初予定されていた石畳を覗くと急坂で敷石がいかにも滑りそうにぬめぬめと光っている。
まさかここを駆け上がった人はいないだろう。
片側通行で2人に追いつく。
次の片側通行で、さっきの2人に追いつかれる。
信号が変わって進もうとしたら、工事中の看板のところに「毛ガニ」がうずくまっている。
あれ、毛ガニといえば、今朝こるなごさんと、このジャージの話をしていたんだ。
見捨てていく訳にはいかない。
「どうしたの?」って、見ればパンク以外の何物でもない。
チューブ交換まではしたんだけど、空気入れが調子悪いのか、全然入っていかないんだとか。
なんにもお役に立てませんが、空気入れをお貸しするくらいのことなら。
釣針が刺さっていたそうで、毛ガニが釣針に引っかかったというのも笑えるが、ともかくパンク修理無事完了。
そのへんまで一緒に行きましょうと誘ってくれたが、数百メートルも行かないうちに上り。
心拍を180まで上げて頑張っても一緒には行けないから先に行ってもらう。
「カーブのところや鉄板の上で力を入れ過ぎないように」って一言余分だったか?
あとはずっと一人旅。
ところどころ紅葉の景色や、深い碧の水をたたえた谷間を撮りたいが、今日は指付きのグローブなので、いちいち止まらないと撮影できない。
撮影ポイントを見つけた頃には自転車は先に進んでいるので、戻らなくてはいけない。
それも面倒なのでやり過ごす。
ロングとノーマルの分かれ道に来た頃には道路もほとんど乾いている。
40km過ぎた「福岡城」とかいうおみやげ屋さんのところで、そういえば今日はまだ補給食もなにも口にしていないことに気づき、一時停止。
ノーマルコースはこの先も、上りらしい上りはないからどっちでもいいようなもんだが、せっかく持参したパワーバーを1本。
ガーっと下った勢いで橋を渡って上り返すとATLASから青い線が消えた。
ミスコース。橋の手前を木曽川沿いに走るんだった。でも橋の上から写真も撮りたかったからちょうど良かった。
19号線を横切ると、いつも集合場所に向かう道。
それほどの勾配じゃないはずだが、脚が重い。
60kmくらい走ってきただけで、最後はこんなにきつくなってしまうんだ。
もう少し楽に最後まで走り切るには・・・
誰かと話しながらゴールするか、もう少しまじめに練習をするか、
どちらかしかないか。
11時11分到着。
さすがにロングの人はまだ帰っていないらしい。
yasuさんと「ゴールで会いましょう」と言ったような聞かなかったような。
雨が降りだす前に早く帰ろう。

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