花と音楽のある暮らし

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2020年12月21日月曜日

冬至の東之宮古墳

 今日12月21日は1年で一番昼間が短くなる冬至の日。

「犬山の史跡、東之宮古墳は全長72mの前方後方墳で、その軸線が冬至の日の出に向けて設計されている」という新聞記事を読んだときから、21日は早起きして東之宮古墳と決めていた。

6時半に成田山の一番上の駐車場に着くと、かなりの数の車が停まっている。

そこから新しく整備された急坂を登る。
まだ日の出前とはいえ、辺りは白んできていて用意していった懐中電灯も必要ない。



まもなく日の出。


正面が前方部の墳墓。写真の右が東方面。


前方部に登って東の方を眺めている人達がいるので、その場所でカミさんにスマホを渡して写真を一枚撮ってもらった。

しかし本来はこの西側に立って、中心線上に日が昇ってくるのを見るんじゃないのかなと思っていたら、ちょうどそこへ犬山市の、あるいは東之宮古墳の関係者らしき人が来て、「ここは王のお墓ですから向こう側から見てください」



後方墳から日の出を待つ。


7時を回ってから金色に輝く朝日が昇ってきた。



軸線上に立つとド真ん中にある。

冬至の日を境に前後1週間位はだいたい同じような見え方をするらしい。

空気がキリッと締まって、西の空は雲が出ているものの雪を冠った山並みも見える。

毎年、初日の出を見る場所を探して苦労してきたが、令和3年の初日の出はここにしよう。
そうなると初詣は混み具合にもよるけど成田山か、針綱神社だな。


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2020年12月14日月曜日

木曽川緑地が変貌する?

前回と同じように扶桑緑地公園までミニベロで走り、入口の階段の手すりに自転車をロックし、遊歩道を犬山緑地公園まで散歩。



遊歩道と木曽川の間の樹木は冬枯れの様相で、ほとんど葉を落とした木々の間から木曽川が悠然と流れている様子が見える。

木曽川がよく見えるようになったのは季節のせいばかりではないらしい。
人為的に樹木の伐採が始まっているようだ。
ピンクのリボンは伐採する樹木の目印。

この樹木のせいで河川の流れが妨げられているとは思えないが、遊歩道から川の流れが見えるのは好ましい。
ただ、この季節でも直射日光を受けてウィンドブレーカーが不要だったかと思えるほどの暖かさ。
夏場は木陰の散歩道のほうがいいと思う。

散歩のときはたいてい時速5kmくらいの強度で歩く。
1日の目標は6kmで8,000歩。
暖かい日はちょっと汗ばむほど。



今日も青空、風もなく穏やかな日が続いている。
犬山緑地のグラウンドの周りをぐるっと回って引き返す。





通行止めのところへ出くわした。
まさしく今、大木を切り倒している。


今年度中、つまり来年の3月31日までの工事のようなので、ほとんどの樹を切り倒し、土壌を整備し、川幅を広げて流れを良くするのだろう。

人の技術によって景観が保たれるのか、あるいは自然が破壊されることになるのか、もちろんうまくいくと信じて、整備後を楽しみに待とう。

夏の日差しはどうするかって?
早起きは三文の徳。
陽が高くなる前に早朝散歩すれば良いんだな。

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2020年12月10日木曜日

自転車は車道の左端・・・と言うものの

1日に8,000歩の散歩を目指して、ほぼクリアーしている。
家から同じ時間に同じルートを散歩するという人もいるようだが、自分としては出来るだけ違うルートで気分を変えたい。

とはいえ家を出発点にすると、東西南北どの方向もすでに何度も歩いた道になってしまう。
しかもこの近辺は広大な濃尾平野。
どこまで歩いても平坦で変化がない。

そこで、ある地点まで自転車で行ったり車で行ったりして、その場所を起点に6kmくらい歩く。
すると車が全く来ない木曽川沿いや、五条川のウォーキングロードだったり、登りのある小牧山や犬山方面で気分転換できる。


それはそれとして、今日は家から扶桑町図書館へのルートをGoogleMapで引いてみた。
なにもGoogleMapがなくても道に迷いようがないようなものだが、やってみるとそれなりに面白い。
出発地と到着地を決めて、「徒歩」を選ぶと、車や自転車で行くときとは違い、本通りから1本奥に入った静かなルートを表示してくれる。
片道3km、40分と目安がわかるのも良い。
往復6kmならこれだけでちょうど8,000歩になる。


ほぼ指示通りに歩いて図書館で浅田次郎を借り、帰りは中央道の歩道を歩いて帰った。

歩道というとたいてい車道より少し高くなっていて、横道があるところでは段差を乗り降りするのがほとんどだと思う。
歩道は歩行者のもので自転車が走りにくくても当たり前。

ところが中央道(一宮-犬山線)の扶桑町管轄部分は幅も車道の1車線分より広くとってあり、段差も全く無くしてある。

法律では自転車は軽車両なので車道の左端を通行することになっている。
しかし日本の道路状況で、ママチャリが車道を走るのは、車の運転手もイライラするし、自転車もいつ後ろからぶつかってこないかとヒヤヒヤしながらの走行になる。
車道を走れるのはロードバイクくらいじゃないだろうか。




おばちゃんたちも安心して自転車に乗れる。


歩行者は横断歩道を、自転車は(マークは殆ど消えてしまったけど)真っ直ぐに歩道を走るように線引してある。

もちろん歩行者がいるときは歩行者優先、安全第一に走ることが求められる。
でも「自転車は車道の左端」と決めつけるより、それぞれの身を護ることが重要。

それぞれが相手を思いやる気持ちがあれば、扶桑町の取り組み、良いんじゃないだろうか。


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2020年12月3日木曜日

自転車で東之宮古墳へ

昨日はせっかく東之宮古墳まで行ったのに、肝心の古墳の写真がなかった。
今日はその写真だけ撮りに、一人で自転車で行くつもり。

街乗り自転車で行くか、ロードバイクにするか。
・普段着のまま行くなら街乗り用の小径車。
・早いとこ行って帰ってくるならロードバイク。
いいとこ取りして、普段着のままロードバイクで行くことにする。
もちろん靴はビンディングシューズでヘルメットは必須。


ちょうど9時に出発して、成田山の一番上にあるバイクスタンドのところで9:35。
ここまでの中で成田山の坂が一番きつかった。



古墳までの道もきれいに舗装されているので途中まで乗っていったが、インナーローのダンシングで、中間地点で諦める。
久しくこんなことはしていないので、無理は禁物。



頂上部分が古墳。今日はこの写真を撮るために来た。


東屋の横のベンチにもQRコード。スマホで読み取ると情報が得られる。
東屋に座ってのんびりと古墳に思いを馳せるのも悪くない。



神社はもう大工さんが2人ばかり作業を始めていた。


下りながら見る景色も実に良いのだが、写真を撮るにはまだ樹木が視界を塞ぐ。
自転車から降りてゆっくり歩いているのだけど。

この写真から勾配のきつさが伝わるだろうか。
私としてはもう少し山の周りに沿って距離を長くとって勾配をゆるくし、舗装道路ではなく自然な道のほうが良いと思う。

しかしきっと事情もあるんだろうね。
昔からある参道を横切るわけにもいかないし、東之宮古墳に来る人の車を、成田山の駐車場ではなく古墳の敷地まで上げたい、ということなら今の形になるんだろうなとも思う。

急勾配の道から見る景色は、日常とは違う感動があると考えればいいか。

新聞記事に「東之宮古墳は軸線を冬至の日の出に向けて設計されている」とあったが、日の出ばかりでなく、犬山城方面の夕日の時刻も美しいだろうな。

良いことを思いついた。
元旦は成田山に参拝して、東之宮古墳で初日の出を拝む。
・・・同じことを思いついた人が大勢いたら、ちょっと考えものだが。


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2020年12月2日水曜日

東之宮古墳

中日新聞の朝刊に「東之宮古墳」の記事があった。
犬山の成田山のすぐ上にあり、名前を聞いたことはあったが訪れたことはなかった。

「三角縁神獣鏡」が出土されて話題になったことがあったそうだが、そんな事も忘れていた。

この鏡に太陽光を反射させると、裏面の仙人や動物の模様が壁に投影されると発表されて、「魔鏡」と言われ大きな話題にもなったそうだ。


公園整備が進められているということで、訪れた人の写真が掲載されている。

気軽に行ける場所。9:30出発すれば散歩がてら歩いても午前中に帰ってこられる。



菩提寺の駐車場に停めて、成田山に向かって歩き出す。

成田山の上の「新生大仏」のところから新しい道路ができていて、
道の両側はきれいなチャートの壁。



もう少しくねくね歩いて登るとばかり思っていたが、あっけなく到着。
整備工事中の看板と、古墳の石碑。
神社も補修工事が始まっている。

神社の工事の邪魔にならないよう脇をすり抜ける。



これから通路をアスファルト舗装する準備ができている。
今のままでも問題なく歩けるのだが、舗装してしまったほうが後々手間がかからないということだろうか。
木々の間から犬山城と伊木山が見えたり、モンキーパークの観覧車が眼下に見える。

木にくくりつけられているのはQRコード。
犬山市の「東之宮古墳たび」というアプリをスマホに入れておくと、解説や出土品の写真が見られる。



ぐるっと一周したところに鳥居が見えた。
下に続く階段は落ち葉が積もっているが、歩数を稼ぐためにはこちらのほうが良い。
手すりのある急坂を下って、登り口より東の方に出た。




犬山焼の工房でちょっと写真を撮らせてもらったりして、成田山に戻る。






成田山から眺める景色も美しい。
犬山城の手前のクレーンは犬山ホテルの建設工事。


予定通り12時前に帰って昼食。
東之宮古墳の様子もわかり、歩数も7,500歩まで来た。
目標ほぼ達成!と思って朝刊を見直して驚いた。

写真の人たちは古墳の前に立っている。
そこをすっかり見落としている!

工事の看板と石碑と神社の工事に目を奪われ、古墳の上に神社があると思いこんでしまった。

もう一度、古墳そのものを(もちろん内部は無理としても)見に行かなければならない。


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