花と音楽のある暮らし

花と音楽のある暮らし

2023年6月20日火曜日

知多でショーロ・ライブ

 


知多市勤労文化会館の「知多のクラフトビールと出会うライブ」

6月18日(日)グルーポ・カデンシア
・・・本場ブラジルで認められた、日本最強のサンバ・ショーロバンド!・・・

パーカッション(パンデイロ)
8弦ギター
カヴァキーニョ
クラリネット
トロンボーン
の5人編成。


Hifuminくんがチケットを用意してくれたので知多まで出掛けた。

この種のライブとしては広いホール。
ちょうど一番前の真ん中の席が2つ空いていて特等席に座らせてもらった。
写真撮影もOKということなので中央から撮影することができた。

もともとショーロというのは「ホーダ・ヂ・ショーロ」という参加者を巻き込んでのジャムセッションのような演奏会の習慣があり、今回は前日に大勢の参加者を迎えて行われたそうだ。
だからこのライブも「演奏者と観客」というよりは会場中が「みんな音楽仲間」といった雰囲気に包まれている。

ショーロのライブは今までにも岡本みどりさんの演奏を何度か聴いてきたので、今回の演奏の中にも聞き覚えのある曲がいくつもあり、そうすると余計に親しみを感じる。




アンコールは立ち上がっての演奏。

この写真の右端に写っているトロンボーンのようなものは、現在のトロンボーンの原型のようなもので、ラッパ部分のサイズがかなり小さいのが見てもわかる。
ここの館長さんの持ち物で、奏者の和田さんも現物を見たのは初めてということだった。




2時間を超えるライブの後、会場を出るとグループのメンバー全員で客をお見送り。
誰かが写真をお願いしたら、次から次へと希望者が殺到。
入れ代わり立ち代わりの撮影会が繰り広げられた。

演奏そのままに最後まで和気あいあいのなごやかなライブ。


2023年6月11日日曜日

44th JAPAN Flute Festival in NAGOYA

第44回 日本フルートフェスティバル in 名古屋

2023年6月11日(日)
15:00開演(14:15開場)
会場:三井住友海上しらかわホール

4月から練習を重ねてきて、生憎の雨の中いよいよ成果の問われる本番。

大合奏のステージのうち、「ジブリ・メドレーⅡ」と「Jpop Best Collection」の2つにエントリーしている。
本番前のリハーサルは本番のステージで「ジブリ」が12:00~。引き続き「Jpop」が12:35~。

会場近くのうどん屋で軽く昼食を済ませ、30分前に楽屋入り。
チューニングを済ませて揃って舞台袖に待機。
指示に従って入場して譜面台の前に立つ。

本番前最後の指揮者からのダメ出し。
「ジブリ」は調号や拍子や速度が目まぐるしく変わる。
そのうえ4の下のパートは長い休みののち低音部のスラーがずっと続き、ちょっと気を許すと入りそこねたり、十分音を伸ばせず焦ったりする。

「Jpop」はそれほど難しい指回しもないし、よく練習してきたのでちょくちょく指揮者の動きを見ていれば大丈夫そうだという感触を得た。


練習会ではずっとすれ違いだったHifuminくんが「Russia」のリハーサルを終えて楽屋に戻ってきたので、本番の時間まで外に出て、喫茶店で近況報告することができた。


プロによるステージのあとに20分の休憩がありその間に準備ができるので、プロのステージを客席で鑑賞していてもいいと案内があった。

オープニングは、西澤佳代編曲「しらかわメモリアル」
音大生によるステージは、荒川洋作曲「Rapsodia」

名古屋笛の会のプロによるステージは、ゲストに齋藤華香さんを招いての「グランドポロネーズ Op.16」

齋藤華香さんは中学生でも、高校生になってからも日本木管コンクール第1位に輝いたという天才的なフルーティスト。
2017年9月3日のリサイタルの様子は、以前ブログに掲載していた。
そしてステージに上ってきたのはマネキン人形のように細く均整の取れた美しい女性。
指の動き、音の強弱、高音から低音-低音から高音へ駆け巡る、降り注ぐようなきらめく音色。
圧倒するような演奏の後、司会者とのやり取りはまだあどけなさの残る可憐な女性だった。
出身校の東京芸大の高木綾子さんからもメッセージが届いていた。

その後を受けての名古屋笛の会のプロの演奏はドヴォルザーク作曲「弦楽セレナーデOp.22」

全部聴き終えて楽屋に戻り、フルートのチューニングをして舞台袖に待機。
いよいよ我々の本番。
出だしをきっちり合わせるように指揮者を注視。演奏が始まった。
休符の間はきっちり音を数えて、見失わないよう楽譜を目で追う。
「ミミちゃんとパンダ・コパンダ」の最後のところは何度も練習を繰り返したにも関わらず、指がついていかなかったし、最後まで息が続かなかった。

でも終わったことに気を取られている暇はない。
「世界の約束」にも落とし穴はたくさんある。
「崖の上のポニョ」は調子の良いときには気持ちよく指が回る16分音符の連続があり、これまた最後に難関が待ち受けている。
これだけ練習してきてもできなかったところもあるが、さほど迷惑をかけたわけでもないので、良しとしよう。


いったん袖に引っ込んで、すぐに「Jpop」の出番。
23小節をソロと1・2パートの演奏を聞いた後、As-durのラからPで入っていく。
曲はライオンハートに変わり、次いで「君がいるだけで」はメロディー部分を吹く。
順調に進んでいくうちに、指揮者に目をやると、その動きに気を取られて、楽譜の音の位置を見失ってしまった。
さいわい、よく吹き込んできたので、楽譜がなくても他の人の音を頼りに途切れさせることなく、演奏している場所を見つけることができてほっとした。


「ジブリ」でも「Jpop」のときも近くの位置にいた女性Sさんと健闘を称えあったり、楽屋では数少ない男性Iさんと話をすることができた。
なかなか会う機会もないだろうけど、来年またこのフェスティバルで会いましょう。
来年はしらかわホールが閉鎖するので、愛知県芸術劇場で開催されるらしい。

2023年6月4日日曜日

江南市文化祭

第51回 文化祭
会期:令和5年6月3日(土)・4日(日)
会場:Home&nicoホール(江南市文化会館)


お目当ては6月4日(日)に大ホールで14:50から開催される、「江南ウィンドアンサンブル」。

その時間の少し前に到着して、文化祭のパンフレットを貰ってパラパラめくって見た。
大ホールでは午前10時から「大正琴」や「フラダンス」、「民謡」「箏」「コーラス」と続いている。

そして13:30「器楽」のくくりで「江南フィルハーモニー」「江南市立布袋中学校」「江南マリンバアンサンブル」最後に「江南ウィンドアンサンブル」の演奏とある。

事前に知っていたら午後すぐに出かければよかった。



それはさておき、「江南ウィンドアンサンブル」は40名ほどのオーケストラ。
曲目は
1.行進曲「国民の象徴」
2.ジャパニーズ・グラフィティ12
3.ウィーアー
+ 銀河鉄道999

なかなかパワーも有り楽しい演奏だった。

実は「江南ウィンドアンサンブル」に会うのにはもう一つの目的があった。
6月11日(日)のフルートフェスティバルの余ったチケットを有効に使うには、特に管楽器のメンバーに来てもらうのがいいだろうと考えていた。

演奏が終わった後、ステージ裏を訪ねて、「確実に来てもらえそうな人にあげてください」とチケットを渡してきた。


ついでに「書」や「絵画」や「俳句・俳画」「華道」などの展示も鑑賞してきた。





どの作品も、長年にわたって感性を磨いてきた鑑賞に耐えうる作品だ。

2023年6月3日土曜日

犬山踊芸祭(INUYAMA TOUGEISAI)

昨夜の大雨も未明のうちに収まり、朝日が眩しく差し込んできた。

6月3日(土)・4日(日)は犬山踊芸祭が開催される。
会場は犬山市松本町の「石作公園 他」となっている。

午後からふらっと出かけてみた。

犬山駅東口に出ると、周辺には踊りの衣装を着た人たちが大勢歩いている。
からくり広場でも演舞が行われているらしい。



これは後から見ることにして石作公園に向かう。







ゼッポレとビールをゲット

参加者が順次ステージに上って、元気な演舞を繰り広げている。



なかでも岐阜大学のチームは小道具や衣装も見ごたえがあり、踊りの展開にも魅せられた。







駅前に戻って何チームかの踊りを見た。



どれも熱気あふれるパワーに満ちた舞踊。

検索してみると、参加チームは東海地方を中心に、ほかにも京都や大阪からの参加もあり、合計88チームらしい。
明日は午前9時から午後6時15分まで。
また元気いっぱいにパフォーマンスが繰り広げられるのだろう。