12月24日(土)は夜明け前からの大雪。
一面の銀世界。
一面の銀世界。
扶桑文化会館の今年最後のワンコインコンサートはフィドル(バイオリン)がメインのグループ。
ケルティックアンサンブル ― 悠情ケルティック
アイルランド、北欧、ケルト音楽などの伝統音楽を中心に演奏活動をする「悠情楽団」。
今回のメンバーは4人
悠情・・・・・フィドル(バイオリン)
山下力哉・・・ピアノ
福江元太・・・ギター
Risa・・・・・アイリッシュダンス
何年に一度という大雪のため観客はいつもより少ない。
それでも大半を占めるシルバー族に混じって若い人の姿もある。
バイオリンとフィドルの違いは、演奏する曲がクラシックか民族音楽かの違いのようです。
そのフィドルは初めて聴いたけど、なるほど現地ではストリートミュージシャンとして、またアイリッシュパブで観客を巻き込んでしまうという力強さに満ちていた。
ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」の英語原題は「Fiddler on the roof」だそうで、日本ではフィドルといっても分かりにくいのでヴァイオリンと訳したらしい。
パワフルな演奏と、主に足だけで踊るアイリッシュダンスに客席からは手拍子がやまない。
知っている曲は「ロンドンデリーの歌」とか「庭の千草」それに「タイタニックのテーマ」くらいだけど、北欧特有の叙情的な局ばかりでなく、ノリの良いリズミカルな曲もたくさんあって、会場中が一体となって盛り上がった。
帰りがけに文化会館の様子を撮ったが、演奏会の熱気のせいか、雪はだいぶ溶けていた。
ネットでバイオリンとフィドルの違いを検索したら、出てきた。
<ヴァイオリンとフィドルの違い>
・ ヴァイオリニストはビブラートで音程をごまかす
・ フィドラーはもともとの始めから音程が狂っている
・ 表板が光ってきれいなのがヴァイオリン
・ 松脂の粉が山のようになっているのがフィドル
・ 楽譜通りに正しく弾いても音楽にならないのがヴァイオリン
・ 楽譜を無視して弾いても音楽になるのがフィドル
・ ヴァイオリンは練習したら弾けるようになる
・ フィドルは練習しても思うほど弾けるようにならない
・ 下手なヴァイオリニストは納得される
・ 下手なフィドラーは袋叩きにされる
・ ヴァイオリニストはそっと音を出す
・ フィドラーはいきなり突拍子もない音を出す
・ ヴァイオリンの上手な人は正しい運指をマスターしている
・ フィドルが上手な人は無茶苦茶の運指で正しく弾ける
・ ヴァイオリニストは演奏会が終わってから酒を飲む
・ フィドラーは演奏前、演奏中、演奏後に酒を飲む
・ ヴァイオリニストはとりあえず向上しようとする
・ フィドラーは、酒の量に比例して向上する
・ ヴァイオリニストは自分の演奏の不出来を楽器のせいにする
・ フィドラーは楽器のせいにできるほどいい楽器を持っていない
・ ヴァイオリンの音は神経にさわり、頭痛を起こす
・ フィドルの音は癪にさわり、物を投げたくなる
・ ヴァイオリニストは楽譜がないと困る
・ フィドラーは楽譜があると困る
・ ヴァイオリニストは演奏中、自己陶酔している
・ フィドラーは演奏中、酒に酔っている
・ ヴァイオリニストは練習を欠かさない
・ フィドラーは酒を欠かさない
・ ヴァイオリニストは演奏家である
・ フィドラーは作曲家である
・ ヴァイオリニストは楽屋で今日弾く曲を練習している
・ フィドラーは楽屋でみんなと遊んでいる
・ ヴァイオリニストは車を道の真ん中で停める
・ フィドラーは他の車にぶつけてから停まる
・ ヴァイオリニストはヴァイオリンの他はよくわからない
・ フィドラーはフィドルのこともよくわからない
自虐的ではあるが、なんとなくわかる気がする。