花と音楽のある暮らし

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2022年2月26日土曜日

犬山市のオンラインシンポジウムに参加した

東之宮古墳シンポジウム
~太陽と月 東之宮古墳譚(物語)~

日時:令和4年2月26日(土)午後1時~4時

講師:東海大学文学部教授 北條芳隆氏
   NPO法人古代ニワ(邇波)の里・文化遺産ネットワーク理事長
   名古屋経済大学特任教授 赤塚次郎氏

主催:犬山市教育委員会

東之宮古墳は冬至の日(12月22日~24日頃)に前方後方墳の真ん中から朝日が昇ってくるというので2年連続して日の出を拝みに行った場所。

2021年12月22日 午前7時過ぎ

2回ともよく晴れて、午前7時を回った頃に、あたりを穏やかに赤く染めながら、神々しいばかりの金色の光を放ちながら墳墓の正面に朝日は昇ってきた。

成田山の脇からの歩道や、回廊や案内板などの整備が完了して、1周年を記念するシンポジウムの運びとなったわけだ。

Zoomでの会議は以前、スマホを安全に使うといった趣旨の講習会でZoom会議への参加の仕方も教えてもらったので、今回は不安なくオンラインシンポジウムに参加することができた。






少し早めに入室状態にしておいたら、案内ページやスケジュール、注意点などを画面に出してくれた。

午後1時ちょうどに始まり、山田拓朗犬山市長の挨拶の後、
犬山市教育委員会 中村篤史氏の「史跡東之宮古墳整備について」の報告。

北條芳隆氏の基調講演「古墳と太陽と月」
日本各地の古墳の状態を観測し、天文学や統計学やデジタル技術など、科学的裏付けで武装して論理を展開。

赤塚次郎氏の基調講演「古代人と冬至の王」
清須市の朝日遺跡に見る「日が昇る山:猿投山」と「日が沈む山:伊吹山・御在所岳」それに御嶽山の関係。
ニワ(邇波)四代の王墓 : 東之宮古墳(72m)坊の塚古墳(120m)青塚古墳(123m)妙感寺古墳(95m)や鵜沼古市場遺跡群、大口町余野遺跡群の話。
メインとなる東之宮古墳の造営の様子や石室の内部の様子など、興味深い話。
中でも副葬品の11面の鏡のうち4面は、奇妙な人物や獣など特徴的な模様が描かれた「人物禽獣文鏡」で、これはこの古墳以外では見られない特異なものという。

午後3時20分頃から始まった対談「考古天文学から解き明かすモノとは」
は熱のこもった聴き応えのある対談となった。

シンポジウムの内容を録画するのは禁止されているが、主催者側で録画したものを後日、犬山市公式YouTubeチャンネル「ONE CHAN」にアップロードする予定となっている。
また、基調講演の資料はすでにアップされている。

オンラインシンポジウム、癖になりそう。


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2022年2月23日水曜日

天声人語


図書館で「天声人語 2021年1月-6月」を借りている。

「天声人語」とは言わずと知れた朝日新聞朝刊のコラムで、大学入試問題としても多く出題されたり、ビジネスの場でも話題作りに活用されると言ったように多くの支持を集めている。


「天声人語書き写しノート」も何種類か販売されていて、記事を貼り付ける場所、書き写すための原稿用紙が見開き2ページに収まっている。
これなら書き始めたら最後、毎日の習慣として続けないわけにはいかないだろう。

我が家は残念ながら中日新聞なので、こちらは「中日春秋」。
天声人語は図書館の本で読むことになった。

新聞のコラムでは改行せず、改行すべきところに▼マークが入る。
そして、文章には文字制限があり603文字と決まっているそうだ。
「~ぐらい」や「~前後」ではないというから、そのときどきの話題を拾う感度や文章力、603文字にまとめ上げる能力に感服する。



書籍の方は改行しているので、空きスペースの余分を見て、660文字が入る原稿用紙を自作した。
1月1日のものから、朝晩1日分ずつ書き写し、2月半ばの分まできたところ。

2021年2月9日のコラムは「探梅」。
早咲きの梅の話から、春への思いをいくつかの場面を用いて描き出している。



今年は例年になく寒い日が続いている。
我が家の梅は、やっと2~3輪咲き始めたばかり。
ちょうど「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」の心境。



水仙やクリスマスローズも春の予感。

「天声人語」はまた、それぞれの季節の話題を提供してくれるのだろう。

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2022年2月20日日曜日

調号カードを作ってみた

寒い日が続いて、家の中で過ごす時間が長い。
時間を持て余してというわけでもないが、「単語カード」ならぬ「調号カード」を作ってみた。

フルートの初・中級者は、各調のスケールとアルペジオを毎日練習するようにと勧められる。

楽譜の調号を見てすぐに、何調の曲か判断できるのは大事なことらしい。
調号によって曲の色合いも違ってくるようだ。


♯がいくつついたから何調だというのはゆっくり考えれば判る。
そして「ファ」「ド」「ソ」「レ」「ラ」「ミ」「シ」と確認して音階を吹いていく。

でも、もういい加減、見た瞬間にイメージできるようにならなければならない。

そこで遅ればせながら調号カードを作ってみた。

ある程度の大きさのカード上にト音記号やを書いていくのはかなり面倒な話で、ワードやエクセルでは作れない。
試行錯誤の上、さらにネット上で使えそうなものを探して、なんとか6cm×9cmのカードを作った。



表面は五線譜の上にト音記号と調号、裏面には調号の名前をドイツ語と和名で書いた。
五線譜上にスケールの始まりの音を書くつもりだったが、それだと調号を見なくても音符の位置から調号を当ててしまうので、音符を書くのはやめて、カードを見たら長音階と短音階を答えるようにした。
逆に裏面を見たら♭がいくつついているか、またこれを見ただけで暗譜でスケールとアルペジオを吹かなければいけない。
たとえば中央のカードは♯が6つついているので、Fis dur (嬰ヘ長調)か dis moll (嬰ニ短調)。長調の場合は「ファ♯」から、短調の場合は「レ」からの音階を吹いていく。

テキストの譜面を見たとおりに漫然とやっているより、少しは頭の体操になるかな。


外は寒くとも室内ではブーゲンビレアが満開。
本格的な春が待ち遠しい。

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