犬山城の対岸にある伊木山。
ここは子供達がまだ小さかった頃、空中自転車やゴーカートやアスレチックのある施設で、何度も遊びに来たところ。
ところが最近、城跡を見て回るうち、伊木山も戦国の頃はお城があったと知った。
今日は犬山緑地に車をおいて、ライン大橋を渡り、伊木山の中腹にある小さな遊園地まで歩く予定。
しかし車を走らせながら、このルートは歩いて楽しいような道ではないなと思っているうちに目的地の伊木山に到着してしまった。
駐車場のすぐ脇が展望台になっている。
見晴らしはそれなりに良いのだが、樹木が育ちすぎて視界が遮られる。
今まで城跡は考えたことがなかったが、どこにその痕跡があるのか様子を見たい。
どこに城跡があるかMAPを見てもよく判らないのだが、伊木山フィールドワークと書かれた遊歩道を行くのだろう。
この道が何本かあるルートのどれなのかもよく分からないが、どこを通ってもとりあえず山頂には行けるらしい。
山頂に到着したが、ここは少し平らになって電波塔があるだけ。
方向指示標識に「伊木山山頂」の小さな立て札がくくりつけてあるばかり。
周りの景色も見えない。
「キューピーの鼻」まで250mとあるので、その変わった名前に惹かれて行ってみることにする。
一旦下ってまた上ると急に開けた場所に出た。
眼下に木曽川、ライン大橋の向こうの小高い緑の上に犬山城。
モンキーパークの観覧車、その奥はもみじの名所・継鹿尾山。
そして鳩吹山。
キューピーの鼻の意味は判らなかったが、木曽川をこの方向から眺めるには最適な場所ではあった。
違うルートで引き返したら駐車場とは違うところに出てしまったが、おかげで下の道路から伊木山の入口、駐車場まですべて歩いて上ることができた。
そしてお城の様子がわかる看板を見つけた。
むかし遊んだ場所は今はすっかり遊具が取り払われて、全体が芝生広場になっていた。
案内看板を見直すと、今日は北側半分は山の上まで歩いたが、南側(木曽川に近い方)のゆるい散策路には足を踏み入れていない。
また近いうちに行くことにしよう。