「神戸国際フルートコンクール」の存在を初めて知った。
第10回の今年はコロナの影響で第1次審査はオンラインで開催ということで、その模様はYouTubeで配信されている。
第1次審査:8月26日(木)~9月5日(日):オンライン(=YouTube)
26日の分を観てみた。
国際的なフルートコンテストに出場するくらいだから、とんでもなく上手な人ばかり。
過去の受賞者を見ると、あのエマニュエル・パユさんや高木綾子さん、小山裕幾さん、中野真理さんの名前もある。
第2次審査:3月22日(火)・23日(水)神戸文化ホール 中ホール
第3次審査:3月25日(金) 神戸文化ホール 中ホール
本選:3月27日(日) 神戸文化ホール 中ホール
表彰式・披露演奏会:3月28日(月) 神戸文化ホール
と、厳しい選考が待ち受けているのだ。
神戸文化ホールまでは行けないが、1次審査の演奏をYouTubeで観られるのは有り難い。
もう一つ、フルートが面白くなるきっかけがある。
ルックロmさんが教えてくれた「イージージャズ・コンセプション」
基本的なジャズ・スタイルを学ぶためのエチュードとCD。
ルックロmさんはトランペット用のを気に入って、同じシリーズでフルート用があるというので教えてくれた。
伴奏が打ち込みではなく世界で活躍するPiano Bass Dramsの名手。
フルートの模範演奏はJim Snideroさん。
模範演奏とカラオケバージョンのCDが付いている。
この本の優れたところは、最初に基本的なコード進行(ジャズ、特にブルースはコード進行が重要)があり、次に重要なリズム練習を載せているところ。
1曲めを少しやってみた。
B♭7 E♭7 G7 Cm7 とブルースの基本的なコードはほとんどセブンスらしい。
リズム練習をやって、いよいよ曲に移る。
ゆっくりと音符を拾っていく分には難しい曲ではないと思った。
楽譜を見ながら模範演奏を聴くと、8分音符が4分音符くらい伸ばしていたり、4分音符を短めに止めたりしている。
楽譜をよく見るとテヌートのマークやマルカートのマークが多用されている。
音の長さを均一にではなくスウィングしたりグルーブ感を出したりすることでジャズらしい演奏になっているようだ。
まずは模範演奏を繰り返し聴いて、ソロイストのフレージングを見習って、同じような演奏ができるように練習しなさいと書いてある。
簡単な曲でも、ジャズっぽくイキでおしゃれなフィーリングで吹けるようになるといいなぁ。
楽しみながら練習できそうだ。
そういえば、リーチ!
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