15.07.11鞍掛峠・彦根城 |
9号・10号・11号と3つの台風が日本に迫っているというのに、12日の東海地方は晴れ予報。
今回の「探訪」は距離が短く町中走行のようなので、一人で山方面に行こうかと考える。
山方面と言っても古虎渓・定光寺、あるいは雨沢峠・おばあちゃん市くらいしか思い浮かばない。
そんな折、ぶるほんアンカーさんから「鞍掛峠を越えて多賀大社、彦根城へ行くけど一緒にどう」とお誘いがあった。
帰りは輪行を予定しているとか。
即座に決定。「いいね、一緒に行きましょう」と返信。「せっかくだから他の人も誘ってみては」と付け足し。
いちみんさんも参加してくれることになって、木曽三川公園にそれぞれ自走で9時集合。
この辺りはピンクの蓮の花が咲き始め、アマチュアカメラマンが大勢集まっています。
それでも昼食は鞍掛峠に入る手前の「サウザンドウィンズ」なので、出発してたった25kmの地点。
のんびりゆっくり行くしか無い。
そう言いながら、ぶるほんアンカーさん、今日の意気込みそのままに、かなりのスピードで引っ張ります。
湿度が高いせいか多度大社で止まった途端に汗が吹き出します。
この先ちょっとした上りもあるので、すこしペースダウンしましょう。
上った分下りもあり、緑陰の風が涼しい。
やっぱり山はいいね。
ペースも落ち着いてきて、三岐鉄道北勢線の阿下喜駅に到着。
線路の幅が70cmちょっとしかないナローゲージと呼ばれる特殊な線路とか、ツアーオブジャパンのいなべステージのスタート地点は阿下喜駅前広場だったといった解説付き。
大きなログハウスはレストランと釣具の売店と、釣り堀の受付を兼ねていて、モニターもマス釣りが映っています。
窓の外は深い緑色の大きな池。テラス席に着いたグループはもちろん釣り客でしょう。
それでも自転車乗りも訪れるようで、高台には木製のバイクラックが2台並んでいました。
おすすめランチは魚の形の白いプレートにスパイシーカレーにサラダとトンカツが乗ったフィッシャーマンランチ。飲み物付きで890円というのもお得感いっぱい。
そしてここからが平均斜度6.9%が7km続く鞍掛峠。
道幅は広く路面状態も良いし車も少ないので安心して上って行けます。
このくらいなら大丈夫だなと思っていたのも半分くらいまで。
先頭を行くぶるほんさんもきちんとペースを作ってたんたんと上っていきます。
うしろのいちみんさんがぴったり付いていくので、気が抜けないのかもしれませんが。
だれかが「ちょっと休憩」と言ったら、みんなその場で立ち止まったかもしれませんが、ぶるほんさんが「10分経過」「20分経過」と読み上げるので、止まらずにそのまま行こうということになってしまいます。
40分経過したところで峠が見えてきました。
トンネルの前で止まった時はほっとしました。止まると一気に汗が噴き出してきます。
脈拍も一向に収まりません。
広場で休憩していたオートバイ乗りの人に、ぶるほんさんのカメラで3人並んで撮ってもらいましたが、きっと疲労困憊そのままに写っていることでしょう。
トンネルの中は先日の雨で山が水を貯めこんでいるせいか、壁も路面も濡れていましたが、出口が見えているので一安心。
トンネルを抜けると長い気持ちのよい下り。
やっぱり山に来てよかった!
心地よい風を全身に受けて、いつまでも走っていたいと心から思える時間です。
琵琶湖一周のときにいつも立ち寄ろうかと迷いながら、早くゴールしたい気持ちが勝って立ち寄れずにいた場所。
いよいよその勇姿を観る時です。
駐車場の隅に自転車を止めて堀の橋を渡ろうとすると、横に看板。
「ひこにゃん 15:00~15:30」惜しいところでした。
長い石畳の階段を登ります。
二の丸佐和口多聞櫓では「井伊直弼と一期一会」の企画展。
8分間の飛び出す漫画映画もなかなかおもしろいものでした。
天守閣は小ぶりながら真っ白で美しい。
急階段を登って三層の上まで行くと、街並みの向こうに琵琶湖が海のように広がっています。
その向こうに比叡山が霞んで見えています。そのむこうはもう京都でしょう。
窓際は涼しい風が吹いていて、気持ちが良いのと同時に、かなり疲れたなと感じます。
天守閣をバックに写真を撮ってもらって、さっき目を付けておいたかき氷を食べに行きます。
まもなく閉店というところ。ぎりぎり間に合いました。
いちごシロップを掛けただけのシンプルなかき氷ですが、染み渡ります。
お店が片付け始めているので、ぶるほんさんの話を遮って我々も帰り支度。
石段を下り始めましたが、まだまだ子どもたちやカップルや女性グループが来場してきます。
ひこにゃんばかりでなく、彦根城そのものの人気が高いのでしょう。
ぶるほんさんも手際よく、これならどこへでも輪行で行けます。
17時47分発豊橋行き快速にぎりぎり間に合いました。
4人がけの席に座って、話はじまったと思ったらもう岐阜駅。私は乗り換えです。
楽しかった輪行サイクリングの鞍掛峠、そして彦根城。
ひこにゃんとのツーショットがなかったことは残念ですが、それはまたいずれ。
輪行してみたいなと思った人、クリックお願いします
突然お誘いしたにもかかわらず、ご一緒下さりありがとうございました。
返信削除FOCUSの山田さんのご返事がNO~!だったら、誰も誘わず一人で行っていたと思います。
それにしてもあの暑さの中、鞍掛峠を休まず、よくもまあ上れたと思います。
自分で自分をほめちゃったりして・・・
帰宅後パンフレットを見て、彦根城はもっと見どころが有ったようです。
もう一度機会をつくって行ってみたいです。
ぶるほんアンカーさん
削除お誘いありがとうございました。
昼食も鞍掛峠も多賀大社も彦根城もみんな良かったです。
もちろん輪行も。
次回、彦根城をじっくり見学するつもりなら、鞍掛峠を昼前に越えなければいけませんね。
お疲れさまでした。
返信削除輪行 マスターしたらまた 誘ってください。
でも 鞍掛峠を休まず上るのはむりかも?
I戸PAPAさん
削除ぶるほんさんもマスターしたんだから、大丈夫です。
あとはやる気の問題(笑)
鞍掛峠は暑い時を避ければ大丈夫です。
路面もすごくきれいです。
休みながら上るのも楽しいと思います。
お城廻りの探訪は距離が短いわりに暑くて結構疲れました。
返信削除でも人数もたくさん集まって楽しかったですよ。幹事さんは大変でしたが…
kuwanaさん
削除暑い中お疲れ様でした。
町中は余計に大変だったでしょうね。
私達のお城巡りは国宝でした(`・∀・´)エッヘン!!
しかも意外とお金もかからず。
今度また輪行で探訪しましょう。
ぶるほんさんから鞍掛峠で米原まで行きますと連絡が来ましたが
返信削除よもや探訪と同じお城巡りでしたか。
今回は、大爆発事件が発生して、周りにいた人達はすごい音がして、
白い煙が出ていたとのことで、チューブが真っ二つに切れていました。
証拠写真を撮り損ねましたが山田さんなら確実に撮っていたでしょう。
やっぱり夏はかき氷ですね。
朝一番Konちゃんから帰りに氷問屋のかき氷を食べに行こうと誘われましたが、
時間が遅くなり今回も食べれずガッカリ。
鞍掛峠は涼しかったですか。
次週は茶臼山ですので涼しい一日が待っていますね。
トッシィーさん
削除ぶるほんさんに、せっかくだから他の人も誘ってみてはと言ったんですが、
あまりにもギリギリで、それぞれ予定を組んだ後でしたね。
チューブは適当な時期に交換が必要ということでしょうか。
ちょっと見てみたかったような気もします。
鞍掛峠はトンネル内と下りは涼しかったんですが、上っているときは暑かったですよ。
茶臼山も上りは厳しい暑さだと思います。
体力に合わせた走りで楽しみましょう(^^ゞ
いつも通り過ぎていた彦根城に行けて、ほんと、いいサイクリングになりました。
返信削除琵琶湖がみえ、ビワイチであそこを走っているんだなと、感激しました。
山田さんの今回のブログをみて、いろんな知らないことがわかり、一段と楽しいサイクリングになりました。またご一緒、よろしくお願いします。
いちみんさん
削除久しぶりにご一緒できて、ホント楽しかったです。
コースや走行距離もちょうど良かったし、彦根城も思っていた以上でした。
またぶるほんさんにコースを作ってもらいましょう(^^ゞ
この時間からスタートして鞍掛トンネルを抜けて多賀大社と彦根の観光が
返信削除十分楽しめるなんて思っても見なかったですがこれが輪行の素晴らしさですね、
あのカワイイ仕草のひこにゃんが見られなかったのが残念でしたね、(^o^)丿
☆うっさ☆さん
削除9時スタートでも昼食まで時間が余るので、寄り道したりコンビニ休憩で長話したりして調整しました。
ひこにゃんと逢うには3時に到着したいですが、いい一日でしたよ。
私もまだ、輪行出来ないから、ご一緒出来ませんね(残念です…)
返信削除この場で言うのも何なんですが、私の派手なパンクはチューブが劣化してたとか、傷がついていた
からじゃあないんですよ。皆さん、私のメンテが悪いみたいにおっしゃるので(;´Д`)
坂で立ちごけした人に巻き込まれて私も落車しちゃったんですが、その時に、その人の自転車が
私の自転車の前輪に当たって、タイヤの横に傷がついてしまったんです。 少し外れ気味に
なったらしい。チューブもタイヤも正常でなくなって、ついにチューブ破裂となってしまいました。
ま、落車した時は、タイヤの状態を確認しなくちゃいけないと思いました。(言い訳です…)
yuuminさん
削除輪行できると世界が広がります。ぜひ覚えてください。
現地ではお手伝いしますよ。担ぐのは本人ですが(^_^;)
パンクの原因についてはMさんが掲示板に載せたので、みんなそう思い込んでしまいました。
でもタイヤとチューブくらいで良かったですね。
本人の怪我やフレームの損傷だったら泣くに泣けませんからね。