2024年度後期の生涯学習講座の3回目は「桶狭間古戦場の見学」。
これまでに中央公民館で2回の講義を受けた。
「信長公記」を中心に、その他の説も織り交ぜてくれて楽しい内容になっている。
1回目:「若き日の信長、桶狭間の戦い」
2回目:「義昭入京・姉川の戦い」
そして今回は観光バスで「桶狭間古戦場」へ。
桶狭間古戦場は豊明市と名古屋市緑区の2箇所があり、意見が別れている。
信長方の砦や今川義元の砦の場所や進軍したルートが示されているし、戦の日が1560年5月19日というのは周知されているのに、決戦地が特定できないのは、その両地から何らかの証拠品が出土しているからだろう。
私たち受講生22名と講師と町の担当者を乗せたバスは、まず豊明市歴史民俗資料室に向かう。
ここは元・唐竹小学校をリニューアルした豊明市共生交流プラザで、南館を3室、資料室として展示している。
そのうちの一番奥の「桶狭間の戦い」のコーナーで受講者は半分ずつに分かれて、担当者からジオラマやパネルを使って解説してもらう。
国指定史跡「桶狭間古戦場伝説地」は7本の石碑に囲まれた庭園。
今川義元の墓は明治になって建てられたもの。
ここからバスで2kmほど走ると名古屋市緑区にある「桶狭間古戦場公園」。
こちらも桶狭間の戦いの中心地で今川義元の最期の地としている。
中央には信長・義元両将の銅像が建てられている。
帰りのバスの中では、なぜ古戦場跡地が2つ存在するのか、講師から説明を受ける。
今回の講座は来週の4回目で一旦終了。
それでも講師は来年春に続きの講座を計画している。
信長の天下統一から本能寺の変までの興味深い内容。
今日は冬場の気候も考えて半日の見学会だったが、来春は1日かけてのバス旅行になるらしい。
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