花と音楽のある暮らし

花と音楽のある暮らし

2025年5月14日水曜日

5月の畑

エンドウ豆は畑に2か所と裏庭に1か所茂っていて、毎日取り放題。




若くてぺったんこなのはさやえんどう・きぬさやえんどうとして茹でたり卵とじにしたりしても香りもよく、また実がしっかり入ったのはグリーンピースとしてご飯と一緒に炊いても色鮮やかで見た目にもおいしい。






じゃがいものキタアカリは順調に育ってきたように見えたが、葉に黒い点々がびっしり付いてきて、調べると「モザイク病」というウイルス性の病気にかかったらしい。
種芋が妙に柔らかく、購入するときに迷ったのだが、花や野菜の専門店で売っているので大丈夫だろうと思っていたが・・・。




隣に「男爵」が育ってきているので感染させないように全部掘り出して葉は処分した。
収穫にはまだ少し早いので小さな芋ばかりだが、数はそこそこ採れた。
皮をむいて塩ゆでしたら、さすがにキタアカリ、ホクホクで味は文句なし。



春大根や蕪もそれなりに育っているので娘のところに少しばかり送ることにした。
玉ねぎを試し掘りしたら、ひとつは十分大きく、他のはまだこれからという感じだったがこれも入れる。
それにエンドウ豆とじゃがいもと小さな春大根を入れたらちょうどユーパックの箱にぴったり収まった。

小さな畑でも、種まきしたり苗を植えておくと、こんなにも次から次へといろんなものが収穫できる。






庭のほうはツツジやオオデマが終わりかけで、シランが真っ盛り、バラはナニワノイバラやスパニッシュビューティが早く咲いてもう終わってしまったが、ドンファンやパレード、クイーンエリザベスが咲いてきた。
名前を忘れてしまったのもあるが、いつか思い出すだろうか。


2025年5月2日金曜日

廣津留すみれ+デンマーク国立フィル

自分ではなかなか買うこともできない貴重なチケットをHOJOさんからいただいた。



どちらも普通に考えて入学することも極めて困難な、ハーバード大学もジュリアード音楽院も首席で卒業したという話題のヴァイオリニスト。
オーケストラはデンマーク国立フィルハーモニー管弦楽団。




会場は日本最大級のパイプオルガンのある愛知県芸術劇場コンサートホール。
その2列目の13番席。ど真ん中のS席。



1曲目のシベリウスの交響詩「フィンランディア」は聞き覚えのある曲。
それが楽団とのこの近さなので音の洪水が振動となって押し寄せてくる。
クラシックにはほとんど縁がない自分にもこの豪華さ・ぜいたくさは全身で感じられる。

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調で廣津留すみれさんの登場。
自分の席から3~4mという目の前のの位置で演奏が続く。
体の動き、弓の動き、左手や指の動きが正確無比に音を紡いでいく。
長い曲を楽譜もなしに疲れも見せずに奏でていくのは、プロといえども感嘆するしかない。
アンコールにもこたえてくれた。

3曲目チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」
指揮者のヘンリク・シェーファーさんは堂々たる体躯の持ち主で、その指揮ぶりからも壮大な音楽が会場全体に広がっていくようだ。


帰りの電車の中でHOJOさんとコンサートの話や自転車の話。お互いの近況について語り合っているうちのあっという間に自宅の駅に到着してしまった。
またの機会を楽しみに。