10.09.12ツール・ド・三河湖 |
今年も楽しみにしていたツール・ド・三河湖がやってきた。
なにせ、12時になると同時にネット受付を済ませないと、エントリーすることさえできないという超人気のサイクルイベントだ。
人気の秘密は、残暑のこの時期に涼し気な緑陰のゆるい上り坂をゆったりと走れること。
エイドステーションが充実していること。ボランティアスタッフが質・量(人数)とも申し分なく、安全管理もしっかりしていること。
その上、美味しい昼食がついていて、これで参加費が2,500円の安さ。
今回はACAのメンバーも大勢来ているようだ。
OCCグループは10人ほどいたようだし、愛岐のローディーさんも5人で参加したそうだ。
我々は去年も一緒に走ったミシガンさんと、去年はスポーツコースにエントリーできずに、今年はじめて念願のスポーツコースを走るというピナレロレロ大矢さんの3人でスタート。
走り始めてすぐにケイタイが鳴った。
二人には先に行ってもらい、止まってケイタイに出る。
オレンジ大好きクプさんが間もなくスタートだというので、ゆっくり走るから追いついてくるようにと伝えて一人で走りだした。
遅い人のあとに付いてのんびり走りながら、どんどん後続に追い抜かれると、もう少しスピードを上げたい気持ちが湧いてくる。
が、そこは我慢。間もなくクプさんが追いついてくるはずだ。
20km程走って少し坂道らしくなってくると、そこは闇苅渓谷の入口。休憩ポイントだ。
ミシガンさんと大矢さんも休憩していたがそろそろ出発のようだ。
せっかくなのでクプさんを待つ。
到着するところを連続写真で撮った。
クプさんが水分補給したらすぐに出発。
クプさん「これで上りは終わり?」
「・・・^_^; ここからが田原坂の上りだよ」
最初からインナーにしといたほうが無難だよと教えつつ、自分はアウターで上り始める。
やっぱりインナーで、ちっとも進んでいかないのより、自分でガシガシと踏み込んでいく感じが気持ち良い。
行けるところまで行って、最後の急斜面でインナーに落とす。とはいうものの、もうすぐ頂上だと思ってから随分長かった。
ここまで来ても暑い。止まると汗が噴き出てくる。
ここからは「つくで手作り村」のエイドステーションまでは気持ちの良い下り坂。
正面から風を受けて、思わず大声で叫びたくなるほどだ。
ミシガンさんピナレロレロ大矢さんと再会。二人は引率者と共に先頭で入ってきたようだ。
ここに静岡の河西さんが合流。
出発時間の拘束が解けて、引率者のあとを5人で出発。
三河湖まで気持よく走り抜けてチェックポイントで飲み物と食券をもらう。
我々は「三河路」前回と同じだ。
眼下に三河湖とダムを見下ろせる、広い座敷の料理屋さん。
今年のメインディッシュは鮎の塩焼き。いいじゃないですか。
帰路はほとんど下り坂。下りの得意なミシガンさんが飛ばしている。大矢さんもクプさんも綺麗なフォームで続いていく。河西さんは更に豪快に突っ込んでいく。
ひとり下りのへたな私はなるべく遅れないように、しかし安全第一でへっぴり腰でカーブを曲がって付いていく。
ずいぶん離されて前が見えなくなってしまう頃、ちょうどエイドステーションの桜形に到着して置いてきぼりをまぬがれた。
ここまで降りてくると蒸し暑い。三河湖の爽やかな風と違って、下りながら受ける風ですら生温かった。スポーツドリンクをもらい、お腹がちゃぽちゃぽ。
1時前にゴールするぞと、ミシガンさんを先頭に大矢さん、遅れて河西さん、私、クプさんが再スタート。
ミシガンさんが飛ばし始めると、待ってましたとばかりに河西さんが先頭に出て牽いていく。
ミシガンさんがすぐに反応してピタリと付く。大矢さんもきれいに乗った。
その時点で少し離れていた私とクプさんは必死にペダルを回すも離されていくばかりだ。
3人はプロ選手のようにピタリと見事な高速トレインを組んで滑走していく。
しかも3人ともオレンジジャージで目立つのだ。
いつの間にかすっかり姿が見えなくなってしまったが、道に迷う心配はないので力の限り漕いでいく。
ふと後ろを振り返るとクプさんが「待っててもらってスミマセン」
待ってたわけじゃないよ。これでも前を追って一生懸命走っているっていうのッ。
でも、遅れをとったとはいえ、下り基調のサイクリングロードを思いっきり飛ばせたっていうのは最高の気分だ。
今年もツール・ド・三河湖はやはり素晴らしかった。
Dst 77.14km
Max 57.8km/h
Ave 24.3km/h
楽しい1日でした。茶臼山も申し込んじゃいました。またよろしくおねがいします。
返信削除茶臼山はショートでも楽しめそうです。
返信削除最後の長い下りでまた置いて行かれそうですが、”それもまた良し”です。