なごや観光ルートバス「メーグル」というのが名古屋駅発→産業美術記念館→ノリタケの森→名古屋城→徳川園→文化の道→市政資料館→TV塔→広小路栄→広小路伏見というコースで走っているそうだ。
今回担当のM下さんは、これをベースに更にご自分の研究分野の「街道」を織り込み、サイクリング用の観光ルートを創り上げた。
集合場所を県内各地からの参加者(自走・公共交通機関・自家用車)に比較的便利な笠寺の「日本ガイシプラザ」に設定。
白川公園にある科学館の建設中の大プラネタリウムの大きさに驚かされる。
「四間道」から「円頓寺商店街」へと、新たに整備されながらも、古き良き時代の大衆の息遣いが感じられるようなアーケードをくぐる。
建物の内部もノリタケの名に恥じぬ、洗練された洋食器が美しく展示されている。
市政資料館(旧裁判所)では、身の引き締まるような裁判の様子が再現されていたり、さまざまな資料がパネル展示や模型で解説されている。
地下の留置所にも恐る恐る入ってみた。ただし、上方には光の指す窓があり、思ったよりも明るく、独房も狭苦しくはなかった。まあ、快適とは言わないまでも。
昼食は市政資料館の目の前にある「ウィルあいち」のレストラン。
ウィルあいちはもともと「愛知県女性総合センター」と言う名のように、お客さんはほとんど女性だったが、別に文句を言われることもなく食べさせてもらえた。
「国際女性映画祭」が9/8~9/12と大きくPRしてあるのを見て、「女性映画祭」なら女性しか入れないんだろうね。と納得し合ったが、本当はそんなに料簡は狭くないのかもしれない。レストランにも入れたし、「男女共同参画」を目指すセンターなんだそうだ。
文化の道は白壁の残る武家屋敷の町並み保存地区で、「豊田佐助邸」や「撞木館(しゅもくかん)」や「二葉館(川上貞奴邸)」が有名だが、その中で無料で入れる「豊田佐助邸」に入り込む。
白いタイル貼りの洋館と、広く天井の高い和風の建物が一体となっていて、開け放たれた窓からは心地良い風が肌をかすめる。
UFJ「貨幣資料館」の見学→「徳川美術館」の前まで行って記念撮影。
文化施設をたくさん廻り、吹上のところから「飯田街道」を通り狭い「塩付街道」に入り込む。古地図と現在の地図を重ねあわせ、神社仏閣の位置を照らし合わながら探りだした道だそうだ。
山崎川沿いのよく整備された桜並木の道をゆったりと走り、途中瑞穂グランドの横を通ったり、「塩付橋」と名前の残っている本当に小さな橋を渡ったりしながらスポーツプラザに戻った。
一周38kmの一筆書きの観光コース。
今日は探訪あいちの常連の他、初参加の若い人や、奈良からはるばる駆けつけて参加された人もいる。
昼食時にはカナダ人の女性からいろいろ質問されたそうで、そのうちひょっとしたらサイクリングに参加するかもしれないということだ。
先週の「京都の自転車愛好家」さんといい、どんどん外に向かって知名度が高まっていっているようだ。
今日はデジカメを忘れたので、後で誰かの写真をもらうしかないが、
観光ポイントはGoogleの画像検索で拾えた。おまけ
塩付街道
返信削除塩付街道は宝生町2(名古屋市南区)〜古出来東(千種区)までの区間交差点。
塩付街道(古出来東、振甫中学校西、盲学校西、千種公園前、千種公園南、東部医療センター西、仲田2北、仲田2、仲田北、仲田、仲田南、春岡1、春岡小学校西、春岡2、春岡通6、青柳、青柳南、春岡通7、塩付通1、塩付通2、広路通1、塩付通4、塩付通5北、塩付通5、藤成通1、菊園町1、汐路町1、汐路町2北、汐路町2、汐路町3、汐路町4、汐路町5、瑞穂野球場西、瑞穂公園、ラグビー場西、弥富通1、釜塚町2、平子1、平子、宮崎通5、鶴田1、中江1、鯛取通4、桜台高校東、弥生町、芝町、赤坪町、砂口町、本城町1、堀割、本地通1、弥次ヱ町5、弥次ヱ町4、浜田町、中割町4、中割町3、宝小学校南、宝生保育園南、宝生町2。)