12.05.13琵琶湖・若狭SL試走 |
深夜1時起き、2時出発。
午前4時前には長浜・豊公園駐車場に到着。
横断幕も準備
まだ暗いうちからぼちぼち人が集まり始め、それぞれ準備をはじめる。
しかし寒いっ。天気予報では名古屋は最低気温5℃、最高気温24℃となっていたと思うがここは名古屋じゃない。
着替え用に持ってきたシャツも、サイクリングパンツも重ね着。ウィンドブレーカーも羽織る。
10人集まって、本番さながらに横断幕も掲げて記念撮影。
5時ちょうどにスタート。出走の7人を見送って、辺りを見回った後、電ちゃん、Ohbaya4さんと3人組での240kmコース下見走は5時10分発。
自分はリタイヤするときのために輪行袋をボトルケージに、あとの荷物はリュックにひとまとめにした。
木之本を突っ切って農道を北へ
ルートの最初の区間は木之本まで、ショートもロングも同じ。何度か走ったし、ほぼ間違いようのない道なので先頭を引く。
木之本からは賤ヶ岳トンネルの方に曲がらず、まっすぐ突っ切って田舎道を進むがATLASにコースを入れてあるから大丈夫。
腰に痛みがあったようだが話しながら走っているうち、どんどん回復。また置いていかれた。
アスファルトが荒れていてボコボコしているところでタイヤの異変に気づく。スローパンクだ。
チューブを交換する時、タイヤとチューブがくっついて、なかなか剥がれてこない。やはり乗らないときは空気を抜いておくのが正しい保管方法なのだろう。Ohbaya4さんの圧力計付き空気入れに助けてもらって、いよいよここからが本格的な上り区間と気を引き締める。
滋賀と福井の県境「栃ノ木峠」
Ohbaya4さんに先に行ってもらうと、全然追いつけない。
上りはマイペースで行くのが一番。速い人も遅い人も。
せっかく上った椿坂を下ると、もう一つ上り。滋賀と福井の県境「栃ノ木峠」。
街中の自転車専用道は段差もなく走りやすい
水晶浜を過ぎた辺り
今年も五木ひろしマラソン大会があるようで、70km地点に9時までにたどり着けなかった場合は、70km地点まで行ってから引き返して別ルートを走るということになっている。
いくらなんでも9時まではかからないでしょ、と笑っていたが、我らが到着したのは8時半。そう安心できる時間じゃなかった。
更に、水晶浜に着いてもマラソン関係のパトカーや警備、関係者があちこちにたむろしている。
反対側車線は車が果てしなく繋がっている。駐車場も満車のようだ。
この先も時間になると走行禁止になるようなので、海岸線の美しい景色を写真に収めている余裕はない。
若狭湾も三方五湖も、どこがどこか訳がわからぬまま、電ちゃんとOhbaya4さんの後を追いかけて小さなアップダウンを繰り返し、小浜に到着。
弁当に何かがぶつかってきたと思ったらトンビだった
眠気に襲われてバス停で小休止
ここからまた山中に入っていく。
もしリタイヤするなら近江今津から輪行と二人に告げていたから、分かれ道で進路を問われたが、疲れているのは皆同じようで、このペースなら一緒に行こうと思う。
スーパーロングを試走しようと思った理由は3つ。
1、来週末は個人的なビッグイベントがあり琵琶湖一周に参加できない。
2、自転車で若狭まで行ってみたい。
3、自分の足で何キロ走れるのか試したい。
気象条件もメンバーも最高。一つ問題なのは重いリュックを背負って、すでにお尻も肩や肘にも痛みがきていることだ。
だがもし今回リタイヤしたなら、もう二度とこのコースを完走することはないだろう。
ペースは遅くとも3人で走りだす。
背骨のような山道を上り下り、トンネルをいくつかくぐり、このトンネルを出れば琵琶湖大橋への下りかという期待も裏切られながら、花折トンネルに来た時に、ここからが下りと教えられる。
琵琶湖大橋は目前
琵琶湖大橋付近ではローディーを大勢見かける。
我々の横をカッコよくサッと追い越していく若い人達もいるが、彼らは200km走ってきたわけじゃないだろう。「オレたちは今日240km走るんだぜ」と思えばまた気力が湧いてくる。
琵琶湖大橋を越えたところのコンビニで小休止。
今日はなんだかんだと小休止が多いが致し方ない。ここまで185km。残りは北に向かう55kmの一本道とはいえ、必ず向かい風が待ち受ける。
Kawanishiさんに連絡してみると、すでに帰路の車中。記録では3人がゴール、一人がリタイヤということだった。あとはまだ走行中ということだろう。
夕日に包まれてひた走る
日が落ちる前に到着できるか
間もなく日没
この晴天では午後7時くらいまでは明るさが残っているだろう。
果たして7時に到着できるだろうか。
前を行く二人の姿が夕日を浴びてオレンジ色に光っている。
海岸線に出ると、まもなく夕陽が水平線に沈むところだ。
出発が5時10分だったから、目標を7時10分に変更して、なんとかそれまでに到着しようと最後の力を振り絞る。
見慣れた交差点を曲がって7時9分ゴール。
S藤さんが出迎えてくれた。
湯船にゆっくりと浸り、全身から疲労が抜けていく感じがなんとも幸せ。
タイム的にはトップ選手の倍くらいかかっただろうが、何はともあれ無事に240kmを走り抜けたことは嬉しい。
二人のお陰で素晴らしい達成感を味わうことができた。
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若狭スーパーロング完走おめでとうございます。
返信削除いやぁ凄いですね、参ったなぁ、
あの上りのコースで完走できるなんて素晴らしいです。
私のあの245Km走行の倍の体力が必要でしょうね、
もうこれじゃ追い付けないですよ、(涙
私はこの日はたった63kmの走行でした。(汗
すごいですね!スーパーロング完走ですか?
返信削除今年は一味違いますね。
☆うっさ☆さん
返信削除お誘いしようとも思ったのです。
激坂はなかったので、距離と向かい風が強敵でした。
・・・その前に寝不足とリュックの重さがこたえました(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
電ちゃんとOhbaya4さんという強力サポートがあったので完走できました(^^♪
kuwanaさん
返信削除スーパーロングといっても、探訪ペースで走りましたから、どうってことないです。明るかったらまだまだ走りますよ。
・・・って言ってみただけです。
今現在も足がパンパンですU>ω<)ノ シッ!!
誘われても二つ返事で「ムリ」なのです。
返信削除私の体力では間違いなくリタイヤぁ、
でもいつかは若狭スーパーロングを走り切ってやるぅ、
と思うのでした。思うだけ、、、^^;
☆うっさ☆さんなら大丈夫ですよ。
返信削除誰も真似できないほどの粘り強さがあるじゃないですか。
ブルベをされるS藤さんは大先輩にも拘らず、ダイエットの成果もあり、5時過ぎには到着したようです。見習わなければ!!
スーパーロング完走、凄いですね。
返信削除お疲れ様でした。
美味しい酒が飲めましたね!
私も見習ってスーパーロングに行ってきます。
YOSHI
返信削除スーパーロング完走凄いですね。お疲れ様でした。
私は、「彦根に野暮用で寄り道」を言い訳に今週のノーマルに初参加の予定です。
いつかはスーパーロングに挑戦したいですね。
ところで、完走後の湯船(お風呂)は何処に有るのでしょうか?
こるなごさんなら当然です!
返信削除景色もいいし、コースに変化があって楽しめますよ~。
水と補給食さえ準備していれば、こるなごさんにとって、距離や坂は全然問題ないはず。
一つ心配なのは(いつものように)飲み過ぎて二日酔いと寝不足になってないかということだけです(;一_一)
YOSHIさん
返信削除天気もまずまずのようです。楽しんできてください。
一生懸命走った後はやっぱりお風呂ですね。
スタート場所と同じ公園内に、もう少しお城の方へ歩いて行くと、森の中に国民宿舎みたいな宿泊施設があります。(豊公荘だったかな?)入泉料は600円です。タオルは持参してください。
また感想お知らせください(^_^)
お疲れさまでした。
返信削除一日かけて楽しんで来ましたね。
私は、出発早々に右足が痙攣し始めましたが、何とか完走出来ました。殆どソロで、途中でライトが壊れてトンネルで怖い思いをしました。帰路途中眠くなりそうで、お先に失礼させて頂きました。いつもペダルを回すのに夢中で、走り終わっても途中の様子が殆ど思い出せません(ボケの始まり?)本番の天気もそこそこの様子。ノーマルを超ゆっくり走ろうかと思っています。
すみません。
返信削除又々名前を入れ忘れました。
Kawanishiさん
返信削除>又々名前を入れ忘れました。
・・・の始まりですかねェ┐(´д`)┌ヤレヤレ
しっかし実力ありますね~。感服いたします。
本番も「超ゆっくり」は無理でしょう。
誰かが駈け出したらすぐ反応しちゃうでしょ( ´ー`)フゥー...
琵琶湖スーパーロングまでやってしまいましたか。すごいですねぇ。しかもこの距離走って写真撮影付きの余裕。ミシガンの平坦路100km程度でバテているようじゃ修行が足りんなぁ。
返信削除ミシガンさん、久しぶりですね。
返信削除スーパーロングのコースは景色もよく新鮮でした。
いきなり本番じゃ無理だったかも知れませんが、あくまで「下見」ということでスローペースな上に休憩が多かったし、強力サポートチームが付いていましたので不安はありませんでした。
本番でTOP選手(いつもの悪魔や怪獣たち)は13時30分にはゴールしたようです。
あいた口が塞がりません。