今年のふそう文化大学の1つ目、6月14日(日)の東儀秀樹さんの回はちょうど日本陸上選手権と重なって、残念ながら聴きに行けなかった。
2回目の今日は【中国芸能】中国太陽芸術団。
午後2時開演、開場は30分前というので1時15分に到着したら、ロビーは入り口近くまで人でうまっている。
最後尾のプラカードのところへ行くと、入り口前を先頭に何度も折り返す長蛇の列。
早めに開場してくれないかと思ったが、開場はきっちり1時30分。
この15分がいつまで続くのかという長い時間だった。
実技は雑技と二胡演奏と京劇。
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| 写真撮影禁止のため、この写真はよその会場 |
最初に雑技として若い女性の「皿回し」。
両手に3本の棒の上で皿が回っている。
皿の動きを止めることなく踊っているかと思うと、全開脚をしたり、前転をしたりしながらそれでも両手の棒の先に皿は回っている。
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パンフレットに使われた写真が変面 |
「変面」というのを知っている人も少なからずいるらしい。
一瞬にして顔(または面)が変わる技。
舞台は派手な色の点滅、強烈なビートのリズム。派手な衣装を身にまとった男性の踊り。
そして歌舞伎の隈取りではないが個性的な面。これが一瞬の動作で違う面に変わる。
踊りながら」手拍子を要求すると会場中から手拍子。そして面が変わるたびに驚きの声と万雷の拍手。
花道に来ても変面。そこから客席に降りて観客の目の前で変面。舞台に戻って変面。反対側の客席に降りても変面。
いったいいくつの面を持っているのか。だいたいそれを隠す場所がどこにあるというのか。
謎はなぞとして会場は手拍子と歓声で盛り上がりっぱなし。
二胡奏者は実は埼玉県生まれだそうで、父親も高名な二胡奏者、本人は父の影響を受けて中国の最高峰の音楽大学の大学院を卒業という紹介があった。
観客からのリクエストにもソロで応え、二胡という楽器が「糸」という楽器に分類されていることなど楽器の説明はもちろん全部日本語で。
曲を聴いているときに「美空ひばりはこういう発声をしていたな」と感じていたので、司会者が「二胡が世界中で人気があるのは人の歌声に似ているからだといわれます。」と言ったときは自分の感性もまんざらではないなとひそかに納得した。
京劇は暴れん坊の孫悟空がお釈迦様に閉じ込められてしまったところ、500年ののち三蔵法師に解放され、思う存分はしゃぎまわる場面。
先ほどの変面の役者が孫悟空となってまるで猿のようなしぐさで観客を沸かせる。
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| これもよその写真を拝借 |
最後は雑技の一輪車。
高さ2Mの一輪車を操るだけでも相当な技術だと思うが、さらに頭に金属製のボウルのようなものを取り付け、司会者から同じくボウルを投げてもらうと片足のつま先に乗せ、つまり一輪車のペダルには右足が乗っているだけでバランスを保ち、左足を蹴り上げたと思うと見事に頭のボウルにかぶせる。
さらにボウル2枚、ボウル3枚、4枚と増やしていき、つま先から膝に向けて置き、蹴り上げ、頭のボウルにかぶせた。
割れんばかりの拍手。
きらきら光るリングを数枚と最初に若い女性の「皿回し」造花のようなものを受け取り、造花をくわえリングを通すと口でも2枚のリング、両手でも数枚のリングを回す。
どこかにしかけがあるのかというよりやはり鍛錬の賜物なのだろう。
中国の政治的圧力はともかく、個人の身体能力や芸術性は称賛に値する。






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