2026年8月2日(日)
落語 立川志らく
~お話&落語~
◆お話 「人生の選択」
◆落語 「死神」
開場の午後1時30分頃には近くの駐車場は満車。係員が遠くの駐車場へ誘導している。
そこもほぼ満車ながらなんとか駐車できた。
文化会館のロビーは奥まで人でびっしり。早めに来た人も結構大変な思いをしていただろう。
1:30ちょうどにホールの扉が開けられ、これまで立ちっぱなしで開場を待っていた人たちが、やれやれといった足取りで順に会場内に入っていく。
係りの人が「久しぶりに満席です。」というほどの人気講座。
お囃子もないまま、志らく師匠が高座に上がり話を始めたのは、今日は「文化大学」であり、前半は講演会だから。
中学生のころ親と一緒に見たテレビ番組で初めて金原亭馬生の落語を聞き、すっかり虜になり寄席に行ったところ、それはちょうど金原亭馬生が亡くなる10日前の、最後の寄席の舞台。
席は一番前の中央。
小さな声をやっと絞り出すのが精いっぱいで、会場もお通夜のように静まり返っているという状況委の中で、自分に向かって「弟子にしてほしいのか、来いよ」と言われている気がした。
新聞に死亡広告が載り、住所もあったので焼香をしたいと出かけた。
そこまでの話でも笑いをとる小ネタが満載。隣の男性は大声で笑いっぱなし。
そのあと、TVに出たり議員になったりする立川談志が大嫌いだったはずなのに、金原亭馬生の追悼の高座で見せた立川談志の凄まじい姿に感動して立川談志に師事することを決意した。
大学で落語研究会に入っていた時に大学のOBである高田文夫氏に見いだされ、立川談志に入門することができた。
よどみない語り口の中にも、笑いを取ったり大きな拍手を受けたり、・・・立川談志のセリフを言うときは顔も声もすっかり立川談志になっているのも面白い。
映画好きだった志らく少年があこがれの映画俳優ではなく落語家を目指すようになったのも、談志嫌いだったのがその芸の凄まじさを見て談志に入門する決意をしたのも人生の大きな選択だった。という45分間にわたる笑いっぱなしの講義。
落語「死神」は幕末から明治にかけて活躍した三遊亭圓朝さんがグリム童話をベースにした落語を創作したのだそうだ。
誰のを聴いたのかは忘れてしまったが、内容は何となく覚えている。
最後の落ちが急展開でドキッとするのだが、古典落語にもかかわらず途中には現代の政治家の名前なども交えて身近な話題に変えていく。
入り口で配られたパンフレットのプロフィールを見ると、お弟子さんの数もさることながらTBSテレビ「ひるおび」のコメンテーターや映画監督&評論家、寅さん博士、昭和歌謡曲博士の異名を持つなど多方面にわたる活躍ぶり。
明日の月曜日「ひるおび」を観ることにしよう。
どんなジャンルの話題にどんなコメントを出すのか、興味津々。

