09.10.18渥美ぐる輪サイクリング |
夜明け前、5時出発。
昨年の「ぐる輪」は高速道路の割引時間帯に合わせてインターを出るように微妙な時間調整をしたが、今回はその必要がない。
白谷海浜公園へ7時に到着して、誘導に従って車を奥へ進めていくと、駐車場所を指示してくれたのはミシガンさんでした。
9noQさんの姿もあります。早朝からご苦労様。
受付を済ませ準備を完了して開会式に臨む。
豊明のオカポンさんやNPO北條さん、M田さんと出会う。
開会式の挨拶は参議院議員で愛知県サイクリング協会会長がする予定が「どうしても外せない会議が急遽入ったので、まことに残念ですが」今回も欠席だそうで、ちょっと白けた。
前回のぐる輪も、同じ原稿を読んでいるんじゃないかと思うほど同じ理由で欠席だった。
デンマーク大使と一緒に自転車で走るCOP15のイベントのときも姿を見なかったよなぁ。
自転車にとっても、環境イベントとしても結構大切な行事だったと思いますが、どうでしょうか。
まあそんなことは忘れて、サイクリングを楽しみましょう。絶好のサイクリング日和。
スタート地点で六まるファイターさんと一緒になったり、Morimo10さんを始めとするOhbaya4軍団の姿を見つける。
蔵王山入口までの平坦な道を、受付で見かけた派手なジャージの「焼肉」軍団の速度にあわせ、少しずつ前に詰めていく。
いよいよ蔵王山の上り。
去年は中腹あたりで耐え切れず休憩している目の前を、NPO北條さんが力強いダンシングで駆け上がって行った。---のを見送った。
今年は、ゆっくりでもいい。足付きなしで上りきりたい。
去年よりは1年分経験を積んだ。乗鞍エコーも上った。
定光寺の激坂も練習に取り入れた。
蔵王山は誰でも「サイクリング」で上る小山だ。
上れないはずはない。
しかし、実際上り始めると、きついのだ。
アウターでは無理とすぐにあきらめてインナーに落とす。
「焼肉」軍団もバラけている。ゆっくりすぎると逆に苦しいので、ペースを自分の一番楽なところへ持っていく。
ちょうど「焼肉」の先頭の人についていく形になる。
あえぎながらも何人か抜いていく。しかし、その右側からスーッと苦もなく抜いていく人たちも何人もいる。
途中、やはり今年もダメかと思いながらも「焼肉」さんが目の前にいるので、力尽きるまで投げ出すわけには行かない。
このカーブを曲がったらゴールか?と思いながら上っても、視界の先はまた次のカーブ。
気分転換にはダンシングだと思いながらも、腰が重くて行動に移せない。
長い時間苦しんで、やっとゴールの風力発電塔が見えた。
第1関門突破。
次は衣笠山だ。
これも距離はないのに脚を使いきっているので苦しい。
でもこれをクリアーすれば後はほとんど上りはないから、苦しくとも例の「丘を越えて」を口ずさみながら頑張るのだ。
この峠を越えるとずっと下りが続く。
昨夜の雨で木陰は濡れていたり、落ち葉が溜まっていたりするので、注意を怠ると危険だ。
幸い前を行く人たちも同じ思いでゆっくり下っていくので後ろに付いていけばいい。
ロングビーチへの急坂を下ると急に目の前が開ける。
太平洋の大海原、砂浜、真っ青な空、まぶしい太陽。
日焼けしたサーファー。
さすがに渥美半島らしい美しい風景だ。
ここからしばらくの間は海岸線沿いのサイクリングロードを進む。
ここでも目の前に「焼肉」軍団がいて、しばらく付いて行く。
M田さんに声をかけられ、第2チェックポイントまで一緒に走った。
チェックポイントでメロンパンを貰って芝生の上で食べているうちM田さんとはぐれてしまった。
また一人旅だ。
日の出門を越えて恋路が浜を望む絶景ポイントではOhbaya4軍団の「くノ一」2人と出会う。
ここまで一生懸命走ってきたのに「くノ一」に先を越されていようとは!
挨拶もそこそこに先へ進む。
まだ道程の半分くらいだ。
と思っていたら、すぐに伊良湖道の駅、第3チェックポイントだ。
和太鼓の応援団が景気付けしてくれる。
バナナを補給して、次は西の浜道路。
長い直線道路で快調に飛ばせるが、時折吹く強風に足元が掬われそうになる。
18号台風の影響で倒れかかったヤシの木もある。
海岸線はまともに風を受けるのだ。
海岸道路を右折すると、急に追い風になって、スピードが上がる。
40km/h Over、レーサーになったような気分で快走する。
交差点で何人か一緒になったのだが、速い人たちはどんどん先へ行ってしまって追いつけない。
この先まだ長いので無理は禁物。もっとも、無理してがんばってみたが離されてしまったのだ。
マイペースで、なおかつ速く走る意識を持って、安定した速度で走るよう心掛ける。
後ろに2~3人付いてきているようだ。
先頭を引いたことがないから、ペースが合えば付いて来てもらってもいいけど、
直線コースはともかく曲がり角で矢印を見落としていたらゴメンね。
何しろ方向音痴だから一度間違えると取り返しがつかなくなる。
自分ひとりならともかく、後続の人を巻き添えにしては気の毒だから、ぐる輪の矢印を見落とすまいと神経を集中させて走る。
三河湾の海岸道路までくればあとは1本道。迷うことはない。
ファミリーコースの親子連れも合流して来たので、ここからはスピードを抑える。
さっきまで先頭で頑張っていたときは、実はお尻も背骨も痛くなってきていたが、景色を楽しみながらゆっくり走ると痛みは消えてしまった。
白谷ゴール。12時58分。
Tim 3:40:27
Dst 88.78
Max 49.1(あれだけ下りがあったのに!)
Ave 24.1(25km/hいきたかった)
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