13.07.21HCおんたけ2240 |
何も食べずに夜中に出発。
ところが19号線から御嶽への道にはコンビニらしきものはなく、集合場所の王滝村・松原スポーツ公園にもドリンクの自販機があるだけで、おにぎりなどは望むべくもない。
「何も食べてなくては山は登れないよ」と、ひげおやじ奥様が参加者用のパンのほか、自分の食糧を分けてくれたのでありがたく頂戴する。
Ohbaya4さんの一見モーターバイクと見まごう太いタイヤを履いた自転車は、SURLY MOONLANDAER。
注目を集めて試乗希望者多数。見た目ほど重くなく、推進力が稼げるので、短い坂なら大丈夫という意見もあったが、果たして23km上りっぱなしの「おんたけ2240」ではどんな結末が待っているのだろう。
3分前、1分前、秒読みとなって、9時ちょうどにスタート。
こるなごさんが飛び出し、ささのってぃやM井君ら次代を担う若手が後を追う。
デジカメの設定をスポーツモードにして2枚/秒の連写。
電ちゃん以外全員スタートしたところをカメラに収めて、すぐに後を追う。
昨年はスタッフとして10分遅れのスタートをし、到着時刻から10分差し引いてもらうということにしていた。11時8分到着は実質2時間切りと、ガー民夫妻と喜んだのに、記録は2時間8分のままだったから、もう他力本願はしないことにしたのだ。
沿道では店の前に出て盛んに応援してくれている人たちがいて、手を振って応える。
こういうイベントを通じて地元の人たちとも交流できるというのは嬉しい。
yuuminさんや、K湖さんは本格的なヒルクライムは初参加ということで、後ろの方を控えめに走っている。
「もう少し前を追うよ」と声をかけつつ抜いていく。
トッシィーさんもすぐ後ろについてくるが、まだまだ余裕がありそうなので、もう少し前を追うようにと促す。
最初は軽い足取りでどんどん引き離して行ったが、まだ見えるくらいのところで3~4人の集団になってからは牽制し合うのか、同じような間隔のまま推移していく。
ときおり吹く涼しい風に助けられながら、いつの間にか集団に追いつくと、さらにその先200mくらいのところに青いジャージのコシダさんの姿を捉えた。
トッシィーさんのスピードがストンと落ちたので前に出る。足が攣ったから先に行けと。
もう後半の勾配のキツイ区間。なるべく軽いギヤでそれでもところどころダンシングを交えて少しずつ進む。
自分もキツイが前を行く人たちも同様と見えて、200mの差は150mとなり、今は100mほど。
あと残り5kmもあれば追いつくかもしれないと思いつつ、逆に5kmもこの状態が続けば先に自分がギブアップしてしまうかもしれないとも思う。
20kmのカーブのところでコシダさんに追いついた。
「もう少しでゴールだよ!ゴールまでのあと少しは長いけど!」と励ましとも言えない言葉をかけて、「足が攣りそうなのでだましだましゆっくりいきます」という声を背後に聞く。
あと2km。でも実はあと3.5kmあって、この先に10%超の坂が出てくるのは去年経験して知っている。
ただ、知ってはいても攻略法があるわけじゃないからカーブを曲がった途端に壁が立ちはだかると足を付きたくなってしまう。
リフト小屋を過ぎたら右へ左へ2回振られて、田の原駐車場の奥がゴール。
もしここで足を付いてしまったら、せっかく20kmかけて追い越してきた人たちにすぐに追いつかれてしまうだろう。
元気な足取りの自分をイメージしながら、何とか足つきせずゴール。
記録は11時00分。
77番目にスタートして一人も抜かれず、20人以上抜いたことになる。
ぱんたあにさんが随分後方からのスタートだったが、こういうことだったのか。きっと誰にも抜かれず、40人以上抜いていく快感を楽しんでいたんじゃないだろうか。
それはともかく今回は力を出し切った達成感がある。
METALさんはクランクのメカトラブルで不完全燃焼だったようだが、しっかり機材メンテナンスをして乗鞍でリベンジして欲しい。
次々にゴールしてくる人をカメラに収めながら、合間を縫って着替えを済ませる。
K湖さんやyuuminさんは、ゴール後下っていく人たちが声援を送ってくれるのに励まされて、達成感一杯の笑顔でゴールした。
ガー民夫妻はパンクで出遅れ。Ohbaya4さんのMOONLANDAERはどんな場所も快適に走れそうだが、皆の予想通り、やはりヒルクライムは苦手なようだった。その分声援も多かったようだが。
最終走者が12:38到着したのを見届けて車で下山。
ゆっくり降りている自転車を追い越すかと思っていたが、一台も遭わなかった。
「神坂峠」と違い道路が整備された「おんたけ」は下りでのパンクやトラブルはなかったらしい。
ゴール地点は寒かったが公園駐車場はすでに蒸し暑い。
ここからまた現実の世界へ戻っていくのだ。
お疲れ様でした。
返信削除今回はスタートの連写、バッチリですね!
後ろからスタートして、抜いて行くのもいいかも知れませんね( ゚д゚)ハッ!
後半、バテてきたところで山田さんに後ろから「もう少しでゴールだよ」と声をかけていただき、よぉし!と思って踏み込んだとたんに大腿四頭筋が悲鳴を上げてしまいました(激痛)。
返信削除山田さんの後ろ姿が見る見る小さくなってしまい、頭の中は「あと少しが長いけど」という言葉だけがグルグルと・・・(笑)。
乗鞍までにもう一度鍛えて出直してきます!
お疲れ様でした
返信削除ヒルクライムで初のパンク(涙)
アブと格闘しながらの修理はめげました
なんか達成感無くゴールしました(^^;;
距離が22Kmで標高差が1300mとはキツイですねぇ、
返信削除でもゴールが2190mだから涼しそう、
遅いスタートで抜く快感を味わうとは
この暑い時期にこれだけの体力を秘めてるなんて凄いですね、
私だったらず~っと最後のまま、^^;
お疲れさまでした。私と同じ名字の方が2名みえます。おそらくあの方とあの方。ガンバッテみえますねえ~。
返信削除もう少しトレーニングしたら参加しようかな。
こるなごさん
返信削除お疲れ様でした!
最後尾からのスタート、やってみます?
乗鞍なら100人抜きですね。
私はスタートの瞬間だけ写真を撮って、そのまま先頭で走り出す!!
でも500mも行かないうちに100人に抜かれたらどうしましょう(泣
コシダさん
返信削除暗示にかかってしまいましたか?
そんなつもりじゃなかったんですが。
鍛え直しちゃダメ!また暗示にかけますよ(笑
ガー民さん
返信削除お疲れ様でした。
ガー民さんのパンクは初めて聞きました。
残念でしたね。
私もタイヤに石が突き刺さったりして交換時期なんですが、おんたけなら大丈夫だろうと、そのまま乗っていました。
アブや熊と格闘しながらのパンク修理は嫌なので、そろそろタイヤ交換しておきます。
☆うっさ☆さん
返信削除おんたけは道幅も広いし、たまに涼しい風は吹いてくるし、快適でしたよ。
遅くたってそこは年の功。頑張ってますねって言ってもらえるしヽ(*´∀`)ノ
ぶるほんアンカーさん
返信削除乗鞍に来たら同じ名前の3人で記念撮影してあげますよ。
トレーニングしてから参加するんじゃなく、参加することがトレーニングになるんですよ。
若い人たちのようにタイムや順位を競う訳じゃないんですから。
yuuminさんの満足そうな表情を見たら、絶対そう思いますって。
YOSHI
返信削除今回は忘れ物もなく、後半のスキー場激坂もなんとか足付きなしで完走出来ましたが、目覚まし時計を修正し忘れ、月曜日も朝3時30分にベルが鳴ってしまい二日続けて寝不足です。
YOSHIさん
返信削除明日も3時半に起きれるといいですね。
そのうち目覚ましがなくても3時半に起きるようになるでしょう。
朝練にたっぷり時間がかけられますね(^^♪
呑む時間がなくなってしまいますが・・・。