花と音楽のある暮らし

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2014年3月9日日曜日

14.03.08輪行で絶景の富士山

14.03.08輪行で富士山

3月に入って長期予報を見ると8日はは曇り(Cランク)。
金山から静岡までの乗車料金を調べると、名鉄を使うかJRにするかによっても少し違うが、往復約6,000円。
ちょっとしたイベントに参加できるくらいの費用。
お金と時間をかけて、肝心の富士山が雲に隠れて見えない可能性が高い。


毎日天気予報をチェックしていたら、5日には静岡:晴れときどき曇りに好転していた。
掲示板にビアンキノブコさんが青春18切符を購入したのでシェアしませんかと書き込んで、つくさんがすぐに応じていた。
それではと重い腰を上げて、(みんなからは身が軽いと言われたが、変わり身が早いという意味だろう)参加表明。



というわけで、青春18切符の恩恵を受けて、静岡駅に無事到着。
コーヒーの後、南口に出ると、既に到着していたT内さんと追込職人さん、suzukiさんが迎えてくれる。
suzukiさんは豪勢に新幹線で、追込職人さんは無謀にも自走で。

追込職人さんの動向はツイッターでところどころ分かっていたが、深夜雪の中250kmの道のりを走破して我々より先に到着していた。

オカポンさんとまじめ少年さん、タロウちゃんも時間通りに到着して、駅前のコンビニの陰で自転車を組み立てる。



11時過ぎにスタートして、静岡の街中を抜け海岸線に出る。
正面に見える海は春の日差しを浴びてエメラルドグリーンに輝いている。
この海を右手に見ながら、しばらく150号線を東に向かう。
この道は久能街道ともイチゴ街道とも呼ばれているらしく、左側はイチゴの販売所がずらりと並び、可愛らしいイチゴ娘たちが風船を振って愛嬌を振りまいている。
ところが道路は車の列。しかも大型貨物トラックも多く、ぎりぎりを走っていくのでカメラも取り出せない。


 

150号線と別れて美保方面に向かうと富士山が勇姿を現す。
目の前に大きく富士山が見えているのだが、カメラのフレームには人と比較すると、遠く小さくしか見えていない。


 

松林の左側を通って三保の松原に出る。
大型バスが何台も発着して、さすがに世界遺産となった三保の松原から見る富士山、大勢の観光客を集めているようだ。

松林が並列している間の道は「神の道」という名前がついていて、その前で記念撮影。
標識にある「松林と富士山」の撮影ポイントを探そうと海岸まで歩く。

 

世代交代した「新・羽衣の松」は思った以上の大木。これからもこの場所のシンボルとして成長していくのだろう。



海が美しい。松原と富士山も美しい。
しかし自分のカメラでは同じ場所を撮っても標識のようにうまくは撮れない。
別のアングルを探して、「波打ち際からの松原と富士山」をカメラに収めた。



食堂は昔ながらの少し寂れた風合いのところ。
桜えびのかき揚げ天丼はなかなか好評だったが、かき揚げが揚げたてのアツアツだったらもっと良かったな。
この店のおばあちゃんが、「今日みたいに富士山が綺麗に見えるのはめったにないですよ」と言うほどだから、今日こうして探訪に参加した我々は本当にラッキーだった。

追込職人さんはここから自走で戻る決意。
じゅんこさんも自分用の綿密な計画を立てていて別行動。



美保灯台の前でも雄大な景色を眺め、富士山の右の方に見える山は箱根だろうかと言い合いながら、次は箱根も上ってみたいねと次の輪行探訪に期待が膨らむ。


半島の先をぐるっと回って、次に向かうのは薩●(土へんに垂)/さった峠。

清水の駅前で立派な駅舎と河津桜を横目に見ながら通り過ぎ、興津郵便局の角で左折。
少し先を右折すると景色は一変。山中の上りの気配。さった峠の小さな標識。
上るにつれてだんだん傾斜がきつくなり、最後はダンシングで乗り切る。



歩道を100mほど歩いて展望台に出る。
広重の東海道五十三次と同じ位置からの眺めは今も絶景。
いや、むしろ雄大な自然と人工的な構造物との対比は新たな景観を作り出しているといえる。
これでカメラの性能が良ければと惜しまれる。(腕のことは置いといて)

 

絶景とともに集合写真を撮ろうとしたが、思ったとおり後ろの景色は白く飛んでしまった。
まあ写真よりは、実際にここへ来て自分の目でみた光景を記憶にとどめておくのが一番。

 
峠の下りはさらに急勾配。38%もあったとか。
危険を感じたビアンキノブコさんは降りて歩いてきたが、その角度が写真で伝わるかどうか。
峠さえ下ってしまえば軽快に由比駅まで飛ばす。



由比駅で自転車を袋に入れて、16時20分発の浜松行きに乗り込む。
suzukiさんは帰りも新幹線。
豊橋からは名鉄組と分かれて、青春18切符の4人+タロウちゃんの5名でJR大垣行き新快速。
立ちながらタロウちゃんが由比駅前の土産物屋で仕入れたたまご饅頭を2個ずつと、ノブコさんの持っていたホワイトチョコをおやつに話し込んでいたらあっという間に刈谷駅。
タロウちゃんはここで乗り換え。
4人は金山まで一心同体のまま19:37到着。


日が暮れてからは少し寒くなってきたものの、一日中快晴で暖かく、楽しさいっぱいの輪行探訪だった。
これを計画して時間を割り振り、ルートを引いたオカポンさんの企画力もすばらしい。
輪行探訪は恒例になっていきそうだな。




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10 件のコメント:

  1. お得で楽しい輪行でしたね。
    やっぱり本物の富士山は感動的です。

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  2. 心配お掛けしました。
    今朝10時頃無事帰宅!

    36時間のゆったりサイクリングになりました。
    走行走離は計484kmでした。

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  3. kuwanaさん
    地元でもなかなか見られないというほどの素晴らしい富士山でした。
    いつか箱根から、または富士山一週なんていうのもしてみたいですね。

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  4. 追込職人さん
    ときどき思い出しては心配していましたが、帰宅は今朝になったんですか。
    ということは、また夜通し走ってた?
    途中、遭難しかかったわけじゃないですよね?
    長旅お疲れ様でした。

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  5. 富士山はいろんな所から見ています。
    北アルプスから、南アルプスから、御在所岳からも・・・
    三保からは見てない~・・・クヤシイ!

    そろそろ輪行しないとね・・・

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  6. ぶるほんアンカーさん
    真っ白な雪を頂いた富士山と、常緑の松の対比がいいんでしょうね。さすがに世界遺産です(・∀・)ナイス!
    でも、春でも夏でもいろんな方向からの富士山もいいんでしょうね。
    サイクリング日和の日に一周してみたいですね。

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  7. 富士山一周は良いですね。
    JCAがやっているけどACAでするのもありかな?

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  8. 電ちゃん
    ACAでもヒルクライムは乗鞍まで行くんですから、ロングライドで富士山一周もありかもしれないですね。
    三河湾が無くなったら富士山?
    宿泊費貯めておかなくちゃ(>ω<)

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  9. 富士山が静岡から一番見られる月は11月~2月だそうですが
    綺麗に見られて良かったですね、

    三保の松原へは車では何回も行ってますがロードでは行った事が無いですね、
    鎌倉へ目指した時も寄らなかったし、こんど計画してみよーっと、^^!
    もちろん帰りは輪行でですが、

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  10. ☆うっさ☆さん
    前日まで風が強かった分、空気が澄んでいたんでしょうね。いい時に行けました。

    暖かい時期に富士山一周したいですね。
    もちろんサイクリングペースで。

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