15.09.20GF奥三河・作手フランク |
久しぶりに快晴の天気予報。
香嵐渓の多目的広場駐車場に集合します。
開会式の頃は雲がかかっていますが、空気が澄んでいて暑くなりそうな気配です。
今回のコースはノーマルが峠2つで獲得標高1201mの78km。
ロングは5峠で獲得標高2300mの123kmです。
探訪ペースであちこち休憩を取りながらならロングも不可能ではないかもしれませんが、
ツールドはついつい前半から頑張りすぎてしまうので、ノーマルコースを選択します。
ほとんどが飯田街道を直進していきますが、ノーマルは川の手前を右折。
巴川沿いの林道を走ります。
川のせせらぎを聞きながら、マイナスイオンたっぷりの道はいいのですが、先週の雨の影響か、枯れ枝や木の葉が落ちていて、しかもコントラストが強いので、コース取りがむずかしい。
山側から水が流れ出て、水たまりになっている所も多いので、トッシィーさんの後ろに付いているとまともに水しぶきを受けることになってしまいます。
少し行くとtomoちゃん、スーさんともう一人ekicycleのジャージの3人組。
トッシィーさんもekicycleのジャージを着ているので、軍団に飲み込まれた感じ。
でもそのままパスしていきます。
N嶋さんが付いてきたもよう。そのままのペースを保って先に進みます。
YOSHIさんがいました。
一緒に行こうと声をかけましたが、こんな緩斜面でもなぜかつらそうです。
どこまで行っても巴川沿いの同じような林道。
勾配も2%程度の緩やかな道なので、トッシィーさんの後に付いていくのはいいのですが、そろそろ日の当たる明るい道路に出て走りたい。
おっと、ミシガンさんが一人で頑張っています。
久しぶりにミシガンさんと一緒に走ることになりそう。
今回のグランフォンドはロングとノーマルともに、途中の「つくで手作村」で名物「作手フランクを食べようということになっていますが、その他にも何度か交差したり同じ道を走ったりします。
いーむーさんは深い前傾姿勢で、ぱんたあにさんは上体を起こした姿勢で、どちらにしても上体がブレずペダリングが軽そうです。
その後ろから来た、hbさんの牽く3人のトレインが更にその上前をはねて追い越していきます。
一旦は大きく離されたものの、トッシィーさんの頑張りで、すぐ手が届くところまで迫りましたが、ここでロングとノーマルの分かれ道。
ノーマルは巴山の傍を通ってまもなく「つくで手作り村」ですが、ロングはこれから千万町坂を下ってくらがり渓谷を上ってくることになります。
あれっ、品川のKさんが一人でソフトクリームなんか食べています。
大会参加ではなく、来たついでにちょっとだけ一緒に走ろうと待っていてくれたのでした。
煙もうもうの屋台でフランクフルトを注文してかぶりついていると、電ちゃんが追いついてきて、スーパージャンボを注文。
自転車レース中にこんなの食べる人がいるんだ!
ロングのトップはN良番長。
電ちゃんが、グランフォンドの途中で会えたと言って無邪気に喜んで、記念撮影しています。
試食の小さな作手米のおにぎりももらって、水分補給もしたので後半に向けて出発です。
トッシィーさん、自分、N嶋さん、電ちゃん、ミシガンさん、品川のKさんの6人。
三河湖までほぼ平坦な道を気持ちよく飛ばします。
三河湖に架かる橋のところでダムになっていますが、もちろんダムカードをもらうような余裕はありません。
でもせっかくなので湖に向かって記念撮影。
羽布ダムから少し下った後、品川のKさんとはお別れ。
残り5人には2つめの峠に向かう上りが待っています。
激坂というわけではないので、ゆっくり上っていけばなんとかなりそうですが、ここでトッシィーさん、まさかの失速。
しょうがないので前に出ます。
電ちゃんとミシガンさんは余裕の世間話。
峠らしきところで待っているとすぐにトッシィーさんも上ってきました。
N嶋さんが「この先は一本道ですか?」
道に迷うことがないとわかると、あっというまに下っていきます。
下りの得意なミシガンさんが後を追い、見事なカーブラインを描いていきます。
電ちゃんもトッシィーさんの前に出て追っていきます。
トッシィーさんはすかさず後ろにつきます。
自分は下りの技術がないので、カーブでは離され、緩い直線でなんとか追いつき、というのを何度も繰り返します。
なにしろ15kmほども下ってのゴールです。
無理はしませんが、出来るだけ頑張って、同タイムゴールを果たしたいところ。
下ハンを持って、できるだけ風の抵抗を減らしながら前走者のコースをたどっていくと、不思議なほど安定して走れています。
ずっと下りのはずが、ちょっとした上り区間になって、ミシガンさんがあえいでいます。
電ちゃんとトッシィーさんと自分と3人は勢いのまま横を通り過ぎます。
もう香嵐渓。
飯盛山の東側を回りこんで川沿いに走ってゴール。
もちろんここで前に出るようなことはしません。
街中でバトルを繰り広げるのは危険ということもあるし、ここまで牽いてもらって十分楽しんできました。
自転車は紳士のスポーツという認識もあります。
電ちゃん3位ゴール。
到着時刻12:03。
4着はトッシィーさん。5着は自分。
3・4・5着は同タイム。
N嶋さんの前に、Sさんという人がいました。11:42と記録されています。これは想定外。
ミシガンさんが到着。
久しぶりにというか、ミシガンさんが帰国して以来、初めて先にゴールしたような気がします。
また一緒に走る楽しみが出てきました。
YOSHIさんは道を間違えて86kmも走ってしまったようですが、電ちゃんに言わせれば、それもグランフォンドの楽しみの一つのようです。
自分がそういう目にあったらパニックに陥りそうですが。
全員の到着を待ちます。
ロングのトップはM野さん。今日はKYBのジャージです。
2位にはFRジャージのHさん。
3位に70kmも自走のN良番長。つくで手作村であれだけまったりとしていたのに、さすがです。
Metalさんは工事中の激坂を上ってしまって、タイムロスをしたようですが、復調の兆し。これからまたジュニアとともにACAのイベントを盛り上げてくれるでしょう。
続いて鉄のGIOSさん。
hbさんを置いてきてしまったらしい。
トレックロさん。
Shoro'sジャージのK野さん。
あの難コースを13時台でゴールはすごいです。
三河湖から35km近く下り基調とはいえ、枯れ枝と落ち葉の道。
上りの時より下りのほうが技術を必要とするのは間違いありません。
今回はトラブルがいくつか発生してしまいました。
残り19km地点でtomosジャージの若い人が落車。擦り傷程度で済んでよかった。
speedoジャージのK合さんがスポークが折れて歩いているとの情報も。
こちらはなんとか自力でゴールしました。
17時近くになってそろそろテントの片付けかというころ、ヒラポンさんから連絡。
友人が落車。ゴールまで20kmくらいのところ。
電ちゃんがマイクロバスで迎えに行き、病院で検査。
どうも実力以上に無理をしてしまったようです。
時刻も時刻だけにちょっと焦りの気持ちもあったのかもしれません。
下りでの過信は大きな事故につながります。
事故なくゴールするのが楽しいサイクリングの第一条件です。
ツールドあいちはレースのような楽しみ方もできますが、事故を起こしてしまっては台無しです。
他人と一緒に走るうちに走り方を覚えたり、自分の実力を確認して、長く続けられるスポーツにしていきたいものです。
走行距離 : 79.93km
平均速度 : 23.3km/h
最高速度 : 60km/h
走行時間 : 3:25:26
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FOCUSの山田さん、お疲れさまでした。
返信削除グランフォンドは真骨頂発揮、得意な分野ですね。
私は車の調子も悪かったし、仕事もあったので、この連休は
仕事と部屋の掃除で終わりそうです。
残念!
ぶるほんアンカーさん
削除得意な分野ってことはないんですが、
一緒に走ってくれる人がいるとやっぱり楽しいです~。
私もこの連休中、自転車に乗ったのはこの1日だけ。
あとはブロック塀のペンキ塗りをしたり、雑草取りをしたり
風呂掃除をしたり、買い物に付き合ったりと
下僕生活でした。
お疲れさまでした〜
返信削除あの林道、ノーマルの人たちは逆から上ったのですね・・・(驚)
あの林道は大変でした。
前後には誰もいないし、いつまでも続くし、本当にこの道?と思いながら
ひたすら我慢の走行でした。
おかげで それまでの峠の大変さは薄れてしまったかも(笑)
ゴール時の あの「パフパフ」っていうラッパの音でのお迎えは
よいですね〜 なんだか嬉しかったです。
今回も写真をいただいていきます〜いつもありがとうございます。
秋さん
削除あの川沿いの林道は枯れ枝と水たまりの連続で
これでもかというほど長かったですね。
上りはまだしも、下りは苦行だったでしょうね(^^ゞ
お出迎えラッパ、喜んでいただけましたか!
郡上でもやっちゃおう(笑)
Focusの山田さん
返信削除会った人全員のハンドルネームを覚えてるいてブログに書ける能力に感服です。
峠の走りも含めて7年程前に出会った頃よりパワーアップされているのにあやかりたいです。この夏は足助通いで乗った距離は伸びましたが坂は避けてましたからね。GFでは通用しませんでした。またよろしく!
ミシガンさん
削除ここに挙げたハンドルネームの人たちは、探訪でも何度もご一緒している人たちです。
忘れっぽくなったとはいえ、まだ大丈夫です。
足助通いで練習を積んでいるのはよく分かりましたよ。
上りの苦手意識ももうないでしょ?
次回はロングに挑戦してください。ラッパでお出迎えしますよ(笑)
巴川沿いの林道で黒いサングラスは失敗でした。
返信削除よく見えなくて、水たまりに嵌る;枯れ枝を踏む:カーブでまさか車が出てくるとは。
急ブレーキで自転車横滑りしながらも接触は回避出来ました。
一人旅で道に迷い、地元の人に道を尋ね;ガソリンスタンドで道を尋ね、
やっとお目当てのフランクフルトにたどり着けました。美味しかった。
YOSHIさん
削除ドラマがあったんですね。
その時は心細い思いをしても、振り返れば良い思い出になるかもしれませんね。
でも一歩間違えれば危険と隣り合わせ。
安全第一で、末永く自転車ライフを楽しみましょう。