自由曲は新版フルート100曲集から「青い影」と「ある愛の詩」
もちろん完璧という訳にはいかないが、それなりに練習をしたので、すんなりと○を貰えると思っていた。
ところが、KOEHLERの8番はやはり音符が読みづらく、ブレスをしたあと一気に駆け上がっていくところで音を見失う。
練習のときにはできていたのに、しまったと思っているうちに2段目の少し変化するところでまたわからなくなる。
途中からやり直して、6段目からの課題、スラーとスタッカートの使い分けは息が苦しくなりながらもスタッカートを押さえた。
最後のppは、それこそ息も絶え絶えになりながら、フェルマータを伸ばして終わる。
全体的にミスが多く、一連の曲になっていないので来週やり直しと思ったが、
1)4分音符と16分音符のタイでつながった長さがきちんとできていたこと、
2)スラーとスタッカートは使い分けができていたこと、
3)中音域の♭ミのとき、左人差し指をちゃんと外したこと
を先生が評価してくれた上で、できなかったところを一緒に吹いてくれて、おおまけの○。
下2段は間奏部 |
自由曲の「青い影」は、楽譜だけでは一拍半休んだあとのシンコペーションができないので、スマホのメトロノームを出して吹き始める。
最初の音を間違えてやり直し。
次から次へと出てくる休符のあとのシンコペーション。
家ではできていたのに、楽譜をちゃんと見ようとするとメトロノームが見えなくなってぼろぼろ。
間奏部分はふつうは飛ばしてしまうのだが、この曲は本来、ここが聴かせどころだと思うので、楽譜より1オクターブ上で吹いてみた。
譜面上の旋律は練習の成果を発揮することなく失敗の連続だったが、この間奏部分を先生が気に入ってくれて、さらに「せっかくだから少し華やかにしましょう」と装飾音をつけてくれて、2人で盛り上がった。
「ある愛の詩」はdolce(やさしく)ではじまり、中間部はespress(情熱的に)
ニ短調の基本的に暗い曲なのだが、なかでも「この部分」というところがある。
そういう変化や抑揚を感じて吹いていかなければいけない。
「情感がでていましたよ」と○。
帰り道、歩きながらふと、爪を噛もうとしているのに気づいて驚いた。
「もう少しきちんとできると思っていたのに」
「フルートフェスティバルで難しい課題に取り組んだおかげで上達しましたね、と言ってもらおうと思っていたのに」
少なくとも大人になってからは爪を噛むようなことはなかったはずだが、本番でしくじった悔しさからか、ひもじい感じと通じるところがあるのか、いじけた下向きの態度がそうさせたのか。
次の曲も簡単ではないが、もっと本番(といってもレッスンだが)で気持ちよく吹けるようにしておきたい。
そうでないと本当に爪を噛んでしまうかもしれない。
(早速、噛む必要がないくらい爪を短く切った)
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YMDさん、おはようございます。
返信削除フルートレッスンお疲れ様でした。
ご自身では、ご満足がいかなかったのでしょうか?
自分が納得が行かない ⇒ 確実にレベルアップしている証拠
・・・なんだと思いますよ!(^▽^)/
「爪を噛む」って、「じぃじ」もたぶんやっています。(笑
「なくて七癖」と言いますから・・・
もしかしたら自分では気づかない癖を、知らず知らずにやっているかもですね!
「ばぁば」によると・・・
「じぃじ」は、気持ちが内向きになるといつも「鼻歌」を歌っているそうです。(笑
じぃじさん、慰めのコメントありがとうございます。
削除それがなかなか、若い人と違って進歩が見えないんです。
自分では気づかずにやっている癖はあるんでしょうね。
私が鼻歌を歌っているのは「気持ちが外向き」のときですが(笑)