Gallery & Cafe POWDER
●ショーロって?●
2016年リオ・デ・ジャネイロオリンピック閉会式では
この「ショーロ」の曲からスタートしたほど、今でも
ブラジルで愛されている音楽。ボサノバやサンバの元になり
19世紀中頃当時の首都リオ・デ・ジャネイロで生まれた
ブラジル最古のポピュラー音楽。
日本ではCMに使われた「チコチコノフバー」は有名。
(CDの案内より)
その「チコチコノフバー」をHifuminくんに教えられてYoutubeで聴いたみたら、確かに聴いたことのある楽しい音楽。
フルートの自由奔放な響きが実に心地よい。
他の楽器との渡り合いも絶妙。
そんなわけでもともと予定していた尾崎勇太くんのコンサートを今回は取りやめて、岡本美登里さんのショーロを聴きに来た。
小さなお店にさまざまな椅子が並べられ、ほぼ中央の席に座る。
店の奥でビールと食べるものを注文し席に戻ると、まもなく演奏者たちが定位置に着く。
左にフルートの岡本さん、センターは7弦ギターの山田さん、右にはカヴァキーニョのだいどうじさかえさん。
私の位置から1.5mほどの近さ。
お客さんは30名くらいだろうか。
顔なじみの人も大勢いるらしい。
一口にショーロと言っても元々、先住民の音楽、白人音楽ポルカ、ワルツ、黒人の音楽、いろいろな要素が混ざりあってできたと言うだけあって、メロディアスな曲やリズミカルな曲など様々。
どれもフルートのテクニックが活かされる。
カヴァキーニョという楽器は初めて見たと言ったら、解説してくれた。
ほとんどウクレレに近い形で、弦はスチール。ピックで弾く。
もちろんメロディーを受け持つこともあるが(弦が短いので)音の伸びがなく、打楽器のように使ったりもする。
日本製もなくはないが、やはり現地のものがブラジル音楽にあった音がする。
フルートの岡本さんがメリハリよく進行していく。
そこに7弦ギターの山田さんとカヴァキーニョのだいどうじさんがボケとツッコミのような形で加わって、客を巻き込んでいく。
第2部ではボーカルの女性が2人参加。
二人ともポルトガル語?で優しい歌声を聴かせてくれた。
2部も終わり、アンコールにも応えたあと、半分ほどの客が帰り、残った人たちはだいたい楽器を持参している。
チラシに小さく載っていた。
※ライブ後、ホーダ・ヂ・ショーロを計画中!楽器もご持参くださいね!
楽器を持った人たちが奥に集まって円形に座る。
ギター、フルート、鍵盤ハーモニカ、パンデイロ(タンバリンそっくり)、それに振るとシャカシャカ音の出る楽器。
誰かが頭を取るとそれに合わせて全員で音を重ねていく。
それぞれが演奏したい曲を始めると、またそれに合わせていく。
海外を紹介するTV番組の中で見るような光景。
こんなふうに集まって演奏できたら、さぞ楽しいだろうなあと羨ましくなるほど。
息もピッタリあって素晴らしいと思っていたら、月に2度ほど集まってはこうして演奏をしているのだとか。
今日は来ていないが、パーカッションとかマンドリンのような楽器とかいろんな楽器を演奏する人も来るらしい。
CDを購入したら、3人がサインをしてくれた。
Obrigada!
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長いこと生きていて、フルートにはショーロという魅力的なジャンルがあることを初めて知りました。
返信削除生演奏の迫力、心も体も踊るうきうき感、そしてこのCDの素晴らしさ、何度聴いても飽きがこない。新たな魅力発見の毎日です。私にとっては本当にうれしい出会い。
生きていてよかった、思う今日このごろです。
Hifumin
Hifuminくん
削除初コメントありがとうございます。
私もHifuminくんに教えられて初めて「ショーロ」という音楽のジャンルを知りました。
私はフルート初心者ですが、クラシックファンというわけでもないので、目的意識も曖昧でした。
ショーロ、最高ですね。
私はまだまだできませんが、楽器を持ち寄って演奏できたら素晴らしいですね。
ぜひ時間を作って参加してください。
私はパンデイロにも興味を持ちましたよ。
少しでもリズム感を養うように一つ購入しようかと考えています。
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