~高木綾子さんを迎えて~
2020年1月19日(日)
14時開演(13時半開場)
ザ・コンサートホール(名古屋・伏見・電気文化会館)
ザ・コンサートホールは、実は初めてで楽しみにしていた。
近くの京都勝牛 名古屋伏見で昼食を済ませ、入場。
400人ほどの座席はすでにかなり埋まっている。
プログラム
I.ストラヴィンスキー/プルチネルラ組曲
W.A.モーツァルト/フルート協奏曲 ニ長調 K.314 神田寛明編曲
休 憩
尾高尚忠/フルート協奏曲 作品30a 神田寛明編曲
A.ドボルジャーク/スラブ舞曲 作品46 第8番
團伊玖磨/夕鶴幻想曲
指揮/小島岳志
演奏/名古屋笛の会フルートオーケストラ
フルート独奏/高木綾子
この日の一番の聴きどころは、なんと言っても高木綾子さんの緊張感のあるクリアーな音色。
女性のフルーティストは豊かな感情表現をを求める傾向が強いから、自分の好みから言うとちょっとなぁ・・と普段から思っているのだが・・・。
高木綾子さんは立ち姿も凛々しく、眼光鋭い。
情感というよりもっとストレートに、フルートの音色を最高のレベルで結実させて曲を奏でていく。
フルートオーケストラを従え、自らのフルートを際立たせる。
自分の乏しい音楽経験の中で言葉を探すと、「カラヤンの指揮、マイルス・デイヴィスのトランペットのように先が鋭く尖っている感じ」
最近はまっているブラジル音楽「ショーロ」の癒やし系の音楽とは違い、求めるのは究極のテクニック。
ところが解説を読むと、
「高木綾子は、確かなテクニックと個性溢れる音色、ジャンルを超えた音楽性で、今最も注目を集める実力派フルート奏者。」として、
国内外のコンクールの受賞歴の紹介。内外のオーケストラとの共演歴。
リサイタルや活発なCD録音。
「シシリエンヌ~フルート名曲集」
「卒業写真~プレイズ・ユーミン・オン・フルート」
「ジェントル・ドリームズ~20世紀のフルート音楽」
「青春の輝き~プレイズカーペンターズ」
クラシックからボサノバまでラテンアメリカの作品を集めた「南の想い」etc.
まだまだたくさん紹介されている。
ジャンルにとらわれず、その時々に好きな曲を聴いたり演奏したりしていいんだなと、ホッとすると同時に、この人が演奏するブラジル音楽も聴いてみたくなった。
フルートフェスティバルの案内も郵送されてきた。
5月24日の三井住友しらかわホールでの本番に向けて、また苦しみながらも楽しい練習が続くんだろうな。
少しづつ顔見知りになった人たちと、また会えると思うと待ち遠しい。
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